十字架上のキリストとその右に立つ聖マリアが描かれている。
日本で最も古いものに属すると言われていたのだが、原子爆弾の爆風を正面に受けたため大破。
現在のステンドグラスは戦後の復旧工事でパリのロジェ商会に発注したものだ。
後・側廊や高窓には色とりどりのステンドグラスがはめ込まれている。
側廊や脇祭壇の高窓の部分は創建当時ものも残されているが、1879年に改築された際のもの、次に1945年、原子爆弾によって入り口上部、祭壇奥が大破し戦後に修復されたもの、そして1990年の台風災害により破損した部分を補修したものと、大浦天主堂のステンドグラスは3度修復されているため、例えば同じ赤でも少しづつ微妙に違うので、よくよく観察してみよう。
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