四季それぞれに楽しみがある長崎。
冬ももちろん、長崎ならではの過ごし方がいっぱいだ。
今回は、ロマンティックで、ついついいいムードになってしまいそうな
3つのコースをご紹介しよう!



12月といえばクリスマス。 クリスマスといえば教会。
長崎の町を歩いていると、大浦天主堂や浦上天主堂のような大きな教会ばかりでなく、いたるところに小さな教会が点在しているのに気付くだろう。
それは長崎とキリスト教との長いつながりが残してくれた足跡だが、中にはお寺と教会が隣合わせになっていたりして、その景観は他の都市には見られない独特の風景だ。

クリスマスの時期に長崎を訪れるなら、ぜひ一般にも開かれた教会のミサ(プロテスタントの教会では礼拝という)に足を運んで、キリストの誕生を厳かに祝う祈りの場面を体験してほしい。
 

ひとくちに教会と言ってもその外観や内装、装飾品から受ける印象はさまざま。
五島を含め長崎県内の教会の数はとにかく多く、それぞれに個性がある。
建造物としての教会はもちろん宗派によっても違いが出て来るが、「いかに穏やかに祈りを捧げる環境か」ということを重視して建てられているらしい。

聖書の一場面などを表現したステンドグラスや聖母マリア像などを聖堂に配したカトリック教会。
祈りの象徴である十字架を正面に配し、外からの光が板ガラスを通じて入ってくるような造りのプロテスタント教会。
どちらの教会もクリスマスの行事は、アドベント(たいこう節)と呼ばれるキリスト誕生の4週間前(1ヶ月)からはじまる。
アドベントとはキリストの誕生を待ち望みその準備をする期間だとか。


長崎の中心部にあるいくつかの教会のクリスマスミサ(礼拝)は、次のようなスケジュールで行われる。

教会のミサ(礼拝)は信者さんたちにとって、厳かな儀式。
見学する際は、くれぐれもおしゃべりをしないように御注意ください。


※以下の情報は、2001年12月の取材当時のものです。
最新情報については直接お問い合わせください。


●浦上天主堂(カトリック)
12月24日 18:30〜/21:00〜 12月25日 7:30〜/9:30〜(拝観無料)

浦上天主堂(カトリック)のクリスマスミサは、子ども達がミサの役割を受け持ったミサと大人達のミサを時間帯的で分けている。
聖書朗読や、生まれたばかりのイエス様を司祭が抱え行列をなしながら馬小屋に安置する儀式、キャンドルサービスなどのクリスマスの一切の儀式の中でトランペットによる効果音を担当するのも信徒の中学生だとか。
リードする聖歌隊は純心中学校とそのOBのコーラス部。
今年のクリスマスのライトアップは12/15頃から行われる。


●長崎平和記念教会(プロテスタント)
12月16日 9:45〜/17:30〜(子どものためのクリスマス)
12月23日 10:15〜/14:00〜
12月24日 17:30〜/19:00〜(仮)(拝観無料)
(クリスマスキャロル/12月17日、12月25日)

長崎平和記念教会(プロテスタント)のクリスマス礼拝の儀式には、教会での礼拝だけでなく、老人ホームや病院、一般のお宅(信者かどうかに関わらず)へ子どもたちが訪問して賛美歌を歌うクリスマスキャロルなども含まれる。
訪問してほしい方も募集しているのだとか。


●日本26聖人記念聖堂(カトリック)
12月24日 24:00〜12月25日 11:00〜18:00〜(拝観無料)

日本26聖人記念聖堂(カトリック)はヨーロッパの教会がそうであるように長崎市内で唯一12月24日の24時(12月25日の0時)にクリスマスミサが行われる教会。
ミサの中で歌われる賛美歌はカトリック合唱団によるもの。


●中町教会(カトリック)
12月24日 21:00〜12月25日 9:00〜(拝観無料)

中町教会(カトリック)はアドベントを迎え、教会の中にはポインセチアなどを置き教会入口の門には星などのイルミネーションが灯される。
今年は、クリスマスミサの中で3人の方が洗礼を授かるとか。この洗礼の儀式は信徒以外の人はなかなか見る事ができないのでぜひ注目したい。


●長崎バプテスト教会(プロテスタント)
12月16日 11:00〜/17:00〜
12月22日 13:00〜(小学生のクリスマス会)
12月23日 10:30〜(クリスマス礼拝)
12月24日 18:30〜(キャンドルサービス)(拝観無料)

長崎バプテスト教会(プロテスタント)の12月16日11時からの特別集会では、元テロ組織の指導者で、服役中にキリスト教の信仰に目覚め宣教師となったヒュー・ブラウン氏(著書に『なぜ、人を殺してはいけないのですか』など)の講演が行われる。また、病院などを訪問して賛美歌を歌うキャロリングも行われる。
こちらの教会ではイルミネーションは、アドベントを迎えた11月25日から行われている。


●大浦天主堂(カトリック)
12月24日 21:00〜(拝観無料)

大浦天主堂(カトリック)は国宝で広く観光客に開放された教会のため、通常のミサは行われず、年に2回、クリスマスの12月24日と信徒発見の3月17日にだけミサが行われる。
クリスマスのミサは、聖堂内にイエス・キリストが誕生した馬小屋が配され、聖書の朗読や聖変化と呼ばれる祈りなどの儀式が行われる。
当日ミサの時間は拝観無料で入堂できるため、見学する観光客も多い。
今年は12月2日から聖堂入口に星形のイルミネーションが灯される。



||[長崎市中心部地図]||
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