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長崎市民の皆さんへ(新型コロナウイルス感染症に関する市長メッセージ)

更新日:2023年1月18日 ページID:039072

市長メッセージ(令和5年1月18日)

※動画メッセージはこちら   

1月17日に、長崎県において「医療ひっ迫警報」が発令されました。
各医療機関では、コロナ患者の対応などにより、ひっ迫度合いが高まっており、医療の現場は危機的状況となっています。
まず、コロナ入院患者数の現状ですが、第7波のピークが427人であったのに対して、第8波の現在は511人となっており、第7波のピークを既に超えています。入院患者の増加に伴い、コロナ受入医療機関以外の病院にも、多くのコロナ患者が入院しており、このため、コロナ以外の入院や救急の受け入れが制限されるなど、一般医療にも大きな影響がでています。

感染者数スライド
救急搬送の厳しい状況

救急患者の搬送先がすぐに見つからない救急搬送困難事案は、12月と1月を比較すると、3倍に増加しており、救急搬送においても、大変厳しい状況となっています。
このように、公表されている病床使用率以上に厳しい状況にあり、長崎医療圏の医療提供体制は危機的状況にあります。
入院患者や救急搬送が増加しているため、医療従事者の皆さんの心身の疲労は深刻になっており、中には離職される方もおられます。それによって、さらにスタッフが不足するなどして現場の状況がさらに厳しくなっていく、という負の連鎖が発生しています。

医療機関の負の連鎖
医療機関の現場は、非常に厳しい状況です。スタッフの疲労が限界にある中で、患者やそのご家族から病院の状況をご理解いただけない場合があり、精神的にも厳しいなどの悲痛な声も聞かれます。
このような中にあっても、懸命に市民の命を守っていただいている医療従事者の皆さんに深く感謝申し上げます。そして、市民の皆さんには、現在、医療が置かれている状況についてご理解いただきますようお願いします。
このような厳しい状況を踏まえた上で、市民の皆さんに改めてお願いします。
まず、積極的なワクチン接種にご協力ください。
また、発熱に備え、「コロナ抗原検査キット」と「解熱鎮痛剤」をご準備ください。
発熱などの症状がある時は、症状をよく見たうえで、ご自身での検査、自宅療養等の対応にご協力ください。自宅療養の過ごし方については長崎市のホームページをご確認ください。
重い症状以外の方で、医療機関の受診が必要な場合は、できる限り平日の診療時間内に受診をお願いします。
長崎の医療を守り、真に医療が必要な方々を守るために市民の皆さんのご理解・ご協力をお願いします。


令和5年1月18日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(7月29日)

※動画メッセージはこちら   

長崎市で新型コロナウイルスの新規感染者数が急激に増加しています。
感染者数の急増により、入院する人も増加しています。
このグラフをご覧ください。

111

黄色い背景が用意しているベッドの数、赤い折れ線が病床使用率です。
入院者数の増加に伴い、病床使用率が50%を超えるところまで上昇しています。
50%は、まだ半分余裕があるということではありません。病院の現場や高齢者施設の現場は、既に限界に近いところで対応していただいています。一方で、医療従事者などの方々の感染も増えています。発熱外来の利用者も増加しており、コロナだけでなく一般の医療も含めた医療危機の状況になってきています。
夏休みに入り、お盆の帰省などで人の往来が増えることが想定されます。感染のリスクもさらに高くなるおそれがあります。

そこで、市民の皆さんにお願いです。
●基本的な感染防止対策と日頃の体調管理の徹底をお願いします。部屋にいるときは、こまめな換気をお願いします。
●会食の際は、認証店を利用し、マスク会食や密にならない工夫などをお願いします。
●高齢者や基礎疾患があるかたは、感染リスクが高い場所への外出を控えてください。
●帰省するときは、事前に陰性の確認をお願いします。
●感染が心配なかたは、県が実施している無料検査を受けてください。
●精霊流しは、少人数や短時間にするなどの対策をお願いします。また、流す前や流した後は大人数や長時間の会食を控えましょう。
●積極的にワクチンを接種してください。接種によって、重症化予防に効果があります。

自分の健康を守るため、大切な人を守るために、そして、長崎の医療を守るため、皆さんのご協力をよろしくお願いします。

令和4年7月29日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(4月22日)

※動画メッセージはこちら   

  長崎市の新規感染者数が増加しています。注意が必要です。

  このグラフをご覧ください。棒グラフが一日の感染者数、折れ線グラフが一週間の新規感染者数を示しています。第4波、第5波と比べて、第6波がいかに多くの感染者を生み出してきたか、一目瞭然です。

新規感染者数グラフ0422
 もう一つ。それまでの波は一旦収まっていましたが、今回は収まりきらないうちに、また感染が再拡大しています。このままいくと、他県でも起きているように、経験したことのないような高い感染の波になっていく恐れがあります。

 感染者数が増えると、どうしても入院者数も増加します。
 私たちは第4波の時に、コロナ用の病床が足りなくなったり、コロナ用の病床を用意するために一般医療に影響が出たりする、医療崩壊ギリギリの状況を経験しました。その状況はどうしても避けなければなりません。
 一方で、社会経済の動きは、以前のように強い行動規制をかけることが難しい状況になっています。感染防止に努めながら、社会を動かし続けることも大事です。

 長崎市は今回の感染の波への対応について、次の三つが重要なポイントと考えています。
 一つは、医療の崩壊を防ぐこと。保健所機能の確保も重要です。
 二つ目に、軽症が多く宿泊療養や自宅療養が増える中、容体が急変したりして医療が必要になった方に確実に医療を届ける体制をつくること。
 三つ目に、感染の波の高さをできるだけ抑えて、社会や経済の機能を維持することです。
 現在、この三つを重要ポイントとして、対策を講じています。

 そういう中、ゴールデンウィークを迎えます。
 県外から帰省する人や、観光客の往来も増えるため、どうしても感染のリスクが普段以上に高くなります。そこで、市民の皆さんに改めてお願いがあります。

  • 基本的な感染防止対策を徹底してください。マスクを付ける、密を避ける、といった対策はもちろん、帰省や旅行の際の行動には、特に注意が必要です。
  • 積極的に3回目のワクチン接種を受けてください。特に若い世代の皆さんにお願いです。若い世代の皆さんも重症化することがあるだけでなく、後遺症が残るリスクはむしろ若い人が多いという指摘もあります。自分の健康のためにも、周囲の大切な人を守るためにも、積極的なワクチン接種をお願いします。

 ゴールデンウィークの後の感染の広がりをできるだけ抑え、社会や経済の活力を取り戻していくために、オール長崎で感染の波を乗り越えていきましょう。

令和4年4月22日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(2月20日)

※動画メッセージはこちら   

 3月6日まで延長されたまん延防止等重点措置は、今も長崎県全域に発令中です。

 そういった中、長崎市では、現在の感染状況や今後の見通しなどを踏まえて、公共施設の休館やイベントの開催について、一部見直しをすることにしましたのでお知らせします。
 まず、これをご覧ください。第6波による新規感染者数の動きを表したグラフです。1月末にピークを迎え、その後、ジグザグではありますが、新規感染者数が減少傾向にあることがわかります。
新規感染者数グラフ0218

 こちらは長崎大学の研究グループの先生方が2月9日に示された、第6波の長崎県の感染のシミュレーションです。2月20日現在ですと、このあたりにいます。このグラフでも、いま最初の波は越えつつありますが、一旦下り坂になった後、波が収まり切れずに、やや長期化することが想定されています。
新規感染者数グラフ0218
 こういった状況を踏まえ、長崎市では長期戦に備えた対応に切り替えることにしました。
 具体的には、ほとんどの公共施設について、基本的な感染対策の徹底を前提に、21日以降順次開館します。今後も休館を継続するのは、老人福祉センターや老人憩の家といった高齢者用の施設、児童館・児童センターといった児童福祉施設、入浴施設、離島の施設などです。市主催の行事やイベントについても、国の基準に則って、一定の制限をしながら、開催するものが今後増えていきます。
 こういった対応モードの変更に伴って、市民の皆さんに2つお願いがあります。
 一つ目は、引き続き、感染防止に努めていただきたいということです。今、長崎市、長崎県だけでなく、国も含めて、少しずつ対応を変化させ始めています。これは、感染防止対策をしなくてよくなるということではなく、社会経済との両立を目指して少し作戦を変更するということです。陸上競技に例えれば、これまで短距離走のような強い走り方をしてきたわけですが、ここからは持久走の走り方に切り替えるということになります。走ることをやめるわけではありません。お一人おひとりの感染防止対策、職場や家庭での感染対策は引き続き非常に重要です。
 もう一つは、ワクチンをできるだけ早く接種していただきたいということです。長崎市では全部の市民の皆さんが2回目の接種から6か月たったら、3回目を摂取できることにしています。接種券が届いたら2回目がいつだったか書かれていますので、確認していただいて、早めの接種をお願いします。
 医療現場のひっ迫はまだ予断を許さない状況が続いています。特に、高齢者の入院が増えているのが心配です。長崎市はこれからも、「重症化するリスクの高い人たちを守る」「医療の崩壊を防ぐ」「社会の機能を維持する」という第6波対策の3つのポイントを大事にしながら、きめ細かく対策を講じていきます。
 そして、これまでの波と同じように、みんなで力を合わせて感染の波を乗り越えていきたいと思います。ご協力をよろしくお願いします。


令和4年2月20日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(1月21日)

※動画メッセージはこちら   

 1月19日、政府は「まん延防止等重点措置」を長崎県に適用することを決定しました。期間は、1月21日から2月13日までで、長崎市と佐世保市が重点措置の対象区域として指定されました。
 まず、長崎市の新型コロナウイルスの感染状況について説明します。

0121グラフ1

このグラフをご覧ください。長崎市の新規感染者数の推移を示したグラフです。棒グラフが毎日の新規感染者数、折れ線グラフが一週間の新規感染者数を示しています。
 1月から始まった第6波では、これまでの第4波、第5波のピークを既に大きく越えています。
 感染者数の急増に伴い、今、長崎の医療に崩壊の危機が迫っています。
 医療機関の中には、コロナ病床確保のために、一般病床を縮小するなど、通常の診療に支障が出ており、予定の入院や手術の延期が余儀なくされています。
 また、医療スタッフが感染したり濃厚接触者になったりすることで、医療現場の人手が不足することも起きています。さらに、救急患者を受け入れることにも支障が生じています。
 長崎市は、医療崩壊の危機が間近に迫った危険な状況です。 

0121グラフ2

 こちらのグラフをご覧ください。これは、長崎大学の公表資料をもとに感染者数の推移の予測をイメージ化したものです。今回の第6波がどれだけの高さで、どれくらい続くのか、現状では全く予測ができない状況です。
 この第6波の、波の高さを抑えるとともに、波を出来るだけ早く終わらせることが大事です。そのために出来ることは、普段接触していない人との接触をできるだけ避けることと、3回目のワクチンを接種することです。 

 市民の皆さん、感染拡大防止のため、次のことをお願いします。
●基本的な感染防止対策をこれまで以上に徹底してください。
●不要不急の外出を控えてください。
●不要不急の県外との往来は自粛してください。
●会食の際は、コロナ対策認証店で、普段一緒にいる方と、4人以内かつ2時間以内でお願いします。また、会食の際も、マスクを外したままの会話は控えてください。
●積極的な3回目のワクチン接種をお願いします。

 市民の皆さん、医療が非常事態にあることをぜひご理解いただき、皆さんの適切な行動で長崎の医療が崩壊することのないよう、ご協力をお願いします。
 みんなで協力して第6波を乗り越えましょう。よろしくお願いします。

令和4年1月20日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(1月15日)

※動画メッセージはこちら   

 2022年を迎え、昨年の11月、12月と落ち着いていた感染状況に変化が生じています。
 県は新型コロナウイルスの感染者の増加を受けて、1月13日に感染レベルを2の1に引き上げました。これは長崎県の感染レベルが「警戒警報」の段階に入ったことを示しています。

 私たちは、既に第6波の中にいます。第6波の中心はオミクロン株です。その特徴を見てみましょう。

0115_10万人

 直近一週間の10万人あたりの感染者数を示したこのグラフをご覧ください。
 週あたり30人超えるまでに、第4波は39日、第5波は33日かかっています。ところが今回の第6波は、たった10日で30人に達しました。第5波のなんと3倍の速さで感染が広がっているということになります。
 この感染力の強さが、オミクロン株を中心とする第6波の特徴の一つです。

 もう一つの特徴は、感染しても無症状または軽症の人が多く、重症化しにくいことです。現在のところ、長崎医療圏での重症者はゼロとなっています。
 このように、第6波はこれまでと違う特徴を持っています。これまでとはまったく違うウイルスと考えた方がよいかもしれません。

 そこで長崎市では、第6波への対策として、次の3点が特に重要と考えています。
 一つは、重症化しにくいといっても、やはり高齢者や基礎疾患をお持ちの方は重症化のリスクが高くなります。一つ目のポイントは「高齢者や基礎疾患がある方の感染を防ぐ」です。
 また感染者が爆発的に多くなると、病院や保健所の機能がストップしてしまいかねません。そうなると影響は絶大で、まち全体が大混乱に陥ります。二つ目のポイントは「保健所や医療の崩壊を防ぐ」です。
 さらに、感染者や濃厚接触者が多くなると、隔離者が増え、社会の機能自体に支障をきたします。社会を支えているエッセンシャルワーカーと呼ばれる人たちが動けなくなるからです。三つ目のポイントは「感染の波の高さをできるだけ抑えて、社会の機能を維持する」です。

 こういったポイント踏まえた具体的な対策として、「入院病床を確保する」「利用が増えると思われる宿泊療養施設をしっかり確保する」「自宅療養者のケアの体制をつくっていく」といった準備を既に進めています。
 また3回目のワクチン接種も、医療関係者から順に既に始まっています。65歳以上の方には1月下旬から順次接種券をお送りします。

 最後に、第6波をできるだけ早く乗り切るために、市民の皆さんにお願いがあります。

  • オミクロン株は、これまでとは比べ物にならないくらい感染力が強いウイルスです。基本的な感染防止対策をこれまで以上に徹底してください。
  • 感染拡大地域との往来は自粛してください。
  • 会食の場で感染する人が多いのも特徴です。会食する場合は、コロナ対策認証店で、普段一緒にいる方と、4人以内かつ2時間以内でお願いします。
  • ワクチンの接種券が届いたら、できるだけ速やかに接種をお願いします。
  • 症状はないけど、「感染しているのでは」と不安を感じる方は、無料検査を受けてください。市内17か所で受けられます。
  • 少しでも体調が悪い場合は、かかりつけ医に電話で相談してください。迷ったら長崎県受診・相談センター0120-071-126へ。

 やみくもに怖がる必要はありません。落ち着いて、基本の対策を徹底して、みんなで協力して第6波を乗り越えましょう。よろしくお願いします。

令和4年1月15日
長崎市長 田上 富久

令和3年

市長メッセージ(9月10日)

※動画メッセージはこちら   

 9月9日、政府は長崎県に発令していた「まん延防止等重点措置」を9月12日までで解除することを決めました。
 これを受けて、長崎県下全域に発令されていた長崎県独自の緊急事態宣言についても、解除されることになりました。
 9月13日からは、飲食店等に対する時短要請、終日の酒類の提供の自粛などの要請も解除になります。 

 それでは感染防止のための行動を一気に緩めてしまっていいのでしょうか。まったくそうではありません。
 まず、現在の長崎市の感染状況について説明します。

0913長崎市の発生状況

 このグラフをご覧ください。長崎市の新規感染者数の推移を示したグラフです。左側が第4波、右側が第5波です。
 棒グラフが毎日の新規感染者数、折れ線グラフが一週間の新規感染者数ですが、これを見ると第5波は既にピークを過ぎて、減少局面にあります。
 これは、お盆前の早い段階から観光施設を閉めたり、市民の皆さんに外出自粛を呼びかけたりと、積極的な感染拡大防止策を取ったこと、そして市民の皆さん、事業者の皆さんがそれに全面的に協力してくださったおかげです。本当にありがとうございます。

 これから、市民生活を少しずつ取り戻していく時期に入りますが、実はこれから9月いっぱいが長期に感染を抑えるためにとても重要な時期になります。

0913感染者イメージ

 こちらをご覧ください。これは、9月10日に長崎大学が発表した今後の感染者数の予測をイメージ化したものです。
 もし今、まん延防止等重点措置が解けたからと感染対策を急に緩めて生活すると、10月にはこの赤い波のように感染者は瞬く間に増えてしまいます。そうならないためには、9月いっぱい、人との接触をできる限り避けるなどの慎重な行動を続けていくことが必要です。それが実行できれば、10月に入ってもこの青い波のように感染の波が大きくなることを抑えられるだろうということを表しています。

 これまで長崎市では、長崎大学が示したこのシミュレーションに従い、感染防止の時期を見極め、対応してきました。そして、市民の皆さん、事業者の皆さんの協力によって、おおむね目指した結果を出してきました。
 今回も、急に行動制限を緩めることなく、9月末まで感染に細心の注意を払いながら、徐々に日々の活動を取り戻していくことで、この青い波のように感染を抑えていきたいと思います。

そこで市民の皆さんにお願いがあります。

引き続き
●不要不急の県外との往来は自粛してください
●会食はできるだけいつも一緒にいる家族でとるようにしてください。
 外食の場合は、感染対策が徹底されたチーム長崎セーフティ認証店をご利用ください。
 併せて、飲食店の皆さんには、認証制度の取得をお願いします。
●家庭内でも感染対策をしっかりとってください。
●ワクチンを接種できない年齢の子どもたちを感染力の強いデルタ株から守るためにも、自分と周囲の人を感染から守るためにも、ワクチンの積極的な接種をお願いします。

 繰り返します。まん延防止等重点措置は解除されましたが、第5波はまだ完全に収束したわけではありません。急に緩むのは危険です。9月いっぱいは、人との接触の機会を減らし、慎重な行動の継続をお願いします。

令和3年9月10日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(8月27日)

※動画メッセージはこちら

0827表紙

  8月25日、政府は「まん延防止等重点措置」を長崎県に適用することを決定しました。期間は、8月27日から9月12日までです。
 これを受けて、長崎市と佐世保市が、重点措置の対象区域として指定されました。 

0827グラフ1

 それではまず、指定の理由となった長崎市の感染状況について説明します。
 このグラフをご覧ください。長崎市の新規感染者数の推移を示したグラフです。左側が第4波。右側が第5波。
 棒グラフが毎日の新規感染者数、折れ線グラフが一週間の新規感染者数ですが、これを見ると私たちが第5波の中にいることがよくわかります。また、折れ線グラフが示すように、感染者数は増え続けていて、まだピークがいつ来るのかわからない段階だということが分かっていただけると思います。

0827グラフ2

 次にこちらのグラフをご覧ください。これは直近一週間の人口10万人あたりの感染者数を示すグラフです。
 赤い線が長崎市、青い線が長崎県を表していますが、これを見ると、第4波の時は長崎県の中で長崎市が突出して感染者が多かったことが分かります。
 ところが今回は、長崎市と長崎県全体が同じようなペースで増えています。しかも青い線を見ていただけるとわかるように、県全体は第4波の時より第5波がかなり増えています。長崎市の赤い線も第4波のピークにだんだん近づいています。

 この二つのグラフを見てわかるのは、長崎市の感染者はまだ増え続けていて、どこまで増えるかわからない、ということです。
 しかも現段階で、コロナ対応病床は、すでに半分以上が使用されています。
 これらのデータは、今が長崎市の感染状況を左右する非常に大事な時期であるということを示しています。つまりこのままどんどん増え続けて、大都会で起きているような医療崩壊に近い状態になっていくのか、あるいはここで感染の広がりを抑えて早い時期の収束につなげるのか。まさしくその正念場にいるということです。
 長崎県にとって初めての「まん延防止等重点措置」は、このような状況を踏まえて適用されたものです。
  これから学校は二学期に入ります。人の動きが変わるこの時期に、市民の皆さん、事業者の皆さんと一緒になって、感染の波をなんとしても食い止める。そして、医療の崩壊を防ぎ、市民の皆さんの命を守る。まん延防止等重点措置の期間を、そのための期間と捉えたいと思います。

 まん延防止等重点措置が適用されると、飲食店等の営業時間は一律に午後8時までとなり、酒類の提供は終日できなくなります。飲食を主にしているお店でのカラオケも使えなくなります。
 また、1,000平方メートルを超える大型商業施設などの営業時間も8時までとなります(イベント開催時や映画館は9時まで)。
 併せて、9月12日までの期間、市の公共施設は原則として休館とします。ただし図書館、ふれあいセンターなどでの本の返却と予約本の貸し出しは利用可能、保育所・幼稚園、診療所などの生活に必要な施設は開設します。

市民の皆さんに改めて次のことをお願いします。

●不要不急の県外との往来は控えてください。 
●外出をできるだけ減らしてください。 
●家族以外との会食は控えてください。 
●家庭内でもこまめに手洗いや換気をしてください。油断は禁物です。

 8月27日から9月12日までの「まん延防止等重点措置」の期間を、感染の流れを止める期間とするために最も大事なことは、小さなことのように見えても、一人ひとりが、人との接触を減らすことです。
 第4波は市民の皆さん、事業者の皆さんのご協力によって、食い止めることができました。第5波も一人一人の行動の積み重ねによって、しっかりと食い止めたいと思います。9月12日までの期間、非常事態行動の徹底をよろしくお願いします。

令和3年8月27日
長崎市長 田上 富久 

市長メッセージ(8月20日)

※動画メッセージはこちら

 8月19日、長崎県下全域を対象に、緊急事態宣言が出されました。これは、国が東京都や福岡県などに出している緊急事態宣言ではなく、長崎県が独自に出した緊急事態宣言です。
 これに伴い、県外との往来自粛、外出自粛、飲食店への営業時間短縮などの要請が9月6日まで延長されました。 

 それではまず、長崎市の感染状況について説明します。
 私たちは、既に第5波の中にいます。左側の山が第4波、右側が今回の第5波です。第5波は感染拡大のスピードが速く、7月の下旬以降、新規感染者が急激に増えていることがわかります。 

0820若いかた

 こちらをご覧ください。これは、8月6日に長崎大学が発表した第5波の感染者数の予測をイメージ化したものです。
 もし、これまでと同じ感染防止対策のままなら、第5波は、この赤い波のように第4波を大きく超えて感染拡大が止まらなくなるだろう、でも、もし外出自粛などの行動変容をみんなでしっかり実行することができれば、第4波よりも大きい波にはなるとしても、この青い波のように、比較的早めに感染拡大を抑えることができるだろう、ということを示しています。 

 これを受けて、長崎市はすぐに観光施設等の休館や、市民の皆さんへの行動自粛の要請などに踏み切りました。これは、他の自治体より厳しい措置でしたが、感染が拡大してしまってからではなく、感染が拡大する時期にこそ移動や接触を減らすことが効果的だということは、私たちは第4波の時に既に経験しています。
 今回の第5波についても、第4波と同じように、市民の皆さん、事業者の皆さんと力を合わせて、早めに移動や接触を減らすことで、感染の波をできるだけ小さくする必要があります。

 第5波の特徴は二つあります。
 1つ目は、感染の中心になっているデルタ株は「感染力が非常に強い」ということです。日常的に、マスクや手洗いなど、基本的なことは行っているにも関わらず、ちょっと油断したスキに感染してしまいます。県外の人との接触による感染が、家庭内、職場内で広がっているケースが多くみられます。 
 2つ目は「若い世代を中心に感染が広がっている」ということです。
 これは新規感染者の年齢別のグラフです。第4波はどの年代も均等に感染していましたが、第5波はワクチン効果で60代以上の感染が減り、代わりに10代、20代の感染が最も多くなっています。
 このグラフは、入院した人の年代別のグラフです。第4波は60代以上の人が入院の中心だったのに比べて、第5波は50代以下の割合が大きくなっているのがお分かりいただけると思います。ワクチン効果は明らかです。
 さらに今後は、入院ではなく、宿泊施設での療養や自宅療養する人が増えてきます。今、そういう皆さんをケアする医療体制の整備を急いでいます。 

こういう第5波の特徴を踏まえて、感染の広がりを抑えるために、市民の皆さんに改めて次のことをお願いします。 
●不要不急の県外との往来は控えてください。 
●外出をできるだけ減らしてください。 
●家族以外との会食は控えてください。 
●家庭内でもこまめに手洗いや換気をしてください。油断は禁物です。

 最後に、もう一度繰り返します。デルタ株は、とても感染力の強いウイルスです。
 「家でも、職場でも、買い物に行く時でも、なるべく人と接触しない行動をとってください。」
 市民の皆さん一人ひとりが、人との接触を減らすことが、感染の広がりを防ぐ最も効果的な方法です。非常事態行動の徹底をよろしくお願いします。

令和3年8月20日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(6月8日)

※動画メッセージはこちら

長崎市を対象とした緊急事態宣言が6月7日をもって解除されました。
市民の皆さん、緊急事態宣言が発令されていた1カ月あまり、感染防止にご協力いただきありがとうございました。
引き続き、県外・カラオケ・変異株の3つのことに警戒しながら、ゆっくりと日常を取り戻していきましょう。

令和3年6月8日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(5月29日)

※動画メッセージはこちら

 5月28日に中村県知事から、長崎市の緊急事態宣言を継続すること、5月31日までとされていた長崎市民への外出自粛要請や飲食店などの営業時間の短縮要請を6月7日まで延長することが発表されました。
 5月末での解除とならなかったことは大変残念ですが、第4波を完全に抑え、医療崩壊を防ぐために必要な措置です。市民の皆さんには、あと一週間のご協力をお願いします。

 まず5月28日現在の最新の感染状況からご説明します。左側の山が第3波、右側が今回の第4波です。5月の中旬以降、新規感染者が減少していることがわかります。 

感染状況グラフ 
 こちらをご覧ください。これは4月21日に長崎大学が発表した第4波の感染者数の予測をイメージ化したものです。
感染予測イメージ

 もしそれまでと同じ対応をするなら第4波は、この赤の波のように第3波の2倍か、それ以上の感染者数になるだろう、でも、もしすぐに外出自粛などの行動変容を起こすことができれば、この青の波のように第3波とあまり変わらないレベルに抑えることができるだろう、ということを表したグラフです。
 これを受けて、長崎県、長崎市は、すぐに市民の皆さんへの行動自粛要請や施設の休館などの措置に踏み切りました。これは他の県より、いち早い動きでしたが、おかげでその時の目標であった「第3波とあまり変わらない感染者数」に抑えることができました。
 これは長崎大学の先生方のおかげであり、そして何よりも市民の皆さん、事業者の皆さんが感染拡大を防ぐために日々頑張っていただいたおかげです。本当にありがとうございます。
 ただ、皆さんご存じのように第4波は変異株が中心で、感染者数だけでは見えない第3波との違いがありました。変異株は感染力が強く、若い人も重症化させ、入院期間も長くなるといった傾向があります。
 これをご覧ください。長崎医療圏の入院者の数を表したグラフです。背景の黄色い部分が用意しているコロナ専用のベッド数です。そして、青い棒グラフが実際に使われたベッドの数です。

 病床推移グラフ

 これまで最高の140床を用意しましたが、それでも足りず「緊急時対応」として176床までベッドを増やしました。それによって、ようやくクリアできたということがお分かりいただけると思います。
 このグラフでお伝えしたい大事なことが、あと三つあります。
 一つは、このグラフに載っていない感染者がおられるということです。長崎医療圏では対応できずに、県央、県北などの医療圏に入院していただいた方が大勢おられます。そういう意味では長崎医療圏だけみると、既に崩壊状態にあったといえます。
 二つ目は、これだけのベッドを用意するために、一般病床を減らしているということです。手術や入院の時期をずらしたり、救急の体制を組みなおしたり、医療の現場は大変な状態で、患者さんへも影響が及びました。
 三つ目は、グラフでも読み取れるポイントですが、現在の入院者数がまだ十分減少していないということです。ベッドを140床に戻すと、今の状態は6割近くのベッドが使われている状態で、これは全国の緊急事態宣言が出されている地域と変わらない状態です。
 つまり長崎医療圏の状況は、ひとつの大きなクラスターが発生するだけで、すぐに医療崩壊に近づいてしまう状態だといえます。
 こういった医療の現状や、福岡県の緊急事態宣言が継続していることなど、まだ私たちは感染拡大が再燃するリスクの中にいるということをご理解ください。今回の一週間の延長はそれを避けるための対応ということになります。
 具体的な対応として、市の公共施設の休館も6月7日まで延長します。ただし、高総体等での利用については全国大会の予選も兼ねていることなどもあり使用可能とします。市主催の行事やイベントについても基本的にこれまでの対応を6月7日まで延長します。

 市民の皆さんには、引き続き「不要不急の外出を控える」「家族以外との会食をしない」といった「長崎市非常事態行動」の継続をお願いします。
 特に次の3点を忘れないようにお願いします。
「県外との往来や、県外の方との会食などを控えること」
「カラオケを利用しないこと」
「今、広がっているのは前とは違う変異株なので、前は大丈夫だったから、は通用しないこと」
この三つを忘れないようにお願いします。

 飲食店の皆さんには引き続き6月7日までの営業時間の短縮をお願いします。
 多くの皆さんが利用される集客施設も8時までの営業時間短縮に引き続きご協力ください。飲食店への時短営業協力金の申請、それ以外の業種の皆さんへの支援制度については、詳細が決定したものから順次お知らせをします。

 市民のみなさん、事業者の皆さん、6月7日の解除を目指して、ワンチームとなって、それぞれの場所で、立場で、感染防止のためにできることの継続をお願いします。

令和3年5月29日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(5月9日)

※動画メッセージはこちら

 5月8日、長崎市を対象に、緊急事態宣言が出されました。これは、国が大阪府や福岡県などに出している緊急事態宣言ではなく、長崎県が独自に、長崎市だけを対象に出した緊急事態宣言です。
 それは、長崎県の中で、長崎市が新型コロナウイルスの感染者が突出して多く、長崎医療圏が既に医療崩壊の危機に瀕しているという状況を踏まえたものです。  

 今日は、この「緊急事態宣言」を機に、改めて市民の皆さんにご理解いただきたい2つのポイントについてお伝えしたいと思います。

 1つ目は「長崎市の医療が崩壊に近づいている」という事実です。少しデータを使って説明します。
 これは、長崎市の感染者数の動きです。第3波の時は1日の感染者が20人を超えた日が7回ありました。今回は既にそれを超えているばかりでなく、ピークも55人と、第3波のピークだった31人を既に大幅に超えています。

 長崎医療圏の病床の状況を示すグラフです。黄色い部分が用意しているコロナ対応病床の数、青い線が実際に入院している人の数です。既に8割以上の病床が使われていることがお分かりいただけると思います。長崎医療圏だけでは対応できずに、県央や県北に送っている感染者もいることを考えると、長崎医療圏としてはすでに限界を超えていると言ってもいい状態です。
 毎日多数の感染者が出る一方、入院できる病床は少なくなり、宿泊施設や自宅での療養が増えています。もし今のペースで感染者が増え続けると、入院が必要な感染者が自宅療養するしかなくなります。そうなると症状の急変に対応できず、命の危険にさらされる可能性も出てきます。
 また、新型コロナ病床が足りないために、一般病床をコロナ病床に転換していますが、それによって今度は一般の診療にも影響が出てきます。入院や手術の延期はもちろん、救急患者の受け入れもうまくいかなくなります。
 長崎医療圏の現状は、毎日ヘトヘトになりながら必死で対応してくださっている医療関係者の皆さんが、ギリギリの状態で医療崩壊が起きないように支えてくれている状態だということ、医療の現場は大阪や東京の状態に限りなく近いということをご理解いただきたいと思います。

 もう1つの大事なポイントは、あなたやあなたの家族を感染から守り、かつ医療の崩壊を防ぐためには、「新しい感染者を減らすことしかない」ということです。
 今、私たち一人ひとりにできることをシンプルに言えば、いつも会っている家族や職場の人以外の人との接触をしないでください、ということになります。不要不急の外出自粛を今しばらく続けてください。家族以外との会食はしばらく控えてください。

 特に、次の3つはキーワードです。ご注意ください。
 1つ目は、「県外」です。北部九州、特に福岡県は感染が広がっています。避けられない場合以外は、県外への往来は控えてください。
 2つ目は、「カラオケ」です。カラオケ喫茶などでの感染が後を絶ちません。「これまで大丈夫だったから」という意識は危険です。カラオケの利用は控えてください。
 3つ目は、「変異株」です。感染力が強く、若い人たちも重症化させる変異株の怖さを決して甘く見ないでください。第3波までとは違います。あらゆる世代の、全員が、油断してはならないということを忘れないでください。

 市民の皆さんの4月下旬からゴールデンウイークにかけての外出自粛などの行動変容や、飲食店等の営業時間短縮の効果は、一部、確実に出てきています。素早い検査でクラスターを最少に抑える努力や、病院間の連携で病床を少しでも増やす努力も続けられています。こういった努力は必ず成果となって表れると思います。

 市民の皆さんの感染防止のための行動は、その中でも最も重要な対策です。
 最後に、もう一度繰り返します。
 「いつも会っている家族や職場の人以外の人と接触しない行動を継続してください。」
 よろしくお願いします。

令和3年5月9日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(4月25日)

※動画メッセージはこちら

 ゴールデンウイークを前に、市民の皆さんにお願いがあります。4月25日から5月11日まで、長崎市非常事態行動をお願いします。

 少し長崎の現状についてご説明します。
 私たちは、既に第4波の入り口にいます。第3波の時はそのピークの時期に感染者が20人を超える日が何度かありました。今回は、まだ入り口の段階であるにもかかわらず20人を超える日がすでに出ています。飲食店や福祉施設などでクラスターも発生しています。
 長崎大学の先生方は、もし私たちが今のような行動をしていれば、第4波のピークは、第3波の2倍以上になってしまう、と警告されています。

 思い出してください。去年の終わりから今年の始めにかけて、長崎の医療の現場は崩壊寸前でした。医療関係者の皆さんが来る日も来る日もヘトヘトになって治療に当たり続けて、一般の手術は延期できるものは延期したり、救急搬送を必死でやりくりしたりして、やっとのことで切り抜けることができた、本当にギリギリの状態でした。
 もしその2倍もの感染者が毎日出ることになれば、どんなに医療関係者の皆さんが頑張っても、長崎の医療は崩壊してしまいます。

 この波を、なんとかして第3波のレベルに留めるための唯一の方法は、感染者が最も増える今からゴールデンウイーク過ぎまでの時期に、一人ひとりが徹底して人との接触を減らすこと。それしかありません。

 そこで市民の皆さんにお願いがあります。
 5月11日までの間、不要不急の外出は自粛してください。もちろん、病院に行く。仕事や学校に行く。生活に必要なものを買いに行く。そういった毎日の生活の維持に必要な行動は例外です。ただ、その際にも買い物の回数や時間を減らすなどの工夫をお願いします。
 毎日の暮らしのポイントについては、市のホームページで「長崎市非常事態行動」として紹介していますので、参考にしてください。

 今年のゴールデンウイークは、「人と接触しないゴールデンウイーク」にしてください。いつもなら旅行に行ったり、帰省した家族や友達と集まったりする時期ですが、今年は控えてください。いつも会っている人以外の人とは極力接触しないようにお願いします。

 飲食店の皆さんには、午後8時までの営業時間の短縮をお願いします。第3波に続いてのお願いで、申し訳ありませんが、ご協力をお願いします。
 市の公共施設や観光施設などもしばらく閉鎖します。
 市主催の行事も、時期をずらせないもの以外は、中止・延期します。

 自分を守り、家族を守り、周囲の皆さんを、そして長崎を、社会を守るために、5月11日までの非常事態行動にご協力ください。よろしくお願いいたします。

令和3年4月25日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(2月22日)

※動画メッセージはこちら

長崎県から長崎市を対象に発令されていた特別警戒警報が2月21日で解除され、注意報に切り替えられました。同時に、市民の皆さんに対する不要不急の外出自粛の要請も2月21日で終了ということになりました。
これは昨年12月以降、長崎市に押し寄せた新型コロナウイルス感染症の第三波が、ようやく収まって、医療のひっ迫状態も落ち着きを見せてきたためです。
市民の皆さん、事業者の皆さん、そして医療、介護の現場を担う皆さんをはじめ、多くの皆さんの努力のおかげです。
ありがとうございます。

これまで休館していた市の施設、たとえば公民館、ふれあいセンター、老人憩の家などは2月22日からは再開します。
イベントや行事の開催も、これから少しずつ増えていきます。
ただし、急激な緩みは禁物です。
今も、毎日のように数人の新規感染者が出ており、この中のいくつかがクラスター化すれば、すぐに元に戻ってしまいます。
みんなで力を合わせて、感染を最小限に抑え続けながら、少しずつまちを元気にしていきましょう。

そこで、市民の皆さんに、あらためて三つのことをお願いします。
一つ目。引き続き3月7日まで、県外との往来は自粛をお願いします。
仕事などでやむを得ず県外に行く場合も、会食は控えてください。
これは県内にウイルスを持ち込まないためです。
二つ目。家庭や職場など身近な場所での感染に気をつけてください。特に5人以上での会食は引き続き控えてください。飲食は、感染防止をしっかり実施している店を選んでください。
これは、県内で感染を広げないためです。
そして三つ目。高齢者との接触には最大限の注意をお願いします。これは、高齢者の皆さんは症状が重くなりがちだからです。みんなで高齢者を守りましょう。

事業者の皆さんにもお願いがあります。
それぞれの業種によるガイドラインに沿って、しっかりと感染防止策を講じてください。

なお、ワクチン接種については、円滑に実施できるよう、1月にワクチン接種事業室を設置し、準備を進めています。
長崎市の場合は、かかりつけ医での接種を中心にしながら、集団での接種も併用する方法で行います。2月中にはワクチン専用のコールセンターを設置します。3月下旬にはまず高齢者の皆さんにクーポン券を発送し、4月から接種をスタートします。
これから少しずつ具体的な情報が増えてきますので、丁寧な発信を心がけたいと思います。
正しくご理解いただいたうえで、接種を受けていただきますようお願いします。

私たち一人ひとりが、気を緩めることなく感染症対策を徹底していけば、必ず感染拡大を食い止めることができます。一刻も早く日常を取り戻せるよう、一緒にこの困難を乗り越えていきましょう。
よろしくお願いします。

令和3年2月22日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(2月9日)

※動画メッセージはこちら

長崎市に2月7日まで発令されていた緊急事態宣言が解除されました。
市民の皆さん、事業者の皆さん、介護や医療関係者の皆さんなど、多くの皆さんのおかげです。

しかし、まだ、一つの大きなクラスターが発生すると、途端に病床がひっ迫してしまいかねない、そんな状態です。
そのため、長崎市には引き続き、特別警戒警報が発令されています。そして2月21日まで、不要不急の外出自粛が求められています。

緊急事態宣言期間中の前回のメッセージ(1月17日)でもお伝えしましたが、長崎市の感染防止のポイントは2つあります。

一つ目は「高齢者の感染を防ぐ」ことです。高齢者は感染すると重篤化しがちです。また、入院も長くなりがちです。2月4日時点のデータでは、長崎医療圏の新型コロナによる入院者の、全体の9割が60歳以上のかたになっています。病床を開けておくためにも、そして高齢者の皆さんの健康を守るためにも、何としても高齢者のクラスター発生を防ぐことが第一のポイントです。
二つ目のポイントは「人との接触を極力減らす」ことです。二次感染されたかたの7割は、家庭内や職場など身近なところで感染しています(1月16日~2月4日の接触者、濃厚接触者の内訳より)。これを防ぐためには、日常の中でも油断せずに注意することが大切ということになります。

長崎市でも、この2つのポイントに沿って対策を立てています。
例えば、「高齢者の感染を防ぐ」ための方策として、老人憩の家など、市の高齢者向け施設は2月21日まで休館しています。また、デイサービスの仕事をしておられる皆さんには、定期的にPCR検査を受けていただいています。ケアマネージャーや高齢者福祉施設の皆さんなどと協力して、感染防止に努めています。
「人との接触を極力減らす」ための方策としては、公民館やふれあいセンターなどを休館しているほか、市が主催する行事やイベントは、必須のものを除いて、中止・延期しています。
しかし、接触による感染を防ぐために、何よりも必要なのは、市民の皆さん一人ひとりの毎日の生活の中での注意です。「三密を避ける」「県外との行き来を控える」のはもちろん、「不要不急の外出を控える」「買い物は人の少ない時間に手短かに済ませる」などの「非常事態行動」をとっていただくようお願いします。いろいろな場面別の非常事態行動については、市ホームページ(感染を拡大させないための具体的な行動・PDFファイル生活の場面ごとの具体的な対策・PDFファイル)で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

繰り返します。今、長崎市には特別警戒警報が発令されています。多くの皆さんの努力でようやく感染者は減少傾向になりましたが、ここで緩めば、すぐに元に戻ってしまいます。「減少傾向をしっかり定着させること」。今は、そのための大事な時期です。2月21日まで、不要不急の外出自粛などの「非常事態行動」をとってください。よろしくお願いします。

令和3年2月9日
長崎市長 田上 富久

長崎市に対する「緊急事態宣言」を踏まえた市長メッセージ(1月17日)

こちらの 動画メッセージ をご覧ください。

(以下は一部抜粋)

1月16日、長崎県から長崎市に緊急事態宣言が出されました。期間は2月7日までです。皆様ご存じのように、長崎市および長崎医療圏では感染症の病床が非常にひっ迫した状態になっています。このまま感染者が増え続けますと、新型コロナウイルス感染症の感染者の方々だけではなく、一般の診療を必要とする皆さんにも大きな影響が出てきてしまいます。何としてもここで感染の流れを食い止めなければなりません。
市民の皆さんには、今、私たちは静かだが大きな災害の真っ只中にいるという認識を共有していただきたいと思います。そして、この感染の流れを食い止めるために、「不要不急の外出を控える」「さまざまな場面での接触を極力減らす」といった具体的な行動へのご協力をお願いします。

※メッセージでは、長崎市内の感染状況や、医療崩壊を防ぐための長崎市の取り組みなどについても紹介しています。
※詳しくは、動画メッセージをご覧ください。

市長メッセージ(1月10日)

感染拡大の波が止まりません。
この状況を受け、長崎県は1月6日、感染レベルをステージ4に引き上げ、県下全域に「特別警戒警報」を発しました。期間は1月7日~17日です。その中で、感染が最も広がっている長崎市内での外出自粛が特に求められました。

長崎市ではこれに先立ち、1月末までの期間、高齢者用施設や公民館、ふれあいセンターなどの休館、市主催イベントの延期・中止などを決定しています。これに加えて現在、長崎市独自に「長崎市非常事態行動」を市民の皆さんにお願いしています。
非常事態行動の具体的な内容については、こちらにお示ししていますので、ぜひご覧いただき、毎日の行動に役立ててください。

今の状況は大きな災害が発生したのと同じ非常事態です。これまでも市民の皆さんには、毎日の行動の中でさまざまな注意を払っていただいてきました。しかし、全国的な第三波の広がりは止まることなく進行し、長崎市内でも多くのクラスターが連続的に発生しています。病院や福祉施設などのクラスターに加えて、家庭内や職場内でのクラスター発生も増えています。
医療関係者の皆さんは、年末年始はもちろん、昼も夜もなく、私たちの健康と命を守るために全力で働いてくれています。しかし、長引く感染拡大の中で、限界に近い疲労が蓄積している状況です。感染症病床が不足し病床がひっ迫しているため、一般病床を感染症病床に切り替えながら病床を増やしていますが、それにも限界があります。また、切り替えにより、一般診療にも影響が出始めています。現状はまさに医療崩壊が始まっている状況といえます。
一人ひとりの行動で最大の注意を払う「自助」、店舗や職場、地域、学校などで取り組む「共助」、国・県・市などそれぞれのレベルで取り組む「公助」を総動員して、感染拡大を防がなければなりません。
市民の皆さんには、一日も早い収束につなげるために、ぜひ「非常事態行動」をとっていただくようお願いします。

令和3年1月10日
長崎市長 田上 富久

令和2年

市長メッセージ(12月25日)

※動画のメッセージはこちら

新型コロナウイルス感染症の第三波が全国に広がり、11月までは比較的穏やかだった長崎にも、その波が押し寄せてきています。
これから年末年始にかけて、私たち一人ひとりの行動が、この冬の感染拡大を止めることができるかどうかの分かれ目になります。
そこで、市民の皆さんにお願いがあります。

市民の皆さんへ
まず市民の皆様へ、県外を訪問する際は、改めて、それが本当に必要かどうかということを検討してください。どうしても訪問しなければならない場合も、飲酒を伴う会食はぜひ控えてください。
また、家族以外の方々との5人以上の飲酒を伴う会食は控えてください。
そして、飲食店を利用される場合は、最大限の感染対策の徹底をお願いします。

地域の行事について
感染拡大の厳しい状況が続く中、地域での行事の開催についても、ぜひ慎重に判断をお願いします。
開催される場合は、マスクの着用、手洗い、消毒、換気、三密の回避など、感染対策を今まで以上に徹底してください。

事業者の皆さんへ
事業者の皆様へのお願いです。
特に飲食店の営業継続にあたっては、従業員の皆さんの健康管理の徹底、ガイドラインの遵守をお願いします。

帰省をご検討の皆さんへ
帰省を検討されている皆様にお願いがあります。
県外からの帰省については、ご自身の健康状態を見極めたうえで、慎重に判断をお願いします。
ご家族の皆さんからも、遠くにいるお子さんに声をかけてあげてください。
高齢者や基礎疾患を持った方と接触の機会がある場合は、特にご家族とよく相談してください。
そして帰省する場合は、できるだけ混雑する時を避けていただければと思います。

年末年始に向けて
年末年始に、初詣など、外出する機会もあるかと思います。
そういう場合は、混雑する時間、混雑する場所をできるだけ避けていただければと思います。
年末年始、行動の分散化がとても大事になります。
年末年始の休暇にあわせた年次休暇の取得についても工夫を検討していただければと思います。

誹謗中傷や風評被害を無くしましょう
今、新型コロナウイルスの感染者、医療関係者の皆さんなどへの誹謗中傷、あるいは感染者が働いていたことを公表した店舗や事業者などに対しての風評被害も発生しています。
市民一人ひとりの思いやりで支え合う、そういうまちを目指そうと長崎市では「やさしいまち宣言」を行っています。
一人ひとりの皆さんが、苦しんでいる皆さんをそれ以上、苦しめないような行動を心掛けていただければと思います。

この冬は静かな年末年始を
この冬は、静かな年末年始にすることで、来年の1年間がいいスタートを切れるように、感染を広げる年末年始ではなくて、感染を納める年末年始に、皆さんと一緒に行動していきたいと思います。
ご協力をよろしくお願いします。

令和2年12月25日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(12月19日)

「長崎やさしいまち宣言」を行動に!

全国に広がる新型コロナウイルス感染の第三波が、長崎にも確実に押し寄せてきています。
長崎市役所でも12月に入って副市長と秘書課職員に感染者が出ました。副市長については、私の周囲でもっとも感染防止に気をつかっていた人だったので、陽性の報告を聞いた時には本当に驚きました。
長崎市ではこれまで「県外との移動」「接待を伴う飲食店」の二つに由来する感染がほとんどでしたが、少しずつ「原因不明」の感染例が増えてきています。いよいよ誰が感染してもおかしくない状況になってきていると感じます。

新型コロナウイルス感染症は、気づかないうちに感染し、気づかないうちに感染させてしまう怖さを持っています。それは、今は感染していない人もいつ感染するかわからない、ということを意味しています。
感染した人も、感染させてしまった人も、驚き、自分を責めたり、苦しんだりしがちですが、そういう人たちに追い討ちをかけるのが、“コロナ差別”“コロナいじめ”“風評被害”です。
今回、副市長の感染についても「クラスターが発生した店で見かけた」「会合の後に『接待を伴う飲食店』に立ち寄った」などのウワサが、特にSNS上で広がっているようです。これはまったく事実無根です。副市長出席の夜の会合は一件もなく、もちろん接待を伴う飲食店に立ち寄った事実もありません。それについては既に記者会見でもご報告させていただいていますし、市のホームページでもお知らせしています。

もちろん副市長の件は、一つの事例に過ぎません。これまでも長崎では新型コロナをめぐって差別やいじめ、風評被害が発生してきました。故意にウソを広めるのは論外ですが、何気なく事実でない情報をそのまま流してしまったり、感染者を傷つける話し方をしてしまったり、感染リスクの最前線で頑張っている人たちを遠ざけてしまったりすることがないように、一人ひとりが気をつけなければなりません。
「もし自分がその立場になったらどうだろう」。だれが感染するかわからない状況だからこそ、その想像力を持ちたいと思います。
もし事実だと確証がない情報があなたのところに届いたら、「それは確かな情報?」「責任が持てる情報?」と聞き返してください。そして、もし話してもいい情報だと確信が持てなければ、あるいは苦しむ人を余計苦しめる可能性がある情報だと感じたら、その流れをあなたのところで止めてください。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大には、私たちの社会のありようを考える機会を与えてくれているという側面があります。
医療関係者などリスクの最前線でみんなを守ってくれている人たちや図らずも感染してしまった人たちを、更に苦しめるまちになるのか。それとも、そういう人たちを守り励ますまちになるのか。いま、長崎でも、一人ひとりに問われています。
もちろん目指すのは守り励ますまちです。応援するまちです。
一人ひとりの思いやりを行動にすることで、「やさしいまち長崎」を実現しましょう。

令和2年12月19日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(12月17日)

去る12月11日(金)、武田敏明副市長の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。それを受けて、私をはじめとする、同副市長の近くで仕事をしていた職員11名についてすぐにPCR検査を行った結果、全員の陰性が確認されました。
その後12月14日(月)になって、12月11日には陰性だった職員の一人が体調不良となり、検査の結果、陽性反応が確認されました。これを受け、同職員と13日(日)に行動を共にした私は濃厚接触者と判断されました。
なお、この2名の陽性確認により、PCR検査を行った職員31名と私の全員の陰性が確認されています。

市内における感染クラスターの発生と副市長の感染により市民に不安が広がる中、職員の感染者を1名増やしてしまったことにつきまして、心からお詫びを申し上げます。また、私の認識の低さから濃厚接触者となり、12月27日(日)まで公舎での経過観察が必要となってしまったことを大変申し訳なく思います。
私の体調に問題はなく、リモートでの会議や協議ができる環境も整えていますので、リアルに集まる行事等への参加は難しいと思いますが、庁内の協議などについてはほとんど支障なく行えるものと考えています。

これまで、マスクの着用や手指消毒、三密回避などの基本行動のほか、会議や打ち合わせなどの際の安全な環境づくりに気を配ってまいりました。その一方で、県外からの来客応対や各種会合、地域行事などに出席する機会もありました。今後も、感染拡大防止と社会経済の活性化の両面のバランスをとりながら行動することとなりますが、行動に油断がないよう、なお一層の注意深い努力を続けていきたいと考えています。

これから年末年始の時期に入り、帰省など県外との人の動きが生じやすくなるとともに、初詣など人が集まる機会も増える時期になります。感染の波が確実に長崎にも押し寄せています。市民の皆さんには、感染防止に向け一層のご注意をお願いいたします。

令和2年12月17日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(10月5日)

9月は新規感染者ゼロ!
10月になりました。おかげさまで長崎市内では、新型コロナウイルス新規陽性者は9月のひと月間、一人も確認されませんでした。市民の皆さんお一人おひとりが、新しい生活様式を実践してくださっているおかげです。ありがとうございます。

私たちは4月から8月にかけて、クルーズ船コスタ・アトランチカでのクラスター発生や、長崎みなとメディカルセンターでのクラスター発生などを経験しました。しかし、長崎大学や病院関係者など多くの皆さんの努力のおかげで、発生したクラスターを拡大させることなく収束させることができました。
検査や医療体制づくりについても、ドライブスルー方式の検査体制や、かかりつけ医で検査ができる体制、感染段階に応じた医療機関の協力体制づくりなどを進めてきました。
こういった専門家の皆さんを中心とする的確な対応の一方で、市民レベルでも私たちは多くのことを学びながら実践してきました。それが9月の新規感染者ゼロにつながったものと思います。

新しい生活様式の実践を続けましょう
国の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は、参議院予算委員会で「感染リスクをゼロにすることはできないかもしれないが、社会・経済を回しながらコントロールすることは可能だ」と述べられました。私たちの経験もそれを裏付けていると思います。
そのための基本は「新しい生活様式」の実践です。
「マスク」「手洗い」「3密を避ける」という基本行動の継続をお願いします。事業者の皆さんは、業界ごとのガイドラインの実践をお願いします。

社会・経済を動かし始めましょう
人間の体の健康と同時に、社会の健康も重要です。
9月の4連休から観光客も少し増え始めました。市民の観光施設などの無料入場期間を来年3月まで延長し、長崎県民対象の「お得に泊まって長崎市観光キャンペーン」の第2弾も始まりましたので、市民の皆さんもぜひ長崎観光をお楽しみください。
行事やイベントについても、安易に中止や延期を選択するのではなく、「形や参加者数を変えながらでも何とか実践できないか?」を、まず考えてください。もちろん開催できないものもあると思いますが、やり方を工夫することで、新しいノウハウを身に着けることができた、というケースが増えてきています。そういう実践の中から、“漠然とした不安”ではなく“正しく怖がる”ことを身につけたいですね。
10月も、力を合わせて、感染者の少ない月を目指しましょう。

令和2年10月5日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(8月25日)

※動画抜粋メッセージはこちら

新型コロナウイルス感染症は、6月までは市内でほとんど発生していませんでしたが、7月から8月にかけて、長崎市内、長崎県内で発生が続きました。
長崎大学の泉川先生にも見解を伺いましたが、7月からの一連の波はピークを過ぎたと言ってよいと思います。
現在(8月25日正午)の長崎市内の感染者の累計は54人です。
すでに回復されているかたも多く、現在も陽性のかたは7人です。

7月からの第二波は、全国的な流れを受けたものですが、その中身を見ると、会食、飲食、家族や友人との接触、流行地域での滞在や関係者との接触で感染するケースが増えています。
夏休みやお盆での人の移動に伴うものが多い、ということが伺えます。

そこで、次の2点について、改めて市民の皆さんにお願いさせていただきたいと思います。

一つ目は、
●「感染しない行動」「感染させない行動」を取ってください
ということです。

具体的には、「マスクの着用」「手洗い」「3密を避ける」といった基本の行動に加えて、
2点、「県外への移動」と「同居者以外との会食」には、特に注意をしてください。
県外への移動については、不要不急の移動を避けていただくとともに、移動しなければならない場合も、夜の飲酒を伴う行動など、移動した先での行動には十分に注意をしてください。
また、同居者以外の人との会食については、リスクが伴うことを十分意識して行動してください。

「感染しない行動」だけでなく、「感染させない行動」も大事です。接触確認アプリCOCOAへの登録のほか、特に事業者の皆さんの取り組みは社会全体を安全にするだけでなく、店舗や企業の信頼につながります。ぜひ「感染させない行動」も意識して取ってください。

もう一つは、
●コロナ禍で苦しんでいる人や頑張っている人を応援しましょう
ということです。

感染しないように工夫をしても、感染してしまうことがあります。それが新型コロナウイルスの厄介なところです。
誰にも感染のリスクがあることを踏まえて、感染した人や、感染のリスクがあることを十分知っていながらウイルスの最前線で奮闘している医療関係者、介護関係者など多くの人を、ぜひ応援してください。
感染してしまったうえに、心無い言葉で傷つけたり、医療関係者やその家族を感染者のように見てしまうことは、社会全体のウイルスに向かう力をそいでしまいます。
感染予防に取り組んでいるお店の皆さんも含めて、苦しんでいる人や頑張っている人を応援する行動をぜひ取ってください。一人の行動は小さな力に見えますが、確実に、健全な社会をつくる力になります。

また、皆さんの生活を支える第一線で頑張っている事業者の方々も大勢おられます。
長崎市の「長崎市『地元で使おう』商品券」や「お得に泊まって長崎市観光キャンペーン」は、そういう皆さんを応援するための事業です。これを使うこと自体が頑張っている人への応援になりますので、積極的な活用をお願いします。
コロナ禍で苦しんでいる人や頑張っている人を応援しましょう。

令和2年8月25日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(8月3日)

※動画のメッセージはこちら

新型コロナウイルスの感染者が全国で急増しています。
長崎市では、市内で確認された市民の感染者が一人もいないという時期が長く続きました。
でも、7月になって「長崎みなとメディカルセンター」でクラスターが発生するなど感染者が相次ぎました。その感染の広がりは7月中におおむね収束しましたが、7月の末から別の感染ルートからの感染者が散発的に発生し続けています。
長崎市内だけでなく、諫早市などの県央地区や佐世保市、離島などでも感染者が発生し、また高校でのクラスター発生など、県内全体に感染が拡大しています。
その特徴の一つは、若い人の感染者が増えていることです。また、飲食店などで感染が広がる事例も出てきています。
3密を避ける、手や指の消毒や、マスクの着用などの徹底に加えて、次の4点にくれぐれもご注意ください。

感染が拡大している地域への、不要不急の訪問は控えてください。
大都市圏はもとより、九州の中でも感染が拡大しています。不要不急の訪問は控えてください。
今はお盆の前の時期で、これから人の移動が多くなることが予測されます。その分、感染リスクが高まる時期であることを十分認識して行動してください。

次は、飲食店などを利用するときの注意点です。
感染防止対策がとられているかどうかを必ず確認して、対策をしっかり取っている店舗を選んでください。
そして、飲食店だけではなく、どんな場所にいるときも、「不特定多数で、密な状態で、長時間」は絶対に避けてください。

事業者のかたにもお願いがあります。
ガイドラインをもう一度確認し、「新しい生活様式」の実践に努めてください。
業界ごとのガイドラインに沿って、しっかりと感染防止対策をとってください。
「新しい生活様式」にしっかりと対応することが、お客様に安全と安心を提供することになり、信頼を獲得することにつながることを業界団体ごとに再認識して、積極的に取り組んでください。

そして若い皆さん。感染させる恐れがあることを意識して、慎重に行動してください。
新型コロナウイルス感染症は気づかないうちに感染し、気づかないうちに感染させてしまうのが特徴です。
特に、若い皆さんは症状が重くならないために、気づかないままに感染させてしまうことが往々にしてあります。
症状がないまま、無自覚に、大勢に感染させてしまうことがあることを自覚して、慎重に行動してください。

最後に、改めて市民の皆さんにお願いがあります。
3つの密を避ける、こまめに手洗いをする、マスクを着用するといった基本を徹底してください。
そして、新しい生活様式をあなたらしく取り入れて、この新型コロナウイルスの脅威をみんなで努力しながら、協力しながら、乗り切っていきましょう。ご協力をよろしくお願いします。

令和2年8月3日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(7月17日)

市民の皆さんにお願いがあります。
長崎みなとメディカルセンターおよび長崎大学病院のスタッフに関して、さまざまな風評被害が生じています。
長崎みなとメディカルセンターではクラスターは発生しましたが、感染の広がりは現在のところ限定的とみられています。長崎大学病院はさらに限定的で、クラスターは発生していません。
どうか二つの病院に働いているというだけで差別的な言動をしたり、その家族まで差別的な待遇を受けたりすることがないように、市民の皆さんのご協力をお願いします。
両病院のスタッフは、新型コロナウイルスから市民を守るために、身を挺して頑張ってくれてきた人たちです。そして、これからも私たちの命と健康を守ってくれる大切な人たちです。心ならずも感染者が出てしまいましたが、今もこの状況に全力で対応してくれています。
どうか二つの病院で頑張っているスタッフを、そして院内で不安の中にいる患者さんを応援してください。よろしくお願いします。

令和2年7月17日
長崎市長 田上 富久 

市長メッセージ(7月15日)

7月に入って新型コロナウイルスの感染者が連続的に確認されています。
それまで市内で市民の感染者は一人も確認されていませんでしたが、ここに来て急激に感染者が増加してしまいました。
今は、陽性が確認された皆さんのケアを進めるとともに、感染がどこまで広がっているのかを調査する作業に全力を注いでいるところです。
対応には、長崎県、長崎大学から全面的な支援を受けているほか、国からも専門家の派遣をいただき、しっかりした体制のもとで対応を進めています。

市民の皆さんの安全安心の拠り所である長崎みなとメディカルセンターで感染クラスターが発生し、全院閉鎖の措置を取ったことにより、市民の皆さんに多大なご不安とご不便をおかけしていることを心からお詫び申し上げます。

一日も早く診療再開ができるように、全力を挙げて支援してまいりますのでご理解ご協力をお願いいたします。

令和2年7月15日
長崎市長 田上 富久 

市長メッセージ(7月10日)

7月3日、市内2例目となる新型コロナウイルスの感染者が確認されました。さらに7月8日には、市内3例目の感染者も確認されました。
これまで新型コロナウイルス感染症の第一波については、長崎市内で市民の感染は一人も確認されませんでしたが、短期間に3例目となり、今の状況が決して油断できないものであることを改めて感じます。
2例目、3例目については、長崎大学にも最大限のご協力をいただきながら、的確に対応策を取っています。検査対象を濃厚接触者だけでなく、より広い範囲で検査して、感染経路を調査するとともに、感染拡大を防ぐ措置もきちんと実行しています。また、その経過で得られた情報については、的確に市民の皆さんに情報提供をするように気がけています。

2例目、3例目の発生を機に、あらためて市民の皆さんにお願いがあります。
一つは、頑張っている人を差別や偏見にさらすのではなく、応援していただきたい、ということです。
新型コロナウイルスに関しては、感染者ご本人はもとより、関係者が噂や偏見で苦しむ、いわゆる“風評被害”が起きがちです。今回の事例に長崎大学が関係していたことで、大学関係者に対する差別や偏見がないようにくれぐれもお願いします。
長崎大学は、皆さんご存じのように、新型コロナウイルス感染症に関する専門家が多くおられ、これまでも身を挺して多くの人たちを救ってきてくれました。クルーズ船の集団感染が一人の死者もなく無事に収束できたのは長崎大学の献身的な貢献があったからです。今回も感染確認以来、通常の対応ではなく、十分すぎるほどの対応をしていただいています。ぜひ、頑張ってくれている人やその家族を、いわれのない非難や中傷にさらすことのないようにお願いします。

もう一つは、「新しい生活様式」をぜひ積極的に取り入れていただきたい、ということです。マスクや手洗い、社会的距離を保つ、3つの密を避けるといった基本的なことはもちろんですが、夕食の買い物を短時間で済ます工夫などもぜひやってみてください。
お店の方にもお願いがあります。ぜひ感染拡大を防ぐための工夫を実践してください。それは、お客様が安心して来店できることにつながります。工夫している店の目印である「お曲がり招き猫」の青いステッカーも積極的に活用してください。
一人一人、一店舗一店舗が工夫することで、長崎を安心できるまちにしていきましょう。そして、少しずつ確実に経済を再生させましょう。
 
長崎の元気のために、あなたの力を貸してください。

令和2年7月10日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(7月1日)

田上市長のホッとトーク(広報ながさき7月号に掲載)

市長メッセージ(6月1日)

※動画のメッセージはこちら

6月に入りました。
全国に発令されていた緊急事態宣言は先月25日に解除され、社会全体がいま少しずつ動きを始める段階に入っています。

ここまで長崎市で陽性が確認されたのはお一人。他県から一時的に長崎市に来られた方でしたので、まだ市内で長崎市民からは確認されていないということになります。
一方、クルーズ船コスタ・アトランチカで発生した感染クラスターは、多くの関係者のご努力のおかげで、一人の死亡者も出すことなく、5月31日に無事フィリピンに向けて出港しました。
これまで市内で市民の感染が一人も確認されていないことについては、市民の皆さんお一人お一人の協力があったからこそだと思っています。本当にありがとうございます。 

さて、6月1日から市内の観光施設のほとんどが再開をしています。これから少しずつ社会や経済を動かし始める時期に入るわけですが、これまでと同じく感染が広がらないように気を付けながら動くことがとても大事です。
そこで、これまで市民の皆さんにお願いしてきた二つのことを、改めて、お願いしたいと思います。

一つは「新しい生活様式を上手に取り入れよう!」ということです。

もう一つは「市内のお店や企業を応援しよう!」ということです。
詳しくはホームページの中でも紹介していますので、ぜひご覧ください。

そして、もう一つ。
市民の皆さんは6月から9月までグラバー園や出島など市の主な観光施設に無料で入れるようにしました。遠くに旅行しにくい時期ですので、まずはぜひ市内観光をお楽しみください。
県内旅行にお得な割引クーポンも6月16日から販売します。これは県の補助とも併用できます。長崎の観光を、まず市内から、そして県内、国内と段階的に広げていきます。

皆さんの市内、県内の旅は、長崎を元気にすることにつながります。感染拡大をみんなの力で防いだように、長崎の経済の再生もみんなの力で実現していきましょう。よろしくお願いします。

令和2年6月1日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年5月16日)

※動画のメッセージはこちら

長崎県を含む39の県で、5月14日、「緊急事態宣言」が解除となりました。
全国にはまだ感染者が多い地域もあり、九州でも油断できないので、引き続き、県境を越える不要不急の移動は控えていただくことになりますが、社会活動や経済活動は、少しずつ広げていくことになります。

私はゴールデンウィークが明けた段階から、市民の皆さんに2つのことをお願いさせていただいています。

一つは、「新しい生活様式を上手に取り入れよう」ということです。
マスクの着用や手洗い、人と人の距離を十分にとるといった基本的な感染症対策を当たり前に行い、食事や買い物、運動などの日常生活でも、予防策を上手に取り入れてください。

もう一つは、「市内のお店や企業を応援しよう」ということです。
観光や自由な外出などが制限されて、長崎の経済は落ち込んでいます。
できる方は、気がけて市内のお店で買い物したり、食べたり、サービスを利用したりすることで、長崎のお店や企業を応援してください。
事業者の皆さんも、市民の皆さんが安心して利用できるような工夫を取り入れてください。店内のこまめな換気や消毒、座席を間引いて密を防ぐなど、すでに実践していただいているお店もあります。

今は、少しずつ地域の経済や社会活動を動かし始めるときです。まずは近いところから動かし始めて、少しずつ広げていきましょう。地域で買い物をする。市内や県内を観光する。そういう一人ひとりの行動が長崎の経済を支えます。みんなで長崎の経済を、暮らし方を、新しいかたちで作り直しましょう。皆さんのご協力、よろしくお願いします。

令和2年5月16日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年5月8日)

※動画のメッセージはこちら

全国に出されていた「緊急事態宣言」が、5月31日まで延長されました。
これは、県をまたいで移動することによる感染拡大を防ぐためです。
一方で、全国を、感染の拡大が広がっている全国13の「特定警戒都道府県」と、それ以外の34の「特定都道府県」とに分け、対応を変えていいということにしました。
東京や福岡など感染が広がっている都道府県では、これまでと同様に外出自粛要請が敷かれています。一方、長崎県のようにあまり感染が広がっていない県では、感染の拡大防止に取り組みながら、少しずつ社会・経済活動を動かすことができるようになりました。

このような変化を受けて、長崎市では、
・市立小中高等学校を5月11日から再開することにしました。
・また、市民の皆さんがご利用になる施設、例えば、市立図書館や公民館、体育館やプールなども5月11日から再開をします。
ただし、県外からお客様を迎える観光施設などは、5月31日まで閉鎖をします。

こういう新しい段階への移行を受けて、市民の皆さんに改めて2つのことをお願いします。
一つ目は、「“新しい生活様式”を上手に取り入れよう!」です。
新しい生活様式とは、「マスクの着用」「身体的距離の確保」「手洗い」など、一人ひとりができる基本的な感染防止対策に加えて、「出前や持ち帰り、デリバリーの利用」や「買い物は少人数で」など、日常生活で気をつける大切なポイントのことです。これをぜひ、生活の中に上手に取り入れてください。

二つ目は「市内のお店や企業を応援しよう!」です。
県外からお客様を迎えることが難しい時期が続きます。いま大事なことは、地域の経済を地域の力で動かすことです。新しい生活様式に気をつけながら、市内のお店で買ったり、食べたりして、市内のお店や企業を応援しましょう。皆さん一人ひとりの行動が地域の経済を支えることにつながります。あなたの力を貸してください。

もう少し我慢が必要な時期が続きます。市民の皆さん、お一人おひとりの行動が大切な人の命を守ることにつながります。そして、地域の経済を支えることにもつながります。上手にストレスを発散しながら、みんなで支え合って、励まし合って、この危機を乗り越えましょう。引き続き、ご理解とご協力をお願いします。

令和2年5月8日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年4月30日)

※動画のメッセージはこちら

ゴールデンウィークが始まりました。ここで、あらためて市民の皆さんに二つのことをお願いします。
●県境を越える帰省や旅行、また、離島への訪問を控えてください。
●外出を極力控えてください。

もう一つ、市民の皆さんにお願いがあります。
ご存じのように、クルーズ船「コスタ・アトランチカ」の船内で、いわゆる感染クラスターが発生をしました。この船の人の出入りを調査した結果、4月に入ってから32名のかたが乗下船をされていたことが分かりました。併せて、次のようなことが分かっています。

船の乗員の皆さんが、香焼工場の周辺の店舗に入ったり、観光をしたりした、という事実は一件も確認されていません。
また、タクシーやホテルなどで船の乗員と接触があった方については、既にPCR検査を受けたり、健康観察をしたりしており、5月2日には全員の確認が終わります。
また、現在、長崎市内で感染クラスターが発生しているという事実はありません。


こういったことを総合的に考えると、「コスタ・アトランチカから市内に感染が広がった可能性は限りなく低い」ということになります。専門家の皆さんが同じ判断をされています。
そこで、市民の皆さんにお願いしたいことがあります。
憶測や噂など、事実に基づかない情報によって風評被害を広げることがないようにお願いします。


特に、船の中で厳しい状況にある乗員の皆さん、関連企業で働いている皆さん、新型コロナウイルスの検査や治療に当たっている医療関係者の皆さん、そしてそのご家族など、今、一生懸命新型コロナウイルスと戦っている皆さんがおられます。
新型コロナウイルスと戦う前に、人同士が攻撃し合って、傷つかないように、こういう時だからこそ、助け合って、励まし合って、一緒にこの危機を乗り越えましょう。

令和2年4月30日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年4月19日)

※動画のメッセージはこちら

●市内で初めての感染者確認でお願いしたいこと

4月15日、長崎市で初めての新型コロナウイルス感染者が確認されました。
感染者は福岡県から来られ、市内のホテルに宿泊しながら、市内で現場作業の仕事をしていた方です。長崎での行動経路や濃厚接触者については、調査の進展に合わせて逐次報告していきますので、こちら(最新情報の報道配布資料の中に記載しています)をご覧ください(市内に住む濃厚接触者については、全員の「陰性」が確認されています)。

これを機に、あらためて市民の皆さんにお願いしたいことがあります。
感染者が出ると、ご本人や家族、立ち寄った場所、関係した医療関係者などに関する偏見や差別、正確でない情報などが出回り、必死で頑張っている人たちを苦しめることがあります。いわゆる“風評被害”です。
今回の感染者が宿泊したホテルも、仕事場になった商業施設も、すすんで情報を公開され、消毒作業をはじめとする事後対応にも積極的に取り組まれるなど、本当に素晴らしい対応をしていただいています。こういった皆さんを苦しめるのではなく、しっかり守り、支え、応援する行動をとることが何よりも大事です。風評被害を生まない、広げない。一人一人の冷静で、落ち着いた行動をお願いします。

●緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大、長崎県も対象に

4月16日、それまで東京、大阪、福岡など7都府県を対象に発令されていた緊急事態宣言が、全国47都道府県に広げられました。併せて、これまでの7都府県に6つの道府県を追加して、13の都道府県が「特定警戒都道府県」ということになりました。

これは、感染が拡大している地域だけでの自粛ではなく、そのような地域からの人の移動を最小化しなければ、結局は全国に感染を広げることになるからです。特にゴールデンウイークに人が動いてしまうと、これまでのすべての努力を水の泡にしてしまうことになります。
そこでゴールデンウィークの5月6日まで、都道府県をまたいで人が移動するのを避けることに加え、全国一斉に外出自粛をしよう! 人と人との接触を減らそう! そして、一斉に取り組めることは、日本国民みんなが同時に息を合わせて頑張ることが、この苦しい時期をなるべく短くする一番いい方法だ!
この時期に突然、緊急事態宣言が全国に広げられたのは、そういう判断からです。この意味を、市民のみなさんお一人お一人にご理解いただきたいと思います。

緊急事態宣言が発令されると、都道府県知事は法律に基づいて、外出自粛などを要請することになります。長崎県でも昨日、中村知事から県民の皆さんに向けて「5つのお願い(新しいウィンドウで開きます)」が出されました。5月6日までの期間、確実にこの5項目を実行してください。

●学校は5月6日まで休校、施設の閉鎖・イベント自粛期間も延長

市営観光施設の閉鎖や公共施設の開閉、市主催イベントの中止・延長などについては、これまでも状況を見ながら対応を変えてきました。
新しいルールは、市営観光施設については5月24日まで閉鎖、主に市民の皆さんが利用される施設は5月6日まで休館、市主催のイベント・行事については5月24日までの分については延期か中止とする、というものですが、施設によって異なった対応になっているものがありますので、こちらでご確認ください。

市立小・中・高等学校については、4月22日から5月6日まで休校とします。
これは先ほど述べたように、緊急事態宣言が全国に広げられた意義は「みんなで一斉に取り組めることはできるだけ一斉に取り組む」ということにある、ということを踏まえた判断です。
保護者のみなさん、学校や児童クラブなど関係施設のみなさんにはご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いします。

長崎ではまだ感染が拡大している段階ではありませんが、医療現場では既にさまざまな対応が必要になっており、今後起きてくる状況を想定しての準備も進められています。稲佐山の電波塔は今、そういう医療関係者のみなさんへの感謝の気持ちを込めて、青色にライトアップされています。
この苦境を、身を粉にしながら社会を支えてくれる人たちへの感謝を思い出す機会に、そしてみんなで力を合わせることの大切さを再確認する機会にしたいと思います。

令和2年4月19日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年4月8日)

※動画のメッセージはこちら

●不急の旅行や出張などは控えてください

4月7日に政府から、東京、大阪、福岡など7都府県を対象地域とする「緊急事態宣言」が出されました。
対象地域では、外出や営業の自粛要請など厳しい措置がとられますが、これは、対象地域だけが緊急事態にあるということを示すわけではありません。感染が拡大している対象地域から、全国に感染が拡散する可能性があるという対象外地域への警告でもあります。
そこで、市民の皆さんにお願いがあります。

出張、旅行、帰省など、人が移動することをきっかけに感染が広がってしまう事例が、全国で増えています。
出張や旅行などについては、不要不急かどうかをよく考えていただき、不急の場合はぜひ避けてください。
やむを得ず仕事などで出かける場合も、出張先での行動や、長崎に帰ってきてからの行動には十分気をつけてください。
感染が拡大している地域から帰省されている皆さんも、外出を控えるなど、十分な配慮をお願いします。もし体調が悪い場合は、帰国者・接触者相談センター(095-801-1712)にご相談ください。

長崎市では、当面(4月10日~28日)の間、グラバー園、原爆資料館、出島、軍艦島など、主要な観光施設を閉鎖します。これも、人の移動による感染リスクを減らすための措置です(閉鎖期間については、今後状況を見て変更することがあります)。
都市間の人の移動をできるだけ抑える目的は、感染拡大を防止するためであり、同時に市民生活を守るためです。
今、市立小中高校が再開され、新学期が始まっています。3月に一斉休校を経験した子どもたちは、とてもうれしそうに学校に通っています。でも、もし感染クラスターがいくつか生じたり、感染経路不明の感染者が増えたりすれば、また一斉休校しなければならなくなってしまいます。大人が外出することも次第に難しくなってしまいます。
前回のメッセージでお伝えしたように、長崎県は「感染確認地域」に分類され、幸いにも、長崎市で市中感染が広がっている状況ではありません。しかし、状況が数日で変わる可能性は十分にあります。
手洗い、咳エチケット、そして「3つの密(密閉・密集・密接)」が重なる場を徹底的に避けてください。
自分を守るために、親しい人たちを守るために、そしてみんなの生活を守るために、今一度、一人一人の行動で注意すべきことをしっかり確認してください。
市役所のホームページに、参考になる情報がありますのでご覧ください。

●医療体制の構築に向けて

4月1日の国の専門家会議では、「感染爆発」が起こる前に「医療崩壊」が起きることが指摘されています。現実に大都市では感染者が急激に増えたために、対応する病床を増やしたり、軽症者や無症状者を病院から宿泊施設などに移したりする作業が始まっています。
海外や日本の大都市の状況をみると、感染が広がり出すと、医療体制を非常に短期間で拡充したり変更したりしなければならなくなります。地方都市では、大都市に比べて、病院や医療関係者などの医療資源が乏しいため、大都市よりも早く、あっという間に病床数が足りなくなることを想定しておかなければなりません。

そこで長崎県では、さまざまなステップを想定した医療体制の構築に向けて、関係者がチームになって取り組む体制を構築する準備を進めています。長崎医療圏(長崎市、長与町、時津町、西海市)でも関係者の会議を進めていきます。
幸い、長崎大学には、感染症を専門とする先生方がおられます。県を中心に、大学、医師会、病院、保健所などが、しっかり連携した体制を組むことにしています。今後のためにも、長崎医療圏の感染症対策の仕組みを構築する機会にしたいと思います。

●戦う相手は人ではなくウイルス

最後に、市民の皆さんにぜひお願いしたいことがあります。
それは「戦う相手は人ではなくウイルス」ということを忘れないようにしていただきたいということです。
この言葉は、新型コロナウイルスの専門家有志が発信しているウェブサイトで使われました。悲しいことですが、感染者やその家族がいわれなき差別を受けて孤立する事例が発生しています。つらい状況や悲しみに追い打ちをかけるようなことがないようにしなければなりません。
また、医療をはじめ感染症対策などの現場で頑張っている人たちや、そういう人たちを応援している企業・団体などをぜひ応援してください。不確かな情報に惑わされないようにお願いします。
先日、市内の病院に勤めていた諫早市在住の方が感染者と確認されましたが、病院は、濃厚接触者以外の接触者の検査にも協力的に対応され、その後の取り組みも丁寧になされています。いつ、だれが感染するかわからない状況の中で、ご苦労しながらしっかり対応している人たちを風評被害から守り、支え、応援する姿勢こそが、新型コロナウイルスに負けない社会を築く大切なポイントなのだと思います。
長崎市はまだ感染者が確認されていませんが、もし確認されたとしても、そのことで差別や偏見が生まれないよう、一人一人が気をつけたいと思います。

7つの都府県を対象とする緊急事態宣言が出されたことで、日本全体の新型コロナウイルス感染症対策の場面は大きく変わりました。
この市長メッセージの一回目(3月10日版)でお伝えしたことがあります。それは、長崎市では「正確な情報に基づき対応すること」「(感染拡大の)時期に応じて的確に対応すること」「悪化する状況も想定し、できるだけ準備しておくこと」を基本的な考え方として対応を進めている、ということです。
この基本は今も変わっていません。
市民の皆さんのご協力をいただきながら、しっかりとした対応によって感染拡大を防ぎたいと思います。

令和2年4月8日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年4月3日)

4月に入りました。
テレビなどで毎日伝えられているように、東京、大阪などの大都市で急激に感染者数が増えてきています。九州でも福岡、大分、熊本などで感染者が増えており、長崎県でも感染者が増えました。

ほぼ2週間ごとに現状を分析し、さまざまな提言を出している国の「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」が、4月1日に新しい提言を出しました。
その中では、前回の提言と同じく、全国を3つの地域に分けて考えています。「感染拡大警戒地域」「感染確認地域」「感染未確認地域」の3つです。
この中で、長崎県は「感染確認地域」に入ると思われます。

長崎県のような「感染確認地域」では今、どんな対応が必要なのでしょうか。今回の提言では、感染確認地域で想定される対応として、次のような内容が示されました。
・人の集まるイベントや「3つの密」を徹底的に回避する対策をしたうえで、感染拡大のリスクの低い活動については、実施する。
・具体的には、屋内で50名以上が集まる集会・イベントへの参加は控えること
・また、一定程度に収まっているように見えても、感染拡大のきざしがみられた場合には、感染拡大のリスクの低い活動も含めて対応をさらに拡大していくことが求められる

*「3つの密」とは、1.換気の悪い密閉空間、2.人が密集している、3.近距離で密接して会話や発声が行われる、のことです。

また、学校など子どもたちが集まる場所を通じての感染拡大は、今のところ発生していないことも報告されました。長崎市では、現在の感染状況などを踏まえ、 市立小中高校については、予定通り新学期から学校を再開することとします。 もちろん今後の状況次第で、さまざまな対応が変化する可能性があることについてはご理解をお願いします。

これらの状況を踏まえて、市民の皆さんに、特に次のことをお願いします。

(1)「3つの密」を避けることは、自分の身を守るだけでなく、知らないうちに周囲に感染者を増やさないためでもあります。これまで以上に自覚を持って、「3つの密を避ける」という意識の徹底をお願いします。
(2)地域での行事などについては、前回の市長メッセージでお伝えしたように「3つの密」が重なる場にならないための対策と感染症対策をしっかりとることを条件に開催可能とします。ただし、 屋内で50名以上が集まる行事や集会、イベントなどについては、4月中の開催は見合わせてください。
(3)「3つの密」のうち「密接」について、特に人がいるところで大きな声を出すことや、歌うことを避けてください。コーラスサークルなどもリスクの高い場の一つといわれています。
(4)「3つの密」のうち一つでもある場合には、ふだん以上に手洗いや咳エチケットなどを徹底してください。
(5)市主催の行事やイベント、市の施設の利用については、新学期以降の子どもたちの利用などについての方針を示しました。
(6)学校行事については、別途、教育委員会から対応方針をお知らせします。

長崎市では、ホームページ、フェイスブック、ツィッター、広報ながさきなどさまざまな手段で、新型コロナウイルス感染症対策についての情報をお届けしています。ホームページの情報は毎日更新していますので、ぜひご活用ください。
日常生活で気をつけることについて、感染症の専門家である長崎大学大学院の泉川公一教授からのアドバイスを集めた動画も公開しています。これからも項目を追加しながら順次、動画を増やしますので、ご覧ください。

春は、入学、就職、転勤、帰省など人の移動が多い時期で、新型コロナウイルス感染症の拡大を防げるかどうか、の分岐点になる大事な季節です。
それを踏まえ、長崎市周辺の大学では、4月中旬までは、大学に集まらないでいいように遠隔授業にするなどの対応をしていただいています。
企業でも、感染が拡大している大都市への出張の中で不急のものは延期していただくなど、感染拡大につながらないような最大限の配慮をお願いします。
特に4月は、これまで市民の皆さんに協力していただきながら進めてきた取り組みがうまくいくかどうか、の正念場となる月といって過言ではありません。長崎県での一例目、二例目などの感染者の方が示してくれたように、一人の意識的な行動が感染の広がりを抑えることにつながります。一人一人が「社会を支える」という意識をしっかり持つことが何よりも大切です。力を合わせて、この難局を乗り切りましょう。

令和2年4月3日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年3月23日)

●気づいたら爆発的に患者が増えていた!…とならないために

3月19日に、国の「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」が開かれました。こうして日本を代表する専門家の皆さんが何度も何度も集まって、科学的に状況を分析して、状況に応じた適切な提言をしてくれるのは本当にありがたいことだと思います。

今回の提言では特に、「オーバーシュートを防ぐ」がテーマの一つでした。
「オーバーシュート(爆発的患者急増)」というのは聞きなれない言葉ですが、「気づかないうちに感染が市中に拡がり、あるときに突然、爆発的に患者が急増する」という状態だそうです。
新型コロナウイルスの特徴をみると、感染してから発病までの潜伏期間と、発病から診断、報告までに約2週間ほどの時間が必要です。もしその間に、症状が軽かったり出なかったりして感染に気付かない人たちが、何らかのクラスター(患者集団)を通じて感染を広めてしまうと、知らない間に感染が広がってしまい、オーバーシュート(爆発的患者急増)の状態になります。そして、それに気づいた時はもう制御不能、というわけです。
現実にヨーロッパでは今、そのような状態になっています。もしオーバーシュートが起き、医療崩壊に陥ってしまうと、処置が間に合わず、助かるはずだった多くの命を失ってしまうことにもなりかねません。また、その状態になってしまうと、強制的な外出禁止や生活必需品以外の店舗閉鎖などの強硬な措置を取らざるを得なくなります。今、海外で起きているような事態が日本でも起きてしまうことになります。
幸い今は、そういう状況ではありません。しかし、油断するとそうなる可能性が十分あるということが専門家会議から指摘されました。
そうならないために、これまでもこの欄で繰り返しお伝えしてきたように、クラスターをつくらないことが必要です。手洗い、うがいや咳エチケットなどをきちんとするともに、一人ひとりが「3つの条件が同時に重なる場所」を避けるよう、徹底した注意をお願いします。

*「3つの条件」……「換気の悪い密閉空間」「多数が密集する場所」「近距離での会話や発声」

●行事・イベントなどの開催についての考え方を変更します

わが国の基本的戦略は、これまでどおり「社会・経済機能への影響を最小限にしながら、感染拡大防止の効果を最大にする」です。
感染拡大防止とともに、社会・経済機能をできるだけ健全に維持することは、とても重要なことです。そこで今回の専門家会議の提言では、地域の状況によって少し異なる対応をする必要が示されました。
地域の分類は、大きく分けて3つです。
(1) 感染状況が拡大傾向にある地域
(2)感染状況が収束に向かい始めている地域ならびに一定程度に収まってきている地域
(3)感染状況が確認されていない地域

長崎市はこれまでに、県内で一件、感染者が発見されているものの、状況から考えて、(3)の「感染状況が確認されていない地域」に該当すると思われます。
この分類に該当する地域に対しては、次のような基本的な考え方が示されました。

学校における様々な活動や、屋外でのスポーツやスポーツ観戦、文化・芸術施設の利用などを、適切にそれらのリスクを判断した上で、感染拡大のリスクの低い活動から実施してください。
ただし、急激な感染拡大への備えと「3つの条件が同時に重なる場」を徹底的に回避する対策は不可欠です。

この専門家会議の提言を受け、行事やイベントについては、現状における長崎市の基本方針を次のように変更します。

(旧)市主催の行事・イベントについては、3月27日までの開催分については、特に緊急性・必要性が高いものや、時期を外せないもの以外は、中止または延期する。

(新)3月28日以降の市主催の行事・イベントについては、「3つの条件が同時に重なる場」にならないための対策と感染症対策をしっかりとることを条件に開催可能とする。

地域での行事やイベントなどについても、基本的な考え方は同じです。
なお、「3つの条件」が重なる場にならないための対策および感染症対策は、次のとおりです。
 ・会場をこまめに換気する
 ・人が密集しないために席を少しあけるなどの工夫をする
 ・近距離での会話や発声を避ける
 ・風邪の症状がある人や体調がすぐれない人は、参加を控えてもらう
 ・咳エチケット、手洗い、手指用アルコール消毒薬を設置するなどの対策をとる

もちろん、市内および隣接市町などで感染者が発生した場合などは、この方針を変更することになります。
また、市立小中高校の対応については、こちらのページをご覧ください。

●“小さな支え合い”でマラソンを走り抜きましょう

新型コロナウイルス感染症の影響が長引く中で、長崎市内でも、さまざまな産業に影響が出ています。特に、行事が中止になったり、街に出かけなくなったり、人が移動しなくなったりすることで、観光、交通、飲食などの分野で影響が大きくなっています。花など春にシーズンを迎えるモノの消費も少なくなっています。
iPS細胞の研究でノーベル医学生理学賞を受賞された京都大学の山中伸弥教授は、新型コロナウイルスとの闘いは、「短距離走ではなく、一年は続く可能性のある長いマラソン」と自身のホームページで述べられています。我慢を強いられる生活は、短期間であれば大丈夫でも、長く無理をしすぎると壊れてしまいます。しっかり注意しながら、無理をしすぎないように気をつけながら、みんなでこのマラソンを走り抜きましょう。
そのためには一人ひとりの“小さな支え合い”が必要です。
幸い長崎は、まだ感染が広がっている状況ではありません。状況が許せば、時にはまちに出かけ、買い物したり、外食したりして、まちを元気にする活動にも力を貸してください。
いま家庭で、地域で、職場で、そしてまちのあちこちで、声を掛け合ったり、具体的な支援をしたりと、大勢の皆さんが支え合いの気持ちを発揮してくれています。本当にありがとうございます。これからも状況に応じて、いろいろな支え合いや協力をよろしくお願いいたします。

検査や医療体制の強化については、今後想定されるさまざまな事態をシミュレーションしながら、感染症指定医療機関以外の医療機関の協力も含めた体制構築を進めています。
長崎市には、病院や医師など多くの医療資源があるだけでなく、長崎大学に世界的な感染症研究者も多数おられます。そういった専門家の皆さんの力と、行政、企業、市民一人ひとりが力を合わせることが何よりも大切です。
引き続き、市民の皆さんのご協力をお願いします。

令和2年3月23日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年3月16日)

3月14日、長崎県内でも新型コロナウイルスの感染者が初めて確認されました。
壱岐市で感染が確認された方についての詳しい情報については、長崎県のホームページをご覧ください。

これを受け、長崎市でも3月16日に「新型コロナウイルス感染症対策本部」を立ち上げました。
これまでも対策本部とほぼ同じメンバーによる「対策会議」を開催しながら、対応と準備を進めてきましたが、今後は「対策本部」として対応を進めていくことになります。
対策本部は、市長を本部長、副市長を副本部長とし、危機管理監や各部局の部局長をメンバーとする全庁体制です。

幸い長崎市、および隣接市町ではまだ感染者が発生していません。しかし、いつ発生してもおかしくない状況が続いています。
「3月10日付け」の市長メッセージでお伝えしたように、引き続き、毎日の生活の中での手洗い、うがい・咳エチケットの徹底、共用品をできるだけ使わないなどの心がけと、「換気の悪い密閉空間」「多くの人が密集」「近距離での会話や発声」という条件が重なる場所を避けるといった行動を継続してください。

市立小中高校は予定どおり24日まで休校となっていますが、長期化する中で、今週から学年を分けながら臨時登校を開始します。
休校自体は続きますが、その中で起きるさまざまなマイナスの部分についてはできるだけ小さくしようという取り組みの一つです。これは、まさに「3月10日付け」のメッセージでお伝えした「感染拡大防止効果の最大化と社会・経済的影響の最小化」という基本戦略を実行するものでもあります。

いま、新型コロナウイルスをめぐる社会・経済的影響が大きくなる中で、お互いに支え合って危機を乗り越えようという人たちの動きがマスコミなどでもよく紹介されます。多くの人たちの自主的な動きは、社会を健全に保ってくれる力となるものです。
長崎県で最初の感染者となった方の行動も、テントに一人で宿泊するなど、できるだけ周囲との接触を減らそうという社会人的配慮に満ちたものでした。

学校の休校が決まった3月2日に、長崎市PTA連合会から各学校のPTA会長宛てにメッセージが送られました。その文書にはこう書かれていました。

「緊急事態です。ぜひ、このような時こそ、お互いが少しずつの犠牲を払いながら、目的のために動いていただければと願っています。そのような大人の姿こそ、私たちが子どもたちに示すべきものです。」

素晴らしいメッセージだと思います。そして、こういった社会的配慮から生まれた動きをしてくださっているすべての皆さんに心から感謝します。

一方で、デマによってパニック的な行動が引き起こされるという現象もあちこちで起きています。私たち一人一人が新型コロナウイルス感染症にかからないように気を付けるのはもちろんですが、社会がパニックという病にかからないよう一人一人が心がけて、冷静に行動することが大切な時です。長崎市PTA連合会のメッセージを長崎市民のメッセージとして、市民の皆さんと共有したいと思います。

長崎市は、引き続き、状況に応じた適切な対応と、今後の感染拡大も見越した対応の準備に全力を尽くします。
併せて、国・県などの関係機関と連携して、社会・経済的影響の最小化への対応にもしっかり取り組みます。
引き続き市民の皆さんのご協力をお願いします。

令和2年3月16日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年3月10日)

3月9日(月曜日)に、国の新型コロナウイルス感染症専門家会議から最新の見解が示されました。
その中で、現時点での日本の状況は、「爆発的な感染拡大には進んでおらず、一定程度持ちこたえているのではないか」という認識が示され、同時に、感染者数は当面増加が続くと予想されることから、依然として警戒を緩めることはできない、という見解が示されました。

また、感染拡大の防止に向け、次の3点を柱として取り組むという方針も示されました。
(1)クラスター(集団)の早期発見・早期対応
(2)患者の早期診断・重症者への集中治療の充実と医療提供体制の確保
(3)市民の行動変容

こういった基本的な考え方を示すことは、全体の感染拡大を防ぐために大変重要です。基本方針を共有することで、それぞれの立場で主体的に取り組むことが見えてくるからです。

長崎市の場合、上記の3つの柱のうち、(1)については、学校休校やイベント等の中止・延期などの対応を取るとともに、企業や団体、地域などでも同様の取り組みをしていただいています。
(2)については、相談窓口、帰国者・接触者外来、PCR検査、感染症医療機関、それ以外の医療機関、消防などの関係機関が連携して、相談と医療の体制を整えています。
ここでは特に(3)について、あらためて市民の皆さんにお願いしたいことをお伝えしたいと思います。

国の専門家会議では、「みなさまにお願いしたいこと」として、特にクラスター発生防止に向けて、次のような行動をとるようお願いがされました。原文のまま転載します。

これまで明らかになったデータから、集団感染しやすい場所や場面を避けるという行動によって、急速な感染拡大を防げる可能性が、より確実な知見となってきました。これまで集団感染が確認された場に共通するのは、(1)換気の悪い密閉空間であった、(2)多くの人が密集していた、(3)近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発声が行われたという3つの条件が同時に重なった場です。
そのため、市民のみなさまは、これらの3つの条件ができるだけ同時にそろう場所や場面を予測し、避ける行動を取ってください。


今は、クラスターの発生を抑えるために、全員が力を合わせる時です。ぜひこの下線部分について、行動の基準としてください。
特に、この3つに加えて、「不特定多数の人が集まる」場所は、後で感染拡大を抑える特定作業ができませんので注意が必要です(ライブハウスやスポーツジムなどでのクラスター発生が報告されていることは、ご存じのとおりです)。

また毎日の生活の中では、手洗いやうがい、咳エチケットの徹底、共用品を使わないことや使う場合の充分な消毒を心がけてください。

現在のところ、長崎市では感染者は確認されていません。万一発生した場合は、記者発表を行い、状況を報告します。
長崎市内・県内のPCR検査の結果や、さまざまな長崎市の対応については、長崎市のホームページ、ツィッター、フェイスブックなどで随時お知らせしています(ホームページは毎日午後5時半に最新版をアップし、必要に応じて随時改訂しています)。
今後とも、必要な情報はその都度お知らせしますので、ご活用ください。

力を合わせて、この非常事態を乗り切りたいと思います。市民の皆さんのご協力をお願いします。

令和2年3月10日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年3月6日)

新型コロナウイルス感染症が国内でも感染が拡大し、状況は刻一刻と変化しています。
不安な時期が続き、市民の皆さんはご心配のことと思います。
長崎市では「正確な情報に基づき対応すること」「時期に応じて的確に対応すること」「悪化する状況も想定し、できるだけ準備しておくこと」を基本的な考え方として、対応を進めています。
国の対策本部会議で、「感染拡大を防ぐためには、2月の終わりから3月にかけての取り組みが極めて重要」と示されました。今は感染拡大を抑え、拡散のスピードを遅らせることに、最大限の力を注ぎ、取り組んでいく時期です。
市民の皆さんにはさまざまな面でご不便をおかけしますが、ご協力をお願いします。
新型コロナウイルス感染症に関する情報は、ホームページで即時発信するなど、さまざまな手段でお知らせしますのでご覧ください。

最後に、改めて市民の皆さんには、次の3点に普段の日常生活から取り組んでいただくよう、よろしくお願いします。
(1)風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に、手洗いや咳エチケットを行いましょう。
(2)「距離が近い」「一定時間同じ場所」「混雑した場所」の重なり合う状況が感染のリスクが高いので十分注意しましょう。
(3)風邪のような症状や熱がある場合は、外出を控えましょう。

市民の皆さんのご協力をお願いします。

令和2年3月6日
 長崎市長 田上 富久

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