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長崎市民の皆さんへ(新型コロナウイルス感染症に関する市長コメント)

更新日:2020年6月1日 ページID:034267

市長メッセージ(6月1日)

※動画のメッセージはこちら

6月に入りました。
全国に発令されていた緊急事態宣言は先月25日に解除され、社会全体がいま少しずつ動きを始める段階に入っています。

ここまで長崎市で陽性が確認されたのはお一人。他県から一時的に長崎市に来られた方でしたので、まだ市内で長崎市民からは確認されていないということになります。
一方、クルーズ船コスタ・アトランチカで発生した感染クラスターは、多くの関係者のご努力のおかげで、一人の死亡者も出すことなく、5月31日に無事フィリピンに向けて出港しました。
これまで市内で市民の感染が一人も確認されていないことについては、市民の皆さんお一人お一人の協力があったからこそだと思っています。本当にありがとうございます。 

さて、6月1日から市内の観光施設のほとんどが再開をしています。これから少しずつ社会や経済を動かし始める時期に入るわけですが、これまでと同じく感染が広がらないように気を付けながら動くことがとても大事です。
そこで、これまで市民の皆さんにお願いしてきた二つのことを、改めて、お願いしたいと思います。

一つは「新しい生活様式を上手に取り入れよう!」ということです。

もう一つは「市内のお店や企業を応援しよう!」ということです。
詳しくはホームページの中でも紹介していますので、ぜひご覧ください。

そして、もう一つ。
市民の皆さんは6月から9月までグラバー園や出島など市の主な観光施設に無料で入れるようにしました。遠くに旅行しにくい時期ですので、まずはぜひ市内観光をお楽しみください。
県内旅行にお得な割引クーポンも6月16日から販売します。これは県の補助とも併用できます。長崎の観光を、まず市内から、そして県内、国内と段階的に広げていきます。

皆さんの市内、県内の旅は、長崎を元気にすることにつながります。感染拡大をみんなの力で防いだように、長崎の経済の再生もみんなの力で実現していきましょう。よろしくお願いします。

令和2年6月1日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年5月16日)

※動画のメッセージはこちら

長崎県を含む39の県で、5月14日、「緊急事態宣言」が解除となりました。
全国にはまだ感染者が多い地域もあり、九州でも油断できないので、引き続き、県境を越える不要不急の移動は控えていただくことになりますが、社会活動や経済活動は、少しずつ広げていくことになります。

私はゴールデンウィークが明けた段階から、市民の皆さんに2つのことをお願いさせていただいています。

一つは、「新しい生活様式を上手に取り入れよう」ということです。
マスクの着用や手洗い、人と人の距離を十分にとるといった基本的な感染症対策を当たり前に行い、食事や買い物、運動などの日常生活でも、予防策を上手に取り入れてください。

もう一つは、「市内のお店や企業を応援しよう」ということです。
観光や自由な外出などが制限されて、長崎の経済は落ち込んでいます。
できる方は、気がけて市内のお店で買い物したり、食べたり、サービスを利用したりすることで、長崎のお店や企業を応援してください。
事業者の皆さんも、市民の皆さんが安心して利用できるような工夫を取り入れてください。店内のこまめな換気や消毒、座席を間引いて密を防ぐなど、すでに実践していただいているお店もあります。

今は、少しずつ地域の経済や社会活動を動かし始めるときです。まずは近いところから動かし始めて、少しずつ広げていきましょう。地域で買い物をする。市内や県内を観光する。そういう一人ひとりの行動が長崎の経済を支えます。みんなで長崎の経済を、暮らし方を、新しいかたちで作り直しましょう。皆さんのご協力、よろしくお願いします。

令和2年5月16日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年5月8日)

※動画のメッセージはこちら

全国に出されていた「緊急事態宣言」が、5月31日まで延長されました。
これは、県をまたいで移動することによる感染拡大を防ぐためです。
一方で、全国を、感染の拡大が広がっている全国13の「特定警戒都道府県」と、それ以外の34の「特定都道府県」とに分け、対応を変えていいということにしました。
東京や福岡など感染が広がっている都道府県では、これまでと同様に外出自粛要請が敷かれています。一方、長崎県のようにあまり感染が広がっていない県では、感染の拡大防止に取り組みながら、少しずつ社会・経済活動を動かすことができるようになりました。

このような変化を受けて、長崎市では、
・市立小中高等学校を5月11日から再開することにしました。
・また、市民の皆さんがご利用になる施設、例えば、市立図書館や公民館、体育館やプールなども5月11日から再開をします。
ただし、県外からお客様を迎える観光施設などは、5月31日まで閉鎖をします。

こういう新しい段階への移行を受けて、市民の皆さんに改めて2つのことをお願いします。
一つ目は、「“新しい生活様式”を上手に取り入れよう!」です。
新しい生活様式とは、「マスクの着用」「身体的距離の確保」「手洗い」など、一人ひとりができる基本的な感染防止対策に加えて、「出前や持ち帰り、デリバリーの利用」や「買い物は少人数で」など、日常生活で気をつける大切なポイントのことです。これをぜひ、生活の中に上手に取り入れてください。

二つ目は「市内のお店や企業を応援しよう!」です。
県外からお客様を迎えることが難しい時期が続きます。いま大事なことは、地域の経済を地域の力で動かすことです。新しい生活様式に気をつけながら、市内のお店で買ったり、食べたりして、市内のお店や企業を応援しましょう。皆さん一人ひとりの行動が地域の経済を支えることにつながります。あなたの力を貸してください。

もう少し我慢が必要な時期が続きます。市民の皆さん、お一人おひとりの行動が大切な人の命を守ることにつながります。そして、地域の経済を支えることにもつながります。上手にストレスを発散しながら、みんなで支え合って、励まし合って、この危機を乗り越えましょう。引き続き、ご理解とご協力をお願いします。

令和2年5月8日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年4月30日)

※動画のメッセージはこちら

ゴールデンウィークが始まりました。ここで、あらためて市民の皆さんに二つのことをお願いします。
●県境を越える帰省や旅行、また、離島への訪問を控えてください。
●外出を極力控えてください。

もう一つ、市民の皆さんにお願いがあります。
ご存じのように、クルーズ船「コスタ・アトランチカ」の船内で、いわゆる感染クラスターが発生をしました。この船の人の出入りを調査した結果、4月に入ってから32名のかたが乗下船をされていたことが分かりました。併せて、次のようなことが分かっています。

船の乗員の皆さんが、香焼工場の周辺の店舗に入ったり、観光をしたりした、という事実は一件も確認されていません。
また、タクシーやホテルなどで船の乗員と接触があった方については、既にPCR検査を受けたり、健康観察をしたりしており、5月2日には全員の確認が終わります。
また、現在、長崎市内で感染クラスターが発生しているという事実はありません。


こういったことを総合的に考えると、「コスタ・アトランチカから市内に感染が広がった可能性は限りなく低い」ということになります。専門家の皆さんが同じ判断をされています。
そこで、市民の皆さんにお願いしたいことがあります。
憶測や噂など、事実に基づかない情報によって風評被害を広げることがないようにお願いします。


特に、船の中で厳しい状況にある乗員の皆さん、関連企業で働いている皆さん、新型コロナウイルスの検査や治療に当たっている医療関係者の皆さん、そしてそのご家族など、今、一生懸命新型コロナウイルスと戦っている皆さんがおられます。
新型コロナウイルスと戦う前に、人同士が攻撃し合って、傷つかないように、こういう時だからこそ、助け合って、励まし合って、一緒にこの危機を乗り越えましょう。

令和2年4月30日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年4月19日)

※動画のメッセージはこちら

●市内で初めての感染者確認でお願いしたいこと

4月15日、長崎市で初めての新型コロナウイルス感染者が確認されました。
感染者は福岡県から来られ、市内のホテルに宿泊しながら、市内で現場作業の仕事をしていた方です。長崎での行動経路や濃厚接触者については、調査の進展に合わせて逐次報告していきますので、こちら(最新情報の報道配布資料の中に記載しています)をご覧ください(市内に住む濃厚接触者については、全員の「陰性」が確認されています)。

これを機に、あらためて市民の皆さんにお願いしたいことがあります。
感染者が出ると、ご本人や家族、立ち寄った場所、関係した医療関係者などに関する偏見や差別、正確でない情報などが出回り、必死で頑張っている人たちを苦しめることがあります。いわゆる“風評被害”です。
今回の感染者が宿泊したホテルも、仕事場になった商業施設も、すすんで情報を公開され、消毒作業をはじめとする事後対応にも積極的に取り組まれるなど、本当に素晴らしい対応をしていただいています。こういった皆さんを苦しめるのではなく、しっかり守り、支え、応援する行動をとることが何よりも大事です。風評被害を生まない、広げない。一人一人の冷静で、落ち着いた行動をお願いします。

●緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大、長崎県も対象に

4月16日、それまで東京、大阪、福岡など7都府県を対象に発令されていた緊急事態宣言が、全国47都道府県に広げられました。併せて、これまでの7都府県に6つの道府県を追加して、13の都道府県が「特定警戒都道府県」ということになりました。

これは、感染が拡大している地域だけでの自粛ではなく、そのような地域からの人の移動を最小化しなければ、結局は全国に感染を広げることになるからです。特にゴールデンウイークに人が動いてしまうと、これまでのすべての努力を水の泡にしてしまうことになります。
そこでゴールデンウィークの5月6日まで、都道府県をまたいで人が移動するのを避けることに加え、全国一斉に外出自粛をしよう! 人と人との接触を減らそう! そして、一斉に取り組めることは、日本国民みんなが同時に息を合わせて頑張ることが、この苦しい時期をなるべく短くする一番いい方法だ!
この時期に突然、緊急事態宣言が全国に広げられたのは、そういう判断からです。この意味を、市民のみなさんお一人お一人にご理解いただきたいと思います。

緊急事態宣言が発令されると、都道府県知事は法律に基づいて、外出自粛などを要請することになります。長崎県でも昨日、中村知事から県民の皆さんに向けて「5つのお願い(新しいウィンドウで開きます)」が出されました。5月6日までの期間、確実にこの5項目を実行してください。

●学校は5月6日まで休校、施設の閉鎖・イベント自粛期間も延長

市営観光施設の閉鎖や公共施設の開閉、市主催イベントの中止・延長などについては、これまでも状況を見ながら対応を変えてきました。
新しいルールは、市営観光施設については5月24日まで閉鎖、主に市民の皆さんが利用される施設は5月6日まで休館、市主催のイベント・行事については5月24日までの分については延期か中止とする、というものですが、施設によって異なった対応になっているものがありますので、こちらでご確認ください。

市立小・中・高等学校については、4月22日から5月6日まで休校とします。
これは先ほど述べたように、緊急事態宣言が全国に広げられた意義は「みんなで一斉に取り組めることはできるだけ一斉に取り組む」ということにある、ということを踏まえた判断です。
保護者のみなさん、学校や児童クラブなど関係施設のみなさんにはご迷惑をおかけしますが、ご協力をお願いします。

長崎ではまだ感染が拡大している段階ではありませんが、医療現場では既にさまざまな対応が必要になっており、今後起きてくる状況を想定しての準備も進められています。稲佐山の電波塔は今、そういう医療関係者のみなさんへの感謝の気持ちを込めて、青色にライトアップされています。
この苦境を、身を粉にしながら社会を支えてくれる人たちへの感謝を思い出す機会に、そしてみんなで力を合わせることの大切さを再確認する機会にしたいと思います。

令和2年4月19日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年4月8日)

※動画のメッセージはこちら

●不急の旅行や出張などは控えてください

4月7日に政府から、東京、大阪、福岡など7都府県を対象地域とする「緊急事態宣言」が出されました。
対象地域では、外出や営業の自粛要請など厳しい措置がとられますが、これは、対象地域だけが緊急事態にあるということを示すわけではありません。感染が拡大している対象地域から、全国に感染が拡散する可能性があるという対象外地域への警告でもあります。
そこで、市民の皆さんにお願いがあります。

出張、旅行、帰省など、人が移動することをきっかけに感染が広がってしまう事例が、全国で増えています。
出張や旅行などについては、不要不急かどうかをよく考えていただき、不急の場合はぜひ避けてください。
やむを得ず仕事などで出かける場合も、出張先での行動や、長崎に帰ってきてからの行動には十分気をつけてください。
感染が拡大している地域から帰省されている皆さんも、外出を控えるなど、十分な配慮をお願いします。もし体調が悪い場合は、帰国者・接触者相談センター(095-801-1712)にご相談ください。

長崎市では、当面(4月10日~28日)の間、グラバー園、原爆資料館、出島、軍艦島など、主要な観光施設を閉鎖します。これも、人の移動による感染リスクを減らすための措置です(閉鎖期間については、今後状況を見て変更することがあります)。
都市間の人の移動をできるだけ抑える目的は、感染拡大を防止するためであり、同時に市民生活を守るためです。
今、市立小中高校が再開され、新学期が始まっています。3月に一斉休校を経験した子どもたちは、とてもうれしそうに学校に通っています。でも、もし感染クラスターがいくつか生じたり、感染経路不明の感染者が増えたりすれば、また一斉休校しなければならなくなってしまいます。大人が外出することも次第に難しくなってしまいます。
前回のメッセージでお伝えしたように、長崎県は「感染確認地域」に分類され、幸いにも、長崎市で市中感染が広がっている状況ではありません。しかし、状況が数日で変わる可能性は十分にあります。
手洗い、咳エチケット、そして「3つの密(密閉・密集・密接)」が重なる場を徹底的に避けてください。
自分を守るために、親しい人たちを守るために、そしてみんなの生活を守るために、今一度、一人一人の行動で注意すべきことをしっかり確認してください。
市役所のホームページに、参考になる情報がありますのでご覧ください。

●医療体制の構築に向けて

4月1日の国の専門家会議では、「感染爆発」が起こる前に「医療崩壊」が起きることが指摘されています。現実に大都市では感染者が急激に増えたために、対応する病床を増やしたり、軽症者や無症状者を病院から宿泊施設などに移したりする作業が始まっています。
海外や日本の大都市の状況をみると、感染が広がり出すと、医療体制を非常に短期間で拡充したり変更したりしなければならなくなります。地方都市では、大都市に比べて、病院や医療関係者などの医療資源が乏しいため、大都市よりも早く、あっという間に病床数が足りなくなることを想定しておかなければなりません。

そこで長崎県では、さまざまなステップを想定した医療体制の構築に向けて、関係者がチームになって取り組む体制を構築する準備を進めています。長崎医療圏(長崎市、長与町、時津町、西海市)でも関係者の会議を進めていきます。
幸い、長崎大学には、感染症を専門とする先生方がおられます。県を中心に、大学、医師会、病院、保健所などが、しっかり連携した体制を組むことにしています。今後のためにも、長崎医療圏の感染症対策の仕組みを構築する機会にしたいと思います。

●戦う相手は人ではなくウイルス

最後に、市民の皆さんにぜひお願いしたいことがあります。
それは「戦う相手は人ではなくウイルス」ということを忘れないようにしていただきたいということです。
この言葉は、新型コロナウイルスの専門家有志が発信しているウェブサイトで使われました。悲しいことですが、感染者やその家族がいわれなき差別を受けて孤立する事例が発生しています。つらい状況や悲しみに追い打ちをかけるようなことがないようにしなければなりません。
また、医療をはじめ感染症対策などの現場で頑張っている人たちや、そういう人たちを応援している企業・団体などをぜひ応援してください。不確かな情報に惑わされないようにお願いします。
先日、市内の病院に勤めていた諫早市在住の方が感染者と確認されましたが、病院は、濃厚接触者以外の接触者の検査にも協力的に対応され、その後の取り組みも丁寧になされています。いつ、だれが感染するかわからない状況の中で、ご苦労しながらしっかり対応している人たちを風評被害から守り、支え、応援する姿勢こそが、新型コロナウイルスに負けない社会を築く大切なポイントなのだと思います。
長崎市はまだ感染者が確認されていませんが、もし確認されたとしても、そのことで差別や偏見が生まれないよう、一人一人が気をつけたいと思います。

7つの都府県を対象とする緊急事態宣言が出されたことで、日本全体の新型コロナウイルス感染症対策の場面は大きく変わりました。
この市長メッセージの一回目(3月10日版)でお伝えしたことがあります。それは、長崎市では「正確な情報に基づき対応すること」「(感染拡大の)時期に応じて的確に対応すること」「悪化する状況も想定し、できるだけ準備しておくこと」を基本的な考え方として対応を進めている、ということです。
この基本は今も変わっていません。
市民の皆さんのご協力をいただきながら、しっかりとした対応によって感染拡大を防ぎたいと思います。

令和2年4月8日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年4月3日)

4月に入りました。
テレビなどで毎日伝えられているように、東京、大阪などの大都市で急激に感染者数が増えてきています。九州でも福岡、大分、熊本などで感染者が増えており、長崎県でも感染者が増えました。

ほぼ2週間ごとに現状を分析し、さまざまな提言を出している国の「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」が、4月1日に新しい提言を出しました。
その中では、前回の提言と同じく、全国を3つの地域に分けて考えています。「感染拡大警戒地域」「感染確認地域」「感染未確認地域」の3つです。
この中で、長崎県は「感染確認地域」に入ると思われます。

長崎県のような「感染確認地域」では今、どんな対応が必要なのでしょうか。今回の提言では、感染確認地域で想定される対応として、次のような内容が示されました。
・人の集まるイベントや「3つの密」を徹底的に回避する対策をしたうえで、感染拡大のリスクの低い活動については、実施する。
・具体的には、屋内で50名以上が集まる集会・イベントへの参加は控えること
・また、一定程度に収まっているように見えても、感染拡大のきざしがみられた場合には、感染拡大のリスクの低い活動も含めて対応をさらに拡大していくことが求められる

*「3つの密」とは、1.換気の悪い密閉空間、2.人が密集している、3.近距離で密接して会話や発声が行われる、のことです。

また、学校など子どもたちが集まる場所を通じての感染拡大は、今のところ発生していないことも報告されました。長崎市では、現在の感染状況などを踏まえ、 市立小中高校については、予定通り新学期から学校を再開することとします。 もちろん今後の状況次第で、さまざまな対応が変化する可能性があることについてはご理解をお願いします。

これらの状況を踏まえて、市民の皆さんに、特に次のことをお願いします。

(1)「3つの密」を避けることは、自分の身を守るだけでなく、知らないうちに周囲に感染者を増やさないためでもあります。これまで以上に自覚を持って、「3つの密を避ける」という意識の徹底をお願いします。
(2)地域での行事などについては、前回の市長メッセージでお伝えしたように「3つの密」が重なる場にならないための対策と感染症対策をしっかりとることを条件に開催可能とします。ただし、 屋内で50名以上が集まる行事や集会、イベントなどについては、4月中の開催は見合わせてください。
(3)「3つの密」のうち「密接」について、特に人がいるところで大きな声を出すことや、歌うことを避けてください。コーラスサークルなどもリスクの高い場の一つといわれています。
(4)「3つの密」のうち一つでもある場合には、ふだん以上に手洗いや咳エチケットなどを徹底してください。
(5)市主催の行事やイベント、市の施設の利用については、新学期以降の子どもたちの利用などについての方針を示しました。具体的には、
こちらをご覧ください。
(6)学校行事については、別途、教育委員会から対応方針をお知らせします。こちらをご覧ください。

長崎市では、ホームページ、フェイスブック、ツィッター、広報ながさきなどさまざまな手段で、新型コロナウイルス感染症対策についての情報をお届けしています。ホームページの情報は毎日更新していますので、ぜひご活用ください。
日常生活で気をつけることについて、感染症の専門家である長崎大学大学院の泉川公一教授からのアドバイスを集めた動画も公開しています。これからも項目を追加しながら順次、動画を増やしますので、ご覧ください。

春は、入学、就職、転勤、帰省など人の移動が多い時期で、新型コロナウイルス感染症の拡大を防げるかどうか、の分岐点になる大事な季節です。
それを踏まえ、長崎市周辺の大学では、4月中旬までは、大学に集まらないでいいように遠隔授業にするなどの対応をしていただいています。
企業でも、感染が拡大している大都市への出張の中で不急のものは延期していただくなど、感染拡大につながらないような最大限の配慮をお願いします。
特に4月は、これまで市民の皆さんに協力していただきながら進めてきた取り組みがうまくいくかどうか、の正念場となる月といって過言ではありません。長崎県での一例目、二例目などの感染者の方が示してくれたように、一人の意識的な行動が感染の広がりを抑えることにつながります。一人一人が「社会を支える」という意識をしっかり持つことが何よりも大切です。力を合わせて、この難局を乗り切りましょう。

令和2年4月3日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年3月23日)

●気づいたら爆発的に患者が増えていた!…とならないために

3月19日に、国の「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議」が開かれました。こうして日本を代表する専門家の皆さんが何度も何度も集まって、科学的に状況を分析して、状況に応じた適切な提言をしてくれるのは本当にありがたいことだと思います。

今回の提言では特に、「オーバーシュートを防ぐ」がテーマの一つでした。
「オーバーシュート(爆発的患者急増)」というのは聞きなれない言葉ですが、「気づかないうちに感染が市中に拡がり、あるときに突然、爆発的に患者が急増する」という状態だそうです。
新型コロナウイルスの特徴をみると、感染してから発病までの潜伏期間と、発病から診断、報告までに約2週間ほどの時間が必要です。もしその間に、症状が軽かったり出なかったりして感染に気付かない人たちが、何らかのクラスター(患者集団)を通じて感染を広めてしまうと、知らない間に感染が広がってしまい、オーバーシュート(爆発的患者急増)の状態になります。そして、それに気づいた時はもう制御不能、というわけです。
現実にヨーロッパでは今、そのような状態になっています。もしオーバーシュートが起き、医療崩壊に陥ってしまうと、処置が間に合わず、助かるはずだった多くの命を失ってしまうことにもなりかねません。また、その状態になってしまうと、強制的な外出禁止や生活必需品以外の店舗閉鎖などの強硬な措置を取らざるを得なくなります。今、海外で起きているような事態が日本でも起きてしまうことになります。
幸い今は、そういう状況ではありません。しかし、油断するとそうなる可能性が十分あるということが専門家会議から指摘されました。
そうならないために、これまでもこの欄で繰り返しお伝えしてきたように、クラスターをつくらないことが必要です。手洗い、うがいや咳エチケットなどをきちんとするともに、一人ひとりが「3つの条件が同時に重なる場所」を避けるよう、徹底した注意をお願いします。

*「3つの条件」……「換気の悪い密閉空間」「多数が密集する場所」「近距離での会話や発声」

●行事・イベントなどの開催についての考え方を変更します

わが国の基本的戦略は、これまでどおり「社会・経済機能への影響を最小限にしながら、感染拡大防止の効果を最大にする」です。
感染拡大防止とともに、社会・経済機能をできるだけ健全に維持することは、とても重要なことです。そこで今回の専門家会議の提言では、地域の状況によって少し異なる対応をする必要が示されました。
地域の分類は、大きく分けて3つです。
(1) 感染状況が拡大傾向にある地域
(2)感染状況が収束に向かい始めている地域ならびに一定程度に収まってきている地域
(3)感染状況が確認されていない地域

長崎市はこれまでに、県内で一件、感染者が発見されているものの、状況から考えて、(3)の「感染状況が確認されていない地域」に該当すると思われます。
この分類に該当する地域に対しては、次のような基本的な考え方が示されました。

学校における様々な活動や、屋外でのスポーツやスポーツ観戦、文化・芸術施設の利用などを、適切にそれらのリスクを判断した上で、感染拡大のリスクの低い活動から実施してください。
ただし、急激な感染拡大への備えと「3つの条件が同時に重なる場」を徹底的に回避する対策は不可欠です。

この専門家会議の提言を受け、行事やイベントについては、現状における長崎市の基本方針を次のように変更します。

(旧)市主催の行事・イベントについては、3月27日までの開催分については、特に緊急性・必要性が高いものや、時期を外せないもの以外は、中止または延期する。

(新)3月28日以降の市主催の行事・イベントについては、「3つの条件が同時に重なる場」にならないための対策と感染症対策をしっかりとることを条件に開催可能とする。

地域での行事やイベントなどについても、基本的な考え方は同じです。
なお、「3つの条件」が重なる場にならないための対策および感染症対策は、次のとおりです。
 ・会場をこまめに換気する
 ・人が密集しないために席を少しあけるなどの工夫をする
 ・近距離での会話や発声を避ける
 ・風邪の症状がある人や体調がすぐれない人は、参加を控えてもらう
 ・咳エチケット、手洗い、手指用アルコール消毒薬を設置するなどの対策をとる

もちろん、市内および隣接市町などで感染者が発生した場合などは、この方針を変更することになります。
また、市立小中高校の対応については、こちらのページをご覧ください。

●“小さな支え合い”でマラソンを走り抜きましょう

新型コロナウイルス感染症の影響が長引く中で、長崎市内でも、さまざまな産業に影響が出ています。特に、行事が中止になったり、街に出かけなくなったり、人が移動しなくなったりすることで、観光、交通、飲食などの分野で影響が大きくなっています。花など春にシーズンを迎えるモノの消費も少なくなっています。
iPS細胞の研究でノーベル医学生理学賞を受賞された京都大学の山中伸弥教授は、新型コロナウイルスとの闘いは、「短距離走ではなく、一年は続く可能性のある長いマラソン」と自身のホームページで述べられています。我慢を強いられる生活は、短期間であれば大丈夫でも、長く無理をしすぎると壊れてしまいます。しっかり注意しながら、無理をしすぎないように気をつけながら、みんなでこのマラソンを走り抜きましょう。
そのためには一人ひとりの“小さな支え合い”が必要です。
幸い長崎は、まだ感染が広がっている状況ではありません。状況が許せば、時にはまちに出かけ、買い物したり、外食したりして、まちを元気にする活動にも力を貸してください。
いま家庭で、地域で、職場で、そしてまちのあちこちで、声を掛け合ったり、具体的な支援をしたりと、大勢の皆さんが支え合いの気持ちを発揮してくれています。本当にありがとうございます。これからも状況に応じて、いろいろな支え合いや協力をよろしくお願いいたします。

検査や医療体制の強化については、今後想定されるさまざまな事態をシミュレーションしながら、感染症指定医療機関以外の医療機関の協力も含めた体制構築を進めています。
長崎市には、病院や医師など多くの医療資源があるだけでなく、長崎大学に世界的な感染症研究者も多数おられます。そういった専門家の皆さんの力と、行政、企業、市民一人ひとりが力を合わせることが何よりも大切です。
引き続き、市民の皆さんのご協力をお願いします。

令和2年3月23日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年3月16日)

3月14日、長崎県内でも新型コロナウイルスの感染者が初めて確認されました。
壱岐市で感染が確認された方についての詳しい情報については、長崎県のホームページをご覧ください。

これを受け、長崎市でも3月16日に「新型コロナウイルス感染症対策本部」を立ち上げました。
これまでも対策本部とほぼ同じメンバーによる「対策会議」を開催しながら、対応と準備を進めてきましたが、今後は「対策本部」として対応を進めていくことになります。
対策本部は、市長を本部長、副市長を副本部長とし、危機管理監や各部局の部局長をメンバーとする全庁体制です。

幸い長崎市、および隣接市町ではまだ感染者が発生していません。しかし、いつ発生してもおかしくない状況が続いています。
「3月10日付け」の市長メッセージでお伝えしたように、引き続き、毎日の生活の中での手洗い、うがい・咳エチケットの徹底、共用品をできるだけ使わないなどの心がけと、「換気の悪い密閉空間」「多くの人が密集」「近距離での会話や発声」という条件が重なる場所を避けるといった行動を継続してください。

市立小中高校は予定どおり24日まで休校となっていますが、長期化する中で、今週から学年を分けながら臨時登校を開始します。
休校自体は続きますが、その中で起きるさまざまなマイナスの部分についてはできるだけ小さくしようという取り組みの一つです。これは、まさに「3月10日付け」のメッセージでお伝えした「感染拡大防止効果の最大化と社会・経済的影響の最小化」という基本戦略を実行するものでもあります。

いま、新型コロナウイルスをめぐる社会・経済的影響が大きくなる中で、お互いに支え合って危機を乗り越えようという人たちの動きがマスコミなどでもよく紹介されます。多くの人たちの自主的な動きは、社会を健全に保ってくれる力となるものです。
長崎県で最初の感染者となった方の行動も、テントに一人で宿泊するなど、できるだけ周囲との接触を減らそうという社会人的配慮に満ちたものでした。

学校の休校が決まった3月2日に、長崎市PTA連合会から各学校のPTA会長宛てにメッセージが送られました。その文書にはこう書かれていました。

「緊急事態です。ぜひ、このような時こそ、お互いが少しずつの犠牲を払いながら、目的のために動いていただければと願っています。そのような大人の姿こそ、私たちが子どもたちに示すべきものです。」

素晴らしいメッセージだと思います。そして、こういった社会的配慮から生まれた動きをしてくださっているすべての皆さんに心から感謝します。

一方で、デマによってパニック的な行動が引き起こされるという現象もあちこちで起きています。私たち一人一人が新型コロナウイルス感染症にかからないように気を付けるのはもちろんですが、社会がパニックという病にかからないよう一人一人が心がけて、冷静に行動することが大切な時です。長崎市PTA連合会のメッセージを長崎市民のメッセージとして、市民の皆さんと共有したいと思います。

長崎市は、引き続き、状況に応じた適切な対応と、今後の感染拡大も見越した対応の準備に全力を尽くします。
併せて、国・県などの関係機関と連携して、社会・経済的影響の最小化への対応にもしっかり取り組みます。
引き続き市民の皆さんのご協力をお願いします。

令和2年3月16日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年3月10日)

3月9日(月曜日)に、国の新型コロナウイルス感染症専門家会議から最新の見解が示されました。
その中で、現時点での日本の状況は、「爆発的な感染拡大には進んでおらず、一定程度持ちこたえているのではないか」という認識が示され、同時に、感染者数は当面増加が続くと予想されることから、依然として警戒を緩めることはできない、という見解が示されました。

また、感染拡大の防止に向け、次の3点を柱として取り組むという方針も示されました。
(1)クラスター(集団)の早期発見・早期対応
(2)患者の早期診断・重症者への集中治療の充実と医療提供体制の確保
(3)市民の行動変容

こういった基本的な考え方を示すことは、全体の感染拡大を防ぐために大変重要です。基本方針を共有することで、それぞれの立場で主体的に取り組むことが見えてくるからです。

長崎市の場合、上記の3つの柱のうち、(1)については、学校休校やイベント等の中止・延期などの対応を取るとともに、企業や団体、地域などでも同様の取り組みをしていただいています。
(2)については、相談窓口、帰国者・接触者外来、PCR検査、感染症医療機関、それ以外の医療機関、消防などの関係機関が連携して、相談と医療の体制を整えています。
ここでは特に(3)について、あらためて市民の皆さんにお願いしたいことをお伝えしたいと思います。

国の専門家会議では、「みなさまにお願いしたいこと」として、特にクラスター発生防止に向けて、次のような行動をとるようお願いがされました。原文のまま転載します。

これまで明らかになったデータから、集団感染しやすい場所や場面を避けるという行動によって、急速な感染拡大を防げる可能性が、より確実な知見となってきました。これまで集団感染が確認された場に共通するのは、(1)換気の悪い密閉空間であった、(2)多くの人が密集していた、(3)近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発声が行われたという3つの条件が同時に重なった場です。
そのため、市民のみなさまは、これらの3つの条件ができるだけ同時にそろう場所や場面を予測し、避ける行動を取ってください。


今は、クラスターの発生を抑えるために、全員が力を合わせる時です。ぜひこの下線部分について、行動の基準としてください。
特に、この3つに加えて、「不特定多数の人が集まる」場所は、後で感染拡大を抑える特定作業ができませんので注意が必要です(ライブハウスやスポーツジムなどでのクラスター発生が報告されていることは、ご存じのとおりです)。

また毎日の生活の中では、手洗いやうがい、咳エチケットの徹底、共用品を使わないことや使う場合の充分な消毒を心がけてください。

現在のところ、長崎市では感染者は確認されていません。万一発生した場合は、記者発表を行い、状況を報告します。
長崎市内・県内のPCR検査の結果や、さまざまな長崎市の対応については、長崎市のホームページ、ツィッター、フェイスブックなどで随時お知らせしています(ホームページは毎日午後5時半に最新版をアップし、必要に応じて随時改訂しています)。
今後とも、必要な情報はその都度お知らせしますので、ご活用ください。

力を合わせて、この非常事態を乗り切りたいと思います。市民の皆さんのご協力をお願いします。

令和2年3月10日
長崎市長 田上 富久

市長メッセージ(令和2年3月6日)

新型コロナウイルス感染症が国内でも感染が拡大し、状況は刻一刻と変化しています。
不安な時期が続き、市民の皆さんはご心配のことと思います。
長崎市では「正確な情報に基づき対応すること」「時期に応じて的確に対応すること」「悪化する状況も想定し、できるだけ準備しておくこと」を基本的な考え方として、対応を進めています。
国の対策本部会議で、「感染拡大を防ぐためには、2月の終わりから3月にかけての取り組みが極めて重要」と示されました。今は感染拡大を抑え、拡散のスピードを遅らせることに、最大限の力を注ぎ、取り組んでいく時期です。
市民の皆さんにはさまざまな面でご不便をおかけしますが、ご協力をお願いします。
新型コロナウイルス感染症に関する情報は、ホームページで即時発信するなど、さまざまな手段でお知らせしますのでご覧ください。

最後に、改めて市民の皆さんには、次の3点に普段の日常生活から取り組んでいただくよう、よろしくお願いします。
(1)風邪や季節性インフルエンザ対策と同様に、手洗いや咳エチケットを行いましょう。
(2)「距離が近い」「一定時間同じ場所」「混雑した場所」の重なり合う状況が感染のリスクが高いので十分注意しましょう。
(3)風邪のような症状や熱がある場合は、外出を控えましょう。

市民の皆さんのご協力をお願いします。

令和2年3月6日
 長崎市長 田上 富久

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