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第6回 長崎都心まちづくり構想検討委員会

更新日:2024年4月12日 ページID:041968

長崎市の附属機関等(会議録のページ)

担当所属名

まちづくり部 都市計画課

会議名

第6回 長崎都心まちづくり構想検討委員会

日時

令和6年3月19日(木曜日) 14時00分~

場所

長崎市役所2階多目的スペース

議題

長崎都心まちづくり構想(案)について

審議結果

【委 員】
SDGsの観点からロゴとかを掲載したほうがいいのではないか。
長崎市の都心が低炭素な社会を作ろうとしているかどうかが見えないので、環境にも配慮しているということを明示したほうがいいのではないか。

【事務局】
環境に配慮したまちづくりの視点が見受けられないとのことだが、都市がコンパクトになっていくことや、回遊性が向上することで結果として低炭素なまちづくりにつながっていくと考えているため、ご理解いただきたい。
SDGsとの関連については、ご指摘の通り、表現が明確になっていないので修正する。

【委 員】
民間でもロゴを載せたり使ったりしているので、行政もSDGsを意識しながらまちづくりを検討したということをアピールすべきだと思うので、ロゴを掲載できないか再度検討していただきたい。 

【委 員】
パブリックコメントで川を活用したアイディアが複数出てきているが、回答が今後検討していくという回答で終わってしまっていいのか。

【事務局】
以前は渡し舟が出ていたりもしたが、モータリゼーションの進展により需要がなくなっている。交通手段ではなく観光手段としての可能性はあるかもしれないので、今後検討していく際に参考にするという回答を行う予定。 

【委 員】
整備方針について、今後やっていく事業の項目が数多くありそれらすべてを実行するには予算の関係や各関係者との調整等あると思うが、どういった優先順位をもって各事業を進めていくのか。個人的には、駅などの交通拠点からの人流を促す事業が特に重要と考えている。

【事務局】
昔から計画されている事業もあるため本構想に引き続き掲載することで共有したいと考えている。駅からまちなかまでの動線整備の緊急性は高いが、それ以外の事業もタイミング等を伺いながら進めていきたいと考えている。

【委 員】
来年度以降の委員会で、本構想で提案する事業の具体的な検討をしていくという認識でよいか。

【事務局】
来年度以降は、まちづくりのグランドデザインの検討委員会を立ち上げる。その中で、長崎市全体での賑わいや人流を活発にし、経済再生や定住人口維持について検討を行っていく。人の流れを促すためには、広域的な道路や公共交通機関がこのままでよいのか、周辺市町も俯瞰しながら広域的な視点をもって市として何かできることがないかなどということを検討していきたいと考えている。ただ、本構想に掲げているものについては喫緊の課題と認識しているためしっかり進めていきたいと考えている。

【委 員】
経済団体として懸念しているのが人口減少であり、大きなプロジェクトは時間がかかるため、予算との関係もあり難しいところではあるが、各プロジェクトを進めている間にも人口は減っていくと思うので、スピード感をもってプロジェクトを進めてもらいたい。 

【委 員】
全国的にはEV化が進んできている中で、本構想ではEV普及の観点がないのではないか。また、防災の観点として、中部下水処理場跡地が少し触れられているが、有事の際の対応として、仮設住宅の建設など防災の観点に触れなくていいのか。

【事務局】
近年、EV車が本当に環境にいいのかどうかという議論がなされるなど、先の読めない状況であるため、新モビリティについては本構想に記載しているが、EV車について明示していないことについてはご理解いただきたい。
また、防災の観点についてだが、防災計画を県市それぞれ策定しており、その中に様々な防災に関することが記載されているため、改めて本構想で新たな提案を掲載する必要はないものと考えている。なお、本構想における都心部の全体の取り組みとして、防災機能の向上を掲げており、中部下水処理場跡地を活用したストックヤードの確保や、そのほかソフトハード含めた取り組みを掲載している。

【委 員】
中部下水処理場跡地は防災的な使い方をするということで決まっているのか。

【事務局】
平和公園の再整備との兼ね合いもあるため、不透明な部分もあるが、都心部全体の取り組みとして防災機能の向上をできることから提案していきたい。 

【委 員】
将来生活のイメージや将来目指す姿に若者世代とかが長崎に住み続けたいということを印象付けるような表現があればいいのではないか。

【事務局】
将来生活のイメージなどに子育て世代の表現を追加する方向で検討する。 

【委 員】
可変性を持たせながらPDCAサイクルを回し、いかに旗を振って今後進めていくかというのが重要になってくるのではないか。

【事務局】
この構想を公表することで、民間の事業者と本構想を共有し、投資を促していきたい。また、必要があれば修正しつつ、官民連携で進めていきたい。 

【委 員】
将来生活のイメージに後期高齢者を付け加えてほしい。また、斜面地の住人が高齢者になりどんどん市街地におりてきているがどう考えているか。

【事務局】
本構想を作成するにあたって、市民全般的にいいまちをつくりたいと考えている。斜面地に住んでいる方の居住環境の向上に向けて、既に取り組みをしているので、引き続き取り組みを進めていきたい。 

【委員長】
パブリックコメントの意見で、「賑わいや活力」の定義について聞かれ、回答しているが、定義について構想中に盛り込めないか。

【事務局】
定義を追記する方向で検討する。 

【委 員】
各種掲載している事業があり、今後数年で集中的に取り組む事業を設定することで、長崎市が変化していることが市民や観光客に可視的に認識でき、関心を持たせることができるのではないか。

【事務局】
事業化できるよう早急に対応していきたい。 

【委員長】
PDCAを回す体制についてはどのように考えているか

【事務局】
行政だけでチェックができるかどうかということも含めて、進捗管理については検討していきたい。 

【委 員】
スピードアップをして長崎を活性化できるかが重要だと思う。庁内の横断的な連携や民間企業と連携し、活性化に向けた具体策を何か考えていけたらと思っている。

【事務局】
今後も関係部局と連携を図りながら、必要に応じて都市計画の規制緩和などをおこない経済活性化に向けて協力していく。 

【委 員】
まちづくりをどのように進めていくかとなったときに、産学官の連携など、ソフトの面にも目を向けながらPDCAサイクルが活発に回るような仕組みなどがこれからの大事な課題ではないか。

【事務局】
民間事業者等と協議を進める中で、行政として何かできないかということを考えながら今後も引き続き取り組んでいきたい。 

【委員長】
今回の委員会での意見をまとめる。
次の点について、資料に追記できないかとの意見がありました。まず、環境への配慮の点。次に、子育て世代や後期高齢者に関すること。最後に、「賑わいと活力」の言葉の定義をわかりやすくできないかとのことだった。そのほか、今後、策定した後の進捗管理やスピード感をもって実行していけないかとの意見もあった。
これらの意見を踏まえて修正した構想を最終案としてまとめ、構想を策定してよいか。
(委員:異議なし)
異議なしのため修正したものを最終版とする。
また、長崎都心まちづくり構想検討委員会規則第7条において、「委員長は調査審議が終わったときは、速やかにその結果を市長に報告しなければならない」となっている。
市長への報告は、最終案については異議がないこと、また、これまでの審議の際に出た意見として、交通や環境に関する視点や、取組みにおけるターゲットの明確化などについては、今後、グランドデザインの検討や、具体的な施策の検討において配慮していただくよう、意見として申し上げることとしたい。
これらの文面は、委員長一任としてよろしいでしょうか。
(委員:異議なし)
異議なしのため委員長一任として報告する。

以上

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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