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令和5年度第1回 長崎市放課後対策推進審議会

更新日:2024年3月22日 ページID:041866

長崎市の附属機関(会議録のページ)

担当所属名

こども部 こどもみらい課

会議名

令和5年度第1回 長崎市放課後対策推進審議会

日時

令和6年2月5日(水曜日) 15時00分~16時30分

場所

長崎市役所2階 市民利用会議室

議題

長崎市の児童の放課後対策について

審議結果

1 開会
(1)こどもみらい課長挨拶
(2)会議成立報告(委員の過半数出席)
(3)会長の互選及び職務代理者の指名
会長は互選により、小﨑委員に決定
職務代理者は、会長の指名により松林委員に決定
(4)委員紹介

2 議題
(1)「こどもの居場所づくりに関する指針」の概要について

【事務局】
資料に基づき説明
(質疑)

【委員】
居場所の考え方の調査を実施しているのか。

【事務局】
国が調査している。長崎市は今後検討。

【会長】
資料に「居場所は子ども本人が決める。居場所づくりは第三者が中心となって行うもの。この両者に隔たりがある。」との記載があるが、皆さんの実感として思い当たるところはあるか。

【事務局】
その点については、議事(2)で説明させていただく。
(2)長崎市におけるこどもの視点に立った居場所づくりの実態把握について

【事務局】
資料に基づき説明
こどもの居場所づくりにおける4つの基本的な視点として、「ふやす」、「つなぐ」、「みがく」、「ふりかえる」ことが定められているが、今回は居場所を「ふやす」ことについて協議していただきたい。

【会長】
居場所の現状や子どもの声について、現場で見ている委員の意見をお聴きしたい。

【委員】

  • 放課後児童クラブ(学童)の運営と子ども教室のコーディネーターをしている。
    子どもが自分で居場所を選べているか、主体性については、低学年はどうしても大人の目が必要。大人の目が離れるまで成長するには、長い期間がかかる。
    学童については、子どもが主体的に選択して通っているのではなく、保護者の勤務等の都合で児童クラブに通っている。子どもの安全のためだから、選択の余地はない。
    高学年になると、保護者と話して、通うかどうかの判断をすることになるのでは。
  • 学童では、補えないような子どもがいるのではないか?そのため放課後子ども教室を引き受けたという側面がある。
  • 学校や家庭に居場所を感じられない児童に、学童や子ども教室という居場所を感じてほしい。

【委員】

  • 当園では学童は運営していない。学童を運営している保育園を選ぶ保護者もいると思う。ただし、職員が確保できないために実施できない面もあると考える。
  • 長崎市保育会としても、児童クラブを設立している保育園の部会を立ち上げているので、部会の協議事項等の情報を必要に応じ本審議会に提供していきたい。

【委員】

  • 中学生以降の居場所がないと感じる。昔と異なり、公園に行くと誰かが遊んでいるといった状況でなくなっている。子どもの遊ぶ場なくなってきた。学童では縦の関係があるが、中学生から上の世代は、異年齢の関係が希薄化しており、また、ふらっといける場所がなくなってきている。
  • 子どもが集まる場所は、Wi-Fi環境がつながるところ、ある程度おしゃれなところで、勉強をしに行くところとしては県庁などがある。誰もが気兼ねなく行ける場所。

【委員】

  • 放課後子ども教室は、週に4日間活動している。宿題をしてバスの時間まで活動という形。皆と同じペースで宿題をするのがいやだという子どももいるが、保護者としてはやはり需要があると思う。いやならやめていいということを学校から保護者経由で、子どもに伝えている。
  • しかし、通学区域が広いのでバスの費用負担がある。そういう意味では野母崎は子どもが主体的に居場所を見つけにくい場所なのかもしれない。

【委員】
・近年の状況としてはSNSやゲームの世界に居場所を見つけている。これは学校現場としても課題と感じており、子どもの居場所を目的としてつくられる居場所づくりや拡充が、必要だと改めて感じている。
・週1回、子ども教室を実施している。不登校傾向の子どももその日には出てくるくらい。好まれている。
・子どもたちとしては、体を動かしたいということ、また、地域の方々とのふれあいで安心感を得ているところもあると思う。子ども教室は素晴らしい事業だと思う。
【委員】
・育成協で活動しているメンバーで、月1回の放課後子ども教室をスタートした。
・大人のいる場所で宿題を終わらせたいという気持ちが強いらしく、熱心に宿題をしている。
・開設して5年目となるが、申し込みは少なくなってきたので、対象学年を拡張した。
【会長】
・放課後子ども教室を子どもは楽しみにしている。朝から体育館で体を動かせるように小学校に協力してもらって解放してもらって、朝から積極的に来ている。
・中心街では高校に行けなかった子どもがたむろしている。家に居場所がないのではないか。
・個人で居場所をつくってあげている人がいる。小学生は帰宅時間があり、子どものニーズとちぐはぐさがあるようだ。
【委員】
・放課後に学童や教室に行けない子どもをどうするかを国は心配していると思う。
その把握をした場合、相互の開示も含めて情報の連携をどうしていくのかなというのが課題になってくるのではないかと思う。
【事務局】
・放課後子ども教室は、全ての小学校で実施しており41小学校区が委託。
回数が多ければ多いほど子どもが集まると思うが、スタッフの確保が難しい。また、誰一人取り残さないという観点からも、放課後子ども教室があった方がよいと考えている。人材確保や教室の拡充へのヒントはないか。
・いろんな居場所の多様化が求められており、例えば、児童館や子ども食堂などにもつないでいく、広げていくことが重要と考える。既存の施設や活動が他にもあれば教えていただきたい。
【委員】
・前半の件のヒントとしては、コミュニティ連絡協議会(まちづくり協議会)の中で議題にしてもらった。現役世代になんとか参加してもらう。関わってもらえる範囲で、なんとか活動に参加できるよう動いていくのが重要。そのような観点で、PTAとの連絡会を開催したので、後継者発見の機会になればいいと思っている。
【委員】
・児童クラブと子ども教室の一体型では、協働活動支援員以外にサポーターとして民生委員さんに入ってもらっており、体を動かす活動の支援をしてもらっている。
・クラブのスタッフに地域との接点を作ってほしいという希望もある。
・就労していない保護者の子どもも面倒をみることができる場所が必要ではないかと思っている。児童クラブもどんな子でもはいれる居場所になっていければよいと感じている。
【委員】
・こども真ん中とよく言われているが、こどもの居場所として他の方の意見も聞いて宿題だけでなく、他の活動など(あそび)なども自分たちができる範囲で行い、子どもたちが何かを目的として通える場所になればと思っている。
3 閉会

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