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令和5年度第1回 長崎市献血推進協議会

更新日:2024年3月11日 ページID:041801

長崎市の附属機関(会議録のページ)

担当所属名

市民健康部健康づくり課

会議名

令和5年度第1回 長崎市献血推進協議会

日時

令和6年1月25日(木曜日) 14時00分~

場所

長崎市民会館 第4研修室

議題

  1. 会長及び会長職務代理の選任について
  2. 長崎県の血液事業について
  3. 日本赤十字社の血液事業の現状について
  4. 長崎市の令和4年度・令和5年度の実績及び計画について
  5. 質疑応答及び意見交換

審議結果

(1) 委員の互選により平田会長及び会長の指名により上田会長職務代理が選任された。
(2) 長崎県の血液事業について、長崎県薬務行政室田川主任技師が説明をおこなった。
(3) 日本赤十字社の血液事業の現状について、啓発DVDを含め長崎県赤十字血液センター木下所長が説明をおこなった。
(4) 長崎市の血液事業について、健康づくり課古賀課長が説明をおこなった。
(5) 会長あいさつ

会長(あいさつ)
献血推進協議会委員となって4期目になるが、コロナで途中は協議会を中止していたが昨年から再開し、会長として参加させていただいている。今年は、三が日から能登半島地震や航空機事故が起こってしまった。東北大震災や熊本地震の時も、各地、色んな職種の方が支援チームを作り、派遣されている。医師会もしかり、薬剤師会もしかり、皆さんも色んな職務の中で支援チームとして赴かれたことと思う。今回もDMATやJMATとして長崎県からチームを出し、薬剤師会からも支援に行っている。色んな職能団体の方からも支援チームが出ているため、今後も要請があった場合は皆さんご協力をお願いしたい。さて、献血ですが、石川県の日本赤十字社のホームページを見てみると、今のところ血液は足りているという状況である。ブロックごとに血液を融通する仕組みがあるためであろう。
今日は、円滑な進行に皆さんのご協力をお願いする。

(6) 質疑応答

会長
長崎県の令和4年度の市町別献血状況を見ると、長崎県全体で見ると目標に対する献血者数と献血量の達成率が95.5%、97.2%となっているが、それに比べて佐世保や諫早など100を超えている所が散見される。長崎市は80台前半で推移しているが、始めの目標が高すぎたということになるのか。

日赤
献血の目標については、九州ブロック血液センターで各県の目標を決め、各市町については県の方で人口等に応じて分配されている。長崎県には血液ルームが2か所あり、ベッドの数が県全体の規模からすると多いというのがある。ベッド数も勘案して目標量が決められているので、全体として見ると多いのかもしれない。

会長
献血ルームは、はまのまちと佐世保の西海があるが、佐世保の方がアクセスがいいのか。

日赤
100%を超えている所は、基本的にその市町に大型商業施設が多い。佐世保は自衛隊関係が多い。大型商業施設と自衛隊がある市町は数字的に大きくなる。時津町は223%と高い数字になっているが、大型商業施設が多いため土日にバスを持って行くことで地域的に高くなっている。

会長
そういうところも勘案して目標量を振り分ければ、すべてが100%を達成できるような目標を立てられるのではないか。

日赤
市町の目標は県の方で決められている。

会長
血液製剤の種類のところで、全血献血から血小板製剤をつくることは難しいのか。

日赤
技術的にできない。

会長
できる技術があれば、血小板は有効期限が短いのでいいですが。

日赤
全血献血400mlだけでは血小板製剤をつくるのに必要な細胞数を回収できない。成分献血のように採血・返血を数回繰り返すことで必要な量を回収している。

委員
献血とは自発的かつ無償で血液を提供することとあるが、子どものころに、献血をしていた周りの人がお菓子をもらっていたが、今は献血をしたらいただけるものはあるのか。

日赤
全く見返りがないわけではない。ジュースとかお菓子とか、その時のキャンペーンの商品とかを渡している。一人あたりいくらと決まっている。その制限の中で差し上げて、来ていただいている。もっと来ていただくために金券を配ればというご意見もあるが、それはできない。

委員
以前献血をしたが、前に行ったときはできなかった。もし次行ったとき、一回できなかった人はできないものなのか。

日赤
どうして出来なかったのかの理由次第である。多いのはヘモグロビンの不足で、女性の方だと血管が細いとか分かりづらい方がおられる。今は厳しくなって、脈拍や血圧をその場で測って基準値をクリアしてもらわないといけない。ドキドキしていたのであれば一週間後にリラックスして来ていただければ大丈夫かもしれないが、ヘモグロビンが低ければ生活改善してもらわなければもう一回来ていただいてもダメということになる。

委員
不適格者について、行かれた時に今日はできないと伝えていると思うが、献血した後に不適格なところが見つかった場合に、その方にこういう理由で不適格であったとお知らせをすることはあるのか。

日赤
不適格になったすべての内容を通知してはいないが、一部の検査結果については異常を認めた場合に希望された方へ通知している。HIVについては、HIVの検査をするために献血に来る方がおられた時代もあったため、HIVは教えないのでここではしないでくださいと啓発はしている。

委員
血液のデータは、本人は分かるのか。

日赤
希望者にはハガキやラブラッドでスマホに送られる。

委員
診察にはならないと思うが、客観的にデータがいただけるのか。

日赤
健康診断のように、値が悪いので病院に行きましょう、といったコメントはない。

会長
2月1日から海外に血漿分画製剤を輸出することに関して、丁寧に説明をして同意を得られた方のみ献血ができるとしていますが、皆さん同意されるという予想か。

日赤
これをどういう風にみんながパッと聞いた時に感じるかだと思う。日本は血液が足りないと言っているのに何で輸出するのか、どこに輸出するのか、どの国にするのか、誰が決めるのか、何を輸出するのかを書いていない。

会長
これは聞かれたときに答える手元資料はあるのか。決まっていないのか。

日赤
ある程度決まってはいる。3つのメーカーが製造しているが、3つのメーカーが横並びで行けておらず日本血液製剤機構が先行している。輸出しようとしているものは、今は1つだけ。血友病のお薬を輸出しようとしている。日本国内では余っているアルブミンやグロブリンを全部取っておいても使わないものが多い。それを有効利用しようということと、発展途上国のためになんとかしてくれという陳情があっていたみたいで始めようということになった。

会長
同意は得られると思うか。

日赤
我々の方で、分かりやすいマニュアルを工夫する必要がある。全職員が理解しておかないと説明できない。

会長
日本全国同時か。

日赤
そう。日本の需給に全く関係ないとご理解をしていただければと思う。

委員
市職員成分献血協力者の募集について減少したとあったが、人数は長崎市として満足しているか。

事務局
市の職員に対しては趣旨を説明して呼びかけを行って登録をお願いしているところだが、退職をされる方が登録をされていたり、理由をお聞きすると体調を崩されたとおっしゃったり、そういった方が登録を外されていると聞いている。無理強いできないが、やはり市としてはもう少し協力をお願いしているところである。献血を年に6回程度行っているが、その時にも全庁掲示板で皆さんに午前中の状況などを随時呼びかけし、献血をお願いしている。登録をされていない方でも献血に協力いただいている方もいらっしゃる。

会長
それでは、本日予定していた議事と質疑応答を終了させていただく。

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総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

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