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令和5年度第1回 長崎市科学館運営協議会

更新日:2023年11月2日 ページID:041227

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

教育総務部 生涯学習施設課

会議名

令和5年度第1回 長崎市科学館運営協議会

日時

令和5年8月24日(木曜日)10時00分~

場所

長崎市科学館

議題

 (1) 夏の企画展について(視察含む)
 (2) 令和4年度の事業報告について
 (3) 令和5年度の事業計画について
 (4) その他 科学館に関すること

審議結果

議事
(1) 議題1 夏の特別展について(視察含む)
<指定管理者より夏の特別展の説明>
【委員】
 幼稚園の子どもと一緒に見に行った。凄く喜んでいた。連れてきた保護者の方が疲れ果てたそうである。凄く時間をかけて見て遊んで楽しい時間だったと話してくれた。
【委員】
 人手が足りないのかもしれないが、せっかくなので、解説をする人がいて、途中でちょっと解説をしてくれたらより良いのかなと思った。

(2) 議題2 令和4年度の事業報告について
<事務局及び指定管理者より令和4年度のモニタリング報告、事業報告、収支報告、主な施設整備等について説明>
【委員】
 モニタリングの市の評価の部分だが、学校でも評価を前向きにしなさいと言われている中で、いつも辛口なコメントが多かったが、今回は前向きな意見となっていたのでよかった。
【委員】
 教えていただきたいのだが、3ページの施設利用者の状況で、4月から10月にかけて利用者がコンスタントにあるが、11月、12月にかけて冬にかけて人数が減っていのるは理由があるのか。
【指定管理者】
 これだという原因はわからない。今までのデータを見ると、冬は非常に科学館の利用者は少ない。出かけていただく方が冬場は非常に少なく、逆に夏は出かけていただけている。極端に言えば冬は開店休業状態な日があって、利用者がゼロの日もある。そのための対策として、11月から3月の期間に冬の企画展を行っているが、なかなか出かけていただけない現状にある。何か良い方法があれば取り組みたいと思っている。
【委員】
 要検討事項ということですね。
【指定管理者】
 補足だが、ちなみに、科学館は土日の利用者が当然多い。雨が降ると利用者が増える。雨の土日、どこか行くところがないので室内でどこか過ごせる所でということで、科学館に来る方が多いみたいである。
【委員】
 子どもが出てこないというのは、小中学校の学童関係については意外と土日に行くように盛り込むことがあるのだが、それがなかなか冬場はない、夏場が多い。そういうこともあって科学館に来る子ども達も冬場は減ってくる、本日出席の委員の中に小学校、中学校と校長先生がいらっしゃるが、大変な二学期である。その関係でなかなか来られなくなることが普通だと思っている。30年くらい関わってきているので、子ども達の動きとしてはそんな感じだと思っている。
【指定管理者】
 今の話でもあったが、冬場は学童が非常に少なく夏場は学童が多い。手前味噌にはなるが、最初から何とかしたいということで、出前サイエンスと言って、科学館に来ていただけないのならば、こちらから職員派遣して、色々なところで簡単な実験と工作を体験していただこうと。そういった取組を最初は冬場を中心に行っていた。しかしながら、近年は、やはり学童の希望などで7月、8月、ほぼ連日希望があるという形になっている。だからどうしても冬場が少ない。
【委員】
 冬場になると、修学旅行生などの団体のお客様自体が少なくなってくるのではないか。今回の鏡の魔法展でも学童の子どもが来ていて「どこからきたの。」と聞くと、「大村から来た」と。大村からも来てくれるのだと非常にわくわくして、嬉しかったのですけれども、冬休みというか、冬場は、長崎市以外、おそらく他県からの修学旅行生の見学場所になっていると思うが、どうしてもそこが少なくなるということ。また、長崎市内の小学生は5年生の時に必ず科学館と原爆資料館へ行くが、平和教育との関係で、どうしても夏場、ひょっとしたら1学期までで終わるという関係もあるので、そういったところもあるのかなと思っている。
【委員】
 主な事業報告に関して、初めにこれだけ綿密な計画を立てているというのは、大変じゃないのかな、これって凄いなと思う。重なったら駄目な日程もあるだろうし、そういうところを調整しながら3月には次年度の計画を立てる、これって凄いことだと思う。
【指定管理者】
 ありがとうございます。次年度の計画もこの一覧表で作成しており、年間の一覧表で、どの部屋で何をするか等を作成して計画を立てている。
【委員】
 私は地球温暖化防止活動推進センターを運営しながら市民の方に働きかけをしているが、科学館が色んな事業をする中で、市民向けの広報など周知の方法についてどのようにしているのか教えてもらいたい。
【指定管理者】
 広報関係ですけれども、スターシップニュースというのを発行している。長崎市内と県内の小中学生向けに出している。それと都度ごとに放送局にお願いをしている。今やっている特別展は共催でメディアを入れて費用を捻出している。その都度広報している。
【委員】
 科学館と直接関係はないが、広報ながさきで公民館講座の案内などの広報が最近はされていない。実際なくなったりしている。予算面もあるのかもしれないが、広報ながさきで周知をしていくというということを言われても良いのではないかと思う。
【生涯学習施設課】
 科学館や日吉自然の家などは、イベント情報のところに紙面を確保してイベントの周知を行っている。なお、公民館講座の案内につきましては、以前春と秋の公民館講座案内を広報ながさきの別冊として、8ページほどのチラシを作成していたが、費用対効果や常連が多いということを踏まえて、別冊としてではなく、公民館講座が始まる前月の広報ながさきにQRコードから内容が見られるように広報のあり方を見直している。ただし、周知方法がまだ行き届いていない部分があるようなので、より周知に努める必要があると考えている。
【委員】
 私も広報ながさきを見るが科学館の行事、以前は科学館でまとまっていたのだが、今は日付順で科学館の行事はバラバラになっている。以前の方が良いのか今の方がよいのか、果たしてどちらがいいのか私自身判断がつきかねる。
【生涯学習施設課】
 広報ながさきは、広報広聴課が所管しておりまして、どういう紙面がよいのか、見やすいのかを考えて作成している。現在は、イベントは後の方に日付順で載っているが、そういった意見があることは所管に伝えてさせていただく。
【委員】
 5ページの各年度利用者比較、左上の表にある集客目標人数、平成21年の指定管理者制度導入前に比べると平成30年度のところで実際の利用者人数が増えて集客目標を大きく超えるような感じになっている。現在の集客目標17万人で、コロナ禍があり集客落ちたが令和4年度には戻ってきたのではないかと思っている。ただ昨今の少子化の影響で小学生や中学生の数が減っている中で、集客目標人数とはどのように決めているのか、集客目標は指定管理者が定めているのか、市が定めているのか、どちらが考えているのか。
【生涯学習施設課】
 令和2年度からの指定管理者の更新に際しての公募時に、指定管理者から提案があった集客目標値になる。令和元年度の夏から秋口にかけての公募であるため、コロナ禍前で、影響が見通せなかった形での目標人数になっている。
【委員】
 これからもしばらく、17万人で目標人数は続くのか。
【生涯学習施設課】
 5年間、17万人ということである。
【委員】
 エネルギーだとか、ライフラインの経費が高くなり、ソーラーパネルなどの設置は検討されたことはあるのか。ここは昼間の電気使用料が多いと思うのでソーラーパネルの昼の太陽のエネルギーを使うということは非常に合理的ではないのかなという気がする。
【生涯学習施設課】
 現状、今のところ、予定や計画はない。
【委員】
 敷地が広いですしね、屋根もある。
【生涯学習施設課】
 環境の面から言うと、クリーンなエネルギーへの取組となるので、実現は別としてご意見として承る。
【委員】
 自家消費することで、かなり短期間で初期費用を回収できるので是非検討してもらいたい。

(3)議題3 令和5年度の事業計画について
<指定管理者及び事務局より令和5年度の事業計画、主な施設整備予定について説明>
【委員】
 施設整備予定に関して、12ページの単位の設定は千円で合っているのか。そうすると、プロジェクター交換の4,380万円になるということか。
【生涯学習施設課】
 単位は千円で記載している。
【委員】
 外壁工事は1億4,000万円、この費用はどこから負担するのか。
【生涯学習施設課】
 指定管理者ではなく、長崎市の直営の予算として確保している。
【委員】
 プロジェクターの交換は、プラネタリウム改修の際に一緒にしなかったのか。
【生涯学習施設課】
 この機械自体が、プラネタリウムを入れている機器メーカーでなければ、整備ができない機械となっている。全面改修ではなくて、部分、部分で劣化した部分を順次改修をしており、その一環になる。
【委員】
 それは最初に機器を導入した際の時の分なのか。
【生涯学習施設課】
 現行のプラネタリウム機器メーカーの機器の一部入れ替えと交換という形になる。
【指定管理者】
 アナログ式からデジタル式にも変わることになる。
【委員】
 事業計画から予定はわかるが、事業計画書はないのですか。収支報告書はあって、事業計画書がないというのは初めてなのだが。
【生涯学習施設課】
 事業計画書は別冊という形で配布している。詳細な計画は長崎市科学館令和5年度事業計画になる。
【委員】
 さっき話したように、本当に地代やら、電気代やら、ものすごく上がってきている。それで、2割から3割程度上がってきているのでそれはまだ途中だったから良かったが、来年度の計画の中に入れるときは、やはりそこのところは考えないといけないし、人件費の問題もある。最低賃金も上がっている。数字的なものはきちんと把握しておかないといけないと思う。

(4)その他 科学館に関すること
【委員】
 科学館の入館の様子を見ていると学童が物凄く多い。その際の指導者、引率者の入場料は有料なのか無料なのかを知りたい。というのは、私達教員は修学旅行に引率で行くと入場料を支払っていないのではないかと思う。それで学童がもっと来るようにするためには、例えば、学童の指導者、自治会の人達が引率で来た場合は子ども達の安全を考えるという意味でも、書類提出したら無料になれば良いのかなと思うが、その点がどうなっているのか教えてもらいたい。
【生涯学習施設課】
 入館料の減免に関する部分は、減免の規則、長崎市の基準に基づくものだが、学童の指導者入場料の減免については、現状、行っていない。減免対象としていない。
【委員】
 当たり前に入館料を徴収しているということか。
【生涯学習施設課】
 減免の対象としていないので、入館料を頂いているという状況である。
【委員】
 その辺の条例を変えて頂いて、引率は無料とすれば、学童の方ももっと来やすいのではないか。学童側の経費節減になって来やすくなるのではないか。
【生涯学習施設課】
 例えば、保育所、児童福祉施設に入所している子どもの引率者に対しては、今、減免の対象になっているが、引率者は減免の対象とはなっていない。
【教育総務部長】
 先ほどお答えした通りの内容については公共施設の中で料金をどう徴収するのか、市の全体的なルールに則り、運用させていただいているのが現状である。意見というのは今後科学館の入場者数を増やすためには必要な視点だとは思っている。全体の話になると、個々の時点でできます、できませんというのはこの場でなかなかお答えするのは難しい。今日、こういった意見が出たということは私共で受け止めたうえで話し合いをしていきたい。
【委員】
 科学館は他の観光施設とまた違った学習の場でもあるので、その辺、ちょっと条例改正に向けて汗かいてもらえればと思う。そうすると科学館を利用する学童も増えて、入館者も増えると思う。
【委員】
 今、私は色々な活動をしているのが、後継者不足に結構悩んでいる。色々な会を持っているのですが、最初作るときは若い人がいっぱいだったが、10年、20年と経っていくと年寄りばかりになっていく。ところで今、科学館も、サイエンスティーチャーということで、現職の小学校、中学校の先生方が何名かおられる。結構年配者の先生が多く、再任用されているくらいの年齢の人が多い。若い人があまりいないような気がする。再任用されている先生が辞めてしまうと続かないので、今の先生がいらっしゃるうちに、若い先生を入れこんで繋がりをつけて、科学館のサイエンスティーチャーを若返らせる方法がないのかなと。同じ教育委員会なので、理科の先生方そのあたりからでも若い先生を科学館のサイエンスティーチャーに育てる努力して頂けたら、サイエンスティーチャーの活動が続くのではないかと思う。
【指定管理者】
 サイエンスティーチャーという名前が出てきたが、科学館の職員だけでは色んな分野の事に対応しきれない。例えば、私に植物のことを聞かれても、チンプンカンプンである。そこで、それぞれの分野に詳しい専門の方にお手伝いをお願いするような形でサイエンスティーチャーとして活動していただいている。サイエンスティーチャーが実施する科学教室などに科学館の職員を同席させ色んな分野に対応できるようにスキルアップに努めてはいるが、なかなか上手くいかないのが実情である。サイエンスティーチャーは年1回程度の方も含めると約20名いる。
 そのほかに土曜日の夜に開催している観望会などをボランティアでお手伝いいただいているサイエンスボランティアが20名以上いる。
 何とか若い方たちをサイエンスティーチャーやボランティアにと思うが、アルバイトに行ってしまうなどで、引き込めない現状にある。そのため、退職者や年配の方の割合が多くなっている。
 ここにいる委員の先生方や、林委員が在籍している長崎大学の学生、教育委員会の方が科学館へ手伝いに行くように呼び掛けてもらえるとありがたい。
【委員】
 高校でも一人一台端末が入ってきて、情報を使うということに関しては、教育現場だからこそ人手が必要というような面がある。インターネットとか配線工事をしたからといって人手が必要ないとはいかない。そういう現場なのではないかと思う。
 サイエンスボランティアに関しては、私も別途部活動を持っているし、夕方から科学館へ行くというのはなかなか難しい状況なので、簡単には協力できるとは言いきれない。現状から言うと、再任用の方とか退職した方をご利用する方が一番資金的な部分でもかなっているのではないか思う。次々新しく退職された方とか、新しく再任用された方にどうつなげていくか考えていくことが現実的だと思う。
 同時に世の中もDX化ということが進んでいて、令和4年度の主な施設整備として、インターネット回線工事にお金をかけているようだが、これは無料Wi-Fiになっているのか。例えば、児童・生徒の端末ではなく、携帯電話なども繋がるものなのか。科学館内で色々繋がるような状態であれば3ページのモニタリングの部分の意見の集約も簡単にできるのではないかと思うが、どういった状況かわからないのでお尋ねしたい。
【生涯学習施設課】
 令和4年度に整備したWi-Fiの現状の使い方としては、科学館が主体的に事業をするときに来館者が利用できるように設定し、事業が終われば、またパスワードを変更するという運用である。科学館が主体的に行う事業のときに利用できるようにしている。
 【会長】
 その他に意見が無いようなので、本日の議事を終了する。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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