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令和4年度 長崎市献血推進協議会

更新日:2023年5月1日 ページID:040109

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

市民健康部健康づくり課

会議名

令和4年度長崎市献血推進協議会

日時

令和5年2月16日(木曜日) 14時00分~

場所

長崎市民会館 第2研修室

議題

1 会長及び会長職務代理の選任について
2 長崎県の血液事業について
3 日本赤十字社の血液事業の現状について
4 長崎市の血液事業について
5 質疑応答及び意見交換

審議結果

出席委員:平田会長、山口委員、加世田委員、前田委員、楠本委員、谷口委員、島崎委員(12名中7名出席) 

関係機関:長崎県薬務行政室田川主任技師 長崎県赤十字血液センター木下所長、糸屋事業部長、献血推進課中村主事 

事務局:水蘆市民健康部長、健康づくり課竹中課長、同内山係長、同長谷川

(1) 委員の互選により平田会長及び会長の指名により井手副会長(当日欠席)が選任された。 

(2) 長崎県の血液事業について、長崎県薬務行政室田川主任技師が説明をおこなった。 

(3) 日本赤十字社の血液事業の現状について、啓発DVDを含め長崎県赤十字血液センター木下所長が説明をおこなった。 

(4) 長崎市の血液事業について、健康づくり課竹中課長が説明をおこなった。 

(5) 会長あいさつ 

会長(あいさつ)
献血推進協議会委員を足掛け6年ほどやらせていただいている。本日は、関係機関からの報告、特に血液センターからは所長直々の説明をいただくということで楽しみにしている。どうかよろしくお願いしたい。 

(6) 質疑応答 

会長
県事業報告について意見はあるか。 

委員
献血不適者数の男女の割合は、男性が多いが全国的にはどうなのか。長崎県の特徴があれば教えてほしい。

日赤
全国と同じような割合である。特に長崎県の特徴というのはない。

委員
献血は50代以上の人が多いが、その人たちが献血できない年齢になると大変とのこと、10代・20代の献血が全国的にも低いということなので、今後の県の計画に生かしていく必要があるが、何がネックとなっているのか。献血車両が自治会に来ているが、土日以外の日中なので、若い人が来ない。

日赤
来てくれる人は、若い時に献血の経験がある方が多く、献血が習慣になっている方々なので、若い人に献血の大切さを訴える必要がある。若い時に献血を体験してもらうことでリピーターを増やしたいと思っているので、その時期の啓発が大事である。大学によっては、理解を示してくれるところがあり、献血者も結構来ていただいている。問題は高校である。私立は一定の理解を示してくれるところが比較的多いが、公立は年間スケジュールがびっしり決まっていて、協力が難しいと言われることが多い。

委員
現在、血液量は足りているとの説明があったので、緊迫感が今一つ伝わってこない。ただ、若者は今からでも遅くないので啓発をやっていく。そのためには、例えば私の地区はまちづくり協議会を作っている。協議会を作ることによって地域の団体・企業や保育園等を巻き込んでやっているので、若い人の参加が増えている。若い世代を巻き込むことが必要で、地区イベントで献血のPRをしたらどうか。ある地区のまちづくり協議会の花火大会や夏祭り等のイベントには若い人の参加も多いので、こうしたイベントを利用してPRコーナーを作ったらどうか。

会長
いろんな地区でイベントがあるが、献血は16歳からだが、16歳のもう少し前の世代にターゲットを絞ってPRをやっていただきたい。


ラブラッドシステムによるプレ会員制度が昨年の9月28日から始まっているので献血の可能な年齢に達する前から献血可能年齢までのカウントダウンができる。初回献血の時期をできるだけ早める努力が必要で、こうしたアプリを活用した若い人への啓発に加え、血液センターでは高校・大学での献血セミナーへの参加を促すなど若い人への啓発にも努めてもらっている。公立高校はスケジュールが詰まっているが、献血の重要性を知ってもらうため、献血はできなくてもセミナーだけでも受けてもらえないか、お願いを続けていく。

委員
ラブラッドについては、まだそれほど浸透していないと思うので、どういう形で浸透させるのか、若い人はアプリが使えるし、県や市の広報紙も活用したらどうか。子どもは学校で知るが、30~40代の親世代になると記憶が薄れているのではないか方法を考えてほしい。

会長
家族単位の啓発をよろしくお願いしたい。月別の献血者数の説明で、献血者数は年間で少し増えている印象があるが、昨年8月と1・2月前後は波があるようだが。8月は献血者数が減っている。

日赤
最終的には帳尻が合っている格好だが、月、週単位では波があり予断を許さない時期があるのは事実である。また、地域によるピンチもある。

会長
輸血量は医療機関ではコロナの影響による手術控えもあったが、需要が少なかったことはあるか。

日赤
待てる手術は延ばしてもらったが、抗がん剤使用時に輸血が必要であったり、緊急手術があったりするので、個々の病院で結果が異なると思われる。使用量は減っていない。

会長
血液センターの事業について何か意見等はあるか。木・土に買い物に行くと献血車に遭遇することがあるが、平日は行っているか、曜日を決めて行っているのか。

日赤
商業施設は集客が見込めるので週末や祭日に配車することが多い。

委員
未成年者は保護者の同意が必要か。

日赤
基本的には必要ないが、できれば同意を得てほしいと学校側からは要請がある。

委員
献血バスを派遣してほしい。また、イベントへの参加要請は可能か。

日赤
電話連絡をいただきたいが、献血バスの1日の献血者数の目標を約40人に設定しているので、20人ぐらいだと半日だけの配車にする場合もある。事前にだいたいの人数がどれほど見込めるかどうか相談をさせていただきたい。

委員
イベントコーナーで献血とは何ぞやとのPRはやってもらえるか。

日赤
日程や内容の調整もあるので検討させていただきたい。

会長
少子高齢化に伴う減少、18歳未満の人口が減っている。今のままだとじり貧状態。若年者の献血に占める比率を上げることが必要ではないか。

日赤
リピーターを増やす努力が必要だと考えている。都合で数年に一回しか来られない方もいる。

委員
年齢別でいくと若い人の献血割合が少ない。但し、年代別人口に対する献血者割合の推移はそう変わらないのか。そうであれば、単純に若い人の人口が減っているということか。結局、人口が減ってきているので、そのなかでいかに確保していくか。私も大学生時代に献血車が来ていたので、献血ルームに行ってみようと思って10回くらい行った。献血との出会いをお知らせすることが大事。

会長
市の事業については、県の事業とほぼ同じであるが、なにか意見はあるか。

委員
献血バスが大学内に来るが、来ますよとの告知は直接大学にどのようにやっているか。

日赤
学校窓口で日程確認、ポスター・ちらし等を各学部に配布して掲示などで周知をお願いしているが、ポスターに関心がない学生さんもいるので、メールでの周知もお願いしている。

会長
全体を通して何かあるか。

日赤
県内の主要な大学には献血を絡めた授業・講義を行っているが、現在、コロナでなかなか直接対面講義に行けないので講義内容をズームで配信しているが、オンデマンド配信になって、学生の反応がわからないこともある。後日、学生のアンケートを送ってくれる大学もある。

委員
本大学とは連携がうまくいっていないようである。

会長
他にご質問・ご意見はありませんか。それでは、本日予定しておりました議事を終了させていただきます。

事務局
本日いただきましたご意見等を今後の長崎市の献血推進事業に役立ててまいりたいと思います。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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