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令和4年度第1回 日吉自然の家運営協議会

更新日:2022年6月6日 ページID:038703

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

教育委員会 教育総務部 生涯学習課

会議名

令和4年度第1回 日吉自然の家運営協議会

日時

令和4年5月18日(水曜日) 14時00分~16時30分

場所

日吉自然の家研修室A(長崎市飯香町3715番地)

議題

1 令和3年度 日吉自然の家の事業報告について
2 令和4年度 日吉自然の家事業計画について
3 宿泊体験学習について

審議結果

1 令和3年度 日吉自然の家の事業報告について
 <指定管理者より令和3年度に実施した主な事業について説明>

【委員】
コロナウイルス感染対策として日吉自然の家でのガイドラインがあると伺ったが、他県ではマスクの着用について、屋外でははずしてよい等の意見が出てきているが、市のほうから施設内でのガイドラインを見直す予定はあるのか。また日吉自然の家での現場は前年度に比べてどのように対応の見直しを行うか。

【生涯学習課】
令和2年の年明けくらいからコロナが流行りだし、令和2年3月あるいは4月あたりに基本的なガイドラインを策定している。内容は、マスクをする、距離を開ける、部屋を使用した後は消毒する、共用部については消毒する、といった基本的なガイドラインを策定した。感染状況がひどくなったり、少し軽くなったりしたそれぞれの状況において、国から県、県から市といった流れでそれぞれの対応の変更を行ってきた。特にイベントの取り扱い対応について逐次改正を行い、運用を行ってきた。今後も国や県の動向を踏まえながら対応していく。逐次見直しを行っていきたい。

【委員】
マスクの着用について、今後の考え方について、屋外または屋内に分けて、今後の考え方に計画に変更があるようなら伺いたい。これから夏場に向かって、屋内屋外の議論について、早急に方針を示していただきたいと考える。

【生涯学習課】
国の考えからの流れを受け、もう安全ですよ、となればそのように対応していくという方向になると考える。

【指定管理者】
現在、日吉自然の家で活動する際にも、方針は学校がもっている。我々は一般的にこれが安全です、と考えていても、学校がこの方針でとおっしゃればそれに従う。我々が行う、主催・自主事業においては、例えば山登りはグループ単位で行うが、家族で参加されれば、その中ではマスクはとっていただいてもいいですよ、と言うが参加者それぞれの考えがある。我々は対面を避ける、大声を出さないでください、消毒をしてください、という方針を実行しているが、厚労省が密の条件として挙げている、15分、かつ1メートル内、密閉された空間という状態には、施設内ではほとんどならない。

【指定管理者】
入所式の際に、マスクの着用はお願いしているが、着脱は学校の先生に指示を仰いでください、とも申し上げている。

【委員】
イノシシ等有害鳥獣防護柵設置に832,700円かけられたとのことだが、場所はどの辺りだろうか。

【指定管理者】
グラウンド周辺である。

【委員】
森ゾーンにもイノシシが入ってきているようである。バス停周辺でも見かけるので、そちらのほうにも対策を講じたほうがよいと考える。

【会長】
イノシシ対策は、よく調査して頂き、十分な対応をお願いしたい。他にご質問はありませんか。

【委員】
質問ではないが、先ほど指定管理者から、大学生に対する宿泊体験学習における事前のリーダー研修がなかったというご説明があったが、ここ2年宿泊を伴ったリーダー研修は行えず、web研修のみきちんと実施している。ただ実際に宿泊所で行えていない点、差異があったのではと考えられる。

【指定管理者】
私の説明不足であった。申し訳ございません。

【会長】
他に質問がなければ、次の議題へ移る。

2 令和4年度 日吉自然の家の事業計画について
<指定管理者より令和4年度の事業計画について説明>
<生涯学習課より令和4年度の施設の整備予定について説明>
 施設に何かあった時用の修繕費用として100万円予算化している。予算の残り状況によってはイノシシ等状況をふまえながら環境整備をおこなう

【会長】
人が集まる施設という理念のもと、ハード面からは森づくりの環境整備や施設の修繕を、ソフト面からはSDGsの目標をかかげて、様々な前向きの取り組みをしていこうという意欲を示してもらった。皆さまから何かご質問はないか。

【委員】
以前からピロティでの活動中、お手洗いへ行くためには(衛生面から)食堂を通り抜けできないため、雨の中であっても、外通路を傘を差して、館内のお手洗いに行かなければならないと申し上げてきた。今年度も予算化されていないようだが、今後どのように考えられているか伺いたい。

【生涯学習課】
以前から挙がっている問題として認識しているが、施設職員の方と協議のうえ、今年度の予算は図った。次年度以降の懸案として検討したい。

【会長】
雨除けに関しては、毎年のように挙がっている懸案事項と認識している。本年度の予算が決まっている中での見直しは難しいと思われるので、それまでの代替の方法として、どこかの入り口から館内に入る等、ご検討いただくようお願いする。
22ページに食事料金が令和元年に改定されたとあったが、今年度は原材料の高騰が予測される。同じ質で提供できなくなるのではないだろうか。年度の途中での対応の変更はあるか。

【生涯学習課】
生涯学習課として物価高騰は懸念している。国や県全体としてもいろいろ検討していく。この価格と市が承認している価格であるが、途中で改定しないと運営できない場合と判断することもあるかもしれないが、利用者のみに負担させてよいものだろうか、それらを含めて市として対応していきたい。

【委員】
令和4年度のイベント予定として、細かい設定が書かれているケースとそうでないケースがある。次善の策として「何歳以上でないと難しいですよ」といった説明を記載することで利用者側に認識してもらうことを検討してはいかがか。

【指定管理者】
問い合わせは多数ある。子供によっても体力差はあり、説明のうえ、親御さんに判断してもらって、より幅広い利用をしてもらいたいと考えている。その中で「自然見つけ隊」について『(幼児~1年生)』と記載しているのは、より小さなお子さんにも利用してもらいたい、という日吉自然の家からのメッセージである。

【委員】
より多くの利用を心掛け、一つ一つ丁寧に工夫されていると思われる。ただ公平性の観点からみると「公平性が担保されているか」といった疑問があった。「小学2年生から」と公表されていたら、兄弟の1年生を連れて行けないと思い、申し込みをしない利用者が潜在的にいると考えられる。公共の施設といった観点からは果たしてそれで良いのだろうかと思う。

【会長】
委員のご指摘はもっともと考えられる。施設としては幅広く受け入れたいという観点から1件1件丁寧に対応されていると思うが、どのような表記が妥当か検討して頂きたい。

【委員】
伐採について、どの辺りを対象としているのか。市の土地だけを伐採しても、50年前のような美しい景観が見られないかもしれない。せっかく伐採するなら、民間の土地であっても協力をいただいて、合わせて伐採してはいかがか。

【会長】
他にご質問やご意見はありませんか。なければ、宿泊体験学習についてご説明お願いします。

3 宿泊体験学習について
<学校教育課より宿泊体験学習について説明>

【委員】
アンケート結果を見て、「自然の美しさを感じた」が5ポイント下がり、「みんなと協力して活動することの大切さを感じた」が3ポイント下がっている。この結果をいかがお考えだろうか。

【指定管理者】
1泊2日に短縮したがために、トレッキング等外に出る時間的余裕がなくなった。2泊3日に増えることで、外での活動時間も増やせると思う。そしてトレッキングなどきつい活動にみんなで取り組み、達成できたその感動から「自分を支えてくれる方々への感謝の心」をもつことを改めて感じることができると考える。

【指定管理者】
活動時間が制限されているなかで、自然にゆっくり触れる機会が少なくなっていると感じた。

【委員】
今年度は2泊3日に戻るが、教員のなかにはそういう(野外での)活動を避ける教員もいる。体育館でゲームを行うほうが楽であるが、それは学校でもできる。日吉自然の家ならではの活動を行ってほしい。

【委員】
農業体験や芋ほりに向かう道が少々荒れてきたように感じる。若者たちの野外活動において、そのような草払いを行ってもらってはどうか。そうして歩きやすくなって、子供たちの楽しそうな声が聞こえるのはとてもよいことだと考える。

【委員】
私が関わらせていただいている農業体験はきついことも多いが、それを先生方ご自身が楽しんでられる学校の子供さん方は間違いなく楽しんで帰られる。
別の先生で毎年秋に引率して来られていた養護の先生が、今年、若草遊楽が行われたとき初めて春に来られ、桜や新緑の美しさに驚かれていた。これからの時季は紫陽花も美しい。施設の職員の方々からも四季折々の美しさを発信して感じて帰ってもらいたい。

【会長】
このコロナ禍において、どこまで先生方に勧めて良いか気にされていたと思うが、このようなご意見を後押しに積極的なご提案をいただければと考える。
時間も押してまいりましたので、他に日ごろ思ってらっしゃるご意見等ありましたら、お願いしたい。

【委員】
SDGsについて、検討のうえ重点的に実施されていこうとされている点、先進的な試みを取り入れられている点、感銘を受けた。できましたらもうひと手間かけていただいて、プログラムのイベントの右側にSDGsとの関連と挙げて、番号を書いていただいたり、電源のスイッチのところに「7」番といったマークを貼ったり、イベントの事業の中でこんなことが学べる、イニシアチブゲームの終了時にこのゲームでは「みんなが支える。誰もが平等。みんななかよし。」が目的だったんだけど、感じてくれたかな?と話していただくともっと浸透するかと思う。

【委員】
職場まで若草遊楽の案内にきていただいた。すると職場から何人か参加させていただいた。みんな知らないだけで参加できていないのだな、と感じた。

【委員】
自分自身が県外出身で、施設を利用した経験がなく、また、地域の中での施設の位置づけがよく分かっていないところがある。地域の方と連携し、また、地域の方に利用してもらいたいということが前提にあるようだが、地域の方はどう思っておられるのかがよく分からない。施設側の地域の方に使ってもらいたいという思いとマッチすれば良いことだと思っている。実際に地域の方はどう思っているのかが気になる。

【委員】
地元の小学校の遠足はこちらの施設であるし、PTA活動でもこちらの施設を利用させていただいている。子供のいる家族世帯はよく利用させていただいている。年配者の利用者がどれくらいいらっしゃるか、以前、日吉自然の家が地域でアンケートを取って、どういう方たちが使っていて、どう感じているのかは把握されていると思うが、やはり年配の方が利用する機会が少ないので、如月遊学のときに来ていただいて、新しくなった施設を見てもらいたいということは、連合自治会長を含め案内があっている。また、連合自治会長や役員には、所長が地域に出て意見を聞いたり、イベントをお知らせされるなど連携は密に取れていると感じている。

【委員】
以前は公民館にエアコンがなかったため、よく花の研究会などでこちらの施設を利用させていただいていた。最近は地元の公民館にエアコンやカラオケがあるのでそちらをよく利用している。そのため、年配者が施設を利用するにはどうすればよいか、グラウンドゴルフができて、食事もとれるといった年配者向けのイベントがあってもよいかと考える。

【会長】
様々な事業を実施されているのも、地域の方のご協力あっての事業だと思う。私自身は利用したことはなかったが、ご報告を伺って、密な関係を築かれているという感想をもった。
委員の皆さまには貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。
最後に、本日の協議についてまとめる。
日吉自然の家の事業報告について、利用者数や主催事業の実施状況の報告を受け、意見を伺った。
令和4年度の事業計画について説明を受け、ご意見をいただいた。
本日協議した内容については、日吉自然の家がより市民に親しまれる施設となるよう、共有していただく一助としていただきたいと思う。
これで令和4年度第1回日吉自然の家運営協議会を終了する。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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