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令和3年度第2回 長崎市平和の新しい伝え方応援事業費補助金交付選定審査会

更新日:2022年4月15日 ページID:038496

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

原爆被爆対策部 平和推進課

会議名

令和3年度第2回 長崎市平和の新しい伝え方応援事業費補助金交付選定審査会

日時

令和3年8月28日(土曜日) 8時45分~

場所

原爆資料館地下1階平和学習室

議題

提案者プレゼンテーション

審議結果

○議題1 審査要領について

  ■事務局説明

    審査要領について説明した。

○議題2 平和の新しい伝え方応援事業プレゼンテーション審査について

  ■応募があった17件の事業について、応募者がプレゼンテーションを行った。

  ■審査の結果、「アナウンサーサポートによる長崎インプット⇒福岡アウトプット高校生平和発信プログラム」、「Vase to Pray Project webサイト海外向け翻訳」、「被爆者のいまを伝えよう!フォトグラファー体験事業」、「長崎ホープツーリズム関連プロジェクト」、「ピーストークfrom ナガサキ&ニューヨーク」の5件が採択事業となった。

  ■主な意見(質疑応答)

【1. 心を動かす被爆体験を小・中学生および海外に伝える事業】

【委員】

企画書を拝見しております。いくつか細かいことですが、お尋ねしたいことが2点あります。まず、冊子を配布するということで、600部という数字が出ています。こちらの根拠をもう少し詳しく教えて下さい。併せて海外に向けて発信すると書かれていますが、予算書の中に翻訳等のお金が積まれていないのですが、どのような形で翻訳を、特に被爆証言は翻訳の難しい、精度が求められるものであると考えます。どのように対処をされるのか教えていただきたいと思います。

【応募者】

まず一つ目ですが、600部は長崎市内の小中学校に送りたいと考えています。まずは各小中学校に数冊ずつ送付したいと考えているのですが、それを見て、学習プログラム等に活用して平和教育する場合には、セットとして送りたいと考えています。二点目ですが、海外に伝える事業のところで確かに英訳するところに関しては、考えが甘かったなというところで今後考えていきたいと思っています。

【委員】

被爆証言を読み込むということですが、1か月の間にどれくらい読み込む自信があるのか、それともそういう目処が既についているのかというのを教えてもらえないでしょうか。

【応募者】

学生を中心に、夏休みの期間を使って様々な形で被爆証言を読んでいるところです。

【委員】

もう一ついいですか。その被爆証言を引用するにあたって、権利関係とか、推敲するのであったら書き換えるとかの権利とかも発生すると思うのですが、そのあたりは理解しながら進めているのでしょうか。

【応募者】

そのまま被爆体験記を引用させていただくとなると、著作権にかかってくると思いますので、そこは要約というか私たちが被爆体験を読んで、心揺さぶられた経験・体験も踏まえて書いていきたいなと考えています。

【委員】 

各学校にお送りするということなのですけれども、先生ということでお分かりかなと思いますが、私、PTAの立場から見ていて、学校に届いた色々なものを見ていると、先生たち又は生徒たちがしっかりと読むというのはなかなか難しいと思うのですが、そのあたりの広報、周知をどのように考えているか教えてください。

【応募者】 

私も8月9日に平和学習を行いました。平和教育担当を中心として、どのような平和教育を行うのか考えていくのですが、その中で「心を動かす被爆体験」というのが今回焦点を当てているので、そこを大きく取り上げて伝えていきたいなと考えています。様々な資料がある中で、その一つのきっかけになったらいいなと考えています。

【委員】 

せっかく作られるのであれば、読んでもらえるような、もっと率直な動きが必要だと思うので、そこを工夫されるといいと思います。現場の先生たちもそっちの方が助かるのかなと思いました。

【応募者】 

ありがとうございます。今後考えていきたいと思います。

【委員】 

少し時間も足りなくてプレゼンも十分ではなかったかなと思いますが、学習プログラムということで、今の段階でどういうイメージで考えているのか少し聞かせてもらえないでしょうか。

【応募者】 

学習プログラムということで、40分のアクティブラーニングを取り入れた学習プログラムを考えています。写真を使いながら被爆体験記を生徒たちに共有する。加えて、ズームなどを使ってグループディスカッションを行う学習プログラムを考えています。

【委員】 

冊子は何ページを予定されていますか。ボリュームを教えていただけたらと思います。

【応募者】 

一つの被爆体験記の量もまちまちなので何ページとは言いにくいですけども、現在10以上の体験記の掲載を考えています。

【委員】 

印刷費とかはページ数で変わってくると思うので、そのあたりを確認したいと思いました。

【2. アナウンサーサポートによる長崎インプット⇒福岡アウトプット高校生平和発信プログラム】

 

【委員】 

子どもたちにとって、発表の場があるのは目的意識があってとってもいいなと思っています。どうして高校生、中学生ではなくて高校生だったかということと、手を挙げてくれる高校の目処がついているか教えてください。

【応募者】 

中学生ではなく高校生、これは私自身の経験があって、被爆75周年の年に私の母校で朗読会をやらせてもらいました。この時に、最初は私が平和朗読の活動をしていたのでそれを皆の中で発展させていくという考えだったのですが、私の後輩の放送部の子たちが朗読できるからやってもらう、しかも中身も同じ女子高生の体験記をやってもらう取り組みになったのですが、同じ高校生、自分だったかも知れないその体験を心中に受け止めて朗読してくれて、同じ高校生に伝わったという経験がありましたので、高校生ぐらいの年代だとできるのだなと確信がありました。特に放送部の子たちに声をかけたのは、アナウンサーと一緒に活動できることが多少なりともモチベーションになったようですので、その経験を活かして今回の企画を行っています。

【委員】 

高校生から同じ高校生に伝えるというのは素晴らしい経験かなと思うのですけれども、長崎の高校生がツアーを行うということで、長崎の高校生側の負担が大きいのではないかと思うのですけれども、そこはどうやってサポートしていく予定でしょうか。

【応募者】 

先ほど二つ目の質問にお答えできてなかったので、それも合せてお答えさせていただきたいと思います。福岡の高校生はですね、私の母校の筑紫女学園の放送部が、面白そうだ、しかも自分たちが作る番組のネタにもなりそうだと協力していただく予定です。一方で長崎の高校生からすると、福岡と違って珍しくもなく、新たにチャレンジしたいと思うようなものではないですが、今お話をさせていただいていて、前向きなお答えをいただいています。ただ高校生は忙しくて、学校行事、受験、部活などで忙しくて時間が取れないのですが、平和教育にしっかり取り組んでいる生徒さんたちにお声掛けをさせていただいています。そこのところをどのように伝えていけばいいのかというところですが、効率よくしっかりと伝えるためのサポートを、具体的にいうと、取材活動、どのような取材をすればいいのか、アポをとってどのようにお話を聞いてまとめていいか、それからレポートの編集、そしてリハーサルまでしっかりとサポートするつもりでいます。

【委員】 

分かりました。コースの内容などは、高校生が作る形になるのでしょうか。

【応募者】 

一緒にやりたいと思っています。平和ツアーをしたいなと思っていたのですが、私たちができることではなかったので、今回平和ガイドをお願いしたのですが、最初は自分たちがガイドして自分たちが学ぶことを考えていました。

【委員】 

高校生を対象にした、しかも放送の手法を用いたとても面白い企画だと思いました。今回これをやってみて、うまくいったとして、今後これをどう活用していくかなど、先の見通しがありましたら教えてください。

【応募者】 

この活動をやることによって、私たちもしっかりと身につけていけるものがあると思います。それを、特に私は福岡に住んでいますので、福岡の学校で平和学習の一環としてご案内できるようになればいいなと思っています。前からしたいと思っていたのですが、自分たちにそれだけの知見がなかったので、この活動を通じてしっかりと学ばせてもらえたらいいなと思っていますし、放送も絡めてやることで、他の学校の皆さんの理解を得られるような形になればいいなと思っています。平和朗読を出張でやっていることについて教育委員会を通じて周知を行ったこともありますが、福岡県内の学校ではなかなか難しく、お声掛けいただける学校がなかったので、新たなネタを仕入れて、新たなチャレンジを今後していきたいなと思っています。

【委員】

 今後の発展というところで、もう少しお聞きしたいのですが、今後のスケジュールということで、来年入ってから学校での発表、FMでの活動報告があります。貴重な取組みとなると思いますし、今後色んなところで行っていく宣伝にもなると思うのですけれども、1回の放送では限られてしまうのかなと思います。動画を今回撮影されるということでありますから、いつでも見られるようにオンラインに残すことなどの考えはありますか。

【応募者】

 お顔が写っているのが永久に残ってしまうのも含めて考えていたのですが、ラブFMさんにYouTubeのチャンネルがあるので、ここに少しずつ蓄積することができればと、FMさんからのご協力のお話もいただいています。ここには今年度の分しか書いていませんが、来年8月9日またこういった形でやっていますということで第2弾、第3弾を学生たちに出てもらうということも考えていますので、継続的に取り組んでいけるのではないかと考えています。

【3. 長崎から伝える平和の紙芝居コンクール長崎平和賞受賞作品「瞳の中の子供たち」の手話通訳入り日本語ユニバーサル版及び英語版動画作成並びにSNS発信事業】

【委員】

 「瞳の中の子どもたち」はとても素晴らしくて、私も出前講座などで利用させてもらっています。YouTubeで多分手話がついたものが今アップされていると思うのですが、NIBではなくて関われている方ご自身がされているのが一番いいのではないかと思っています。日本語と英語と言われていますけれども、資料館の中にも日本語版と英語版がアップされていると思うのですけれども、そこがオリジナリティに欠けるのかなというところが一つ気になるのと、後ろに弓井先生の被爆体験記がついていますように、とても交流があった思うので、そこら辺を活かして被爆体験講話を入れながら紙芝居にもっていくような、もう一つ何か独創性があった方が、いい作品ができるのではないかなと思っていますが。そのあたりで考えがあったら教えて下さい。

【応募者】

 今回の動画というか私どもの紙芝居そのものがですね、最初に挨拶ということで今回この紙芝居をつくった経緯として、弓井先生に私が直接被爆体験を聞いて、それをうちのメンバーが紙芝居に仕立てて作ったのですという話と、弓井先生が話を終えられた後、清々しいお顔、心の中に一杯重いものを抱えられていたことを全部吐き出したことで少し清々しいお顔をされたとか、そういった実話を入れながら紙芝居をやっていますので、今夏のYouTubeも紙芝居だけではなくて、前後に紙芝居にまつわるエピソードや作った経緯などを入れて動画を作りたいと思います。実際に我々なりに作ったものをYouTubeにあげてはいるのですが、残念ながら再生回数が全く伸びていない状況ですので、プロの編集でしっかりとした作品をつくって、質の高いものを発信していきたいとの思いで、今回動画作成をもう一度したいということで応募しました。

【委員】

 動画の再生回数を増やす工夫についても書かれているのを拝見しました。ただ、正直に申し上げますと、私も他人ごとではないのですが、色々な長崎の公的な物も含めて、ホームページ上で公開しても閲覧件数はどうしても限られている現状があるかと思います。とりわけ、長崎の中でもですが、海外、日本の他の地域の方に見ていただけるための工夫、パブリシティ、宣伝の方法についてもう少し何かないかなと私自身も考えているのですが、その点についてどのようにお考えでしょうか。

【応募者】

 動画をいかに視聴していただくかが一番のキーポイントになると私も思っています。ホームページなど公的な連携も考えています。ヒアリングシートの別紙に「著名人への協力依頼」と書いています。影響力にある方に応援メッセージをいただくような形でできないかと、これはやってみないことには分かりませんが、候補として考えているさだまさしさんとかは長崎市の栄誉市民でもありますし、ブリックホールの名誉館長も務めていらっしゃいます。私もブリックホールの建設時に携わったので、直接の関わりはないのですが、さださんとネットワークを持っている知り合いもいるので。あと福山雅治さん、長崎市のふるさと大使、それから長崎クスノキプロジェクトのプロデューサーもされていて、平和活動にも熱心であると聞いています。こちらも担当がネットワークを持っています。あと長濱ねるさんも、ランタンフェスティバルの皇帝パレードに出演されるなど、色んな長崎市出身の著名の方もいらっしゃいますので、そういった方々にも働き掛けて、応援メッセージあるいは、自分たちのSNSで紹介してもらえたら、恐らくですけれども視聴回数が伸びるだろうと思っている次第です。

【委員】

 SNSなどの媒体での発信というのは独自のアカウントではなく、あくまで市のホームページや、既にあるものを利用して発信をするという認識でよろしいでしょうか。

【応募者】

 今回のYouTubeに動画を上げるのも無限隊で上げたいと思います。ただ、そことのリンクを貼るという意味で、市や推進協会や平和活動をしている団体とリンクを結ぶことで、見ていただけるようになればと考えています。

【4. 講演「過去に学び、未来を描く。」被爆体験継承の新たなメソッド】

 

【委員】

 高校生が被爆者の絵を書くというのはNHKでも拝見して、とても力強い、意味のある活動だったなと思い、感動しています。「次世代が描く原爆の絵」は、広島の文化センターですかね、2004年から活動されていると思うのですが、先生ご自身はいつから授業で関わっているのですか。

【応募者】

 「原爆の絵プロジェクト」は2007年から広島平和記念資料館が行っています。私自身は7年前から広島に取材に入っていまして、何十回も訪問させていただいたのですが、その中でこのプロジェクトについて知ったのは5年前、そこから担任の先生とかとコミュニケーションを深めて、被爆者だけの話ではないのですね、高校生たちが絵を書く過程での苦労、これは簡単なことではないのですね。被爆者の味わった苦しみを子どもたちも経験することから生まれる作品は非常に力強いですし、こういったプロジェクトを長崎できないのかということもありますし、原爆だけでなく、戦災、自然災害の体験を次世代に伝えるための一つのメソッドとして効果性が高い、将来的には広島と長崎だけでなく、東京、沖縄などが連携して今までにない継承の形を作っていく可能性があるのではないかと考えています。

【委員】

 すみません、あと2つ質問があるのですが。基町(広島市)の場合、創造表現コース、やはり絵を描く力のある生徒が取り組むからこそ被爆者の方が納得できる作品ができるのだと思うのですが、長崎の場合そういう高校生がいるという目処があるのかということと、やはり1年をかけて取り組むということで、その間関わっていただけるのかというのを教えてください。

【応募者】

 アウトプットは一番絵が分かりやすいのですね。頭の中にある記憶を形にするわけですから。やり方は色々あると思うのです。例えば音楽、アニメーションなど。それぞれの高校生、大学生、実は高校生が一番いいのですが、高校生がそこに感化されて、自分なりの表現方法、必ずしも芸術の方でないとできないということはないと思います。そこは非常に自由に考えていいのだと思います。それが他の市町村の高校生とこういったプロジェクトで連携する、長崎はこうやりましたでもいいですし、じゃあ長崎と長野県の高校生が一緒にやってみようではないかという広がりを一つ考えられるのではないかと。今の予定とは違った、高校生が自ら作っていく新しい継承の形の方がモチベーションが上がると思いますし、我々と違った発想が出てくるのではないかと考えています。

【委員】

 提案いただいている新しい平和教育ということで、中身について異論はないのですが、今回の事業として考えると、講演を長崎で行うということかと理解しています。その場合に、いくつかこれまでなされていることが書かれていますが、今回の予算の請求も見ても、こちらに来られるということは想定されていますが、会を開くうえでの受け入れ先の団体があり、それから会場を用意し、チラシを作り、といった一連の作業をどのような具体性が計画として目処があるのでしょうか。それともこれからまったくゼロの形で、これから話をされていくのでしょうか。それからもう一つ、多少厳しい質問になるかも知れませんが、もしこのメソッド自体を本当に伝えたいということであれば、むしろ講演という形ではなくて、そういった内容を動画で無料発信してメソッドを伝えることだけに絞るのであれば、講演よりもむしろ多くの人に伝わるのではないかと正直思ってしまう部分があるのですけれども、今回講演の形を取られるその意義についてもう少し教えてください。

【応募者】

 第一点のどこの学校でというところは、今のところ具体的な目処はありません。これは推進課の方々と調整していくことを前提としています。次におっしゃった件ですけれども、私は様々なメディアを使って発信をしています。マスメディアの立場としてつくづく思うのが、やはり対面ですね、顔を見て話すということが大切なのだなと感じています。ですから、高校生と面と向かって対話する。その中で色々な質問が出てくると思うのです。一方的に発信するのではなく、受け取った高校生たちがどう反応するのか、彼らの発想に期待をしているので、必ずしもメディアで発信するだけではないと思います。

【5. 核廃絶アクション in 2021衆議院選挙】

 

【委員】

 若い人たちにどういったことを学んでほしいという思いがあるのでしょうか。

【応募者】

 先ほどもお話したとおり、何で日本の国会議員に会うのかがなかなか伝わっていなくて、私たちは核兵器禁止条約に日本に入ってほしいという思いがあるので、そのために私たちは自分たちの国会議員に思いを伝えることができるという、政治に自分たちが参加できるという当たり前のことをもっと浸透させていけたらいいなと思っています。

【委員】

 分かりました。今までの活動の中での反応や、手ごたえについて教えてください。

【応募者】

一人ひとりにアプローチしてきて、それを見た周りの反応は、選挙に行く前にこの人はこういう考えを持っているとか考えずに党としてこの人と決めていたけど、画像とかこれまでに用意したのを見て、それぞれの考えを知り、自分とは違うとか合っているとか細かく考えるようになったなどの反応があり、嬉しく思っています。

【委員】

 一目で分かりやすいインフォグラフィックスを作るのはすごく分かりやすくて、今の若い人たちにしっかりアピールすることができるという意味ですごく意義あると思うのですけれども、作ったものを今後どう届けていくかについて、もう少し教えてください。

【応募者】

 先ほど4都県に広がっていることをお話したのですが、それぞれSNSアカウントを持っていて、私たちはFacebookに注力していて、他の団体はインスタに注力しているなどそれぞれに特徴があるのですが、Facebookは社会人に届くかなとか、インスタは大学生やもっと若い世代に届くなど住み分けしながらSNS中心に届けていくことができたらいいなと思っています。

【委員】

 今あるネットワークをしっかり活用していこうということだと思うのですけれども、例えば今繋がっているところは関心のある方だと思うのですね。そうではない方に分かりやすく伝えるということが今回の事業だと思うので、関心がない方にどう伝えていこうと考えているか教えてください。

【応募者】

 おっしゃるとおり、私たちの周りには興味のある若者が集まっています。例えば、核廃絶にはそんなに興味はない、または知らないけれども、他のソーシャル・アクション、気候変動やジェンダーに動いている若者は繋がりがあったりしますので、まずはそういった人たち、同じように社会について考えている人たちに話をしていけば興味を持ってくれるのではないかと思っていて、そういう人たちの協力を仰ぐとか、シェアをお願いすることから興味・関心のある層が広がっていくかなと思っています。

【委員】

 今回の事業の中で、これまでの活動の延長線上にあると思うのですが、発展して新しい点であると考えているのでしょうか。これまでの活動自体が新しい、今までになかったアプローチだったと思うのですが、今回さらにそれに対して新規性というのはつまり、衆議院選挙に特化したものをするというのが今回初めてだというのか、それともこれまで選挙の時にこういったものをしているのだけれども、インフォグラフィックスを用いることが新しいものであるのか、どこが今回違うのかというところもう少し詳しく教えてください。

【応募者】

どちらかと言えば今おっしゃった後者だと思うのですけども、これまでは候補者アンケートを取ったりして自分たちで画像を作ったりしたので、そこから発展して4つのグループが一緒にやることが今までなかったです。今までは広島だけでやっていたので、それを全国と言っても4都県だけですが、そこと繋がって日本地図で表すことによって、より衆議院選挙を盛り上げていけたらいいなと思っていて、そこを一覧して見ることができることで、被爆地だけの話ではないというのと、面会ができているところと、できていないところを可視化するところが新しいかなと思っています。

【6. 核兵器禁止条約がわかる!インフォグラフィックスアニメーション】

【委員】

 インフォグラフィックということで、私も核兵器禁止条約のインフォグラフィックを探してみたのですが、創価学会が作っているのが一つあったのですが、そちらはご覧になりましたか。

【応募者】

 アニメーションですか。

【委員】

 アニメーションです。創価学会はICANがサポートしてくださっているのですが、内容をきちんと監修を行わないと危険な部分をあると思うのですが、監修をしてくださる方とか、核兵器禁止条約というと日米安保条約が大切なことになってくるのですが、そこをどう捉えているかの2点を教えてください。

【応募者】

勉強不足で創価学会さんのを見たかどうか分からなかったのですけれども、監修は大事だなと思って、先ほどの画像の件も含めて、私たちはいつも活動している時にICANのメンバーですとかを通じて監修してもらうようにしているのですが、人づてを通じて考えをお聞きする形になるかなとイメージしています。

【委員】

 どのようなシナリオを想定しているのでしょうか。

【応募者】

まだ詳しいことは考えていなかったですけれども、条約ができるまでの流れですね、条約自体を知らない人が多いので、どこまで詳しく書くかも検討しないといけないのですが、例えば安全保障の面から人道に変わったとかの視点のところとかを詳しく話せたらいいのかなと思ったり、あと市民の活動によって条約が生まれたことですとか、核廃絶は全般的に理想だといわれてしまいがちなので、そうではなくて当たり前をこれまでつくってきて、これからも市民が主導していくということを伝えていきたいなと思っています。

【委員】

 分かりました。何分ぐらいの動画を作成する予定でしょうか。また、何の用途に使ったりするとかあれば是非教えてください。

【応募者】

これもまだイメージ段階ですけれども、イメージとしては5分ぐらい、長くても5分ぐらい、2、3分でもいいのかなと思っています。用途としては、SNSで拡散するほか、先ほども言いましたように、学校の授業で上映できたらいいなと思っていまして、教材のようなものがあれば学校にも話がしやすいと思っていて、そのように使えたらいいなと思っています。

【委員】

 私自身も核兵器禁止条約を説明することに日々四苦八苦しているのですけれども、今回の事業計画書の中で、対象者としているのが世界中の人々と書いてあって、お聞きしたいのは、こうした動画の必要性はもっともなのですが、対象をある程度絞らないとニーズに応えることがむずかしいのではないかと経験上、すごく考えています。つまり、一つしか作らないのであれば、かみ砕いた形で、小学生から理解できるような形にすることも一つの手だと思うのですが、一方で先ほど委員から話があったように、日本の中でも多くの方が条約に入ることで、日本の安全保障上の不安があるのではないかと、少し踏み込んだ疑問を持たれている方もいる。そうした状況の中で、やはり説得力のある内容というのは、ある程度対象によって変わってくるのではないか、特に5分と短いものであれば、何かしらイメージしないと作りづらいのではないかと私自身思っているのですが、その点についてはいかがでしょうか。

【応募者】

 もっともなご指摘だと思います。正直、対象について深く考えていなかったなと反省しています。学校で使いたいという話もしたので、対象を世界中の人としているのが矛盾しているなと自分でも気が付いているところですが、私たちの「ススメ!」の色としては、政治だったり国際関係だったり、詳しい人というより、一般的に政治にあまり関わりのない、何もやって来なかったけど、何かやりたいと思っている人にアピールするために、著名人の方にまず声をかけさせていただいたりしたので、内容としては、深いものというより入口となる内容にするのが「ススメ!」的に合っているのではないかと今考えています。

【委員】

 先ほど「ススメ!」について説明いただいたのですが、メンバー構成的にどういう人たちがいらっしゃるのか教えてください。

【応募者】

先ほど一つ目でプレゼンさせていただいた団体だったり、議員に面会しているグループが入っていたり、「ススメ!」のウェブサイトの周りにそういう人がいないのでということで直接ご連絡をいただいた方だったり、色々な都道府県から参加してくれている会社員や大学生などで構成されています。

【委員】

先ほど学校にという話が出たのですが、学校で8月9日平和集会が各小中学校で長崎市ではあっているのですが、平和集会の中で私の地元の中学校では、田上市長の式典でのご挨拶をそのまま放送するということもしていて、核兵器禁止条約と言う言葉を市長が何度も何度もされるのですけれども、多分中学生は勉強したことがないのですね。学校でも教わったこともない中で、短い動画でその入口を教えてくださることは大事だと思ったので、平和に詳しい方が話をするよりも、学校に向けてそこまで詳しくない、先ほどメンバー構成について言われていたので、私も「それはいいな」と思ったので、今回「新しい伝え方」ということで、平和に詳しい方というよりも、平和に興味のない方、関心のない方に伝えるということを5分間持ってきていただけると、今後続けることに意味があるのではないかと思いました。

【応募者】

私たちも専門性があるわけではないので、最初に質問いただいた監修の点も含めて考えながら進めていきたいと思っています。

【7. SNS時代の若者が提案!!“新たな継承のカタチ”】

【委員】

 今回の活動は、学校での平和学習を行いたいということで、どのようなアプローチを考えて、どのような広報活動をされるのかというところと、あと説明の中に、「深める学びのツール」というのが書かれていたのですが、どういうものなのか教えてください。

【応募者】

 コロナウイルスの関係で、今オンラインで活動をしていて、今日来ていない高校生が1名、あとは大学生で活動をしています。学校へのアプローチですが、私たちが今大きくテーマとして掲げているものに「若者」があります。私たち若者の日常生活において、SNSは切り離せないものになっていて、情報収集はSNSで検索したり、関連するキーワードで検索することが多くなっています。そこから自分たちが興味を持ったことを本などで調べるようになったりすることもありますし、この人の話を聞きたいなと聞ける場所を探したりすることもあります。そのような自分たちの経験から、平和活動もSNSから発信できないかということで、今回このような企画を立ち上げました。私たちが検討している主なものとして、被爆遺構のガイドであったり、被爆体験の紙芝居であったり、それを私たち若者の言葉にかみ砕いて、県外の人たちや子どもたちなどイメージが持ちづらい人たちに動画や文章などを通じて発信できないかと考えています。

【委員】 

今回、グロテスクだとか恐怖感という言葉が何回か出ていて、すごく着目されているのかなと感じたのですが、これに特化していこうというきっかけがあれば教えてください。

【応募者】

 私たちがこれに着目するきっかけというのが、私たちメンバーの大半が長崎市出身で、平和教育を受けてきました。県外の学生などと話をしたりすると、原爆は「怖い」というイメージが先行して、そこから深い学びをしようという意見だったり、私たち自身も「知りたいな、勉強したいな」と思っても、生々しい写真が怖いという感情が先行してしまってそこから深い学びに繋げるには大きな一歩がいったという意見が出ています。そこから原爆について勉強したくても、そういうグロテスクなものが苦手だなとか、怖いなという感情を持つ若者とか、学びたいという意欲をもった若者が多いのではないかと思い今回そこに着目しました。「発展したツール」というのは、私たちは主に、コロナ禍において対面ではない形で行うことをメインで考えています。その中では何か一つ、ガイドなどに絞るのではなく、活動していく中で、原爆を見る方がどういうことに関心を持つのか日々考えながら、そして意見を募りながら行っていきたいと考えています。

【委員】

 具体的な制作物のイメージが浮かばなくて、表現方法を変えるというのは理解しているのですが、例えばインスタグラムでこういった動画を投稿しますとか、こういう画像をアップしますとか具体的な例を教えてください。

【応募者】

 まず私たちが考えていることの一つに、インスタグラムの例でいきましたら、被爆遺構に直接行って、被爆当時の写真が多く原爆資料館などに収蔵されていると思うのですけれども、それが今このように長崎の街並みが変わったのだよとか、後はYouTubeで被爆当時の例えば被爆者の方々がどういうことをして、例えば遊んでいたとか、私たちと同じ日常から被爆体験をお話していただく際に、私たちでは想像しにくいこと、私たちでも理解が難しい昔の言葉、当時は日常的に使っていたのかも知れないという言葉が多くあるので、それを私たちが一緒に解説だったりしながら発信していく動画であったり、文章にしたりとかですね。インスタグラムは写真がメインになってくると思いますので、今と昔との違いなどを発信したいと思っています。

【委員】

 今回の発信の仕方のところで、もう少し詳しくお聞きしたいと思いますけれども、そのSNSを活用するというところで計画が書かれていますが、やはりこれだけSNSが発展すると、発信しやすくなったのは当然なのですが、その一方で受け手がですね、それだけたくさんのコンテンツが現在も作られて発信されていますが、実際にそれに全く関心がない人のアンテナに引っかかることが非常に難しい。関心がある人は情報を集めているということになって、なかなかサークルが広がらないのですね。結局、関心がある人は捕まるけれどもというところで多くの取り組みが壁にぶち当たっているのではないかと思っています。そのうえで、今回発信をするうえで、どうすれば、とりわけ今まで関心のない人たちにアプローチすることができるのか、そのあたりをどのように考えているのか、新しい工夫、今までにない工夫を見出すかについて教えてください。

【応募者】

 今は、原爆のことに限らず、戦争のことが学校などの授業で扱うものになっていると思うのですね。やはり、先ほども言いましたとおり、原爆のことというと、興味がある人は興味があるけれども、なかなかその先がというところが私たちも課題だなと考えていて、そのため昔の原爆以前にどういう遊びをしていたかとか、日常生活に繋がるようなキーワードをSNSには検索機能があるので、それを一緒にタグ付けしたりなど、あとは原爆のことを日常的なところから繋げられるようにしていきたいなと考えています。

【8. Vase to Pray Project webサイト海外向け翻訳】

【委員】

 作品はとても素晴らしくて、ホームページもプロの仕上がりだなと思ってきれいだなと思いました。今回この作品に英訳をつける形で広げることを考えられているとのことですが、やはり作品はきれいなのですけれども、原爆についての説明がもう少しホームページにもあればいいなと。原爆の被害の中でこの瓶が生まれたというイントロデュースがあればもっと伝わるのかなと思いました。あとは、大人の人たちは見てきれいですし、触ることもできるしということは感じるのですが、子どもたちの反応というのはどうなのでしょうか。そのあたり分かりましたら教えてください。

【応募者】

 昨年と今年、2回展示を行ったのですけれども、その際に子どもたちも触れるように展示の台を低く設定して作品をたくさん並べています。入場無料で展示を行っていて、お子さんを連れた家族の方々がたくさんいらっしゃったのですけれども、子どもたちにも手に取りやすいサイズということで、特にこの瓶が何かということが分からない子たちだからこそ手に取りやすいといいますか、興味を持って触ってくれているという印象はあります。それで親御さんが「これはね、」と長崎に原爆が落ちてという説明をされるという流れを前回と今回の展示では多く見かけました。

【委員】

 今回の事業としては、今あるウェブサイトの英語版を作るという申請内容だと理解しています。非常に単純な質問となりますが、ウェブサイトで注目してもらう、継続的に人を増やすためには内容をアップデートしていくことがですね、必要になってくるかと思うのです。ただ、今回の予算書を見る限り、1回の作成ですね、翻訳という形になっているかと思いますので、今後どのような形で継続的にアップデートを行い、注目を集めるための告知をしていくのかを含めて計画をしているのか、そのあたりをもう少し詳しく、作って終わりにしないためにどうされるのか教えてください。

【応募者】

 この作品を作ったのが、デザインの専門学校の卒業制作で作ったのですけれども、その頃は全部自費で作っていまして、今まで6年間活動を続けているのですけれども、それもほとんど自腹で行っていて、ただそれでは活動を続けることができなかったため、昨年クラウドファンディングという形で支援を募りました。更に波佐見焼で作ることで、皆さんのお手元に届けることができるようになったので、売り上げを今後の活動の費用として使っていくという流れで今後の活動を続けようと思っています。ウェブサイトの更新だったり発信の方法についてはやはり、毎年展示を行う告知などをSNSなどで発信していると、新聞だったりテレビだったり、今年は番組でも取り上げていただいて、そこから皆さんにこの活動について発信できているのかなと思っています。ただ、今回私が持っているウェブサイトが日本語の表記しかないので、なかなか海外の人がこの瓶について詳しく知りたいと思った時に情報が少ないのが現状となっているので、この活動に興味をもった人が、知りたいと思った時にちゃんと誤解を生まずに英語に訳されているサイトを作りたいなと考えています。

【委員】

 とても素敵な取組みだなと私も感心して拝見していたのですけれども、今こうやってできている花瓶を、平和団体の方とか、そういった方とコラボしたり、他の広げ方とかで検討されていることがあれば教えてください。

【応募者】

以前は、長崎の原爆資料館の方から、耳が聞こえない子どもたちに授業で使いたいという話をいただいています。ただ、コロナの関係でその授業が行われたかどうか直接お聞きしていないのですけれども、そういう教育の面で使うというのもありますし、あと長崎で平和活動を行っている語り部の方であったり、子どもたちに話して聞かせる活動をされている方が、花瓶を見せながら話したいということで、いくつか花瓶を寄付させていただいています。あと福岡の小学校で、PTAの許可を取らないと情報をアップすることができないといわれているのですけれども、小学校の中で平和資料館というのを子どもたちが作るという企画があったそうです。そこで是非花瓶をそこに飾りたいということで、学校の先生から直接連絡をいただきまして、福岡に花瓶を送ってその小学校に展示されています。展示活動を行っていると、様々な平和活動をされている方と出会う、知り合いになるきっかけが多くなっているので、今後どのような形でできるか考えながらですが、平和を発信する若い世代の方とコラボレーションという形で広げていくことができたらいいなと考えています。

【委員】

 やはり実際に手に触れることができるということは、可能性を広げるうえでとてもいいツールだと思うので、子どもへのアプローチにも機会をつくっていただけたらすごくいいなと思います。

【9. ナガサキアーカイブ van さるく】

【委員】

 ナガサキアーカイブを使う利点はどこなのか最初いまいち分かりにくかったです。知識もなくて興味もない方がナガサキアーカイブに理解を持てるのかなというのも一つありました。被爆者の方も一緒に中で歩いてもらうようなことも書いてあったので、これ自体がアーカイブであったり、被爆者に頼りすぎている点があるのかなというのも感じられたのですが、自分たちに、「さるく」自体に、アーカイブの中からこういう人たちを選んで、こういう方から何を伝えたいのか、どういうことを新しい知識として与えることができるのか、もう少し詳しいことがあったら教えてください。

【応募者】

 ナガサキアーカイブを使う利点として、被爆者の体験を、時空を越えて体験できるということが言えると思います。被爆者の経験を聞くと同時に、実際に同じ場所に赴くことで、過去と現在を繋げる、これは当事者意識を高めることができると考えて、より核の脅威を自分事として捉えてもらうことができると考えます。このアーカイブを通じて何を伝えたいかというと、実際にアーカイブを通じてその場を歩き、過去と照らし合わせることで、核の脅威を知り、自分事として捉えて欲しいと考えています。

【委員】

 これは大体月に1回開催されると書いてあったかと思いますが、基本的にメンバーの方が実施されるという形ですか。例えば一緒に歩く方を募って、その方と一緒に歩こうとしていらっしゃるのか、それとも被爆者の方と一緒にメンバーの方が主に活動しようとしているのか、私が少し分からなかったので教えてください。

【応募者】

 「さるく」するのは私たち実施者の7名で行っていきたいと思っています。その中で、この企画に協力してくださる被爆者の方がいらっしゃいましたら、一緒にさるくをしてもらい、その様子を配信することができたらと企画段階で考えています。

【委員】

例えば、そういったところに一般の方を公募して巻き込む形での検討はあまりされていないのですかね。

【応募者】

 私たちの中でも、全国の若者に実際に長崎に来てもらって、私たちがさるくのガイドツアーとして案内できればというのが最初に出てきました。今のコロナ禍の状況を考えますと、全国から若者を集めるのは難しい状況があるかも知れないという話に発展しまして、それならば、どこに若者が住んでいても長崎の平和について考えられるような機会をつくって行けたらと思って、YouTubeで発信することに話が進みました。

【委員】

 分かりました。それではメンバーの方が被爆者の方とさるく様子をYouTubeなどSNSを使って配信していくということですよね。分かりました、ありがとうございます。

【委員】

 1回あたりどのくらいの長さでどのぐらいのコースにする予定でしょうか。被爆者の方はかなりご高齢の方が多いので、なかなかさるくというのは難しいのではないかとも。そのあたりはどのようにお考えでしょうか。

【応募者】

その点に関しては、まだ詳しくメンバーの中でも話せていないところがあるのですけれども、大体1回あたりそこまで長い時間をとるということは考えていなくて、被爆者の方と相談しながら、私たちの意見を踏まえながらこれから考えていきたいなと思っています。

【委員】

 分かりました。まだどの被爆者に声を掛けるかなどは決まってはいないという感じでしょうか。

【応募者】

 はい、そこもまだ決まっていません。

【委員】

 分かりました、あと一つ質問させてください。予算に関しての質問で、委託費として宣伝費5万円としていると思うのですけれども、この使い道について教えてください。

【応募者】

 宣伝費に関しましては、先ほどSNSの活用のところで紹介させていただいた、同世代のインフルエンサーにお願いして、私たちの活動を発信してもらうように協力をお願いしたいと考えています。同世代の若者といっても、その中でもSNSのフォロワーが多い人に宣伝をお願いするので、その方の仕事料としてお支払いしたいと考えています。

【委員】

 具体的にどのような方に発信していただきたいとお考えでしょうか。

【応募者】

 平和に情熱がある方にご協力いただけたらと思っています。

【委員】

 今回ですね、元となる被爆証言、どこでどのような形で被爆をされたのかというその情報はアーカイブにあるのものを使うということで企画の趣旨を理解しているのですが、私自身もナガサキアーカイブを見ることも、使うこともあるのですが、そこに出ている方々にどう連絡するか、存命であるかとかいう情報、名前は出ていますが、ナガサキアーカイブに登場される方にコンタクトを取ることが今回の企画の一部にあると思うのですが、そのあたりはどのように、具体的にされていく予定でしょうか。また、ナガサキアーカイブを作られている東京大学の渡辺先生のところと協力をされている関係があるのか教えてください。

【応募者】

 コンタクトをどうするかについては、現時点ではちゃんとしたことは決まっていないのですけれども、実施者は私たち2名以外にもいて、計7名でこの企画を進めていきたいと考えていますので、7名でそのことは話し合わなければならないなと感じました。企画者とはメンバーの一人がコンタクトがありますので、そこから連絡をとっていきたいと考えています。

【10. 被爆者のいまを伝えよう!フォトグラファー体験事業】

【委員】

 参加者が被爆者を取材するという新しい発想はすごいなと思いました。質問ですが、参加者6名はどのように選定して、どのような年代をターゲットにお考えでしょうか。

【応募者】

 参加者については、まず写真に興味があったり、取材に興味があったりということで、学校の新聞部とか写真部とか、いくつか伝手があるので、声を掛けてみたりしながら広げていき、あとは大体30歳ぐらいまでの若い世代を対象にして、あまり広く公募しすぎると集まりすぎると断ることもできないので、割と知っている人などに声を掛けて紹介してもらう形の方がやりやすいのかなと思っているのですけれども、学校関係とかあるいはピースボランティアとか、写真や平和に興味がある人を紹介してもらう形で声を掛けていきたいと思います。

【委員】

 分かりました。一般公募というより、自ら探していってということに力を入れてということでしょうか。

【応募者】

 一般公募もしたいと思っていますけれども、どれだけの効果があるのかというのは媒体によっても違うので、そんなにお金を掛けてまでやることはせずに。

【委員】

 誰にしてもらうのかというのが一番の問題と感じたのですが、被爆者とのコミュニケーションによって、どういう写真が生まれるかということでこの事業が成り立つと考えた時に、目的意識を持った交流証言者の方とか、あと家庭内に被爆者のいる方で、発言されていない方や、家庭内であればコロナ禍でも安心してできる面があるので、そういうところから攻めていってもいいのかなと感じました。最後の発表の時に撮影された写真とキャプションという言葉が書いてあったのですが、キャプションというのは短い言葉の中にどれだけの内容を詰め込めるか難しい反面、読みやすさをとても感じるのですが、その短い文章にどういう思いを込められたらいいなとかあったら教えてください。

【応募者】

 参加者についてやはり一番理想的なのは、家族に被爆者の方がいて、あまりお話を聞いたことがないけれどもこれをきっかけに記憶を思い起こして、お話も聞いてみようと思える方がいたら、そういうのが一番理想的だなと思います。キャプションについては、印象に残ったお話の部分を抜き取って、被爆者の方の言葉をそのまま使うというのも大事にしたいなと思っているのですけれども、または自分が感じたこと、そんなに長くなくていいのですが。それと、自分がこうしていきたいと、若者自身が自分の生き方を見つめることができるところまで持っていけたらいいなと思っています。

【委員】

 時間が足りなくて、なかなか説明しきれなかった部分があったと思うのですが、事業内容のところで書かれている部分、聞き取りの内容を「働く」に設定しているところが興味深いと思いますので、もう少し詳しく、短い時間ですけれども説明していただければと思います。

【応募者】

 先ほど入れ込むことができなかったのですけれども、一つはその方が取材がしやすいかなというのがまずあるのですが、それから若者の方も、聞き手の方からも関心が持てるようにということで、これからの将来に繋げてお話を聞くことができる、そして自分事として捉えることができるというテーマで考えた時に、「働く」ということがテーマにしたらいいのではないかなと。原爆が社会生活にどのような影響を与えたかとか、原爆を受けた後に就職とか働いている中でどういう影響があったかとか、そういったところを聞いて、どういったところを苦労したか、そしてどう乗り越えたかを聞くことで、今の自分たち若い人たちにとっても、そのあたりを考えるきっかけになったらいいなという思いです。あと被爆者のお話、被爆体験講話とかでは被爆での状況がメインになってしまうので、その後のお話というのがなかなか聞く機会がなかったりするので、そういうところも聞いてみたいなというのもあります。

【委員】

 基本的なことでの質問ですが、応募者自身もフォトグラファーでしょうか。

【応募者】

 はい、そうです。写真館も経営しています。

【委員】

 取材や撮影のノウハウというのは、既にお持ちであったり、被爆者の方を撮影するというのはライフワークとしてされていらっしゃるのでしょうか。

【応募者】

 大学時代から被爆者の方の話を聞いてまとめていくということをしていて、ライフワーク的に続けています。

【委員】

 今後の発展ということで、被爆者の話を聞いて参加者個人に主体的に活動してもらいたいということで、いい切り口だなと思うので、さらに発展させていきたい部分というのはここに載っていないもので何かおありでしょうか。

【応募者】

 参加者個人がその後も続けていくことを期待しているのですが、あとはまた同じように来年とか、毎年とかでもいいので、同じように若い世代を育てる機会が持てたらいいなと思っています。

【11. 長崎ホープツーリズム関連プロジェクト】

【委員】

 身近なことからコツコツしているのがいいなと思っています。最初に企画書を見た時にどうしてTシャツなのかと思って、ピーススポットでTシャツとか嵩張るものを貼るのならば、ステッカーとか小さなものがいいのではないかなと最初思いました。スポットを作った際に、そこからどういう波及効果が生まれるのかだろうかと考えて、もし考えが、例えばそこで被爆者の方に講話をしていただきたいとか、波及効果というところまで考えていることがあったら教えてください。

【応募者】

 Tシャツというのは、まず自分自身が平和のアクションをやっていて思うのが、自分が伝えられる人は限られているのですね。でも、僕が伝えられない人にも他の誰かなら伝えられる。今回Tシャツにしたのは、Tシャツは、誰か着て動くではないですか。そういう人たちが着て、その人となら本心で話し合えるという人がいるでしょうし、自分がこの事業で主役ではないのです、色んな人に、色んな場所で平和には色んな形があるからその話をして欲しいなと。そのきっかけの一つとして、Tシャツを作ろうかなと。若者が着そうなものを作ろうかなと思っています。今後の展開としては、この事業で応援していただくのですけれども、クラウドファンディングで自分のアクションに賛同していただける方がいたら、その方からお金をいただいて、その返戻金としてTシャツを渡す。そして自分は集まったお金で今やりたいと思っているのは、子育て応援の企画とか、長崎のごみ問題の皆でアクションを取ろうよとか、主体的に動く仲間を増やしていって、少し話が変わるのですが、お店の人たちには被爆者を呼びたいという人たちが結構いて、同じ社会人世代と一緒にやるためのきっかけとしてTシャツにしました。

【委員】

 身近なところから進めようとしている所がすごくいいなと思ったのですけれども、スポットの件ですが、先ほど別の委員からも話がありましたが具体的にどういったものをイメージされているのかとか、場所については具体的にこの辺りを中心にとか、今具体的に10スポットと書かれているのですが、もう少し具体的に教えてください。

【応募者】

 具体的には自分が行きつけのひとやすみ書店がありまして、そこの店主さんがすごく話しやすい方で、そこで何度か被爆者の方をお招きしてお話会をしたのですけれども、他にも自分が通っている美容室とか、長崎市浜町界隈のカフェとか、あと野母崎にあるカフェとか、そういう人たちには既に話をしていて、是非自分たちもその取組みをしたいと。それに加えて8月9日とか、6日とか、7月23日とか、テレビのニュースを観て考えたいことがあったりとかした時にできたらいいよねという話をしています。

【委員】

 スケジュールに関してお聞きしたいのですが、4つの事業を同時に進めることはかなり仕事量として多くなると思いますが、何人ぐらいの規模でやろうとしていて、4つを同時並行で進めることが可能なのでしょうか。

【応募者】

 Tシャツに関しては、僕と友人のデザイナーがいるので、それと協賛してくれる人たちにメッセージを送ってやっていこうかなと。展示会に関してはある程度場所も決めていて、このホープツーリズム事業は4人で動かしていて、その中の一人が会場も押さえてくれていて、展示する写真は自分が300枚近く用意したのを展示していきます。あとは当日の準備と発信かなと。SNSに関しては、被爆者の証言をアニメーションで投稿していこうかと思っていますが、アニメ化に関してはイラストレーターの方に話をしています。これは長い時間をかけてやっていこうと思っていたことなので、ある程度の下準備と構想は自分の中にあったので、わりかしできるかなと。ただ、自分が会社員と家庭とこの事業の両立が難しいなと。このガイド自体は月に1度やろうと決めてやっています。これをすることで仲間ができて、自分のように家庭と仕事とこういう社会活動を両立させる人がたくさん増えたらこういう取組みも増えていくし、波及していけばなという思いを持ちながらやっています。

【委員】

 分かりました。ちなみに三番目の被爆体験の漫画に関しては、どういった形式でしょうか。

【応募者】

 自分には絵のセンスが全くないのです。SNSでイラストレーターの方と繋がって、その方がすごく応援してくださっていて、とても優しいタッチの絵を書いているので、その方に相談したところ是非書かせてくださいという話になったので、絵は多分いいのができると思います。

【委員】

 2つほどお聞きしたいのですけれども、まず、応募者の活動内容を見たところで地に足がついたというか、自分の周りから波及効果を広げていくというところは良い所だと思います。その一方で対象は、例えばピーススポットもそうですが、小さくまとまる必要もないかなと思うのですね。例えば、長崎市内・県内に止まらず、認知度が上がれば上がるほどそれが長崎でも広がるということになるのではないかなと思います。なので、発展性をどう考えているかが一つ。それから今後の展望で、企業からの活動資金と書かれていますが、これまでの活動の中で企業から反応のあったこととか、見通しとかある程度あってのことなのかどうかを教えてください。

【応募者】

 今後の展望に関して全国的にというのはまさに自分の仲間たちとも話をしていることで、県外にも仲間がいるので、手伝うよと言ってくれています。自分自身の性格として、大きすぎると疲れてしまうだろうなと。全てを見ることができないし、自分のできる範囲でまずはやっていこうと。今後Tシャツを返戻金というのは、長崎にあるこういうスポットを応援しようとする県外の人たちに送ることもできるし、こういう思いでやっていることを届けることで広がっていったらなと思っています。企業からのお金というのは今のところ全くありません。ただ、社会でやっていけたらいいなというのが自分の中ですごくあるので、形にしたいという願望があります。

【12. 世界の若者たちが核問題を討議するためのグローバルネットワーク「アトミック・カフェ」の構築】

【委員】

 ホームページを拝見させていただいて、被爆者の講話がたくさんあって、何か国語にも翻訳されて素晴らしいと感じました。多言語の難しさを考えられて今回応募されたのだと思いますが、対話を通して討論をした場合に、参加者だけではなくて色んな国の事情があると思うので、ファシリテイタ―の存在が重要になると想像するのですが、そこら辺をどのように考えているか教えてください。

【応募者】

 難しい問題ですね。各国に事情がありますので、相手の国には仲間がいて、その仲間と色々積み重ねていって、そのうえで討議を実現しようと考えています。ファシリテイタ―に関しては、僕とか他の人で各国の事情を勉強しながら進めていきたいと考えています。

【委員】

 各国の参加者が20人ほどで議論を行うことは素晴らしいことだと思うのですけれども、その参加者の20人だけで終わってしまったら少しもったいないなという気がするのですが、オンラインでの配信などは考えていないのでしょうか。

【応募者】

 その点に関しましては、土俵に例えますと、この土俵を単純に大きくするというよりかは、新しい土俵を作っていくということで、細胞分裂的に土俵を増やしていって、土俵の間を有機的に繋いでいって市民社会に浸透していくという方法を検討しています。

 土俵の中で議論する場合には20人ぐらいが限度であろうと。そしてその土俵をいくつも繋げていくことで広がるようにするということですね。

【委員】

 学生、特に若い人たち、異なるバックグラウンド、言語の人たちが議論して、そしてグローバルな市民社会的な意識をつくっていくという重要性に関しては大賛成です。このような具体的な教育プログラムをやっていくことを考えると、育てていく人数が1回20人と設定されているのですが、私も経験上、1回でその入口の機会を与えることができても、人材育成するためにはもう少し長期的に、そのためには少数先鋭ではないですけれども、国のリーダーになっていくような人を育てていく方向性が一つ。もう一つは、浅く広くではないですけれども、様々な人々に機会を与えるという方向性が一つ。今回の企画をその視点で考えた時にちょうど真ん中で、どっちに振ろうとしているのかが正直分かりかねていて、これだけの議論をしっかりとするならば、集中プログラム、1回ではない、例えば数日にわたるワークショップなどの方があるいは数回に分けるとか、議論は数回に分けて重ねていき、色々組み合わせていくものかなという気もしています。なので、広く浅くの方向なのか、それとも深いものなのかというところも含めて、どういった人材を育てていくのか詳しく教えてください。

【応募者】

 たった1回でそれが達成できるとは全く考えていません。実は1回だけで想定しているものではありません。継続的なプログラムを組まないと目的を達成できないと考えています。なので、プログラムの長期性と、細胞分裂的に広げていく作戦の両方が必要であると考えています。

【13. ヒロシマ・ナガサキを伝える(仮称)】

【委員】

 小中学校の目処などはあるのでしょうか。

【応募者】

 原田さんの息子さんが行かれている中学校に打診してみようかなという話までは進んでいます。

【委員】

 今回、事業を選定するうえでの視点の一つとして新しい伝え方であるということなのですが、今回の企画趣旨の確認をさせていただきたいのですが、これまでその意味では応募者が今までされている歌で伝えるということなのですが、今回新しいという視点で見ると、長崎で行っていないという点にあるのでしょうか。もちろん、山口彊さんを扱うことがそうだというようにも聞こえたのですが。あと小学校とか中学校でもこれまで広島ではある程度行っていることをこちらで行うと。どの部分が今回の企画として新しい形として全面に出しているのか教えてください。

【応募者】

 まず、新しいことについては、山口彊さんの作品を音楽として表されることが新しいことで、あと、それを録画として残してアーカイブ化したものがチャンネルを開けばいつでも活動だったり、演奏や講話の内容を見ることができるもの自体も新しいものになっていくのではないかと考えています。

【14.ピーストーク from ナガサキ&ニューヨーク】

【委員】

 ライブ配信は1回あたりどれぐらいの時間を想定しているのでしょうか。

【応募者】

 テレビ番組のように時間が決まったものではなかなかうまくいかないという部分もあるので、大まかに60分から90分を想定しています。一番長くて90分で考えています

【委員】

 長崎から前田真里さん、ニューヨークからタナカ有美さんと魅力的な方が発信される番組に個人的にとても興味があります。ただ、今プレゼンを聞いただけでも、内容がとても充実したもので、それが1回90分でおさまるのだろうか、しかもライブ配信で何かトラブルが発生した時に止まってしまうのではないかという心配も持っています。せっかくならば、それぞれの番号が付いている項目に関して、事前に時間を設けて録画したものを配信して、ライブ中継はイベント的に最後に持ってきて高めていくという方法もあると思いますが、ライブでの不安がないのか教えてください。

【応募者】

 通信を使ってのライブというのは支障が起こり得るので、不安がないということは全くないのですが、事前に9月、10月の間に何度か環境とか実際に予行演習みたいなことをやってみて、万全の状態で当日を迎えたいと考えています。それから、月1回ぐらいで、1項目ぐらいやっていけばという提案もいただきましたが、それができたらベストだと思うのですが、来年の2月ぐらいまで、今年度以内にと考えた時に、回数を重ねてやっていくことが難しいかなと思います。今回は、皆さんから支持していただけるようでありましたら、今後月1回とか半年に3回とかでやっていけたらなと思っていて、その前哨戦という位置づけで考えています。技術面に関しては、大学に技術スタッフもいますし、マンハッタン関連の場所であったり、長崎の場所については週に1度、タナカ有美さんとやりとりしていて、ショート映像もできているので、そういったところも本番だったり、告知などでも利用していけたらと今考えています。

【委員】

 こういう取組みをどう他の方に伝えるのかというところに関心があるのですが、資料では事前に色々関係ある所にしっかり広報されるようですけれども、今まで関わりのない、今まで関心のなかった方にどういうアプローチをしていくか、検討していることがあれば教えてください。

【応募者】

 親子記者の経験者がこれまで累積で沢山いらっしゃいますし、ゼミの卒業生も三桁ぐらいいますので、まずはそういう人たちに口コミで広げるということと、長崎新聞社や地元の放送局にも告知をして、例えば記事に掲載してもらうなどマスコミの活用も検討しています。私はSNSなども多用していますので、SNSでの広がりも検討していますのでそのような形で広げていきたいと考えています。SNSは、県外・海外の方も、普段情報番組に関心のない方も見てくれると思いますし、ニューヨークに4年間住んでいた時に、日本人向けの新聞に定期的に記事を書いていたので、そちらに告知をしたり、ばってん会というニューヨークの県人会に現在100人登録者がいますので、その方々にもお伝えすることができます。

【委員】

 資料に、目的として専門家も一般の方も互いに気づきを得ると書いてあるのですが、これはどういったことに気が付いて欲しいとか、視聴者にどういった学びを期待しているのか教えてください。

【応募者】

 日頃ニュースなどで、核兵器廃絶に関して、例えば日本は核兵器禁止条約に批准しないなど報道がされていますが、そのような国際政治の専門の話と、一般市民のところに乖離があるというか、繋がりがないようなことも感じています。専門家の話を聞いたうえで、例えば、中高生やその親御さんが対話をすることで、一般市民は何をやっても駄目なのだということではなくて、私たちもこうした小さなことをやっていけば繋がっていけるのかなということに気づくとかですね。あるいは国際政治の専門家の方々も市民の力をどう活用して、国際議論を進めていくのかということにそれぞれ気づきができたらと思い、書きました。

【委員】

 先ほど別の委員が話したことに近いのですが、専門家、市民社会、様々な方との出会いの場になるというところで非常に面白いと思う一方で、YouTubeで公開があるとしても、1回きりのイベントを行う形が今回の企画ではありますので、継続性が前提となって今後に発展することが見えると非常にいいなと思います。今回の企画を飛ばして次の課題を考えるのは勝手だと思うのですが、今回「ピーストーク from ナガサキ&ニューヨーク」、ニューヨークの話を長崎では全然知られていないので、長崎の方にとってもマンハッタン計画の話は非常に興味深い話になると思います。併せて、このチャンネルが上手く機能すれば、長崎以外、ニューヨーク以外にも、英語で発信して長崎のことも知ってもらうとか、色々なことでの発展性を是非考えていっていただきたい。言いたかったことは、一度きりのイベントにならないようなことを思わせる企画であったことです。

【応募者】

 生放送などもアーカイブに貯め込んでいって、YouTubeなどで見られるようにできたらと考えていますし、できれば回数を重ねてやっていきたいなということは思っていますが、第1回目を実施したいなとところであります。あと、発展性という面においても、映画が公開されていなくても「長崎の郵便配達」という本があったり、アルバムがあったり、興味があった人が自分で次の段階として深めていくということだったり、タナカ有美さんは「ニューヨーク平和映画祭」を主宰されているので、そういったところに発展して上映をするとか、次の段階への橋渡しができたらと考えています。

【15.KNOW NUKES 核兵器関連インフォグラフィック情報発信事業】

【委員】

 先ほどのプレゼンを見ると、インフォグラフィックという割には文字が多いなと感じがしたのですけれども、若い方は文字を見ること自体に嫌悪感がある気がするのですが、そこにもう少しイラストを加えてもう少し分かりやすくなど考えられているか教えてください。

【応募者】

 もちろんです。扱う内容だったり、取り上げる内容に必要なグラフィックだったり、インフォグラフィックとしてのイラストレーターだったり、デザイナーと協力しながらこれからさらに入れていきたいなと思っています。

【委員】

 創価学会のインフォグラフィックは見たことはありますか。是非見てみてください。ああいうのを作るのかなと思ってイメージとして見ていただけたらと思います。

【委員】

 インフォグラフィックに関して質問ですが、具体的にどういった内容を何枚ぐらい作成しようと考えているのでしょうか。

【応募者】

 企画書には9月から3月と期間を記載していたかと思いますが、これを軸に継続的に続けていきたいと思っていまして、基本的に週に2回程度の投稿をしていきたいと思っていまして、9月26日が核兵器廃絶のための国際デーですので、関連した投稿を行って、のちに締約国会議などもありますから、そのようなイベントなどに合わせて情報発信を行っていきたいと考えています。

【委員】

 分かりました、随時発信していくということですね。あともう一つお聞きしたいのですが、企画書に、被爆とか政治などを合わせながら内容を作っていきたいと書いてありましたが、どういった内容で、具体的にどういったものを作っていくのか、若者にどういったことを感じて欲しいとか、何を期待するかを是非教えてください。

【応募者】

 一般的に、被爆と政治に関わる核兵器禁止条約などが一緒にテレビ番組に取り上げられたりすることが少ないなと感じています。私たちも普段、議員面会プロジェクトを進めていまして、その中で直接議員さんに会いに行って話を聞くなどを同時に進めていますので、そこで得た情報などを織り交ぜながら、被爆と政治、私たちが核兵器の被害に遭わないためには政治にアプローチする必要がありますので、そういった部分を組み合わせて、そういった視点から核兵器を捉えることを改めて提示したいと思っています。

【委員】

 どういったことを学んで欲しいとかはありますか。どういったことを期待するとかはありますか。

【応募者】

 私たちの同世代、特に東京に出てからは核兵器が核抑止とかで必要なのではとよく言われるのですが、そこに被爆の実相だったりを学べている人だったり言える人は限られているので、そうした方々に情報を通して認知をさせていけたらなと思っています。

【委員】

 大変時機を得た、今の時期に必要な取組みであると思いますが、同時に今回の事業の内容を読ませていただくと、核兵器の問題について情報発信をすると広く色々なことを核兵器禁止条約といったところに絞らないで、核兵器に関する色んな状況をというように読めるのですが、別に脅かす趣旨ではないのですが、情報を出すとなるとすごいリサーチ、正確性、またはSNSで出すとなるとそれ自体が広まってしまうので、すごく難しい仕事と思います。例えば議員に面会した時にどうであったとかのように、そっちが情報発信源であるということもありますが、核兵器の問題の情報発信の時はですね、ソースの確認や、情報をどこから集めて、どうオリジナリティを出すかなどが必要なのですが、そういう意味では情報を「出す」と「作る」では、特に学生の皆さんが日常生活を送りながらするうえで、とても大変なことだと思います。一つそのうえで、できないとか難しいとか言っているわけではありませんが、こうした活動の信頼性を市民から、日本の若い人たちから発信する情報は信頼できるというところを作っていきたいと希望から言わせていただくのですが、情報の正確性はどのように担保するのか、つまり他の団体、組織、自治体が出した情報を分かりやすく出すことを目指すのか、自分たちが調べたオリジナリティある形で発信をしていくのか、そのあたりはいかがでしょうか。

【応募者】

 その点はすごく大事だと思っていまして、正確な情報が発信されていることが私たちの団体の信頼に直結しますので、その点に一番重点を置きながら行っていきたいと思っていまして、KNOW NUKES東京がICANの加盟団体に入ったのですが、国際情勢がどう動いているのかという情報が逐一入るので、キャンペーンナーの間で共有していますので、私たちのインフォグラフィックを通して共有したいなとも思っていますし、収支予算書にも資料や文献を買うための費用を記載させていただいたのですが、私たちの活動の中でどうしても調べないといけないことが出てきますし、私たちも学生で、手軽に触れられる環境にいますので、周りの大人の方々の力添えをいただきながら、しっかりと自分たちでリサーチをして、発信していきたいと思っています。その意味では、私たちのオリジナリティを持って集めた情報、そして色々な文献など、リサーチを踏まえての発信を進めていくことになるかと思います。

【16. 東京選出議員・候補者への立場表明呼びかけアクション】

【委員】

 政治的な取り組みが可視化されることに興味がありますが、これは議員に限らず若い人たちが投票をどうしていくのかというのにも関わりを思うのですが、そこら辺は議員が発言するのと同時に若い人たちが選挙にどれだけ関心があって、実際に行くことができたかを可視化することによって、うまく稼働するのかなと思うのですが、その辺の考えを教えてください。

【応募者】

 若い人が選挙に行かないことを元にしたご意見だと思いますが、その原因として一つ考えられるのが、声をあげても変わらないだろうというような一種の諦めであると思います。実際に自分がアクションできる場があるのと、それが現状に変化を与えたのだよというようなことを私たちが発信することで変える力があるのだということを若者に分かってもらいたいと思っています。それによって、投票という行為も私たちが社会を変えるためにすることのできることを若者が気付いて、投票に行くようになるとか社会への参画の一つになればいいなと思っています。

【委員】

 若い人たちが投票に行くことをグラフィックにしたりするなど、可視化することは考えているのでしょうか。

【応募者】

 実際に投票が近づいて来たら、若者が投票に行くようなことを可視化できるような取組みも今後もっと強化していきたいと思っていまして、核兵器の問題も絡めながら、少し可視化できるような見せ方ももう少し考えていきたいと思います。

【委員】

 実際に自分が投票に加わっていくと面白いと思いますのでそこも検討してもらえたらと思います。

【委員】

 今回のは東京の衆議院選挙で着目したものですが、選挙が終わった後にどう繋げていくか今後の発展について考えているかということと、もう一つ、首都圏の議員との面会だと思いますが、他の地域の方に発信、興味を持ってもらうための活動を行っていくのか考えがあったら教えて下さい。

【応募者】

 まず、衆院選後の発展についてですが、各議員の政策が見ることができる議員ウォッチというサイトに、結果を反映させるとかこのアクションによって、この国会議員が選出されましたなど連携させながら、アクションの成果を掲載していくことがあります。それから衆院選後、東京以外の首都圏の他の議員への面会を続けたいと思っています。面会は衆院選を一つの大きな目標としていますが、議員さんの細かい政策を知る取組みを続けていきたいと思います。他の地域の方にどう興味を持ってもらうかについては、呼びかけアクションという、面会アクションは首都圏で主に行っているのですが、呼びかけアクションは全国の候補予定者にも行っていけることだと思いますので、まずは、皆さんがアクションすることが大きな力があることだということで、そのアクションをすることで、細かい意見等が出てくることを首都圏で行っている面会と紐づけながら進めていきたいなと思っています。

【委員】

 NO NUKES 東京のインスタグラムを拝見したのですが、フォロワーが214名と首都圏に住んでいる若者と比較したら割と少なめかなと思ったのですが、4月にアカウントを開設したので成長途上中だと思いますが、これをどこまで成長させたいのかという数字的な目標はありますか。

【応募者】

 具体的な数字の目標は立てないようにしているのですが、今はどの単位もどんどん増やしていきたいという目標は掲げています。インスタグラムは情報の蓄積ということで運営していて、今後面会が増えるなど、有益な情報を蓄積していくことでフォロワーを増やす一つの手段ではないかと考えています。ツイッターも開設していて、こちらは400人弱ぐらいなのですが、こちらではよりすぐに情報発信するようにしていて、こちらも活用しながらどんどん増やしていきたいなとは考えています。

【委員】

 今回の応募の趣旨として、新しい取組みを行うということが審査の基準として一つ大きくなっているのですが、その意味では今回取り上げるもの自体は、衆院選だというところが新しいところかなと思うのですが、候補者と面会し、アンケートをとってその結果をSNSで公開、発信していく手法自体は、議員ウォッチやカクワカとかで行っているものの一環であると思うのです。先ほどの質問にも関わってくるのですが、どうしてもですね、SNSで発信しても十分に届いていないし、そこまで知名度においても難しい所もあると現状を認識しているのですが、今回何か新しさという意味で、これまで議員ウォッチ、カクワカで行っていたもの以外にこの企画の中で新しくすること、対象以外のことで、何かあるかどうか。とりわけ人に伝えていくということで何か工夫を重ねているのか、確認をお願いしたいと思います。

【応募者】

 新しさとしては2点ほどあるかなと思っていまして、議員ウォッチやカクワカで行っていること、その中で聞いたことを反映していく、例えばカクワカが聞いたことなどを発信するという側面が強いのかなと思っていたのですが、今回の参加型アクションにしたいと思っていまして、核兵器の問題で何ができるのかという中で、関心を持ち始めた入口にいる人たちが気軽にできるアクションということで、そういう人たちが参加できるものにすることに力を入れていきたいと思っています。発信のことですが、新しい層に向けての発信は難しいと思っているのですが、他の社会問題に取り組んでいる団体へのアウトリーチを行っていき、連携していきながら行っていきたいと考えています。

【17.新しい平和教育を届ける隊】

【委員】

 調査についての質問ですが、原爆資料館で調査を行いたいということだったですが、コロナ禍で来館者が限られている中で、データとして偏ってしまうのではないかというのが一点と、データを具体的にどう活用して改善を行っていきたいのか教えてください。

【応募者】

 一つ目のご質問ですが、感染状況は予想できないので、今後どのように対応していくかについては明確にお答えすることが難しいのですが、今考えているのは、例えば感染症が拡大して、私たちも資料館での対面インタビューやアンケート調査も難しい状況になれば、例えばグーグルフォームを利用して、来館経験者にアンケートにお答えいただく、実際に訪問した人に直接聞くのではなく、来館したことがある人にオンラインなどを活用して聞くことも一つの方法として考えています。二つ目の質問ですが、どのように改善していくかという質問だったと思いますが、そこに関しては、平和学習、生徒の皆さんが求めているもの平和学習に求めていることに焦点を当てて、私たちの講座を改善していきたいと考えていて、私たちが大人として伝えたいメッセージはたくさんあり、これまで行ってきたことではありますが、そこに加えて、平和教育を受ける側がどういうことを求めているのか、どういうことを知りたいのかに焦点を当てた講座に改善していきたいと今のところ考えています。

【委員】

 平和学習と考えた場合に、やはり小学生、中学生、高校生と限った方が作りやすいと思いますが、このコロナ禍においてもやはり、アンケートいう方法で各学校に送って、必ず資料館の見学を小学校は必ず行っていますから、きちんとアンケートを得るという方法もあるのではないかなと思っています。ただ、その時に何でもギブ・アンド・テイクであって、与えてくださったからには何を返すことができるのか、自分たちが平和学習を作り上げるのであれば、後でそれをCDで送りますとか、そういうメリットをきちんと示しながら協働していくことも考えていく必要があるのではないかと考えます。あと、広島への旅費が計上されていますが、これは何に使われるのかもう少し詳しく教えてください。

【応募者】

 広島につきましては、私たち自身が広島に出向いて広島の資料館で調査を行いたいと考えています。コロナの感染拡大で訪問できないことも考えられると思いますが、実際に行くことが難しい状況となった場合には、広島で平和活動をしている方に依頼して、その人に調査をお願いする、そして謝礼としてお支払いする方法も検討しています。

【委員】

 それよりもご自分たちが学校に直接アプローチしたほうが早いし、予算を減らすことができると思うのですね。もう少しきちんとしたできる内容を考える必要があるのではないかと個人的には思います。

【委員】

 先ほどの質問とかぶってしまうのですが、やはり広島のことと、調査・アルバイト派遣の委託料ということで発生しているので、調査と言うのがこの取組みの肝になると思うのですね。自分たちの目で見て、感じて、確認をしてニーズを探していくというところなので、それをバイトさんなどにしていただくのは大丈夫なのだろうかと思ったので伺いたかったのですが、それはコロナで自分たちが実際に行くことができなかった場合に、そういった人をお願いするための経費と考えてよろしいですか。

 分かりました、ありがとうございます。

【委員】

 私も少し同じようなところになりますが、今回の事業の趣旨で、基本的にこれは調査研究プロジェクトに近いと思うのですね。皆さんが出前講座を行うにあたっての、ニーズ調査かなと。そうであれば、ニーズ調査として先ほど他の委員がおっしゃったように、原爆資料館の何に注目しているかによって、平和学習のニーズが分かるという立て方が、本当にそうなのかというところが正直疑問に残るところがあります。つまり、その中の何に注目をしたのかという、後半の資料館への進言というのは分かるのですね。要は原爆資料館を対象として実態調査をして、来館者がどのような関心あるいは不満を持っていて、もっと良くするためにはどうすればいいのかを、このような調査からあぶり出していくというのはすごく分かりやすいのですが、平和学習でこういうことを学びたいということが本当に原爆資料館に出ているものの中での良いもの、あるいは足りないものを見ていくという、結びつきが調査とアウトプットの関係がちょっとぎくしゃくしているように正直見えます。私がちゃんと理解できていないのかも知れませんが、あまり時間がないのですが、もう少し調査結果からどう講座の中身を変えていくのか、具体的な例で出していただけたらと思います。

【応募者】

 今の段階、調査をしていく中で分かってくるところがあると思いますが、私たちとしては、例えば資料館を見学した人たちにインタビューをすることができたら、例えば過去を踏まえたうえで現在についてもう少し知りたいとか結果が表れたならば、そのようなニーズに沿った私たちの講座を改善していくこともできますし、資料館の中で見学したうえでどう感じたのか、どこが不足しているのかを見学者に質問することで見えてくる部分があると思うのです。そこを踏まえたうえで、私たちの講座の改善していくことができると思うので、すみません、答えになっているか分からないのですが、調査をしていく中で見えてくることにもう少し目を向けていきたいと思っています。

(プレゼン終了)

【会長】

 以上でプレゼンは終了となりますが、ここで委員の皆さんから確認したい事項がありましたらお願いします。

【委員】

 今日突然2件キャンセルになったのですけれども、漫画については著作権で難しいのかなと思うのですが、ポータルサイトについては期待していたのですが、なぜキャンセルになったのか、難しかったのか教えてください。

【事務局】

実はこの件に関しては、木曜に委員から質問をいただきまして、収支予算書の中の人件費に相当する部分について、自分または自分の組織・団体以外の誰かに渡すお金、例えば賃金であればイベント当日自分たちだけでは手が足りないので臨時的に事業を実施するにあたって雇用する人に払うことを想定していました。同様に報償費も謝礼でありますので、ガイドまたは講師として来ていただいた方への謝礼金というお礼に相当するものを想定していました。ポータルサイトにつきましては、昨日確認したところ、賃金については本来業務の一環としてポータルサイトを制作して、自社の社員に対して、給料の一部というか、その対価を支払う形になっていたので、それは営利目的というか、自社の社員に対して本来業務の中で実施することになっていたので、本来業務の中で完結することであれば、そのために臨時的に雇った方への賃金ではないので、そこは目的が異なると話をさせていただきました。

 もう一つの漫画につきましても、賃金の記載があったのですが、それもご自分で書かれた漫画の執筆料という形での位置づけであったため、それは自分自身に対する報酬になるので、そこは事業の目的と性質が異なることをお伝えさせていただきました。

先ほどのポータブルサイトは業務委託のようなものであったので、この事業はあくまでの補助金という性質になるということで、納得をいただいたところです。

【会長】

 私のほうから事務局に確認なのですが、この明日に向けて採点表で点数の合計をされるのはそうですが、総評ですが、右端にある評価はあくまでもメモ的なものであって、使わないということでよろしいでしょうか。その一方で総評は審査を受けた方々に戻されるということだと思いますが、その時に記名式ではなく、誰が書いたか分からない形で並列されるということになるかと思います。その時に、割と短い時間で、殴り書きのように書いて、参加者の人を傷つける意図は全くないのですけれども、どうしても乱暴な表現になってしまっている部分があって、参加者の方に戻される前に少し見た方がいいかなという気がしています。そのあたりの手順を教えてください。

【事務局】

先ほどのご質問ですが、採点表に書いていただいて、審査項目ごとに書く欄と、一番下に総評として書く欄があると思います。皆さんが書かれていることを転記することは考えていなくて、例えば書かれている中で意見が多かったものとか、事業を特徴的に捉えているものとか、そういったものを事務局側で抜き出させていただいて、コメント欄に書こうと考えています。その内容については、明日点数を集計するとお話したところですが、それと併せて、審査会のコメントも各事業者の皆さんに確認をしていただくお時間をいただこうと考えています。17事業審査いただいたのですが、委員同士で確認したいものなどがありましたら、委員同士で話していただいても大丈夫です。

【委員】

 私も今回初めて知る団体が多くてとても勉強になったのですね。こうして申し込んでくださるということは、やはりこの人たちにもメリットがないと次に繋がらないのではないかなと思うのですが、その人たちの活動をホームページなどできちんと表記してリンクを貼っていただくとか、そういうことがないと次に続かないのではないのかなと思うのですが、そういうことはどう考えているか教えてください。

【事務局】

今言われているのは相談も合せた33団体でしょうか。

【委員】

 最後のプレゼンした団体だけでもいいのですが、プレゼンしなくてもそういうサイトがたくさん見た方が、こうやって表記をしてくれるのであったら、自分たちの活動をどう広げるかということを皆さん問題としているので、公的なホームページでフォローしてあげないと次に繋がっていかないのではないかと思うのですが、どうでしょうか。

【委員】 

その一方で、合否が明確になってしまうのですね。落ちて恥ずかしいなというところも出てしまうですね。

 別の審査会で、落ちた団体さんから自分たちの団体名を公表しないで欲しいと言われたことがあったのです。様々な団体の活動を多くのことが知る機会になるとは思いますが、団体さんからしたら、落ちたことを知られたくないところもあるので。

【委員】

 長崎市のホームページに団体紹介ページがあればいいのですが、ないですよね。

【事務局】

すみません、合否の話とホームページの話が混在しているのですが、宿題とさせてください。今回の17団体のリンクを貼るかどうかも考える部分があるので、そこは先ほど言われたように、団体の活動紹介という趣旨で整理ができるかどうか、検討をさせてください。

【会長】

 他にないでしょうか。それでは本日の議事が全て終了となりますので審査会を終了させていただきます。それでは事務局から案内をお願いします。

(終了)

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