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令和3年度第2回 長崎市建築審査会

更新日:2022年2月18日 ページID:037912

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

建築部 建築指導課

会議名

令和3年度第2回 長崎市建築審査会

日時

令和3年8月6日(金曜日) 10時00分~

場所

長崎市議会第3会議室

議題

【議案3】
長崎市地区計画の区域内における高さの限度を超える建築物の許可について

【報告事項1】
法第43条第2項第2号の規定による許可の報告

審議結果

(1)第3号議案

委員:地区計画の分でそもそも駅周辺の高さ制限が31mのところで社会貢献を行うことによって51mまで建築が可能な計画で、あえて60mに計画を変更し事業を進めた理由とは何ですか。客室を増やしたりなどあったと思うのですが、60mではなく70、80mの計画はなかったのですか。

事務局:できるだけ長崎の大景観を来崎者に見ていただきたいとのことから、今回の計画は立地も客室も踏まえたうえで、適度なものとして60mの計画にされたものと理解しております。

委員:仮に60mを超えて70mとなったとして許可する方向でいくのでしょうか。

事務局:社会貢献や都市環境への影響があるのかどうかというのを踏まえて審議していくので、現時点で許可できるかできないかの判断はできかねます。

委員:社会貢献に関して夜景や景観以外の説明をもう一度していただければと思います。

事務局:まず、にぎわい空間の整理として、新かもめ広場を新たに設け「にぎわい」の創出を図り新かもめ広場に隣接して長崎市の方で多目的広場も設置しますので、そこを一体的ににぎわいの広場として整備します。次に、災害の活動拠点として現在JRと市の方で協定を結んでおりまして、災害が起こった際に協力し、新かもめ広場や多目的広場の空間を一体的に災害時の待機場所として使用できるようにしています。3点目が夜景にふさわしい夜間照明計画ということでJRの方で施設や周辺のライトアップ計画をしています。4点目が都市景観の向上ということで、デザイン調整会議等で建物のデザインの専門家に意見を伺いながら長崎の都市景観の向上に適するように計画しています。

委員:災害拠点のことに関しては非常に大切なことだと思いますが、「にぎわい」のところで人が来るかどうかで、ホテルの客数、オフィスの数などが減らされて申請されているのか、コロナウイルスや人口流出の影響もあったと思いますが、最初の計画から将来の長崎を見据えて今回の計画に至った経緯を教えていただきたいと思います。

事務局:今回の計画の見直しについて、令和元年度の分と比較しまして増築部分の延べ面積は減っております。既存のアミュプラザと兼ねての面積として1万平方メートル減っている状況です。用途としましては商業部分に関して当初1階から3階までの計画でしたが、1階から4階までに変更されています。面積は変更されていません。それから、ホテルの客室に関しまして、当初の計画と変わらず200室のままです。オフィスに関しまして当初10000平方メートルだったものが9000平方メートルに変更されています。
委員:今後さらに計画の見直しの可能性はあるのでしょうか。

事務局:今のところ計画を見直すなどの話は出てきておりません。当初の計画は2025年完成を目指し、新幹線開業が2022年秋、その翌年に完成というスケジュールで動いているので、今後計画が見直されることはないと認識しております。

委員:敷地に入っていく際に駐車場の出入り口付近に交差点があり交通状況に問題はないのか、渋滞など発生する可能性があると思うのでその対策を教えていただければと思います。

事務局:駐車場の出入り口付近に交差点があるということで、現在事業者の方と道路管理者及び警察の方で協議を行っておりまして、スムーズに行くものと認識しております。

委員:申請理由の最後の方に回遊性の向上や連携強化とありますが、連携強化について詳しく説明していただいてもよろしいですか。

事務局:歩行者の方の回遊性の向上も地区の基本計画に掲げられておりまして、社会貢献の中でペディストリアンデッキに施設周辺の商業地区等ににぎわいと交流を伝えていく役目も負うと記載されていますので、既存の公共交通機関との連携強化をしていく形となっております。

委員:ただ今の質疑の関連でこの駅のにぎわいも大切だと思いますが、今回の計画地を拠点に長崎の観光地や昔からある商業地域に足を運んでいただくなど様々な地区との連携を図る必要があると思います。また、2点目として計画地周辺の方から意見いただいたと思いますが、他の商業地域などから何か意見をいただいていましたら、教えていただきたいと思います。

事務局:他の地域の方からは駅ということで人が集まり、駅周辺以外でいえば既存の浜の町などに路面電車で行くことが可能というところで連携を図っております。また今後駅の東口・西口が観光バスの発着地点になると予想されており地区外からの往来も見込まれると思います。2点目の計画地周辺以外の方から直接こちらの方に意見があったとは聞いておりません。

事務局:1点補足としまして。計画地周辺の方との意見交換は現在も行われており、その中で国道をまたいである商業地域の方からは、以前の駅から少し離れたところにあるのでその辺の距離感に関して行き来がしやすいようになどの意見もいただいておりますので、現在県も含めて国道をまたいでの駅とのアクセスに関しまして検討されていると伺っております。

委員:先ほど社会貢献の中で夜景という項目がありましたが、これはライトアップされるということで具体的に稲佐山からの夜景に配慮したライトアップになるのか、具体的に教えていただければと思います。もう1点、既存の駐車場横に新たに駐車場ができ、新たな建物の方に壁面緑化を取り入れている計画になっており、それに合わせて既存の駐車場にも緑化を取り入れる計画があるのかを教えていただきたいと思います。

事務局:夜景に関しまして、ライトアップすることによって稲佐山からの1つの夜景として資するという計画がなされています。2つ目の既存の駐車場の緑化計画に関しまして、そのような計画は上がっておりませんので既存のままのだと思います。

会長:今回の審議に関して、2年前にも審査しまして、その後計画の見直しがなされ、また、改めて事務局の方から説明や委員の皆様から質問、意見をいただき審議を行えたと思います。本日の審査内容の高さ制限に関しまして反対の意見はなかったと思います。それから、審査内容とそれを反映した適用理由に関しまして、先ほどありました交通渋滞の懸念や、にぎわいを中心商業地や他の街へ伝え、連携に関わる点でご指摘をいただいた所でございます。そうした点につきましては今後も、事業者の方と協議をしていってもらいたいと思います。他にご意見、ご質問等ないようでしたら第3号議案については同意することとしたいと思いますが、よろしいでしょうか。

委員:異議なし。

会長:それでは第3号議案につきましては同意することといたします。

(2)報告事項1

質疑等なし。

会長:これですべての報告が終わりました。全体を通して何かご意見等ありますでしょうか。よろしいでしょうか。これをもちまして、令和3年度第2回長崎市建築審査会を閉会いたします。お疲れ様でした。

- - - - - - - - - - - - 以上 - - - - - - - - - - - -

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