ここから本文です。

第2回 市立緑ケ丘保育所及び仁田保育所移譲先選定審査会

更新日:2021年8月31日 ページID:037306

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

こども部 幼児課

会議名

第2回 市立緑ケ丘保育所及び仁田保育所移譲先選定審査会

日時

令和3年6月4日(金曜日) 19時00分~

場所

長崎市立仁田保育所(稲田町12-22)

議題

市立緑ケ丘保育所及び仁田保育所の民間移譲に係る移譲先法人募集要項について

審議結果

⑴ 開会

【事務局】 (開会)

委員数11名のうち9名の委員が出席しているため、長崎市類型の附属機関に係る審査会規則第7条の規定により、会議が成立していることを報告

【事務局】

人事異動による事務局職員の紹介

【事務局】

資料の確認。

⑵ 議題審議

ア 第1回審査会における意見等への対応について

【会長】

それでは次第1、第1回審査会における意見等への対応について。

前回、3月25日の審査会後に事務局に寄せられたご意見に関する回答を事務局からお願いする。

【事務局】

A3の資料と、募集要項(案)の2種類で説明させていただく。A3の資料だが、先程、話があったとおり前回の審査会時とその後に提出された意見をまとめている。左側から意見を頂戴した委員の名前、その右に募集要項のページ、項目、意見等、一番右側は長崎市が考えている対応となっている。

それでは最初の意見から説明する。2ページだが、ご指摘の項目は、3の(1)、新保育施設建設予定地の部分になる。意見の内容は土地について法人が有償譲渡又は貸付のどちらかを選べるような様式にできないのかということだが、募集要項(案)の最後のページ(48ページ)に様式8として「申出書」を追加し、申出をする法人が、有償譲渡か有償貸付を選べるような形とした。

次が、同じく募集要項(案)の2ページになるが、土地の価格は、いつの時点で応募者に提示するのかという意見について、売却価格については、道路拡幅の計画があり、面積がまだ確定していないので、当初から提示は考えていない。ただし、貸付料については、路線価や公示価格を参考に平方メートル単価を提示する予定としており、今のところ、その数字までは入っていない。

続いての意見だが、募集要項(案)は14ページで、移譲に係る諸条件だが、職員配置のところで意見をいただいている。内容は民間移譲する場合の保育士の処遇について、国の考えが触れられてないところで、対応としては、特に国から具体的な処遇というところを示されてはいないが、14ページの下の方に3の職員というのがあり、(2)配置職員の条件というところがある。そこが15ページの上から6行目ぐらいに「カ」として、「勤務シフトや休暇制度その他の福利厚生などへ職員が勤務しやすい職場環境の構築に努めること」ということを諸条件の中に追加し、保育士の処遇を担保したいと考えている。

続いての意見は、13ページになるが、一番上の基本的事項の(1)園児の受入れだが、ここについては、現在、仁田保育所、緑ケ丘保育所に入所しているお子さんが、新しい保育施設への入所を希望しない場合は、他の園に優先的に移ることができないのかという意見で、これについては、実績として三和地区の民間移譲の際に、移譲後の保育所を希望しないというケースもあったので、他の園に優先して入れるという取り扱いをしたが、今回も同様に対応したいと考えている。

続いて14ページの、園バスの運行ということで意見をいただいた。内容としては、0歳から乗車するのか。また車内の保育士の人数は規則等で決まっているのかということだが、対応としては、実態を確認したが、一般的に3歳以上の乗車が多く、チャイルドシートを設置し、1歳児、2歳児の子どもが乗る場合もあるというところだが、保育士の人数には規定がなく、これも実態だが運転士1人と保育士1人が乗っているというところである。

続いて15ページの4の保育内容の維持向上という意見だが、保育士等の待遇については運営開始後の数年はヒアリング等の見守りがある方がいいのではないかということだが、市としては、この15ページの保育内容の維持向上の下に、5で、保育所運営協議会を立ち上げたいと思っているが、この協議会に保護者や地域の方が入り、定期的に開催するものであり、保育内容や保育の質を担保できるような場を作りたいと思っている。また指導監査も行っているので、そこで保育内容の維持向上を確保したいと考えている。

続いての意見だが、地区で子どもを育てようという空気が少ないという意見で、14ページに戻るが、真ん中付近に(9)地域活動というのがある。これは、もともと(7)の多様な保育サービスに入れていたが、別に項目立てをし、少し強調するという形で地域との連携行事を踏襲するとともに積極的に取り組んでほしいというところを強調し記載している。

続いての意見だが、資料は戻って2ページの方だが、真ん中付近に(2)新設する保育施設いうところで、地域住民の利便性向上も考慮し、もっと相手方に認定こども園の設立を求めていいのではないかという意見については、市としては、今の仁田保育所、緑ケ丘保育所は保育所なので保育所を想定している部分があるが、確かに認定こども園のメリットもあるので、この後に説明するが、総合評価による審査の中で考慮してほしいと思っている。

続いて、9ページと13ページは文言の整理と法規の追加の部分になるので、記載のとおりということで割愛する。

14ページの上の方に「一時保育」を「一時預かり」へということで、区別が難しいところではあるが、一時預かり事業は、市が補助金を出して実施する事業で、この一時預かり事業というのを可能な限り実施してほしいということ。その部分の名称を変更している。一時保育事業は、市とは別に、事業者の自主財源で行っている事業なので、市が補助しているこの一時預かり事業の方を展開してほしいというところを明記した。

次に15ページだが、4の(5)小学校等の連携交流ということで、この資料の真ん中付近に下線を引いているが、意見としては、小学校等との連携交流を明記できないかというところで、子ども同士の関わりを深めるため、同じ校区内の小学校やその他の保育施設等との連携、交流を図ることというところを追加した。

つぎの14ページなどは文言の整理ということで、割愛する。

14ページと15ページにまたがる部分だが、これは意見としては、嘱託医であったり嘱託歯科医の配置についても、記載すべきでないかという意見であった。ここは、意見のとおり14ページの下の方に保育所の場合は嘱託医を配置することと、また幼保連携型認定こども園の場合は、学校医であったり、学校歯科医及び学校薬剤師を配置することとしている。あわせて、嘱託歯科医を配置するように努めることとしている。

続いて、資料の23ページ、申し込みがあった法人について、委員の皆様に審査していただく際の審査項目になるが、意見は、苦情処理体制に関する項目を設ける必要があるのではないかというところで、真ん中付近に「エ」として苦情処理を追加している。15.で苦情処理に対する考え方及び取り組みについてということで、ここもしっかりと審査項目に入れたいと思っている。

続いて、同じく23ページの方になるが、(3)の運営体制で、全般的に配点を加算できないのかと、産休・育児休暇制度などの職員福利厚生に関する項目を設けられないのかというところで意見をもらった。これについては、運営体制のところで一番右が配点計だが、40点を配分しており、下に保育部門として36点配点している。運営体制と保育で同じような点数を配分しており、バランスを考えたときに加点するのは難しいと思っている。ただ、ここについては、先程伝えたとおり、職員の福利厚生の部分で、条件を追加しているので、そこで法人の方に対応を働きかけたい。

資料が行ったり来たりで申し訳ないが、前回の意見に対する市の対応は以上のとりである。

【会長】

ただいまの説明に対して質問等はないか。

【会長】

上から3つ目の民間移譲する場合の保育士の処遇について、国の考えが触れられていないというのが、これだけだとわからなかったが、どのようなニュアンスの意見なのか。国の考えというのはないが、それがあるというふうに思われたのか。または、最近、保育士について国の考えは、パートを増やせという方針になっていて短時間勤務保育士だから、担任が正規じゃなくていいというのは国の考えで、全員パートにしてもいいというふうに考えて出したけど、それを言っているのか。そういうことではないですよね。その辺が国の考えでどの考えなのかが、これについては確認しているのか。

【事務局】

委員に直接確認していないが、ただ、保育所の処遇改善というところは、皆さんが求めるところで、そこをもう少ししっかり明記することで、処遇改善が図れるのではないかというところで今回の対応を考えた。

【会長】

おそらくそうだろうと思うので、いいかと思うが。委員には確認するのか。

【事務局】

委員には、直接電話で確認したいと思う。

【会長】

他にないか。

【会長】

新たに気付いたことで、誤字という形で、要綱(案)の23ページで細かいことだが、面接シートの(3)運営体制の8.事故防止安全対策および幼児虐待対応の考え方とあるが、幼児虐待という言い方はあまりないと思う。保育所ですから乳幼児がいる訳で、乳幼児虐待と書くか、法律等に基づいて児童虐待とするか、幼児虐待とは最近は言わないので、児童虐待としてはどうだろうか。

【事務局】

ご指摘のとおり、児童虐待に修正する。

【委員】

バスがやはり気になっている。私も幼稚園で3歳以上の子どもを乗せて走っていたが、何かあったときは、特に1、2歳の子が乗った場合、1人だと、とても対応できないのではないかというのを感じている。

あと回る時間帯、どれぐらい乗っているか、乗せるかということ、小さい子たちが1時間乗るなど、結構長い時間となると無理なのかなというのもあり、私がいたところは、2歳児の子たちがちょっと来ていたが、やはりその子たちも様子を見ながらじゃないと、結構難しかったので、その辺が気になるなというのは、感じたところだ。

【事務局】

園バスについて規則等がないか探してみたが、バスの車両の仕様については、ガイドラインが示されていたが、実際その中身というところが明記されてなく、一般的にチャイルドシートがあった方が安全ではないかというところで、シートベルトをつけるとかいろいろあるが、何かあったときに子どもが自分の力でシートベルトを外すことができないというのもあり車内の安全管理というのを物理的に行うというのを見出せなかったというのが事実だ。

今、ご指摘があったとおりで、保育士が1人で車内の対応ができるのかというところもあるので、この辺については、先程の審査項目の中で、その事故防止安全対策についても審査項目に入っているので、その部分で園バスについても少し確認するということができると考えている。この程度の回答で申し訳ないが、今のところ具体的に何人以上の配置が必要か明確なものを持っていない。

【会長】

保育士1人を乗せるような団体を選んでは、よくないというようなことだと思うので、市として、バスには何人乗せるという基準を作ることはできないが、こちらからヒアリングの際に、バスには何人乗せるつもりかと聞いたときに、1人はとんでもない。2人、3人、4人と、そういう回答してくる団体を高く評価するということしか今の段階では決められない。1人をお母さんに渡している間に車内は誰もいないということなので、さすがに1人というのは、4歳5歳だとわからないが、おそらく1人しか乗せませんという団体はないと信じたいところなので、ヒアリング等募集があったらそこら辺を突っ込んで聞いていくべきだと思う。

その他、意見、質問はないか。

【委員】

今の園バスで、認定こども園かどこかのスクールバスで、チャイルドシートをつけているのを見たことがある。もしそれを調べたりするのであれば、それは皆さんのネットワークで調べてもらい、参考にしてもらいたい。

【事務局】

園バスを導入している保育園がたくさんあるので、尋ねたいと思う。

【会長】

その他、いかがか。

【会長】

だいたい修正等は対応いただいた。

では、次第2に入るが、また何か気づいたことがあれば、次の次第のところでも質問・意見をお願いできればと思う。

⑵ 議題審議

イ 審議 市立緑ケ丘保育所及び仁田保育所の民間移譲に係る移譲先選定法人募集要項(案)について

【会長】

それでは、次第2の審議 市立緑ケ丘保育所及び仁田保育所の民間移譲に係る移譲先法人募集要項(案)について説明をお願いします。

【事務局】

募集要項(案)に沿って説明するが、前回、一通り説明しているので、その後に変更した部分や特に見ていただきたいところをピックアップして、概略説明させていただく。

特に変わったところは、2ページの真ん中から少し下段に、見え消しで記載しているが、なお各施設の定員数を超える応募を原則認めないというのを、前回記載していた。具体的には120名までということしか認めないという考え方であったが、その後、内部で検討し、例えば同じ地区内の保育園がその場所での保育を止めて、新施設に参入したいとなったときに、お子さんたちが非常に困る形になるので、そういう場合であれば、例えば今50人保育をしている保育園と新施設の120名とを併せて170名ということも想定されるので、ここで縛るのは少し問題があるので、このなお書きの部分を削除した。それと基本的に文言の整理、てにおはの部分で修正したので、そこは見え消しの方を見ていただければと思う。

あと、特に見ていただきたいところを、改めて説明するが、差し替えの部分も入っていて申し訳ないが13ページの移譲に係る諸条件の部分を説明させていただければと思う。13ページから15ページになる。これは、移譲の際に、条件、守ってほしいところになっている。1番の基本事項は、園児の受入れ、当然ながら、今現在、通っている緑ケ丘・仁田の園児は引き継いでほしいという内容、2番の上の内容にいては、開設時間は11時間以上は必ず開所してほしいというところや下の方の(5)保育所行事で、これは今までは仁田も緑ケ丘も含めて、その伝統的な行事、龍踊りであったり、そういった伝統行事を引き継いでほしいといったところ、下の給食については、もう自園調理で、給食を提供して欲しいというところを記載している。次の14ページだが、多様な保育サービスを展開してほしいということで、当然ながらニーズがある延長保育、今回修正した一時預かり事業、そういったところを必ず展開してほしいというところも記載している。繰り返しになるが職員の配置基準や、条件の部分、そして15ページの4番の保育内容の維持向上ということで自己評価の実施であったり福祉サービス第三者評価の受審ということで必ず外部の評価を実施することというところと、保護者会等との連携ということで保護者等関係機関との連携を密にしてほしいとしたところであり、また5番の、保育所運営協議会を設置してくださいというところ、それと、引き続き、2つの保育所からの引き継ぎを円滑に行ってくださいといった内容を諸条件として盛り込んだ。

また、もう一度見ていただきたいところが23ページだが、これが実際委員の皆様に面接審査、もし5団体以上の応募があったら22ページの書類審査もしていただく形になるが、こういった審査内容でどの法人を選ぶかが決まるので、非常に重要なところだと認識している。(1)の応募動機・運営方針の部分や、経営・財務の部分。新規というのは、今までの民間移譲に新たに加えた審査項目になっている。経営財務や、(3)の運営体制、職員とその配置計画で先程出たが安全対策等、職員の待遇、ここも新規として追加した。ウが移譲に伴う引継ぎ、エが苦情処理と(4)が保育の内容ということで記載のとおり各年齢児に応じた保育の取り組みをしてほしいことや、子どもたちの健康アレルギー対応また給食食育とそういったところも含めており、一番下が(5)の保護者と地域ということで地域との交流も行って欲しいし保護者の意見要望というのを真摯に受けてほしいということで、そういったところを審査項目に挙げ、最後に一番下にある総合評価、施設の運営、保育内容、その他の総合的な評価といったところで、審査をお願いしたいと思っている。この2ヶ所が特にポイントかなと思い、改めて説明した。

【会長】

ただいまの説明について、ご質問等はないか。

【委員】

募集要項の1ページ1(2)入所児童の推移というところで、令和3年度の新しい入所児童の数が入れられているが、減少傾向というのは変わらず、合わせて100名となっており、また2ページの新設する施設の定員数が120名となっている。開園は令和7年4月ということなので、まだ3年近くあるが、3年後まだ減少傾向なのか、定員は達成できる見込みなのか、前の審査会でも少し話は出たと思うが、やはり気になるところなので教えてほしい。

【事務局】

確かに、ここの地域に限らず、全市的に少子化というのは進んでおり、全体で申しますとやはり保育所・認定こども園に入っている子どもたちの人数は減っている。ただ傾向として続いているのは、幼稚園に入っていたお子さんたちが、就労関係の保育が必要な方に移っているところは、まだ続いており、やはり経済的な理由もあるのかもしれないが、親御さんの就労関係がまだ続いているという認識はある。

そういった中、120名という定員の中で、今、もうすでに100名になっているのではないかということで、今後ますます減るのではないかというご指摘も十分考えているところだが、やはり園バスというところが今の市立にないところが大きいのと、見た目というところで、建物や設備の新しさというのも園を選ぶときの基準にされる傾向がある。やはり新しくできたところやデザインで何か人気が出ているというのもあり、確かに減少傾向であるが、120名というところが妥当ではないかと考えた。

【委員】

追加で1つ、同じ2ページのところで、幼保連携型認定こども園の場合で、定員132名と書いてあるが、話にもあったが、児童を集めるというか確保するのに幼稚園や保育所は苦労していると思うが、この辺の1号と2号の内訳が保育所の定員を確保するということで、2号の方を確定させてプラスアルファで1号の方ということなのだろうが、その辺の内訳はもうこのまま変えられないというか、もし運営側の要望があれば、変更は可能か。

【事務局】

これは、あくまでも市で想定している範囲であり、内訳は当然変わっていくものと考えている。今現在、保育が必要な子どもということで2号3号という形で反映させている。

【事務局】

少し補足させていただく。それぞれ子どもさんの年齢によって、保育士や保育教諭の配置基準があり、それを加味しながら、人数を割り振っている状況もあるので、その部分で4歳児、5歳児、3歳児については、例えば子ども30人に対し保育士・保育教諭が1人というのが配置基準になっているので、そういうバランスで想定した数字としている。

【会長】

今の意見に関連して、認定こども園の件だが、これは、認定こども園でもいいというのは、今までの審議になかったような気がするが、今回初めて審議すると思う。保育所から認定こども園への変化というのは、かなり大きいので、地域住民の理解や了解を取らずに、この要項で決めているので、もしそれで認定こども園にするとなったときに保育園がなくなるということだから、その意味を、誰がどうやってここで決めるのかだが、なんというか保育所の民間移譲で、それが認定こども園でも良いというのは、あまり議論されずにきたが、民間移譲で保育園がこども園になるというのは、問題ないか。

【事務局】

認定こども園の説明をさせていただく。保育園の要素と幼稚園の2つの要素を持っているところが認定こども園という形になっている。おそらく保護者の1番のメリットは、保育所の場合は、親御さんが仕事をしているとか、お子さんを看られない状況ということで保育所に預けるが、例えばお母さんが仕事を辞めた場合、保育が必要という理由がなくなるので、保育所を辞めないといけなくなる。認定こども園であれば、幼児教育の方に移れれば、園に残れるというところが、保護者の方にとっての1番のメリットだと思っている。認定こども園になったことで保育所機能がなくなるのではなく、むしろ保育所機能プラス幼児教育の部分が更に加算されるということで、これらの地域にとってもプラスになる部分であると思っている。ただ、今の施設は保育所なので、次もまた保育所という形を念頭に入れていたというところが当初あった。

【委員】

私の意見で認定こども園の方がいいのではないかという話をしたので、委員の1つの意見として聞いてもらえればいいが、事務局から説明があったように、基本的には認定こども園という名前が、全く別物というイメージを与えるかもしれないが、基本的には定員でも書いているが、120名という保育の定員を十分確保した上で、1号認定の部分を受け入れるというもの。こういった認定こども園の制度ができ、当然その認定こども園の法整備の部分で、保育所が劣るなんてことはないので、事務局から説明があった通り、より住民の方にサービスを提供するという視点では、質の担保も含めて認定こども園を求める方が地域の皆さんのためになるのではないかという趣旨で意見を提出した。

事務局にお願いしたいのは、先日も認定こども園って何ですかみたいな質問が委員からあったと思う。やはり幼稚園と保育所という形で皆さんはイメージを持たれているので、1枚紙でもいいので、認定こども園と保育所がどう違のか、このようなプラスがあるよみたいなものを、細かい点をご存じない方にもわかるように、次回でも結構なので、簡単な資料で説明すれば懸念が払拭されると思うので、作成をお願いする。

【事務局】

確かに認定こども園は複雑でわかりにくいというのは感じている。簡単にわかるような資料を用意したいと思っている。

【会長】

私が言いたかったのは、認定こども園と保育園のどちらがいいかではなく、保育所が認定こども園として生まれ変わるっていう方法が、そういうこと自体がいいのか、長崎市内において初めてだと思うので、一応確認ということで尋ねた訳だが。

保育所は厚生労働省、幼稚園は文部科学省、認定こども園は内閣府の所管になる。だから厚労省や文科省でもなく内閣府が所管する施設であって、法律も要領も全部違うのは確かで、市役所がやる分には幼児課がやるので一緒だが、法制度上というか、管轄とか、今後こども庁ができてそれが何かまたどうこうするみたいな話にもなっていたので、若干制度的にどうなのかなと思ってお尋ねした。

【事務局】

まさに今会長がおっしゃられたとおり、国の方も、厚労省、文科省、内閣府と別れており、こちらも色々な通知を受けて戸惑うところもあるが、ただ認定こども園は増えており、保育所から認定こども園に移っていくという形も大きくなっていて全体的なトレンドでやはり認定こども園は今後も増えていくと思っている。ただ、市内は保育所の方が2倍程度は多い。やはり出来るだけ多くの法人に参加してもらい、その中から1番良い法人を選んでほしいという市の思いがあり、逆に認定こども園で縛ると保育所が参加できなくなる。保育所で始めて何年か経ち認定こども園に移っていくというケースもあると思う。市としては認定こども園も保育所もいいところが当然あるし、保護者にとっても、メリットが増えるところもあると思うので、2つを含めて募集をかけたいと思っている。

【会長】

他にないか。

【委員】

認定こども園になるとかなりの教職員になる。関係する認定こども園では、50人、60人の人数になる。その中には正規職員だけではなくパートの人数、さっきのスクールバスの運転手も含まれる。やはりスクールバスの運転手の人件費はかなり高いというところはすごくあるのではないか。事務処理的にもすごく認定こども園は大変だと聞いている。実習訪問に回ると諫早方面はまだ保育所がいいというのを先生方からも聞いたこともある。人数が多くなると認定こども園は逆に経営的に損をするというのは本当かどうかわからないが園長先生と結構そういう話をする中で、どれぐらいの応募があるか、何かその辺がどうなのかと思う。また人数が増えれば、保育をする上で子どもたちに関わる職員の質がすごく大事になってくると思う。だから評価のところでそういう保育に携わる教職員の質のところは少し重点的に見てもいいのかなと感じた。

【事務局】

確かに、ご指摘のとおり、非常にマンモスとまでいかないが大きな施設ができると、特に開設当初は非常に大丈夫なのかなというところがあろうかと思う。そこは審査の中で、面接審査等の中で、しっかりと評価していただければと思っている。

【会長】

他にあるか。

【会長】

誤字を発見した。3ページに(5)が2つある

【事務局】

削除漏れで、申し訳ない。

【会長】

これは審議ということで、ある程度今日で決定できるならば決定することになるので、他に意見等ないか。

スケジュールのことも検討していいのか。5ページの特に我々が関わるところの日程を。我々が参加するのは、(6)以降でいいか。

【事務局】

少し説明させていただくと、(5)のときに応募が5団体を超えた場合に書類審査が必要で、その時期は記載してなく、改めて日程調整を行う。もし5団体以下であれば先程会長が言ったとおり、6番の応募法人の施設現地調査のところから委員の皆様に入っていただく。

【会長】

ということは、もう(6)、(7)、(8)、9月15日とか25日はもうこれでいきたいということなので、もし現段階でほとんど全員が出られないことあったら変更する可能性もということかと思うが、調整して何とか開けていただくようにお願いするということです。

【事務局】

記載している日程を是非スケジュールの方に組んでもらえたら非常に助かる。ただ、時期を見て、もう一度皆様には他の日程の確認の連絡をする。今の時点では、この日程で組んでもらえたら非常に助かる。

【会長】

皆さんで何とか調整して参加いただき、いずれも重要な機会なのでよろしくお願いします。ただ、新型コロナが拡大、感染拡大した場合は、変更があるということだと思う。

それでは、大きな変更点としては、なかったと思うので、今回の審査会で出された意見等を次第1修正も含め、それらを反映し、もう一度集まって確認いただく必要ないと思うので、最終的に「(案)」がついているので案を外したものをいずれ決定することになるが、今回の募集要項(案)で皆様にご了承いただき、修正等あったら、私(会長)の方に一任いただき、私と事務局で内容の調整を行って決定後の募集要項を皆様に配布する。という形でできればと思う。基本的には正式に修正し、決定としたいと思うが、いかがか。

【委員】

33ページの配置(案)だが、アルファベットのZのように取付道路が入ってきて、保育所の方に入ってくるというイメージをしていたが、最初の写真で11ページになると入口が違うが、これは整合性がない。

【事務局】

11ページところに通路新設イメージで写真を掲載しているのが徒歩で入る部分で、スロープを考えている。33ページの方は、車道と書いているところは、園バスが通る道路。位置関係がわかりにくく申し訳ないが、10ページに通路新設予定地というのが11ページの写真のスロープの部分、取付道路設置予定地があるが、園バスとか保護者の車両が通る道路。2つルートがある。

【委員】

取付道路は共用というイメージか。

【事務局】

そういうイメージだ。

【委員】

今後、使用するときに、使用料が発生するとかそういうのは考えられないのか。また、地域が使うようになっていくのか民間と共用するような形になっていくのか。もうここはあくまでも貸すだけなのか。売ってしまうのであれば、ここは使用料が発生する。そういう場面がでてくるのか。

【事務局】

元々、地域利用予定地として地域開放の駐車場というところを市でも考えており、そこに行くための取付道路というのを想定している。市が民間に売るのは、この点線で囲った部分で、この部分を貸すか売るかというところを選ぶので、取付道路についても市の方で地域利用予定地と併せて市が所有していくという形になる。

【委員】

市の用地だけど公道というような感覚でいいのか。

【事務局】

そうです。

【委員】

管理は、どうなるのか。

【事務局】

ここは、財産活用課の所管になり、協議している。ただ、どういうふうに管理をしていくかは検討中。時期が来たら説明する。

【会長】

それでは、もう一度確認したい。今後は、今日、もしこれで決定した場合は、また皆さんに完成したもの配布し、賛成反対を取るのか。今後は、どういう流れか。

【事務局】

完成したら、皆様方には配るが、今日の時点で、案は付いたままだが、この審査会で、この案で妥当なものだということで了解をいただいたら、市で意思決定をさせていただく。

【会長】

その前に何かあったら私と事務局でやりとりがあるということですね。そういうことで今回の案を基にそのような流れで進めていき、6月17日に公表という形になるが、そのような形で進めてよいか。

【委員】

はい。

【会長】

それでは、先程も言ったように5ページのスケジュールだが、皆様お忙しいところ恐縮だが、ぜひとも調整していただくよう、よろしくお願します。

⑵ 議題審議

ウ その他について

【会長】

それでは、次第3のその他だが、委員の皆さんから何かあるか。

【会長】

事務局から何かあるか。

【事務局】

会議録について説明をさせていただく。今、お配りの前回の3月25日の審査会の議事録だが、修正等がないかご確認いただくが、事前にご連絡をいただいた箇所は、修正をさせていただいた。ホームページ掲載用と書いてある方の4ページ目のところに委員から事前に修正箇所を指摘いただいたので、そこはこちらの方で修正した。他に修正がある方がいたら、事務局までご連絡をいただければと思う。

【会長】

私も誤字を1つ発見した。自分の発言の部分に誤字があるので後で伝える。

それでは、議事録については、そういうことで、他にないか。事務局からも委員の皆さんからもないか。もうこれで、この要項については決定ということで、次の会議は、いつになるのか。

【事務局】

次回については、後日、日程調整のご連絡をさせていただくが、応募団体の数が、5団体を超えた場合は書類審査となるので、早くて8月頃となる。もし5団体を超えなければ、次は応募法人の施設の現地調査の時となるので、9月頃を予定している。

【会長】

それでは、本日予定されている審議事項は全て終了した。事務局よろしくお願いします。

【事務局】

会長どうもありがとうございました。

これをもって第2回市立緑ケ丘保育所及び仁田保育所移譲先選定審査会を終了させていただく。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

アンケート

アンケート

より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く

観光案内

平和・原爆

国際情報

「行政運営・審議会・指定管理者・監査」の分類

ページトップへ