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令和2年度第1回 長崎市公民館運営審議会

更新日:2021年8月31日 ページID:037201

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

教育委員会 教育総務部 生涯学習課

会議名

令和2年度第1回 長崎市公民館運営審議会

日時

令和3年3月23日(火曜日) 14時00分~16時00分

場所

長崎市民会館6階 第9,10会議室

議題

議題1 会長選出
議題2 諮問内容「新たな利用者を開拓するための取り組みについて(ホームページ、公民館講座生募集チラシや公民館だよりの運用など)」
報告事項
・優良公民館表彰(西公民館)
・指定管理者更新(中央公民館)
・全国公民館報コンクール審査員賞受賞(北公民館)
   

審議結果

令和2年度長崎市公民館運営審議会 議事録

1 教育総務部長あいさつ

2 委員紹介及び職員紹介

3 議事
(1)議題1 会長の選出・会長職務代理者の指名
  長崎市公民館条例第19条第1項に基づき、会長を委員の互選により選出。また、第19条第3項に基づき、会長職務代理者を会長の指名により選出。
  宮下委員を会長に推薦。承認。
  宮下会長が河又委員を会長職務代理者へ指名。

(2)議題2 議事録の記録方法について
 【事務局説明】
  議事録の記録方法について、全文記録による方法と要点記録による方法があるが、事務局としては、要点を簡潔にまとめる要点記録の方法が良いのではと考えている。

 【宮下会長】
  事務局提案のとおり、要点記録とすることでよろしいか。

 【各委員】
  異議なし

 【宮下会長】
  議事録は要点記録に決定する。

(3)議題3 諮問事項「新たな利用者を開拓するための取り組みについて(ホームページ、公民館講座生募集チラシや公民館だよりの運用など)」
 【事務局説明】
  諮問の背景として公民館を運営する中で、どうしても受講者が固定化しているという傾向にある。
  そうした固定客といえる方々を大切にすることは、もちろん重要だが、その方たちは今現在でもご高齢の方が多いのが実状である。
  公民館の長期的な運営の視点に立った場合には、現在はなかなか利用をしていただけていない、より若い世代の方々に対し、どうやったら公民館を利用してもらえるようになり、新たな利用者としてどうやって定着してもらうのかという点が課題と考えているので、委員の皆様からご意見、お考えをお聞かせ頂きたい。
  なお、新たな利用者を開拓するための取組の状況としては、一部の公民館では、コロナ禍をきっかけにオンライン講座や動画配信講座の取り組みをはじめている。利用者のオンライン環境の状況など課題が見えてきた一方で、子育て世代からは好評で利用しやすいとの声もいただいている。この取り組みは、公民館に足を運ぶことなく、スマートフォンでの学びの機会の提供という新しい形での公民館との接点づくりになると考えている。
  また、仕事により日中や平日に時間をとれない方のために、夜間や土日祝日の講座を実施したり、講座情報を掲載するホームページを、公民館ごとや講座内容ごとに検索できるようにわかりやすく見直したり、ホームページからインターネットによる講座申込ができるように利便性の向上を図っている。
  また、広報ながさきに春と秋の2回、折り込みチラシで、公民館講座について広く周知をしてきたが、16万部という折り込み数の割には、新たな受講者に拡がりが見られないことから、今年の秋の講座からは、折り込みでなく公民館、ふれあいセンターなど公共施設の窓口や銀行等へのチラシ設置に見直すこととしている。
  諮問内容の説明については以上である。

 【濱脇委員】
  利用者の偏りは以前からの課題である。私も日中は仕事をしており公民館講座に参加できない。夜間や土日の公民館講座数が少ない。休みの日に行こうとしても講座がない。その点を改善していかないと利用者増に繋がらないと思っている。
  今回のチラシの見直しについて申し上げたいのは、毎回折り込んでいる16万部のチラシを削減することにより、実際に目に触れる機会が相当減るので、参加する人が減っていくのではないかと心配している。16万部を削除するのは、決定事項なのか。
  また、チラシを各公民館に置くということだが、公民館全体の講座が分かるチラシを置くということなのか。

 【生涯学習課長】
費用対効果を考えた上での決定事項である。広報ながさきへの折込みではなく、外に出していきたいと考えている。資料にも記載されてあるように、16万部折り込んでいるわりには、受講者に拡がりが見られないため、今回、大きな見直しを行なったものである。広報ながさきの中に折り込むと、埋もれてしまう面があるのでので、銀行、郵便局、コンビニなどに置き、チラシを表に出すことで目に触れる機会を確保したい。また、公民館には折り込まない分を考慮した部数を置くので、全体の公民館講座がみられるチラシであることに変更はない。

 【濱脇委員】
  資料に来年度から講座の案内のチラシが7千部とあるが、銀行や公民館もろもろすべてで7千部なのか。部数を減らしたことによる経費削減分は別にPR活動費として充てるのか。

 【生涯学習課長】
  広報ながさきに入らない分、それぞれの館には、今よりも多く7千部置くことにしている。春秋合わせて1万4千部。ジャンル別に分けたり、情報をシンプルにしたりして見やすくなるように工夫してきた。印刷部を減らすのでもっと工夫ができないのかを検討していく。

 【宮下会長】
  部数削減は、おそらく全体的な予算の削減流れのなかにあってのことではないか。

 【河又委員】
  昨今、印刷物が電子化されている。講座チラシを電子化して関心がある方に送る手段が考えられる。紙媒体だけではない広報の仕方の工夫はどうなっているか。

 【生涯学習課長】
  チラシにQRコードを載せている。そこからホームページに入ってもらい、情報を見られるようにしている。また、チラシの原稿を取り込んで、長崎市のホームページ上で公開している。

 【本田委員】
  あらたな利用者の開拓が必要で、固定化が否めないとのことだが、数値として、利用者の固定化や減少化、新たな利用者の数値の分析はどのようになっているのか。折り込みに対してはリターンが少ないということだと思うが、これまでの、数値の分析など分かれば教えていただきたい。

 【生涯学習課長】
  利用者は減少傾向ではない。公民館をふれあいセンターに移行している。公民館を含む社会教育施設全体として考えると、減少傾向にある訳ではないが、公民館の現場の声として、利用者層については、常連の方が多く、なかなか若い方に来て頂けないということを聞き及んでいるので、新しい利用者の開拓が必要であると考えている。

 【宮下会長】
  利用者の範囲は、講座の受講者数か、公民館の利用者数のことなのか。

 【生涯学習課長】
  講座の受講者を含めた広い意味で利用者と捉えている。地域のみなさんが気軽に集まりやすい場所を目指している。

 【宮下会長】
  例年、大学では教室を開放して、学生に教育実習の模擬授業をさせている。今年度コロナで、大学の教室を閉鎖したところ、公民館を利用して模擬授業をしていた学生もいたようだ。こうした利用方法があるということを公民館側が目に触れるようにすればよいのではではないか。

 【中島委員】
  どういうものがニーズとしてあるのかを考える必要がある。中学校ではダンスが必須科目になっている。今回、オンライン文化祭が長崎で行われたが、ダンス部門は200チームの参加があっている。土日の夜の公民館を利用しやすくすると、学生が集うのではないか。
  オンライン講座はどこをターゲットにしているか。シニアが置いてきぼりにならないか。学生ボランティアの方々が、高齢者にオンラインの方法を教えるなど、今までの講座にとらわれない、みんなを巻き込んだ講座を考える必要がある。

 【宮下会長】
  オンラインをどういった形で作って広めていくのかということは気になるところである。
  北公民館ではよさこいの動画を流しているが、どのように進めたのか。

 【北公民館長】
  特色ある活動について、長崎大学よさこいサークル「突風」とは、やってみゅーでスクを通じて、遊学のまちながさきプロジェクトの一環として、長崎大学と北公民館との協力事業ということでさせていただいた。
  いま話のでた「よさこいエクササイズ」がNHKで紹介され、2週間で1千回ほど再生されている。地域の中で留まるところを、全国にPRできたと考えている。

 【宮下会長】
  公民館の講座としてオンラインを取り入れていくのはどのくらいあるのか。Youtube動画を見るような一方向でなく、双方向のものはどのくらいあるのか。

 【中央公民館長】
  Zoomを使った本格的なものは新年度からスタートすることとしているが、中央公民館では、(コロナの影響により)1月、2月の公臨時休館により講座がストップした。そこで、実験的にZoomを使った講座に2回チャレンジした。
  1回目は普段受講生が18名いる講座だが、パソコン環境がまだ整っていないとして6名の参加に留まった。
  2回目は長崎大学にホストになって頂いて、中央公民館において、受講者をオンラインでつないだ講座では、普段集まってする講座よりも、一人ひとりがマイク・カメラに向かって自発的に発言されていた。
  我々がシステムを熟知した上でオンラインによる講座を実施することで、思った以上の成果が得られるのではないか期待している。

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