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令和2年度第1回 長崎市原子爆弾被災資料審議会

更新日:2021年6月3日 ページID:036662

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

原爆被爆対策部被爆継承課

会議名

令和2年度第1回長崎市原子爆弾被災資料審議会

日時

令和3年2月5日(金曜日)14時~

場所

原爆資料館平和学習館

議題

1 会長及び副会長の選出について
2 被爆建造物等の調査について

審議結果

令和2年度 長崎市原子爆弾被災資料審議会 会議録(要点記録)

出席委員:岸川会長、田中副会長、池田委員、伊藤委員、岩永委員、川勝委員、為永委員、野口委員、本田委員 (リモート参加)蒋委員、朝長委員、永江委員、李委員
事務局:(原爆被爆対策部)中川部長、篠﨑原爆資料館長、前田被爆継承課長、葉山係長、奥野学芸員、弦本学芸員、浦川主事、立石

・会長及び副会長の選出について
長崎市原子爆弾被災資料審議会規則 の規定に基づき、委員の互選により岸川委員が会長に選出され、岸川会長から副会長に田中委員が指名された。

・被爆建造物等の調査について
【事務局】現在の被爆建造物等の状況について、これまで長崎市が行ってきた被爆建造物等の調査や保存対象の考え方などの説明に引き続き、最近新たに被爆建造物等ではないかと市民からの情報提供を受けての事務局による調査内容を説明した。さらに、最近の被爆建造物等保存整備事業にかかる取り組み状況を報告した。

(委員発言要旨)
【委員】被爆樹木はパトロールでひととおり見て回っている。建造物等と違い、樹木は生き物であり、被爆後も70数年生き続けていることに価値がある。樹木は生命維持のため、新しい細胞を作って生き続けるので、幹が巻き込んだりして、焦げた跡など痕跡がなくなるのも当然で、当時そこにあったという証言が重要になってくる。また、所有者は大切に保存されておられるので、貴重な被爆樹木の保存のため、今後も被爆樹木パトロールを継続してほしい。

【委員】当時の関係、樹木と所有者、原爆当時の証言も継承されていると思うので、そういったところもしっかり検証してほしい。

【委員】被爆時計の原物は、レプリカ完成後また元の場所に展示とのことだが、展示するとまた劣化が進むので、原物とレプリカを差替えてはどうか。また爆心地の「被爆当時の地層」は被爆建造物等ではなく、史跡を構成している遺構とのことだが、展示ケース内にある釘や火箸は錆びてしまい消滅するのではないかと危惧している。遺跡整備の中での対処も検討してほしい。

【委員】一般的な有形文化財であれば最も脆弱な物は紙の資料になる。今後もレプリカ作製を継続するのであれば優先順位を定めていくことを考える必要がある。レプリカと原物資料の展示については、原物は劣化が進行するので普段はレプリカを展示し、原物は事前にアナウンスのうえ決まった期間のみ特別公開としてはどうか。

【委員】住吉トンネル工場跡は建造後80年ぐらい経過していると思う。内部の安定性の面でいうと、劣化が進んで破損の可能性も考えられるので、民間の所有者との話により、内部の保存も必要になってくるのではないか。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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