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令和2年度第1回 地方独立行政法人長崎市立病院機構評価委員会

更新日:2020年8月17日 ページID:035113

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

市民健康部 地域医療室

会議名

令和2年度第1回 地方独立行政法人長崎市立病院機構評価委員会

日時

令和2年8月4日(火曜日)18時30分~

場所

長崎市役所本館地下1階 議会第1会議室

議題

令和元年度業務実績評価及び第2期中期目標期間における業務実績評価に対する意見について

審議結果

1 令和2年度評価委員会スケジュールについて
2 地方独立行政法人長崎市立病院機構評価委員会における評価の基本方針及び業務実績評価の実施要領について
3 令和元年度業務実績報告及び第2期中期目標期間の業務実績報告に係る長崎市評価(案)について

1診療機能
(1) 診療機能
ア 救急医療
委員長
2名の救急専門医の配置によって応需率が上昇したということか。
病院機構
非輪番日においてそういう傾向がみられる状況である。救急医が診ることにより患者にとって非常にいい傾向となっている。
委員長
法人側、市側の評価はAということでいいか。
異議なし

イ 高度・急性期医療
委員長
脳腫瘍については大学病院にお願いしているとのことだが、長崎みなとメデイカルセンターとしてはそこをカバーしていくのか、これからもすみ分けを進めていくのか、どういう考えなのか?
病院機構
大学病院との調整になるが、将来的な地域医療構想の機能分化、診療機能に関しては整理していく必要があるのかと思う。
委員
それぞれの(医局の)方針で、脳腫瘍は大学で行うと決められているようである。
病院機構
基本的には高度急性期を含めて他の病院とのすみ分けの一つの要因は地域性である。北部と南部で考えると、南部の患者さんは長崎みなとメデイカルセンターに基本的には来られる。NICUに関するすみ分けなど、地域医療構想を含めて、各病院の機能分担や連携が必要であり、今後の課題であるため、組織間の話し合いができるようになればと思う。
委員
教室(医局)の方針部分もあるが、病院としての考え方として、話を合わせる必要があると思っている。
委員
急性期医療への対応で、平成30年度より「地域脳卒中センター」の指定を受けたとあるが、その後の「地域脳卒中センター」の状況について教えてほしい。
その後の支援やその後のリハビリ等が気になるところである。
病院機構
脳神経内科、外科が一つのチームとなり24時間365日、救急を断ることなく受け入れている状況で、主に南部地区の患者さんが来ている状況である。
委員
高度急性期医療に関する大学病院、原爆病院、済生会病院との連携については理解しているところである。
民間病院との連携についても今後検討していく可能性はあるか。
公的病院の役割は、民間病院の機能の足りないところを補うことであるが、急性期の疾患について、民間病院とのすみ分けの可能性はあるのか。
病院機構
公的病院は公的病院でしかできないことに専念する、その中で、公的3病院の中でどう機能分化していくか。
まずは公的病院が将来構想を提示したうえで、民間病院の意見をきき、長崎医療圏における役割をどう分担していくのかかが最大のポイントとなってくる。
まず、長崎みなとメデイカルセンターの長崎医療圏で果たすべき役割を明確化する必要があると思う。
救命救急を中心とした診療は基本になると思っているところである。
また、感染症に対する医療など、公的病院しかできない医療を行う必要がある。
委員長
財政状態は債務超過が膨らんでいる中で、安定した基盤、地域の中でのすみ分けについて検討しながら、公的病院として残っていく必要があるのかと思う。
法人側、市側の評価Aでよいか。

異議なし

ウ 小児・周産期医療について
病院機構
補足だが、昨年度大学病院で総合周産期母子医療センターがスタートし、少子化の中で28週以下の未熟児を含めて、NICUでなければ診られない症例というのは少なく、長崎大学病院と大村の医療センターで、大部分を診てもらっている状況である。
当院のNICUを将来どうするのか、どういう役割を地域の中で果たしていくのかは大きな問題。機能分化についてどこかでお話をさせていただければと思っている。
委員長
NICUは、長崎みなとメデイカルセンターではあまり使われず、大学病院にいっているのか。
病院機構
当院は28週以上の新生児が多いのは事実である。NICUで技能の高い先生方が常駐しているが、技能が発揮できにくい状況である。
本来ならばそういった先生方は、28週未満の未熟児を診る技能があるが、長崎医療センターや大学病院に搬送されている状況である。
NICUの存続をどう考えていくのか少子化の中で今後の重要なポイントとなる。
委員
本院の小児科の先生もそれほどマンパワーがあるわけでもないのでぜひご相談いただいて、いい医療体制ができればと思う。
委員長
市の評価Aでいいか。

異議なし

エ 政策医療
委員長
評価年度は今年の3月までで、新型コロナウイルス感染症のクラスター発生は7月なので、評価の期間としてずれているが、発生時に備えて、BCP(事業継続計画)を作っていくことは必要。
委員
政策医療について、災害用のマスクや医薬品の備蓄の状況はどうなっているか。
病院機構
災害時のBCPは作成している。感染症は長引くため、災害と異なるマニュアルが必要で、新型コロナウイルス感染症関連対応マニュアルがある。
病院機構
マスクは数月から半年の在庫を確保している。N95マスクは、数月分を確保できている。ガウン、手術使用のガウンについては、2月程度の在庫を確保している。
委員長
市の評価Aで問題ないか。

異議なし

(2)地域医療への貢献と医療連携の推進について
委員
介護支援連携件数が大きく増加しているが、患者総合支援センターを創設したことが大きな要因と考えていいのか。
病院機構
目標として定めて、それに向かって件数が増えているということである。
委員長
介護施設との情報交換を進めていることが件数に関わっているのか。
病院機構
入退院支援を積極的に行い、頑張って取り組んできた結果である。
委員長
市の評価Aということでいいのか。

異議なし

次回は(3)安全安心で信頼できる医療の提供から

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