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令和2年度第1回長崎市中央卸売市場取引運営委員会

更新日：2020年8月17日　ページID：034971

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

商工部中央卸売市場

会議名

令和2年度第1回長崎市中央卸売市場取引運営委員会

日時

令和2年6月26日（金曜日） 13時30分～14時30分

場所

長崎市中央卸売市場管理棟2階会議室

議題

【審議事項】
1 中央卸売市場の概要
2 卸売市場法改正への対応について

審議結果

令和2年度第1回長崎市中央卸売市場取引運営委員会
・出席者委員14名
・欠席者委員 1名
・開催形態公開（傍聴者なし）

報告事項1 中央卸売市場の概要
事務局より説明。
【質疑応答…意見等（要旨）】
（議長）卸売市場の現状について、意見等はないか。取扱高はピーク時に比べてかなり減っているということだが、例えば福岡など近隣市場と傾向等は変わらないのか。
（事務局）全国的に減少傾向と伺っている。その辺りは整理して資料を提出させていただく。
（議長）消費が縮小しているなかで、市場外は勿論、近隣市場との関係やその変化についても情報共有があった方が良いのではないか。
（事務局）人口減少や高齢化、また、家庭需要が少なくなり、中食等が増えるなど食事の仕方が全体的に変わってきたところが大きな原因になっている。
（議長）市場がおかれている状況や環境が大きく変わってきている。これは、卸売市場を今後どう位置づけていくかを問われているのと同義である。それを考える上では、ここの市場の動向のみならず、他市場の動きや関係等も含めて、情報共有し議論することが重要ではないか。それ以外で何かあるか。
（委員A）この資料に兼業は入っているか。
（事務局）兼業は入っていない。本業のみ。制度が変わり兼業と本業が一緒になり取扱いが変わるので、来年の統計のとり方を全国的に統一しないといけない。

報告事項2 卸売市場法改正への対応について
事務局より説明。
【質疑応答…意見等（要旨）】
（委員B）第三者販売を行う場合、卸売業者が仲卸業者及び売買参加者に対し、需要と供給のバランスによって、市場の秩序を乱す取引を認められないという内容の条例になっているが、影響の有無をどう見るのか。
（事務局）第三者販売等の取引については、翌月に報告していただくが、影響の有無については、市場内での取扱数量の前年同月比較等によりチェックしていきたい。
（委員B）第三者販売で、良い品物が県外に行って、市場に入ってこない場合も考えられるので、取引量でみるのは違うと思う。
（事務局）現状では開設者に上がってきた報告の内容でしか判断できない。ご指摘のように数量のみでなく、取引の内容を見ることは必要と思うが、開設者側からはなかなか把握ができないので、もし、おかしいと思う取引があるならば、通報していただければ調査する。
（委員B）また、売買参加者でも仲卸と同じようなことをしているところがあるが、売買参加者にも報告させなくてよいのか。
（事務局）売買参加者でも仲卸と同じようなことをしているところについては、仲卸になってもらうよう誘導していきたい。
（議長）今般の条例改正は卸・仲卸等の業務の自由度を高める一方、それが両者の分業や関係に軋轢を生む可能性も孕むものでもある。業務・運用上、不安に思われる点等はその都度この場でご発言頂きたい。他にはあるか。
（委員C）当社は改正前と同様のやり方で取引を続けていくことを確認した。各自がばらばらやりだしたら秩序が乱れるどころじゃなく、もう崩壊しかないと思う。いろんな不満はこういう会でも話は出してもらいたいとは思うが、極力は皆さん一緒に頑張っていこう、この市場を盛り上げていこうという風に考えて行動をともにやっていきたいと考えている。
（議長）その他何かないか。
（委員D）（法改正の）事前説明会で、仲卸から直荷引きについて意見をいろいろと述べたが、その後の報告は（仲卸組合の）理事長あたりにされたのか。
（事務局）説明会後、開設者のほうで直荷引きの取扱いについて整理し、理事長にもご報告した。詳細については、個別に回らせていただいて、確認しながらという風に考えている。
（委員D）そこで、この商品取引はいい、この商品取引はだめという風な線引きを開設者で行うということか。
（事務局）取引について、3パターンほど整理をさせていただいているが、不明な点があれば個別に説明したいと思う。
（議長）他に意見がなければ、これで取引運営委員会を終了する。
以上