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長崎市総合計画審議会(第1部会第2回)

更新日:2020年5月7日 ページID:034547

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

企画財政部 都市経営室

会議名

長崎市総合計画審議会 第1部会(交流と平和)第2回

日時

令和元年8月22日(木曜日) 18時30分~20時30分

場所

議会第1会議室(市役所本館地下1階)

議題

(1)基本施策A1「歴史・文化遺産を守り、活かし、伝えます」の評価
(2)基本施策A3「交流のための都市機能を高め、交流を促進し、賑わいを創出します」の評価

審議結果

■議題1 基本施策A1「歴史・文化遺産を守り、活かし、伝えます」の評価

平成30年度実施施策の評価について

〔基本施策主管課説明〕

【委員】

 長崎はこのまちの規模からしたら本当に文化財に恵まれている。しかし、グラバー邸については、修復がかなり長期間で行われている。案内の際は、次期修復を行う20年後まで屋根の部分は見ることができないとご案内をしているが、いつもの姿を修学旅行生に見てもらえないのは残念だと思った。

 唐人屋敷の周辺は、以前の方がよかったと言われる方も多く、また、長崎独特の館内地区の魅力をもっと取り上げてもらえないかという意見を言われる方もいる。

【委員】

 3ページに、「文化財の保存整備の項目で市が所有する国指定史跡が1か所、高島北渓井坑について保存整備を実施した」と記載がある。関連して16ページに、取り組みの成果のところで、「高島炭鉱北渓井坑は旧高島町営プール解体後の跡地を公園として整備し、周辺にバスの回転場や駐車場を整備した」とある。

 整備されたのは結構であるが、プールの埋め立てや道路整備について、経費はどのくらいかかったのか。

また、近くにグラバー別邸もあるが、何ら取り組みがされていない。前回も申し上げたが、1日に何百人と観光客が高島に来ているが、整備された世界遺産である北渓井坑に、ほとんどの方が行っていない。相当な費用をかけて整備され、受け入れ体制はできているものの、お客さんはトイレ休憩が主で、1時間足らずですぐ帰っている。相当な費用をかけて整備した世界遺産の遺跡について、どのように今後生かそうとされているのか。

 2つ目は、27ページの文化財の活用についてであるが、昨年、文化財保護法が改正されたことについて、長崎の場合は保存について非常に力を入れられているが、この意見では有効活用について触れられている。今回、日銀支店長が異動になられたが、旧支店長が長崎市は文化財が多いが、有効活用が非常に遅れ、結果集客についても遅れが生じているとの指摘をされておられた。新しくお見えになった支店長も、こんなに多くのすばらしい文化財があることに驚いたとおっしゃっている。

 文化財の活用については、市町村が文化財の保存活用の地域計画書を作成して、国の認定を受けることが必要であるとの条件がついている。現在どのように取り組みまれているのかお尋ねしたい。

【担当課】

 まず、高島北渓井坑については、文化財課の所管で、東屋の整備を平成30年度に実施し、816万円ほど要している。

 それから、最後の御質問の昨年も御質問をいただいた地域計画策定の件であるが、こちらについては、文化財の活用をするためには、この地域計画を策定しなければ有効活用が図れないとは私たちは考えていない。

 実は長崎市は平成27年の3月に歴史文化基本構想をつくり、文化財など歴史文化のマスタープランという形で、考え方の方向性、方針は定めている。

 そのような中で、公開活用等も現在行っている実績もあるが、その地域計画については、今年の4月に文化財保護法が改正され、これに所要の規定が盛り込まれている。実際の内容としては、地域社会と行政の取り組みをつないでいく、そういうことが非常に重要であると、それはまさに私たちも考えるところであり、当然、地域計画は策定に向けて今後検討していかなければならないという思いはある。

 この地域計画の策定に当たっては、先ほど申した歴史文化基本構想との連携が必要である。さらに、地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律というものがあり、これに基づくまちづくり部の計画である歴史的風致維持向上計画との整合を図ることが必要となる。この計画は、今まさに策定の作業中であり、この計画ができてからになると思っている。

 また、市町村の地域計画は都道府県と連携が必要であり、長崎県では市町村の計画の上となる大綱を文化財保護法に基づき策定することを公表している。現在、その作業が行われており、この大綱に基づき我々も地域計画の策定については検討することになると思う。

 いずれにしても、そういった所要の関連する計画と連動、連携を図りながら、私たちも今後の文化財の保存活用に有効な計画の策定について検討していきたいと考えている。

【担当課】

 産業革命遺産においては、もともと内閣官房が全国に散らばった資産の取りまとめをしており、今年度中に産業革命遺産全体を網羅した情報センターを東京に開設する予定である。それと連動し、各資産がある自治体は、今後、数年かけてインフォメーションセンターを整備し、産業革命遺産全体の価値を共有できるような、皆さんに見ていただくことができるような、そして、ほかの資産についてもご覧いただけるような情報の発信をしていく予定である。

 潜伏キリシタン関連遺産についても、現在県が、駅前を中心に場所を探しているところであり、県内に散らばっている各資産の情報を集めインフォメーションセンターを開設する予定であり、長崎市からも随時情報を提供しながら、周知啓発を図りたい。

【委員】

 私のほうから2点、この記載内容についてお聞きしたい。

1つは、出島の復元に相当時間をかけて、表門橋の完成も見たが、その割には集客が低調であるというご説明を先ほどいただいた。12ページを見ると、長崎市民の入場者数は目標を達成しているが、目標の設定の仕方がどうなのかという課題がある。全体の入場者数は53万人程度で、目標である61万人は達成できなかった。グラバー園や大浦天主堂と比べてみても、やっぱり出島の価値というのは、実はその3つの文化遺産の中では最も高いと私は見ているが、その割には集客効果が鈍化している。今後どうしようとされているのか、まずお聞きしたい。

 第2点目として、ながさき歴史の学校について、私自身も近代化遺産の研究会を通じて担当させていただいているが、まさにここに記載があるとおり、歴史に興味を持つ人たちが結構高齢の方がどうしても主流になっていると。実は教えていると、最近、若い人の参加も、歴史の学校で結構ちらほら見かけるが、まだそれでも非常に裾野が広がっているとは言えない状態ではないだろうかと。

 何とかしたいと思うが、これの9ページのところで「長崎の歴史文化を学ぶ人の裾野を広げる」と書いてあるが、じゃあ、どうやってできるのか、方法論は何なんだろうかということをお聞かせいただければと思う。

【担当課】

出島の集客人数については、目標値の61万人に届かず鈍化している。28年に熊本地震があり、集客が一度落ちたが、その後28年に6棟の復元が、さらに29年11月に表門橋が完成したことによる効果で集客人数は増加した。

 しかしながら、最後の13ページの取り組みに書いているが、やはりまだ周知不足のところがあると思っているので、今後はホームページ、フェイスブックなどを使い、情報発信をして、集客を図りたいと考えている。

【担当課】

 ながさき歴史の学校の周知等については、例えばツィッターとかフェイスブックとか、SNSの活用を充実させていきたいと考えている。

 あと根本的に若い人たちが参加できるような、時間帯とか曜日などの検討も今後必要になってくるという認識はあるが、実現するのは様々難しい部分があると考えている。

いずれにしても、長崎学研究所でネットワーク会議を構築し、そこでいろいろ情報提供等するとともに、関係する団体等の皆様にも協力をお願いしながら、効率的、効果的にPRをしていきたいと考えている。

【委員】

 実は私どものところに採用のために来られた28歳ぐらいの若い方が、歴史について興味はあるかと尋ねたら「長崎の歴史を勉強して何になるのか。」と言われた。その人は採用したけど、残念ながら1年以内で辞めてしまった。

 文科省も歴史の勉強、歴史の学習は必須だ、国際人になるためにも必須だ、と言っているにもかかわらず、彼は長崎県立大学の出身であったが、若者が歴史に興味のないという状況が実際に起こっていることを考えても、教育の現場で歴史をどのように扱っていくかは、結構大事なことであると思う。やはり子どものうちから、これは原爆平和教育もそうだが、歴史教育全般に言えることではないかと感じている。

 研究団体も結構高齢化が進んでいて、ネットワーク会議に私も出席させていただいているが、残念ながら若い人がどんどん入ってくるという状態ではない。他力本願というか、余り民間にお願いするだけでは、問題解決にはならないのではないかと思うので、教育の根本のところから少し手を入れていく必要があると考える。

【部会長】

 今のご意見については、事務局も受け止めていただいておくようお願いしたい。

 出島の入場者数の問題について、令和2年度から指定管理者が出島の管理をするということで、現在要綱づくりの段階と聞いている。グラバー園も現在指定管理になっているが、指定管理になることで、集客力アップにつなげることも一つの効果である。先ほどの説明にもあったが、SNS等を通じて情報発信ということもある。また、開園時間のある程度の自由度が高くなるかもしれない。

 ここには指定管理の件については触れていないが、それを踏まえたところで今後の見通しについて説明をお願いしたい。

【担当課】 

 来年の4月からの指定管理を目指して今、動いているところである。まだ募集要項等は出していない。指定管理に出すことにより、当然ながら、来場者数が増えていくことも想定している。

 民間ノウハウを生かして、どういったイベントをしたらいいのかとか、いろんな提案が出されると思う。それにより来場者が増えていくことで、出島を知る方が増えていくと考えている。

【部会長】

 委員の教育、歴史研究についてのご意見で、教育委員会のほうで小学校あるいは中学校での地元の長崎、地元の歴史教育についてどのような形で行われているのか、後ほどで結構なので、参考資料等があれば、リストをお願いしたい。

【委員】

 1点は質問で、もう1点は今の歴史教育に関する検討をお願いしたいという要望である。

 1点目の質問は15ページの成果指標に、外海歴史民俗資料館の入館者数とあるが、実際に私どもは現場でお客様を案内するケースが大変多い。資料館に加え、出津の旧救助院、あるいはド・ロ神父記念館の3カ所全部に入れる切符があったと思うが、各施設の入館者数がどうなっているのか教えてほしい。現実問題としては、これはエイジェントに対する要望事項になるのかもしれないが、旅行会社の時間配分が、出津救助院だけの時間しか設定していないことがある。また、もちろん中の見学をされているお客さんもいらっしゃるが、資料館はトイレ休憩などの場所として設定されてしまい、資料館の見学はあまりなく、出津救助院あるいはド・ロ神父記念館へと回ってしまうことがある。もし入場券その他の販売実績枚数だけで人数を数えていると、実際に中に入っていろんな歴史について学んでいるのかがよくわからない。

 それから、もう1点は今の歴史教育についてである。私どもの現場では、県外のお客様は高校生が多いが、最近は日本史をとる高校生がいなくなり、世界史のみを勉強している学生が増えている。我々の年代では、二十六聖人など当たり前に話が通じるが、日本史を学んでいない高校生が増えてくると、当たり前の表現ではなかなか難しい。決まり切った資料やパンフレットを作っても、果たしてどこまで理解できるのかということに現場では結構ぶつかっている。

 小中学生だけでなく、現在、日本全国の高校で日本史がどのように取り扱われているのか、世界史中心でどんどん動いているのではないかという感じもする。できたら今後いろんなパンフレットやPR資料を作るときに、若い人の歴史教育の状況を把握していただいたうえで策定されたらいかがかと思う。

【担当課】

 まず、外海歴史民俗資料館の入館者数と教育について、教育の部分はご質問を聞きながら、なかなかお答えするのが難しいと思っている。平野町に私どもが所管する歴史民俗資料館があり、小学生の団体見学などを受け入れて、中では学芸員が説明しており、かなりのお子さんに学んでいただいている状況がある。

 外海の歴史民俗資料館の入館者数については、29年度は1万3,595人だったが、平成30年度は2万1,749人と世界遺産の登録後に増えている。

 ド・ロ神父記念館と歴史民俗資料館は共通入館の券があり、ド・ロ神父記念館につきましては、29年度が1万6,385人、平成30年度は2万5,570人である。先ほど委員からの意見があったが、30年度で比較すると2万1,749人が歴史民俗資料館で、2万5,570人がド・ロ神父記念館で、やはりド・ロ神父記念館のほうが多い。ご意見のとおり、ド・ロ神父記念館を先にご覧になって、その後、時間の都合で帰られるという方が結構いらっしゃるのではないかと感じている。

 旧出津救助院の入館者は、29年度が1万1,148人、平成30年度は1万7,599人であり、158%上昇している状況である。

【部会長】

 先ほどの資料、小学校あるいは中学校での地元の長崎、地元の歴史教育についてどのような形で行われているのかについて、会議の後で、配布していただくようお願いしたい。

時間の都合により、21ページの基本施策(A1)の振り返りシートの説明を受けてから、最後に皆さんから総括質問を受けたいと思う。主管課より説明をお願いしたい。

第四次総合計画後期計画の振返りについて

〔基本施策主管課説明〕

【委員】

 22ページ、問題点とその要因のところで、「文化財建造物の保存修理には相応の財源及び期間が必要である」とあるが、特に17ページの端島のところは、非常に危機感を持っている。一度、かなり時間を要して修理をしたが、その後の台風、そんなにひどい台風ではないと思ったが、また上陸ができなくなった。時間がかかると言っている間に、どんどん劣化していく。

私も上陸できると思って参加したのに、ちょうど上陸できない時期になっていて、県外からいらした人もたくさん同じ船に乗っていたが、上陸できずに一周見るだけだった。予算や国との関係などいろいろあると思うが、ほかの建造物も含めて最終的にどこまでにはやり上げなければならないという、最終のタイムリミット、目標みたいなものがあるのか伺いたい。

 また、全体的に若者の参加が少ない。文化財サポーターでもそうだが、高齢化社会になって、若い人がいなくなる中で、若者という概念をどこに置いているのか。例えば、大学と連携して、サークル的なものをつくって、そこの学生たちが引き継いでやっていくことは一つの手である。働いている若者に参加をお願いしても、土日も含めてそうそう参加は増えないと思う。若者という概念をどこかに持って、ターゲットを決めて手を打っていかないと、なかなか難しいと思う。それから、80を超えている方たちが、そろそろきついときに70代へという、シニア世代でのバトンタッチも一つの方法として考えないと、若者だけではなかなか今後継続するのは難しいのではないかと思う。

【担当課】

ご指摘のとおり、端島は世界遺産の中でも非常に特殊な状況下にある資産であり、特に台風のときには、建物を超えるような大波が打ちつけるという状況にある。

 整備計画については、世界遺産に登録するに当たって、内閣を通じて国としてユネスコに提出している。ユネスコでも、非常に難しい資産であることは理解いただいているが、世界遺産の価値に貢献するところを優先的に保護、保全をしていく計画になっている。まず、島全体を守る護岸、産業革命に特に貢献した生産施設、竪穴、ベルトコンベア等を優先し、最終的に居住の部分は世界遺産価値には直接的には貢献している部分は少ないが、できる限りという形で考えているところである。

 期間については、現在、最長で30年間かけて整備をしていく計画を立てている。直近ではそれを10年ごとに割り、平成30年度の当初予算で、継続費という10年間分の予算を計上している。

 30年間の整備だけでも、必要最小限、長崎市の財政で耐え得るよう考慮しても、110億円近くの費用がかかると試算している。当然、国・県からの協力がないと、なかなか長崎市単独の財源では難しい部分があるので、国等には引き続きご協力をいただくよう要望しているところである。

【担当課】

 先ほどの委員のご意見で、上陸できなかったというのは、恐らく昨年の台風の後の話だと思う。上陸施設の部分で、手すりなどが引き波でやられているが、防舷材という、船を着岸するための特殊な製品がなかなかすぐにできないことから、去年は、長い期間運休していた。防舷材については、所管が観光政策課になるが、現在は多めに製作し、ストックを持っているので、今後は長い期間運航ができないということはなくなると思う。

 あと、全体的に若者の参加者が少ないというご指摘で、シニア世代のバトンタッチというのは、確かに重要なことであると考えている。歴史の学校にしても、いろんな時間の制約があり、現役でばりばり仕事をされている方が、なかなか今の学校の講座に参加していただくというのは難しい方もいらっしゃる。若い方では、最初の何回か来られても、なかなか続かないという方もいらっしゃるので、シニア世代にバトンタッチというのは、私たちも十分意識して考えているところである。

 また、小学生、中学生のころから、歴史に興味を持っていただくことは非常に大事であり、そういったところにも目を向けて、今後、取り組んでいきたいと思っている。

【委員】  

1点目、長崎学のところで、紀要「長崎学」第3号を発刊されており、ホームページに一部出ているが、ほかにどういった形で見ることができるのか伺いたい。

 こういったいいものにどんどん触れていただく機会をつくることが、活動になると思う。長崎市のホームページを見ると、一部読めない部分がある。冊子になっているのかもしれないが、それがどのような形で配布され、どのように活用されているのか伺いたい。

もう1点、これは感想になるが、成果指標で、いろんな文化遺産関係の施設の入場者数が指標になっているが、そろそろ、別の指標を考えなければいけない時期になっている。

 長期的な考え方であるが、ある日突然これが、ある年、倍とか3倍になることは、よっぽどイベントとかがない限りはないわけで、そのイベントが終われば、また戻るという、今までの中で当然の動きである。今、日本にある公設の美術館、博物館、大体65館前後あるが、平均入場者数は約4万人と聞いている。10万人の壁という言葉があるらしく、10万人を超えるまでが大変ということである。

 長崎の美術館は年間入館者数が約40万人で、65館中の中で6、7位の上位にある。政令指定都市は当然多いが、そうではないところでこれだけ頑張っているのはすごいと感じる。

 私が関わっている孔子廟では、大体年間13万人である。これも民間でありながら13万人であるが、少し特殊なのは、毎年ランタンフェスティバルをやっていて、その会場になっている。前回は15日間で7万人で、年間13万人のうち7万人が15日間に来ている。これは異常な数字で、去年は、キングダムとかいろいろアニメという別の切り口を持ってきたのでこうなったのだが、その前の年は4万人だった。

 大きく変わってもこのような感じなので、そろそろ入場者数に代わる何か次なる指標、例えばホームページにアクセスだけでは弱いが、どこまで見ていただいたものを評価とするかということも、今後、検討されてはいかがかと思う。2点目は感想になるので、特に回答の必要はない。

【担当課】

 紀要「長崎学」については、研究所の紀要というよりも、学術誌長崎学と位置付けていただいて、各大学からも一応、論文として取り上げていただいている。

 1号、2号が完売し、いろいろお問い合わせがあるため、ホームページで公開しているが、まだ販売中のものは公開しないことにしている。

 現在、第3号は、330部作り、そのうち280部は大学の研究室や附属図書館、公立博物館、図書館、歴史学の研究機関、執筆者などへ配布しており、いろんな図書館等でご覧いただけるようにしている。それから、今回50冊は市民に販売しており、文化財課の窓口やシーボルト記念館で販売させていただいている。できるだけどこかで必ず見られるような形で提供したいと考えている。

【部会長】

 総括に入らせていただきたいが、23ページ後期計画の成果指標の検証で、「文化財の指定・登録件数」と「主要な歴史文化施設を訪れたことがある市民の割合」という指標については、自己評価ではどちらも適しているとしており、第五次総合計画でもこれが指標に使われる可能性が高いとことになる。五次総に関しての議論は別にまたあるのか。

【事務局】

 第五次総合計画の議論は、別に行う。

【部会長】

 成果指標が適しているかどうかは、またその時に改めて議論をさせていただきたいと思う。

 それから、2ページの2次評価で、「出島やグラバー園の料金改定についての検討が必要ではないか」とあるが、今後指定管理になれば、指定管理が自由度をもって施設の入場者数を増やしていくために、料金改定は必要ではないかというご指摘もある。幾らにするのか、お答えしていただく時間はないけれども、また改めて指摘をさせていただきたい。

■議題2 基本施策A3「交流のための都市機能を高め、交流を促進し、賑わいを創出します」の評価

平成30年度実施施策の評価について

[基本施策主管課説明]

【委員】

 ランタンフェスティバルを、長崎に来て以来、毎年楽しみにしており、今年も関東からのご夫婦をご案内したら、旦那さんは長崎が初めてだったが、大変お喜びで、長崎のファンになって帰っていただいた。

 一つ残念なのが、人込みと車である。マイカー自粛を呼びかけているが、バスで帰ろうとしても、便がなかったりするので、大変申しわけないが私は車で行っている。しかし、車で来たら駐車するところがなくて、迷子になり、さらに混雑で、友達と会えなくて大変困った。

 このような都市の交通の問題では、大きな都市では都市部での交通量の減少や交通渋滞の緩和のためにパークアンドライドを推進していて、長崎市でも基本施策E7でパークアンドライドを掲げていて、どこに長崎のパークアンドライド施設があるのかと調べたら、平和公園と松山町にあった。値段は、平和公園は、最初の1時間は250円、松山町は30分ごとに120円で、申し訳ないが使っていない。今日ここに来るときも、近くの駐車場を使って、会場まで歩いて来た。おそらく民業を圧迫しないよう、このような値段設定にされていると思うが、実際、長崎市のパークアンドライド施設が、観光イベントのときにどのぐらい機能しているのか、教えていただきたい。

【担当課】

 実際に市営の駐車場の稼働率が、ランタンのときにどれぐらいなのか、現在手元に数字がなく、大変申し訳ないが、正確なところを答えられない。

 そういった上で、パークアンドライドについては、ご意見のとおり、地理的に離れているので、利用しづらいことも若干あるかと思うが、中心部、イベント会場周辺の混雑を回避するための一つの方法として必ず必要になってくる、選択肢の一つになり得るものであるため、これからも駐車場の管理者と連携しながら、イベントにいらっしゃる方の理解を得つつ、進めていきたいと考えている。

【委員】

 パークアンドライド自体に対しては、個別施策E7-2のところでやっていただくとして、イベント時にマイカー自粛以外に混雑緩和のための取り組みとして、どのようなことをされているのか伺いたい。

例えば、イベント時だけでも民間と協力して、中心の駐車場の価格よりも、このときだけ少し市営のほうを下げるとか、市営や中心部から少し離れた周辺の駐車場を使い、公共交通機関を使って来場した方には、中心部の商店街施設でお買い物をした場合割引になるとか、ソフト面で何か混雑回避できるような策はあるのか伺いたい。

【担当課】

 ランタンフェスティバルについて、最初に始まったころは、湊公園会場だけだったものが、中央公園、中島川公園と、イベントの主催者の実行委員会の協力等も得ながら、エリアを分散させてきた。また、回遊させるために会場ごとにイベントの演目のピークをずらすなど、努力してきている。ただ、長崎の中心部のまちの中が狭く、集中しているのもあって、限界を感じているところもあるので、委員にご指摘いただいた、混雑緩和に協力した場合に何らかメリットが得られる方法は、いいアイデアだと思う。長崎市だけではなかなかできないところもあるので、関係者とどこまでできるのか検討や相談をしていきたいと考える。

【委員】

 混雑で長崎市の印象が悪くなると嫌だと思っているので、ぜひ検討をお願いしたい。

【委員】

 ご意見のとおり、混雑は本当に課題である。混雑の原因の一番大きな要因は、駐車場が空いているかどうかではなく、空いている駐車場の情報がわからないために駐車場を求めてぐるぐる狭いまちの中を多くの車が回り、結果、混雑するというのが現場の状況である。

 毎回、実行委員会で警備員を雇ってはいるが、人手不足もあり、十分な人数を雇えていないことも課題となっている。ご意見のようにソフトの面を強化していくことで、少しでも解消につながればと思う。

【委員】 

 私は周辺部から来ているが、中心部の人たちが思う「まち」の範囲は思ったより狭く、おそらく踊り町を「まち」と思っている人もいるのではないかと思う。私にとって長崎に行くといったら、道ノ尾の西友あたりから長崎だと思っている。西友と協力して、イベントやランタンのときだけ車を置かせてもらい、その方たちには何かインセンティブをつける。そして、駐車した場所からは、せっかく長崎なので電車に乗ってもらうとしてはどうか。長崎の電車も千と千尋みたいといってすごく評判がよかった。どこまでが「まち」でどこからか周辺部であるか、どこから車を少なくするかを考えるときに、もう少し広く考えるといいのではないか。

また、南部については、大浦警察署前の松が枝ターミナル駐車場を臨時駐車場として、イベント時には一時的に料金を下げるなどしても、混雑緩和になるのではないかと思う。

【委員】

 1点目、5ページ目のランタンについて、今後どのように考えていかれるのかも踏まえて質問する。コンベンション協会がされているランタンフェスティバル期間の長崎さるくは、例年、朝の10時のコースと夕方の3時半のコースしかなく、ランタンが灯っている時間のランタンさるくをやっていない。夕方5時半、6時以降の観光客への商品がない。宿泊客の獲得や新しいリピーター対策が必要な状況の中で、リニューアルするとか、ランタンまつりイコール夜のお祭りなので、夜のガイドを検討することは必要ではないか。

 コンベンション協会でも、勤務体制や従業員の賃金の問題などもあると思うが、顧客マインドに立って、出勤体制をずらしたり、毎日でなくても、金土日だけ夜のガイドをするなど、いろんな手が打てるのではないかと思う。

 一度に実施するのが難しければ、試験的にどこかの年にやってみるなど、社会実験をしながら、早目に夜のさるくに取り組んだらいかがか。今後、どのように進めていくのか伺いたい。

 2点目に、「観光メニューの開発・強化」の中で、長崎さるくの参加者が目標の1万2,000人に対して8,000人に減っていると書かれているが、ベースの数字を2006年のさるく博と考えれば、すごく減っている。

 さらに、さるく博から13年経っているので、ガイドさんの年齢もおそらく相当高齢化が進んでいる。新たに若いガイドさんをどう育てるか、ガイドの育成についても、ブラッシュアップしていく時期に来ていると思う。

 また、観光のコースについてご質問する。大正時代に長崎上海航路ができたときに、その当時の造船業や漁業の低落傾向に歯止めをかけるという観点から、観光に着目されたという記録が長崎市史に残っている。大正時代から昭和にかけて観光整備したコースと、今の観光コースがほとんど変わっていない。当時、高島秋帆の跡をきれいにしたり、シーボルト記念館もつくっているが、いまだにそれがコースになっていて、100年近く長崎市の観光のベースになっている場所が大きく変わっていない。

 昭和に入ってから新たにできたグラバー園であるとか、あるいは世界遺産に登録された軍艦島など新しいものもあるが、ベースとなっているほとんどの施設が、かなり昔に整備された施設で、そのまま今でも使われている。場合によってはこのコースは削るとか、MICEとの連動を図りながら外国人に興味を持ってもらうコースにするなど、コースについて考えていく必要があると思う。

 観光コースの再検討を行う際には、合併町にはとてもよい伝統的な体験型の芸能も残っており、旧長崎市内だけの観光で本当にいいのか。外国人を誘致するために、合併町に点在している体験型の観光コンテンツの検討など、今後どのように考えていくのかぜひ伺いたい。

【担当課】

 1点目、ランタンフェスティバル開催期間中のさるくの夜の開催については、さるく事業の運営そのものがコンベンション協会へ移管しており、補助事業という形で長崎市は携わっている。そういった面があるため、今のご意見も踏まえて、コンベンション協会ともよく調整を図っていきたい。

 2点目のガイドの育成については、これもさるく事業の一部であるため、長崎市の手から離れている部分はあるが、ガイドの総会などには顔を出すようにして、ガイドさんとコミュニケーションをとりながらブラッシュアップし、いい方向に持っていきたいと考えている。

また、若手のガイドの育成についてのご意見があったが、昨年は長崎純心大学の学生さんも新たにガイドとして加わっていただいており、新しい流れもある。こういった流れを十分生かしながら、さるくもリニューアルしていきたいと思っている。とはいえ、これまで10年間やってきた、名物ガイド的な方もいらっしゃると思うので、そういった方々との共存共生を配慮して事業を続けていきたいと考えている。

 次に、コースのご意見については、なかなか難しいお話だと思う。ここ数年で100年に1度、長崎のまちの形が大きく変わる中で、新たなコースの必要も出てくるのではないかと思う。一方で長崎のまちが始まって開港から450年ぐらいたってきて、その間先人たちが築き上げてきた歴史、歴史を象徴する施設、史跡、こういったものを大切にしながら、コースをブラッシュアップしていく必要もあると思う。

 いずれにしても、これから先、まちの形が変わっていく中で、施設自体が点であり、点をどのように結んでいくのかについても考えていく必要がある。

 合併町も含めた体験型コンテンツについては、ご意見のとおり、我々も存じ上げていない埋もれたコンテンツがあると考えている。ただ、皆さん、それを商品化、造成化していくところで、四苦八苦されていると思う。合併地区における新たな観光のコンテンツの開発は当然大事なことだと思っており、我々も観光推進でプロモーションしていく立場として、ブラッシュアップのところで、一緒に連携しお手伝いできるところはしていきながら、しっかり取り組んでいきたい。

【委員】

 23ページに、長崎大学で「遊学のまちdeやってみゅーで“U-サポ”」事業について記載がある。23年度から実施されている。今年度も引き続き運営委託をおり、大学との連携事業や様々な公共事業への生徒の参加が増えるなど、いい流れになっているようである。

 問題点として、「長崎大学以外の大学においては、ボランティア支援の専任スタッフがおらず、積極的な関わりが難しい」とある。23年度から長崎大学に委託されているのだから、ほかの大学への呼びかけ方について、もう少し研究する余地があるのではないかと思う。

 先ほど3ページの純心大学の新規さるくガイドを育成したと説明があったが、この新規に育成された生徒さんの人数、育成期間、今後どのように育成していこうと考えているのか伺いたい。

【担当課】  

 U-サポについては、長崎大学に専任の職員を1人雇用しているが、ほかの大学では、専任のスタッフがいないため、ポスターの掲示やインターネット、食堂に卓上広告を置くなどして、事業の周知をしていただいている。また、U-サポの通信などを発行し、情報発信を行っている。

 23年ごろスタートしたときには、長崎大学以外の大学生の登録者が47名だったが、現在376名と、徐々に人数が増えてきている。SNSなど、さまざまな情報の発信ツールがあるので、大学とも連携をしながら、登録者数が増えていくよう努力をしていきたい。

【担当課】

 純心大学のさるくガイドの人数は36名、研修期間は、去年の9月16日から9月29日までの全11回、座学及び現地の研修を行って、36人全員がガイド資格を習得したと報告を受けている。

【委員】

 純心大学のさるくガイドの今後の育成、今後の活用と、長崎大学との連携等について、どのように考えているのか伺いたい。

【担当課】

 今のところ、純心大学以外に大学としてさるくガイドの育成に参加するという話は、私が知る限りではない。地域連携協定を各大学と結んでいるので、同じようにガイド育成に参加してくださるというお話があれば、喜んで受け入れたいと考えている。

【委員】

 せっかく育成されているから、育成した大学生をコンベンション協会で引き受け、活かしていく必要があるのではないか。

【委員】

 学生のボランティアガイドについて、U-サポ事業と学生ボランティアガイドが連携という形でやっていく方向はあると思うので、観光推進課と都市経営室と連携しながらやらせていただきたいと、観光コンベンション協会の会長としては、そういう回答とさせていただく。

【担当課】

 さるくを継続していくためには、若手の育成も必要になってくると思う。一方、例えばさるくボランティアなどを大学の単位として認められないかと大学側とお話をしたこともあるが、学生は学業が本分で、その次にボランティアがあると回答を受けたこともある。種々調整しながら学校との連携を進めていきたい。

 育成した若手のガイドの活用方法についても、コンベンション協会ともお話ししながら進めていきたいと考えている。

【委員】 

 11ページで、長崎は夜景を売りにしており、代表的なものはおそらく稲佐山から見る夜景だと思うが、実は女神大橋の下から逆方向で見たり、女神大橋の港のほうから奥を眺めたり、鍋冠山から見てもとてもきれいである。

 長崎の夜景は、見る角度で全然違うことが魅力の一つである。様々な夜景を見ることができる周遊コースなどができないのか。

 また、旧三和町には野鳥の宝庫である川原大池があり、野鳥の愛好家たちは毎年わざわざ飛来する鳥を見たり写真を撮るために訪れる方がいる。これだけ海・山、自然があるので、さるくコースで、目的を特化した時期限定のコースを準備して、関心のある人たちをそこに呼び込むようなことも考えていかないといけないのではないか。街中だけではなく、周辺で自然をもっと感じられるものを、長崎として出していく視点も持って、もう少し掘り起こしをしたほうがいいと感じる。合併町はいろんな意味で寂しい思いもある。様々、自然の財産も埋もれているので、ぜひ検討いただきたい。

【担当課】

 1点目の夜景に関する部分で、周遊コースについては、某バス観光会社がしていたが、周知が足りない部分もあり、なかなか盛況にならず、現在はほとんどやめられている。

 現在、周遊の取り組みをされているのは主にタクシー会社であり、周遊バスと違って、オーダーがいろいろと聞きやすい部分があるようだ。最近、タクシー会社の中では、ドライバーさんに、観光や夜景についての知識の研修をされているところもあるので、市として、そういった動きを何らかの形で支援できればと思っている。

 また、稲佐山に展望台があるので、どうしても稲佐山ばっかりという形になっているが、基本的に今、世界新三大夜景と言われているのは、稲佐山だけではなくて、立山であったり鍋冠山であったり、あらゆる視点場から表情の違う豊かな夜景が眺められるところが大きなポイントになって認定を受けているものなので、その辺はハード整備の所管とも連携をしながらやっていきたいと考えている。

 川原大池のご意見については、自然を生かしたツーリズムとして、現在、水産農林部でグリーンツーリズム等に取り組んでいて、いろいろな体験ができるメニューがある。鳥を撮影しに行くさるくであるとか、アイデアもいただいた。どういった形で磨き上げていくのかは一つ課題であると思うが、これからコンテンツとして成り立つ可能性を十分に秘めていると思っており、関係の皆様と協議をしながら、一つでもコンテンツとして育てていければと思う。

【副部会長】

 ほかに意見はないか。まずは振り返りシートのほうを先にやりたいと思う。基本施策担当課より説明お願いしたい。

第四次総合計画後期計画の振返りについて

〔基本施策主管課説明〕

【副部会長】

 今の振り返りシートとこれまでの対応等の説明について、質問等はあるか。

(質問なし)

【部会長】  

それでは、A3の評価にいきたいと思う。

基本施策A3「交流のための都市機能を高め、交流を促進し、賑わいを創出します」の評価は「AC 目標を達成しているものの、目的達成に向けた課題の克服などがやや遅れている」としているが、所管課評価のとおりでよろしいか。

(異議なし)

【部会長】

 A3の施策につきましては、ご意見をいただきましたので、これからの施策にぜひ反映をしていただいて、長崎国際観光コンベンション協会にもその旨、お伝えいただきくようお願いしたい。

 A1の評価について、基本施策A1「歴史・文化遺産を守り、活かし、伝えます」の評価は「Bc目標をほぼ達成しているものの、目標達成に向けた課題の克服などがやや遅れている」としているが、所管課評価のとおりでよろしいか。

(異議なし)

【部会長】

 委員ご指摘のパークアンドライドの件については、所管が土木部になる。事務局で、また次の回に土木部の見解を聞いておいていただきたい。来年から、松山の駐車場も含めて指定管理になるので、その運用もどのようにしていくかも踏まえてヒアリングをお願いしたい。

日本銀行の前長崎支店長が、「資源の宝庫を資源の倉庫にしない」という有名な言葉を残して、1年半で交代になられたが、基本施策A1については、この言葉をぜひ第五次総合計画にも生かしていいただきたい。

 前回、基本施策A2の議論の中にも出たが、まちぶらプロジェクトで、まちなか推進室が和の地区、洋の地区、中の地区とまちの特色を紹介する案内DVDを作っている。そのDVDをどこに配ろうか、どこで流そうかと、悩んでいるらしいので、総合計画の審議会の皆さんにもDVDを紹介してほしい。ここは議論の一つ所掌になるので、このメンバーの皆さんにはDVDを配布していただきたい。

 皆様方から、ほかに意見はないか。

【委員】

 交通上の問題で、花火大会など大きなイベントが開催されるほかの都市の交通はどうされているのか、大いに参考になると思う。それぞれの都市も問題を抱えていると思う。

【部会長】

 特に集中する時期は混雑するが、長崎も主要道の拡幅など少しずつ国や県とも協議を進めている。来年、34号線の日見の拡幅でトンネルがきちんと整備されるし、戸町バイパスの周回についても整備が進んでいる。一定の事業ではやっているが、道路事業なのでなかなか進まないところがある。

 委員のご意見で、要は駐車場がないからぐるぐる回っている人たちがいるという点については、例えばアプリをうまく活用するとか、ソフト施策で対応できないか考えていかなければならない問題だと思う。

 交通量の調整については、国や県、長崎市、警察も一緒になって考えている。特に駅前の202号、206号に全部集中しており、浦上川線も、まちの姿が変わっていくと、交通量も変わっていく。そのあたりの調査と、今後の施策というのは、国・県・市で協議しながら鋭意進めているので、ご理解いただきたい。混雑時の対応については、意見として留めておいてほしい。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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