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平成27年度第9回 長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会

更新日:2020年2月20日 ページID:034139

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

企画財政部 長崎創生推進室

会議名

平成27年度第9回 長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会

日時

平成28年1月8日(金) 14時00分~16時00分

場所

  市立図書館 新興善メモリアルホール

議題

(1) 長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略素案について
 (審議会における事業検討について)
(2) その他

審議結果

審議会結果

(1) 長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略について

まち・ひと・しごと創生総合戦略にあたっての具体的な取組みについて、前回に引き続き、それぞれにのテーマについて、各グループに分かれて検討した。

 各グループでの検討結果は次のとおり。

【第1班】

〇観光特区について

・今までの創生は統一がないように思える。テーマに沿った観光が少なかったので、これを実践する必要がある。

・本事業は長崎のまちの文化財に対し、時代テーマに沿った観光を実施することで、歴史・文化・観光の再発見を目的とするものであり、これを実現することで、モデル事業として周辺域の文化財の活用が期待される(交流の産業化の拠点として稼ぐ力を高める)

・この地域(ゾーン)が長崎の歴史の原点であり、残すべき歴史資源と価値が大きい地域であり、この地域を「特区」としたいと考える。

・具体的には、ルートづくり(道路カラーリングによる誘導),パスポート・ICカードの活用(地域内共通入場券、駐車券、食事券)、規制(高さ、色、禁煙エリア)、住民一人一人の地域への誇りを喚起する、おくんちなどの祭りやソフトを活用する。

・この地域での観光客の滞在時間・消費を増やし、交流の産業化すなわち稼ぐ力をつける。

・対外的にこの地域が長崎の観光の拠点であることを強くアピールしていく。

・平成28年度中に構想を練り、29年度に特区申請、30年度に実施したい。実施主体は住民、市、県、国を想定している。

【第2班】

〇ラグジュアリー観光の推進(アッパーホテル等)

・ラグジュアリーとは、日常では味わえないような特別感を感じるものである。

・料理に着目した場合、ちゃんぽん、皿うどん、卓袱料理、魚、長崎牛、伊勢えび、ふぐなど食材は豊富にあるように感じるが、それを提供する店舗はなかなかイメージできず、絶対数は少ない。

・ホテルについては、長崎では、現在その最たるものとして、素晴らしい夜景、おいしいレストラン、プールサイドのバー、お洒落な客室を備えた隅健吾氏が設計したガーデンテラスがあげられると思う。これが全てではないが、選択と集中という意味では、ラグジュアリーは長崎ではホテルがその役割を担うと思う。

・高級感を求めてくる観光客をターゲットにし、モナコ、ドバイ、カンヌなど海外からも注目されるような長崎をめざしていきたい。斜面にまで家があり、長崎に近い感じのイタリアの観光地アマルフィなどを参考にしていくことも必要ではないか。

・しかしながら、素人だけでは難しいので、プロの力を活用しなければならない。

・長崎は自ら考えて実行していくことが足りていないと感じるの。

〇SNSを活用した特産品PR

 今回欠席のため、発表なし。

〇長崎の特産品をPRする拠点(屋台村、朝市等)

・長崎市は全国有数の漁業が盛んな地区でありながら、訪れる観光客が気軽に見学し、お土産を購入できる魚市場や朝市がない。

・新長崎漁港にある長崎魚市場が、ほとんど観光に活かされていない。また、観光客が早朝に訪問できる観光施設がない。

・外海地区には、貴重な教会群があるが、地理的に孤立しており、観光客から敬遠される懸念がある。

・新長崎漁港に長崎魚市場に隣接する「長崎魚市場外市場」を新設し、朝市を開催することで、一般的に朝が早いと推測される観光客をターゲットにし、早朝の長崎観光ルートを開拓してはいかがか。

・移動の手段としては、ホテルと新長崎漁港をつなぐ早朝バス路線、また、伊王島からの観光遊覧船などが考えられる。

・新長崎漁港で食事をした後、外海地区教会群を含めた西彼杵観光ルートの開拓も可能であると。

【第3班】

〇多世代交流の場(親子で遊べる施設)

・長崎市は、雨が降った場合の遊び場がなく、他市と比べると子育て世帯に優しくないイメージがある。例えば諫早市にはこどもの城など大きな施設があるが、長崎市にはない。子育て世帯に優しいまちというイメージをもってもらうためにも、駐車場を備えた大きな施設が必要ではないか。市外の子育て世帯も訪れて、交流人口の拡大に寄与するのではないか。

・初期費用が多額にのぼるため、既存の施設を活用することを念頭に置いて協議したが、あぐりの丘、稲佐山に屋根のついた遊べる施設、廃校となる学校を利用した施設、行政が持っている施設や土地を利用してはどうか。

・また、子どもが野外で遊ぶ際に、木陰が少ないように感じるので、公園に屋根をつけてはどうか。

・空き教室を使う際には、いろんな世代の人がボランティアとして活躍でき、年配の方から様々な助言を得られるような場となればいいと思う。

【第4班】

〇空き家活用(民間との連携)

・モデル地区を定めて空き家の実態調査をすることがベースとなる。どのくらい空き家の数があり、どこにあって、どれ位手を入れたらいいのか、所有者がどのような意向であるのかを把握しないと、活用方法を見いだせない。

・調査の主体は行政であるが、民間に委託し、自治会単位で民生委員にヒアリングを行うなどして、詳細なデータベースを作成する。全市的には難しいので、まずは空き家が多く、夜景でも重要な位置を占めている大浦地区がよいのではないか。

・調査の際は、1.崩れ落ちそうなもの、2.少し改修すれば使えるもの、3.将来的に空き家になる可能性があるもの の3パターンが考えられる。

・1つ目の崩れ落ちそうなものについては、市の補助制度等を利用し解体を行うが、解体後の更地については、まずは市が所有し、自治会に管理をしてもらい、避難場所やイベント用地として活用する。また、将来的に更地が増えた箇所については、道路にして、車が入れるようにしてはどうか。

・2つ目の少し改修すれば使えるものに関しては、実態調査を基に改修費用を情報公開し、若い人の知恵で管理、リニューアルして、カフェや下宿等に活用するなどの創意工夫により、更には起業にも繋がるのではないか。また、生活保護世帯や一人親世帯等生活に困窮している方に就労付きで、低家賃で貸し出せば、移住、経済的自立、ひいては納税者になることにも繋がるのではないか。

・3つ目の将来的に空き家になる可能性があるものについては、空き家にしない工夫が必要である。例えば、斜面地では、若者と高齢者のシェアハウス、プライバシーが保たれる安い家賃の下宿にしたうえで、若者に買い物、ゴミだし等の生活支援をしてもらってはどうか。高齢者にとっても、何かあった場合に若い人が近くにいて頼れるという安心感も生まれるのではないか。

・また、空き家をランタンフェスティバルやおくんち等の大型イベントが開催される際に、民泊での活用も考えられる。これも一定規模になればビジネスとして成り立つのではないか。管理人として若年層の雇用にも繋がる。

以上

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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