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平成27年度第7回 長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会

更新日:2020年2月20日 ページID:034137

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

企画財政部 長崎創生推進室

会議名

平成27年度第7回 長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会

日時

平成27年11月18日(水) 14時00分~16時00分

場所

  サンプリエール 5階 エトワール

議題

(1) 長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略素案について
(2)その他

審議結果

審議会結果

(1)長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略について

 総合戦略素案について説明し、その後グループごとに議論を行い意見聴取。細かい意見については、今後も継続して受け付けて行くこととした。

 併せて、審議会としてぜひ取り組んだ方がよいと考える事業について、グループごとに議論し発表した。今後、審議会でその事業を作り上げていくプロセスにすることとした。

【素案に対する意見】

○女性の活躍促進を基本目標Aの中に項目として立てていただきたい。職場における女性の代表的課題である、出産後の就労とか育児期の就労支援など種々あるが、基本目標Cにワークライフバランスの取組みなどのように、あちらこちらにちりばめて書いているが、女性のための施策として見えにくいので施策として項目立てていただきたい。

○14ページに長崎版DMOを書いている、これは観光をもっとマネジメントの手法を用いてやっていこうということだと認識しているので、交流の産業化を実践するというところまで素案の中に書いていただきたい。

○体系的な問題として、8ページあるように、上に特定戦略、下に基本戦略があるが、特定戦略と基本戦略の関連をわかりやすくすべきである。

○基本目標Dにまちづくりがある。このまちづくりについては、一番重要な部分であると考えるので、この5年間の中でもっとも優先してやるべきことではないかと考える。

○特定戦略で観光を前面に出すと、人が来て、それに付随して情報や技術が来てというビジネスが出てくると思うが、素案の交流の産業化の部分を見ると一次効果、二次効果くらいまでしか想定していないように見えるので、そういったところまで表現したほうがよいのではないか。

○63ページの具体的な取組みで、乳幼児の1歳6ヶ月、3歳検診について、5歳児健診も必要であると考える。発達障害のお子さんがいらっしゃる保護者の方は、小学校に入る前に急に焦りだしたりするので、保護者に言うタイミングというのが、保育園・幼稚園で難しい。5歳児となると小学校入学前ということで、しっかりと考えることができるので、取り組んでいただけたらありがたい。

○64ページについて、実際に幼児課と話を進めているが、運営費の補助金を手厚くしていただきたい。今年度の求人に関しても、新規学卒の保育士が県外に流出しているという状況であり、どうしても給料の部分で他県と渡り合えないので、流出している。保育園・幼稚園も保育士を確保できずに、それでは十分な保育ができないことから、入園定数を増やすことをできないという実情があるので、長崎市も待機児解消の取組みを進める中で、手厚く取り組んでいただきたい。

○基本目標Aについては、経済を強くするといったときに、長崎の場合は、造船業と水産業に特化することが否めないというがある。それ以外の産業に行政が目を向けていないということが、基本目標Aからも分かるので、市民目線で見たときに差別感を感じる。すべての産業を支援するとした方が良いのではないかと感じる。

○求人に高校を4校回ったが、各校に求人が1,000社から来ていた。県内500社、県外500社。その中からどれだけ地元に就職しているのかは疑問なので、行政として考えていく必要があるのではないかと考える。

○大学生の地元定着ということで、魅力向上ということで施策を立てているが、大学には魅力があってそこを受けようと思うが、そこには定員があって、選びたい学部があるのか、そこに入れる実力があるのか、そこに入れなかったらみんなどこに行っているのか、その統計がどこにあるのか、ということが、ここの施策で踏まえていないのではないかと考えたので、分析することが必要であると考える。

○施策D-1について、地方の衰退、切り捨てになるのではないかと考える。集中するのはいいことだが、田舎の高齢者にまちなかに出てきてほしいといっても出てこない。それと公共交通の部分で、乗り合いタクシーとかコミュニティバスとか、ギャップがあるのではないかと考えたので、文言整理が必要であると考える。

○施策A―6について、他の都市も同じような施策を考えていると思うが、長崎という土地柄、不利な条件のもと、ここまで力を入れる必要があるのか。それよりも地場の産業に対しての支援を強化した方がよいのではないか。

【実現したい事業について】

○「観光特区」、「アッパーホテルの誘致」、「屋台村をつくる」の3つをぜひ進めたい。

○アッパーホテルについては、一流のホテルが長崎にあれば長崎の質が上がっていくと思うので、ぜひ必要であると考える。

○屋台村については、とにかく人が集まる場所が欲しい、また、ちゃんぽんなどの特産品についてもこういう場所でどんどん取り上げていくことができるので必要であると考える。

○長崎は魚のPRが出来ていないので、PR出来るような拠点、例えば「屋台村」「朝市」とか、そういったところになるのではないかと思う。ぜひ取組みとして進めたい。

○観光ストリートのような軸の設定を行って、その中に、朝市、屋台村などのアイデアを位置づける。アッパーホテルもこういった中に位置づけて進めていってはいかがか。

○アッパーホテルの誘致。これはラグジュアリーな観光ということだが、他の都市にはない魅力を創出して、ラグジュアリー観光を作り上げて、特定の客を囲い込むとう戦略を目指していただきたい。

○これまで空き家の問題をどうするかということが出ていたので、これについては、民間をきっちり入れて、民間の資金をどう入れていくか、その中で仕組みづくりが必要になってくると考えるので、そういった形で空き家については進めていってはいかがかと考えている。

○「特産品をSNSで発信」「こどもの城のような親子で遊べる場所」「空き家を活用した美術館」集中してやってほしい。

○「こどもの城」のような場所が長崎市にはないので、雨が降った時に遊べる場所や子供を3~4人連れて遊べるような場所がない。そういうときにみんなどこに行くかというと、諫早の「こどもの城」や大村の「おむランド」に行っている。「おむランド」に行っている人に聞くと、利用料100円で、親子で遊べるし、高齢者も来ている、また、学生も勉強している、このように多世代が交流する場所があるとよい。大村は人口も増加しているので、こういった環境のよさも要因としてあるのではないか。長崎市はもっと子育て環境の充実にウエイトを置いていただきたい。

【会長】 特定戦略と基本戦略の関係を整理したほうがよいこと、特定戦略の効果のところが、現時点で短期的な量的な効果のところにとどまっているので、そこから新しい産業が生まれてくるという質的な長期的な効果も明確にしたほうがよいのではないかということ。

それ以外にも、各分野で女性、子育て、まちづくり、定住などご意見をいただけたかなと思う。施策A―1の船については、最近は造船業界に関しては、辛辣な状況である。そういう意味では少し考えないといけないところかなと思う。地域の産業政策でよく言われるのが、スケールアップからスケールアウトへとよく言われる。ひとつの産業とかひとつの企業とかをどんどん大きくしようとしてもこれだけ競争が厳しいといつ何が起こるかわからない。地域を維持していくためには、ひとつの分野だけはなく、小さな分野でもいいから、いろんな芽を出していったほうが、いろんな環境の変化に強い地域が出来上がるという考え方もあるので、そのあたりは整理する必要があるのではないかと考える。

今回出た意見を集約して、素案に反映させるとともに、あとは、具体的な取組みを審議会の中で作り込んでいくことについては、次回、皆さんに議論していただきたいと思っている。素案については、細かいところまで含めて、今後、随時意見をいただきたい。

(2)その他

次回開催について、12月20日前後で調整することとした。

以上

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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