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平成27年度第4回 長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会

更新日:2020年2月20日 ページID:034134

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

企画財政部 長崎創生推進室

会議名

平成27年度第4回 長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略審議会

日時

平成27年9月30日(水) 18時00分~20時00分

場所

長崎市民会館 アマランス研修室1・2

議題

(1) 長崎駅西側交流拠点施設用地の活用検討について
(2) 長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略について
(3)その他

審議結果

審議会結果

(1) 長崎駅西側交流拠点施設用地の活用検討について

 前回説明した際に求めがあった補足資料を配布。専門的見地からご意見をいただきたいとの趣旨で再度説明を行い意見徴収をした。前回配布した意見提出用紙を活用し、10月16日までに意見をいただきたい旨の依頼を行った。

(2) 長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略について

 前回提出していただいた意見について、行政が取組むこと、民間で取組むこと、あるいは行政と民間が連携して取組むことについて分けるためのワークショップを開催した。時間内ですべてが完了しなかったため、次回も引き続き今回のワークショップを継続することとした。そのうえで、交流の産業化について、委員で議論しながら定義づけを行っていくこととした。

 また、長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略に係る取組提案シートを配布し、委員及び、委員が所属する団体からの提案をお願いした。

今後の開催については、10月中に2回を考えている旨説明。1回目は10月8日、2回目は、10月22日若しくは23日で出席者が多い時間帯での開催を考えている旨説明。

主な質疑応答

(1) 長崎駅西側交流拠点施設用地の活用検討について

【委員】 子ども関連施設の効果分析において、市外率100%は難しいと思う。修学旅行生を意味しているのかなと思うが、市外率100%に近づくにつれて経済効果が高くなるのは疑問がある。例えば社会科見学の子どもたちはお小遣い制で、一人では車でもJRでもこれないし、最終目的地でお菓子などを買う部分で終わってしまうので、このような施設にあまりお金をかけてもどうかと思う。

この場所はあくまで交流施設として、会議や世界大会などの色んな交流を行う場だと思う。観光物産施設については、お土産は手荷物になるので、最終的にJRや飛行機に乗る前にしか買わない。東京ビックサイトのように一日何十万人も来るような施設でもお土産屋はないのに、それより小さい施設にお土産屋を作っても採算がとれないのではないか。

【事務局】 子ども関連施設については、市外からこられる方を25%、50%、100%と、あくまで想定で市の方で算出している。子ども関連施設については、ご指摘のように公共の関与が強くなければ経営は成り立たない部分がある。資料に記載のとおり、行政による初期投資としては、8~13億円としており、効果に対する費用は大きめとなっているため、民間でやることに関しては難しい部分もあるのではないかと考えている。

観光物産施設については、平成26年度に委託業者が出した例示の施設は、道の駅をベースとして他都市の事例を参考に算出している。お土産という形になると、JRの開発でも設置される可能性があるため、そちらの部分も踏まえながら、検討を進めていきたいと考えている。

【委員】 駅舎と交流拠点施設の間を濡れずに歩いていけるという確約がJRのほうと進んでいるのか。

また、高架下の有効活用が進んでいないというのを聞いているが、その点はいかがか。他都市では高架下にお店があったりする。高架が出来てから検討しても遅いのではないか。

【事務局】 駅舎まで濡れずにいけることに関しては、まだ協議は進んでいないが、便利性という点で必要と考えられるので、その点は考慮して検討をしていきたい。

高架下については、JRが主体になるため、まだ分からないという状況であるが、市としても出来るだけ早くお示し出来るように協議をしていきたい。駅周辺全体としては、区画整理や連続立体交差、新幹線など、それぞれで国・県・市など、異なる事業主体があるものだが、市では長崎駅周辺整備室という部署で、市が行うものについて調整したり、JRとの協議の窓口ともなっている。今日いただいた意見は、長崎駅周辺整備室にもお伝えするとともに、市としても主体的に調整をしていきたい。

【委員】 これまで、MICEセンターの理解が進まない中で、現在、施設が6つに分かれているような状態である。このいずれかが、交流拠点施設の中に常設されると思うが、当然コストがかかってくるし、時代にあったものにしていかないといけないと考えるので、ランニングコストもかかってくると思う。当初予算が200億近くといわれてきたが、現在の検討により、さらに費用がかかってくるということか。

【事務局】 前回の配布資料2の5ページの平成27年度の真ん中に「ABCDZ」と記載しているところをご覧いただきたい。現在の検討状況については、ここの段階である。本日の皆様のご意見や総合計画審議会の意見並びに市民の意見を踏まえて、その下に「A2、B1+C3、D1、Z2+C1」とイメージを記載しているが、「ABCDZ」の施設の中から、複数の施設の組み合わせも含めて絞り込みを行い、その後、消費効果、経済波及効果などの具体的な数値を出して、最終的にその中からベストな選択を行うという流れで進めていきたいと考えている。

事業費については、さきほど、MICE施設について200億という話しがあったが、その分については、土地の取得で79億円、備品を含む施設整備で137億と試算をしていたところである。最終的な施設がどうなるのか今はわからないが、例えばMICE施設にプラスして他に何かを作るとなれば、その分の費用が上乗せされることは考えられる。また、極端な事例ではあるが、豊島区役所のように、民間の資金で施設を整備し、整備費用がかからないといったケースなどもあり、発想としては考えられる。そのような点も考慮しながら、今後、施設整備について検討を進めていくことになると考えている。

【委員】 今の説明については、市民にどういう形で周知しているのか伺いたい。

【事務局】 市民の方にも意見募集ということで、9月28日から実施させていただいており、広報についてはテレビやラジオで周知するとともに、広報ながさき10月号にも意見募集の記事を掲載予定としている。検討資料や意見提出用紙は、本庁、支所、行政センターに設置しており、併せて、市のホームページにおいて、現在、MICEに係わらず検討している内容を掲載するとともに、別のページでは、過去に検討してきたMICEに関する内容も掲載している。

【委員】 個人的な施設のベストミックスとしては、MICE施設と子ども関連施設の組み合わせがよいのではないかと思う。

【委員】 経済波及効果を考えるときに、MICEがあるから長崎市に観光に来るということは考え難いと思うし、一方で、浜町などのほかの商店に及ぼすマイナスの効果は見込まれているのか。

また、水族館やお土産屋など、類似の施設への配慮はしているのか。

【事務局】 マイナスの効果については算定されていない。長崎市の観光動向調査により、お土産代等も含め、日帰りや宿泊の場合の単価を出しているので、この数値をベースにしてプラス効果を算出している。

類似施設への配慮については、例えば、水族館では市内にペンギン水族館があるが、委託業者が選んでいるものは、都市型水族館をイメージしている。しかしながら、ペンギン水族館との棲み分けについても課題としては挙げられている。

消費効果や経済波及効果の出し方については、あくまで新規で、新たに市外から来訪される方だけを対象にして、その方々が市内でどれだけ消費してくださるかということを基本に算出しているため、今まで市内の他所で消費していたものがここに移っただけという効果は含まれていない。

【委員】 理解できるが、本当に他の商店の皆さんはそれで良いのかなと思う。共倒れというのも心配されるので、そこは長崎市として配慮が必要だと思う。

【会長】 補足すると、経済効果は目標値なので、これだけ消費が生まれるかというとまず生まれない。地域の産業、企業の方々が、生まれるかもしれない効果を、どれだけ積極的に取りにいくかということにかかっている。可能性がでてくるということなので、地元の企業が気を引き締めて取り組まないと、その効果をつかむことはできないという可能性はある。行政が施設や制度を整えることと、民間の方々が新しいチャレンジをすることがセットにならないと、このような効果が出てこないというのが一般的な経済波及効果の解釈である。

【委員】 MICEのような施設はあった方がよいとは思うが、長崎市で必ず毎年開催される平和祈念式典を荒天時に開催できる代替施設がないので、それに対応できるような施設ができれば、長崎市民にとっても喜ばしいことであると考える。

(2) 長崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略について

【事務局】 総合戦略については、誰がいつまでにやるのかというところまでまとめないと戦略にならない。今日のワークショップについては、前回皆さんに出していただいた意見について、行政が責任をもってやること、民間が行うこと、行政と民間が協働で行うことに分けていただきたいと考えている。

交流の産業化については、皆さんと協議して定義づけをし、その中から最終的に抜いていかないといけないと考えている。今日からあと3回くらいかけてやりたいと考えている。

~ワークショップでの意見交換~

【会長】 今日はまだ途中だと思うので、次回もこのグループのままワークを続けるところから始めたい。その後に、交流の産業化に該当するような取組みを抽出したいと思う。交流とは、産業化とはという問題もあるので、皆さんと議論しながら進めていきたい。

(3)その他

なし

以上

お問い合わせ先

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電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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