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令和元年度第1回 長崎市公民館運営審議会

更新日:2020年2月6日 ページID:034070

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

教育委員会 教育総務部 生涯学習課

会議名

令和元年度第1回 長崎市公民館運営審議会

日時

令和元年10月15日(火曜日) 14時00分~16時00分

場所

長崎市民会館地下1階 第6,7会議室

議題

議題1  「多世代交流事業の実績検証及びさらに効果的な事業展開について」 
 協議内容 令和元年度春の講座、夏休み子ども講座の振り返り
議題2  被爆75周年に向けての公民館講座の企画について
議題3  その他
報告1  「長崎市北公民館の指定管理について」途中経過
   

審議結果

【議題1 多世代交流事業の実績検証及びさらに効果的な事業展開について】
協議内容 令和元年度春の講座、夏休み子ども講座の振り返りについて、各公民館より説明してもらい、その都度、各委員より質問・意見をいただく。

(中央公民館長説明)
夏休みこども講座の中から、「夏休み自由研究はこれで解決~海ゴミを知って工作も作っちゃおう~」を説明する。参加者は親子で、環境問題、海ゴミについて考えながら、夏休みの自由研究も行えるよくばりな講座となっている。講師を長崎大学の学生団体生「ながさき海援隊」が務めている。
春の講座からは、定年後のひきこもりがちな男性を対象に、男性料理教室を開催した。

(委員)
男性料理教室は何回行っているのか。料理は毎回違うのか。

(館長)
3回講座を行っている。料理は毎回違う。

(委員)
地域で役をする人がいない。自治会の役員もそうであるが、民生委員がいない。私は料理をまったくしないが、60歳過ぎて役をする人に出会う場として、定年後の料理教室に参加するのはよいことである。

(委員)
男性料理教室を指導する先生は、どういう人なのか。

(館長)
ホテルニュー長崎に務めている料理長を講師としており、専門家である。

(会長)
専門家でもよいし、専門家だった人でもよいと思う。

(会長)
講師が「ながさき海援隊」である環境問題の講座は、世代はどれくらいに分かれているのか。

(館長)
小学生の下の方1年生から来ている。なお、兄弟、姉妹での参加もある。対象が親子なので、親と一緒に来ている。

(会長)
他の講座でもどのような世代で来ているのか気になる。子どもだけのときもあれば、母親が送ってくるのみのとき、一緒に講座に参加するとき、一緒に講座に参加しないときは、母親はスマートフォンをいじっているだけなのかなどの実態を把握するとよいのではないか。

(委員)
「ながさき海援隊」は長崎大学の学生の団体であると思うが、どうやってコラボできたのか。

(館長)
長崎市の市民協働推進室の市民活動センター「ランタナ」に偶然知り合いがおり、話を持ちかけて了承いただいた。

(委員)
他の公民館が同じように、話を持ちかけて行うことは可能か。

(館長)
漂流ゴミ、環境問題にひっかけて、それに子どもたちが参加してやれるものを見つけて行えばよいと思う。

(委員)
私の自治会公民館では、ゴミなどをリサイクルしてお金をかけずに、空き缶ボーリング、空き缶つりなどを行い、3世代、4世代の人がハンディなしでゲームを楽しんでいる。

(会長)
ゴミを拾って、世代を超えて同じ活動ができることはよいことだ。また、「ながさき海援隊」とのコラボのように学生入って、交流が出てきたのはよいことだ。中央公民館の場合は、偶然だったが、学生と公民館をマッチングできるようにして、公民館活動を盛り上げていければよいと思う。

(東公民館長説明)
東公民館で取り上げたものは、子どもや親子を対象とした講座で、「はじめようプログラミング」、「親子で!はじめてみよう英会話」「ママのほっとタイム」の3講座で、親も一緒に参加できる内容としている。
今回特に説明しようと思っていたのが、申込み方法の変更についてであり、春の講座までは「電話又は窓口申込み(先着順に受講決定)」だったが、秋から「はがきによる申込み(定員を超えた場合は抽選)」へと変更した。煩雑さより公平性の観点より、はがき申込みとした。申込期間中の申込者数は少なくなったが、開催日までには定員に達している。電話などでの先着順であれば、広報ながさきなどで情報を得るタイムラグがあり、不公平であるため、周知の仕方などを工夫して今後もはがき申込みとしたい。最後に英会話講座についても、対象者を親子にするなど内容を大きく変更した。

(会長)
参加対象を親子としたり、内容を親子で参加できるようにしたりすることはよいことである。

(委員)
人数制限についてであるが、プログラミングに関しては定員が少ないのは分かるが、その他の英会話講座、ママのほっとタイム講座に関しての人数制限はどうなのか。

(館長)
英会話講座に関しては、今回がリニューアル初年度であり、手さぐりで行ったため人数は10組とした。ただ、10組といっても家族数名で来る場合もあり、20~30人となるため、1人の先生ではこの程度の定員となると考えている。また、ママのほっとタイム講座については、子育て中の母親の息抜きの時間とする目的であり、調理室の収容人数の関係や講座に使う部屋が大きくなく、参加者間で仲良くなってもらうためにも16人定員としている。

(会長)
プログラミング講座に関しては、小学校の授業となり、家庭の中でも気になっていくものとなるだろう。

(委員)
西町では秋にまつりを行うが、子どもたちを集めてみこしを作って引いてもらいたい。小学5,6年生は半強制的に参加であるが、小学4年生以下を集めるためにどのように集めるのか、興味をもってもらうのか悩んでいる。また、募集に関しても電話での先着順か、ハガキでの抽選かも判断が難しいと思う。

(会長)
宣伝は別の形でしっかり行い、応募の方はハガキか電話かはその時、その時で考えてよいのではないか。

(委員)
メールでの受付はできないのか。

(館長)
中央公民館のみである。

(委員)
今の若い人は、ハガキを書くことを嫌がっている。郵便離れの状況である。メールならすぐ出せるが、ハガキなら躊躇する。ただ、電話での先着順であれば、広報ながさきが届くのに配る方や地域によって、半月の差が出ることもあり、公平感がない。何かもう一つの方法があればよい。


(館長)
広報ながさきの折り込みには、記載できる内容が限られる。子ども講座に関して、別に学校に配る書類には詳しい内容で事前に周知することができる。

(委員)
夏休みの子ども講座に関しては事前に学校に配っているようだが、春、秋についてはできないのか。

(館長)
応募者が少なかったことから、今年度の秋の分は小学校の始業式の日に配るようにした。今後も学校の協力をいただきながら、臨機応変に行っていきたい。

(西公民館長説明)
まず、子ども講座への参加の件だが、西公民館では小学2年生以下は保護者同伴としている。講座受講中も同じ部屋に入って、手伝いをしてもらっている。
なお、西公民館が取り上げた講座は、「今でしょ長崎」、「のびのび健康学」、「公民館について調べよう」の3講座であり、「今でしょ長崎」については、長崎のすばらしさを確かめる講座であり、なかでも化石発見体験講座は、子どもから大人まで多世代に渡って、興味を持てる講座ができた。今後も多世代が楽しめる講座を行いたいと思っている。

(会長)
多世代が関わることは、昨年度からのテーマである。西公民館では、2年生以下が保護者同伴とのことであるが、3年生以上で保護者が来た場合に、子どもと保護者を同時並行的に行える講座内容にできるとよい。また、子どもと親に関しての交流は多いが、子どもと高齢者に関して結びつけるのはあまりないが、化石発見体験講座に関してはよい例であり、趣味の幅を広げていくのにもよいと思う。

(委員)
「公民館について調べよう。公民館の役割や使われ方について学ぶ講座」について、何か進展があったのか。

(館長)
小学生3年生のあじさいノートに「行ってみよう公民館、ふれあいセンター」というものがあり、その内容を以前から考えていた。台風の影響で参加者は少なかったが、今後も行っていきたい。

(委員)
せっかく公民館に行くきっかけづくりをしているので、何年生だけに限らずどんどん公民館を利用するような形を取れないのか。


(館長)
何年生のしばりはしていない。他の学年も来ており、これがきっかけで公民館が楽しいと感じてもらい、また、他の講座の紹介などもさせていただいている。

(委員)
中学生、高校生、大学生は、まちのことが分かり、一緒になって自分たちがまちのために何ができるかを考えてくれる大人を求めている。そこで、公民館が手助けをすれば、感謝され、お世話になったことを恩返ししようと公民館のいろいろなプロジェクトにも参加して、まちを盛り上げて行けるよう思える。

(委員)
今の話は理想的な話であるが、現実的な話をすれば、私たちのふれあいセンターでは、夏、子どもたちはクーラーがあるので涼みに来ている。また、高齢者などは、朝、新聞が置いてあるのでそれを読みに来る。社会福祉協議会では、ミニ竹松作りを行ったり、防災の講習を行ったりして、こちらから引っ張っていってどうにか人を集めている。ただ、体が持たないため何回も実施はできない。育成協に頼んでも、なぜ、地域のことをしないといけないのかと断られる。

(委員)
子どもたちは、やってもらいたいわけではなく、自分たちでやりたいので、相談にのってもらいたいのだと思う。

(課長)
長崎市では、まちづくり協議会のしくみづくりを進めており、地域でこども会議を開いている。地区のまつりにおいて、何をしたいのかこども会議において子どもたちが自分たちで決め、実行まで行っており、大人がまわりで支援している。公民館でもお手伝いできることを考え、関わっていければと思う。

(会長)
子どもたちに教える、学ばせるような受け身の態度ではなく、公民館を知ってもらい、職場体験のように公民館の仕事をやってみせるのもよいのではないか。

(南公民館長説明)
春の講座から参加人数が少なかったり、問題があったりした2つの講座について取り上げた。「やさしい太極拳講座」、「世界遺産・親子でスケッチ~グラバー園で絵を描こう~」の講座は、南公民館では電話での先着順での受付であったが、他の講座は電話の回線がつながらないぐらい申込みがすぐにいっぱいいになったが、この2つの講座は応募者数が少なかった。親子でスケッチの講座は、近くにいい施設があるのでそれを活用したものであるが、親子のうち、親の方が熱中症のおそれがあり体調がきつかったのではないかと考えている。


(会長)
親子でスケッチの講座は、5組参加となっているが、公民館のグループが参加したのではないか。

(館長)
公民館の自主学習グループではなく、一般の方が参加した。

(会長)
やさしい太極拳講座の受講者数が少なかった件について、中央公民館で、同じ先生で同じ講座を行っているため、中央公民館に何が悪かったのか聞いてみてはどうか。

(館長)
中央公民館では、23人受講で4回実施しており、人気の講師であり、ストレッチ講座などは人気もあると思うが、どうして参加人数が少なかったのか分からない。

(委員)
交通の便が悪いのではないのか。

(会長)
料金の差もあるようだが。

(館長)
中央公民館は4回で1,500円、南公民館は5回で2.000円である。

(会長)
講座の名前に「今人気の」をつけるなどして、PRの仕方を考える必要があるのではないか。

(委員)
南のスケッチ講座は、前回も少なかったのか。昔はもっと多かった気がする。

(館長)
急に少なくなった。

(委員)
以前と同じ内容であったら、去年も行ったので今年はよいという気持ちになるので、そういった認識を変える必要があると思う。

(会長)
グラバー園であればアニメーションの背景として使われていることをPRすれば、若い人や県外の人も来るのではないか。

(委員)
スケッチ講座に関して、2日間に渡るのが敬遠されたのではないか。今の子供たちは、何日はダメというのがあるので、大変でも1日で済ませるのがよいのではないか。

(会長)
参考で載せてある小ヶ倉ふれあいセンターが、午前・午後で図鑑を参考にして、作品を仕上げるのもよいことであると思う。

(北公民館長説明)
北公民館で資料として載せてあるのは2つの講座であるが、そのうち春の講座「親子で作ろう!遊ぼう!楽しもう!」について報告を行う。東公民館、中央公民館は純心大学と連携していることは知っていたが、北公民館は繋がりを持てなかった。この公民館運営審議会で純心大学の塩月先生と出会ったことで繋がりが出た。この講座は、未就学児や大学生が来るきっかけづくりとなった。また、大学生が学校で学んだことを実践する場ともなった。対象者は3~5歳児とその保護者で、目が届きやすい15組の定員とした。開催日は来やすいように第4土曜日午後とした。反省点は、周知が十分でなかったことである。

(会長)
定員については、決めたり埋めたりするのに苦労したようだが、いいネットワークが作られていると思う。大学の先生は、外に出ていくように言われるが、自分で出ていくには勇気がいるため、このように大学の先生を巻き込んで、地域に広がっていくことはよいことだ。

(滑石公民館長説明)
滑石公民館では、夏休み子ども講座の中で特徴的な3つの講座を紹介する。「やきもの教室」、「こども似顔絵教室」、「科学工作と植物標本づくり」であるが、それぞれ開催日は、「1カ月のうち3日」、「連続した2日間」、「1日」となっており、すべて定員が20名であったものに、応募者数は、「27人」、「17人」、「46人」であった。連続した2日間の講座では、応募者数が少なかったため、夏休みは旅行などに行き、2日間の日程が取れないのではないか。また、やきもの教室に関しては、滑石公民館だけの講座であり、他では体験できないため人気があると思われる。課題として、夏休みの宿題に活用できるなどのニーズに合わせた講座にするのか、教育としての学習のための講座にするのか悩んでいる。

(会長)
滑石公民館の報告はいろいろな点で参考になる。開催日は2日がよいのか、1日がよいのか。今後、朝ドラで瀬戸物が始まるため、主婦層でやきものブームが起きるのではないだろうか。

(福田地区公民館長説明)
福田地区公民館は、地域センターの職員が兼務しており、予算も限られており、どうしても外部の講師を呼べない。資料に記載してある夏休み工作教室も、育成協の方に講師をお願いしている。工作教室などについても、応募者数が少なく厳しい状況である。保護者も工作の経験が少なく、こどもと一緒に作成して楽しんでいるため、「親子」を講座名につけようと思っている。また、公民館での職場体験を行っており、図書室も活用し、開かれた公民館にしている。また、地域の歴史や写真も紹介し、新しい人には新しい発見、前から居る方にはなつかしいと思えるような事業を行いたい。

(会長)
対象を、こどもだけから「親子」へと変更することはよいことで、それに「高齢者」が加わる講座を行うとさらによいと思う。また、職場体験や地域の歴史、写真を紹介するなど、今の時代にあった形で考えられている。

(香焼公民館長説明)
香焼公民館では、毎年「蛍を見に行こう」講座を行っている。3割が小学生を中心とした親子づれで、残りの7割が毎年同じ顔ぶれの中高年である。蛍は夜の静かなときに観察であり、今回はこの「蛍を見に行こう」講座に加えて、新たに「川の生きものを調べよう!」講座を企画した。これは、蛍を育てているグループが講師となって行った講座であり、中高年生、子どもなど多世代交流ができた。台風で延期したことの影響で参加者が減ったことが残念だった。最後に「夏休み子ども講座 木工作教室」についてであるが、材料や道具の数、講師の先生が教えることができる数などで定員は20人としている。チラシを近隣の学校へ、学校の先生を通じて配っており、申込みは好調である。

(会長)
学校とのつながりは大事にするとよい。また、自然が豊かな場所はよいものである。

(三和、蚊焼地区、川原地区、為石地区公民館長説明)
三和公民館について、三和公民館では夏休み子ども講座は行っていない。春の講座のみ掲載している。夏休み子ども講座は、子どもたちの居住に近いところの地区公民館、蚊焼、川原、為石地区公民館で行っているため、実施していない。三和公民館で行っている健康体操講座については、毎週水曜日に7回連続講座で、平成25年度から実施している。定員50人に対して、91人の応募があり、体育館を使用しているが、スペースに余力があり、講師の先生と相談の上、91人全員参加とした。参加者の構成であるが、50歳代が8人、残りは60歳代~80歳代であり、男性が7人で、残りは女性となっている。7回で500人程度の参加であり、出席率は78%とあまりよくなく、新規も2~3割程度で、リピーターが多い。同じ人ばかりであれば、自主講座へ移行してもよいと思っている。

(会長)
年代、世代などで同じ方が集中する課題があるようだが、それぞれの公民館でアイディアを意見交換して、いい方向に進めて行ってほしい。


(野母崎文化センター所長説明)
夏休み講座の「天体観測会」について説明を行う。8月7日の台風の直前に講座を行い、保護者同伴で小学生20名が集まった。なお、場所は恐竜博物館ができる予定の野母崎総合運動公園で実施し、14回ほど連続して実施している。きれいな星座や人工衛星がみられるため、受講者からは好評である。今後は、まちなかの人にも参加してもらいたい。また、天候に左右されるため、台風などを考えながら日程を決める必要がある。

(会長)
天候の問題は、年々難しくなっている。ただ、このような企画があるのはよいことだ。

(琴海文化センター所長説明)
資料の載せてある講座は、「3世代(親・子・孫)で健康になる秘訣」と「夏休み子ども講座」であるが、本日説明するのは、夏休み子ども講座の「ダンス」、「琴」、「ギター」、「料理教室」についてである。対象は、小学校3年生以上で、料理教室のみ親子同伴である。周知方法であるが、学校と連携し、小学校にプリントを配り、学校でとりまとめてもらっている。趣味を広げることや子ども達の交流などを目的としている。なかなか定員に達していない、ギター講座などは平日午前中3日連続で行ったのも受講者が少ない要因なのかもしれない。また、琴海地区は北から南まで15kmあり、バスに乗ってきている児童もおり、よい経験になるとの意見もあれば、バスに乗ることが心配であるとの意見もあり、賛否が分かれている。

(会長)
「3世代(親・子・孫)で健康になる秘訣」講座について、講座が作られていく過程を知りたかったが、残り時間が少ないため、次回の公民館運営審議会で聞きたいと思う。

【議題2 被爆75周年に向けての公民館講座等の企画について】
(会長)
続いて、議題2の「被爆75周年に向けての公民館講座等の企画について」に移る。原爆や平和について、各委員からのアイディアや意見を聞きたい。

(委員)
私の地区、城山は原爆の被災地で、地域を子どもたちといっしょに回っている。また、学校や地域では原爆を取り入れた講義などをやっている。

(委員)
私は戦後生まれで、平和が当たり前になっており、平和だから他の自然災害などに目がいってしまう。原爆祈念日ごろにのみ、平和について考えてしまっている。


(委員)
私の地域では、平和祈念像のミニチュアや式典に使う聖水の場所が2ヵ所ある。小学校では、そういった場所を回って勉強しているようだが、大人や地域がまじって平和学習を勉強していく必要があるのではないか。今、社会も問題が多くなっているため、平和について真剣に考えないといけないのではないだろうか。

(会長)
今、一番の問題は記憶が薄れていくことだと思う。地域のなかで、何だか分からないが、これは原爆についてのものと思われるものは、来年が区切りなので、今掘り起こしておいた方がよいと思う。

(委員)
小・中学校に関しては、8月9日が登校日であり平和学習をしているが、公民館との連携や関わりについてのよい参考として、香焼公民館の平和祈念集会について知りたい。

(館長)
今年度までは、香焼公民館には350席のホールがあり、酷暑対策の設備や音響と照明があるため、場所の提供というかたちで、学校の先生起点で平和祈念集会を実施している。ただ、次年度は、学校の先生起点だけでなく、PTA、保護者、地域の人たちも入れて被爆の実相なども学ぶ拡大版にして行いたいと思っている。

(委員)
私の娘は、県外から城山小学校に転校してきたが、城山小学校に転入後に平和・原爆について勉強するようになった。ピースナビを行ったり、修学旅行生に対しての平和学習の発表、紙芝居や毎日折鶴を作ったり、献花も定期的に行っていた。また、地域で嘉代子桜の見守りも行っている。このような活動を今後も引き続き行っていく必要があると思う。

(会長)
次回の公民館運営審議会で、再度、各公民館が来年の被爆75周年に向けてのどのようなものを考えているか聞きたい。

【議題3 その他】
(会長)
「報告1 優良公民館(文部科学省)について」、順位1位、2位と公民館があがっているので、目を通しておいてほしい。
また、「報告2 長崎市北公民館の指定管理について」も経過報告が載っているので、見ておいてほしい。個人的には、開館時間が拡大することはよいことである。
なお、何か意見などがあれば、事務局へ連絡してほしい。

(課長)
報告事項として、公民館等での「受動喫煙対策」について、「健康増進法の一部を改正する法律」において、公民館は第二種施設に分類され喫煙可能室のみ喫煙可となり、原則禁煙にはしていないが、利用者などの受動喫煙対策が十分にできないため、各公民館で周知期間を取ったあと、原則禁煙とする。
また、公民館まつりの現時点での日程を配っているので、足を運んでほしい。

(事務局)
本日の審議会は以上です。ありがとうございました。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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