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第1回 長崎市の鳥選定審査会

更新日:2020年1月14日 ページID:033943

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

総務部 総務課

会議名

第1回 長崎市の鳥選定審査会

日時

平成30年10月2日(火曜日) 14時00分~15時30分

場所

長崎市役所本館地下1階 議会第4会議室

議題

長崎市の鳥の選定方法等について

審議結果

1 挨拶

~事務局からの説明~

2 会長及び副会長の選任

○事務局

 まず、会長の選任についてだが、会長は、審査会規則により「委員の互選により定める」こととなっていることから、委員の皆様による協議をお願いしたい。

●委員

 会長として姫野委員を推薦したいと思う。

●委員

 異議なし。

○事務局

 続いて、副会長の選任を行う。

副会長についても、審査会規則により「委員の互選により定める」こととなっているので、委員の皆様による協議をお願いしたいと思う。

●会長

 副会長として、山口委員を推薦したい。

●委員

 異議なし。

○事務局

 長崎市においては、基準及び要領などの規定により、附属機関の会議は公開で行うことが原則となっているので、当審査会についても、公開で開催することとして良いか。

●委員

 異議なし。

○事務局

 当審査会では委員の自由な意見をいただきたいと考えているので、会議録について委員の方の名前は「委員」とだけ表記する形とし、内容については要点筆記にて作成して良いか。

●委員

 異議なし。

3 長崎市の鳥制定の目的・背景

  ~事務局からの説明~

4 長崎市の鳥選定に関する概要

  ~事務局からの説明~

5 長崎市の鳥の選定に向けた今後のスケジュールについて

  ~事務局からの説明~

●会長

 平成31年度のイベントで発表したいということだが、そのイベントはいつごろを予定しているか。

○事務局

 市制施行130周年記念事業の日程について、長崎市は4月1日に市民表彰式を毎年行っているので、その中で発表するのもありと思っている。

●委員

 第2回の議題に意見聴取スケジュールを決めるということだが、今想定されている意見聴取期間では短いのではないか。

○事務局

 意見聴取の期間も含めて、審査会の中で協議していただきたい。

6 長崎市の鳥の選定方法について

  ~事務局からの説明~

●会長

 今回の議論は、事務局の選定方法案に沿った形で行うか、それとも自由に行うかのどちらかと思うが、今回は案に沿った形で進行を進める形でよいか。

●委員一同

 異議なし。

●会長

 まずは、「1候補の選定」について、案では3通り示されており、アが「審査会で候補を選定する方法」、イが「これまでに実施している市民アンケート等の結果をもとに選定する方法」、ウが「候補を選択しない」。方法としては、市民アンケート結果をもとに、審査会で審議して候補を決めるアとイの合体型というのもありかもしれない。

●委員

 アとイの合体型の方法がいいのではないかと思う。イのアンケート結果だけをもとにしてしまった場合には、長崎特有の鳥などが候補に入らないことになってしまうと思う。

●姫野会長

 鳥を決めなくてもいいという意見をどこまで拾うのかという部分が気になるところである。

●委員

 これまでに行った市民アンケートではどのような問いかけ方をしたのか。結果だけを見ると制定することに市民の反応が良くないと思うが、どのような問いかけをしたのか教えてもらいたい。

○事務局

 市民意識調査の問いかけ方は資料に記載しているとおりで、制定する必要性などを十分に説明することが足りてなかったと思うのと問いかけの仕方もよくなかったと深く反省している。

●委員

 よく説明をしたうえでこの結果であれば問題だが、この聞き方では、このような結果になっても仕方がないと思う。

●会長

 これまでの市民アンケートでは市の鳥を制定する必要性が伝わっていないため、今回市民調査を行う場合には、必要性をしっかりと説明する必要があると思う。

 これまでの流れから、市民意見聴取をやらないということにはならないと思う。

●委員

 過去のアンケートの結果を見ると、市の鳥を制定する必要はないと答えた数値が多いのが気になる。まずは、制定する理由を説明しなければならないと思う。

○事務局

 制定する必要性を十分に説明したうえで今後のアンケートを取っていきたいと思う。

●委員

 アンケートの取り方は、全市民を対象にパソコンやSNSを使いきれない人がいることも考え、地域センターや広報ながさきなどを活用して、様々な手法で行う方が良いのではないか。

●会長

 なぜ制定する必要があるのかということを説明することが大事になってくると思う。説明については資料の1ページにあるとおり、市制130周年記念として行い、「長崎市に対する愛着をより一層深める」、「ふるさと長崎を愛する心の醸成」、「市の新たなシンボルとなる」ということで決めたいと市民に説明した時にどう思うかだと思う。

●委員

 市から今のような説明をしても、そこから長崎への愛着につながるのかは個人的には難しいのではないかと思う。市のシンボルとしての効果は、いろんなやり方でできるとは思うが、そこを長崎市民が長崎に対する愛着などにつなげていけるかというのは、作りこんだストーリーのようなものが必要ではないかと思う。

●委員

 市民意見聴取を行うときは周知が大事になってくるため、長崎市が行うイベント、地区のふれあいセンターなど、一般市民の目に触れるところで情報を宣伝し、市民全体が市の鳥を決めるということを共有できるような仕組みを作ってもらいたい。

●委員

 今のような話からも、意見聴取期間が1か月というのはあまりにも短いと思う。市民に伝えるためには、いろんな手法を使わないといけない中で、1か月の期間では足りないと思うのと、発表が4月というのが早すぎるのではないかと思う。

●委員

 ふるさと長崎を愛する心の醸成などは言葉として必要なのかもしれないが、若者に言ってもあまり響かないと思う。それよりも、市のシンボルを決めよう、マスコットを決めようというようにイベントのような形でやれば乗ってくる人もいるのではないかと思う。また、鳥を決めるだけで終わりではなく、平成31年度にかけてシンボルマークの作成等の活用についても検討していくことまで説明をしたら、投票しようかという動きが出てくるのではないかと期待している。

●会長

 市民が自分の頭で考えて選ぶという手法もあるが、まずはどのような鳥が良いかというところがスタートになると思う。

●委員

 長崎市は鳥を選定することのメリットはどのようなことを考えているのか。

○事務局

 鳥に限ったことではないが、市のシンボルである「あじさい」は、様々なところで使われたり、祭りの名前にもなるなど、市民の皆さんの中に一定定着して、あじさいといえば長崎という印象も与えられていると思っている。また、その他のツールが何かないかと考えたときに、他都市の制定状況なども鑑みる限り、花鳥風月ではないが、長崎市では既に花と木を定めていて、この流れとしても次は鳥という形になり、この鳥を起爆剤にイベントであったり、何かの名前になったりなど都市として盛り上がってくるのではないかと思っている。

 また、制定した後にキャラクターなども作った場合に、他の都市から人を呼び込むツールになる可能性もあるなど、いろいろな活用の可能性を持っているのではないかと思っている。

 現在、長崎県では「がんばくん」と「らんばちゃん」が県のキャラクターとして活用されており、今後選ぶ鳥によっては、このようなキャラクター化することが難しい鳥もいるかもしれないが、長崎市としては、市民の皆様に行政を身近に感じていただく1つのツールとして繫げられないのかという気持ちもある。

●委員

 行政を身近に感じてもらいたいというのは、長崎市民に対してのものか。

○事務局

 結果的に観光的な面にもつながればいいとは思うが、ベースにあるのは「市民の皆さんにシンボルとして認識してもらいたい」、「行政を身近に感じてもらいたい」ということである。

●会長

 議論を続けていく中で、まず長崎市の鳥を決めるということはどういうことを考えていけばいいのか。

●委員

 これまでのアンケート結果は、何も知らない状態で市民が回答を行い、知っている鳥がそのまま出たという印象を持っている。

 九州や長崎県などの範囲でいけば特徴付けできる鳥もいるが、長崎市となると地域が狭いため、ここにしかいない鳥ということであれば丹頂鶴とかアホウドリなどというのは難しいのではないかと思っている。ただ、長崎市が海に面しているということ、すぐに浦上川があって山に囲まれてるといった地形的にも面白い場所でもあるため、アンケートには出てきていないがイソヒヨドリというのはよく見られる鳥で他の地域では意外といないこと、港湾につなげてカモメというのも1つの選択肢になると思う。

 他にも、歴史的や民族的に繋がりのある鳥でもいいのではないかと思うので、審査会で候補をあげるのであれば、市民の皆さんが気づいていない鳥も入れて説明するのも良いのではないかと思う。

●会長

 近代的なところから見ると、鶴は折鶴が長崎市のき章のモチーフにもされている。しかし、鶴は長崎の港が鶴の港とも言われおり、古写真等で見ると鶴の形をしている。他にも長崎県の「N」のシンボルマークはハトである。

 これまで出た話のように、長崎市に既にいる鳥という視点と、平和都市などのシンボルとしての視点とがあると思う。

●委員

 自分の所属する団体の集まりで、市の鳥について話をした時に、長崎市にずっといる鳥はいないという意見、作っただけではなくそのあとの活用にも繫げないといけないという意見、長崎にずっと定着している鳥はいないのだから、平和と歴史のようにつなげれるものと関連のある鳥を選ぶのも良いのではないかという意見があった。

●委員

 鶴は、生態学的にも渡りの時期に鶴が通過していて、稲佐山の上も通り、野母崎の方では鶴を目当てとした野鳥観察も行われており、有名な場所である。そういう意味では、長崎市の中に実際に野生の鶴もいて、それを熱心に見ている野鳥愛好家もいるという事実もあり、歴史的にも現在存在しているという意味でもありと思う。

●委員

 中核市、県庁所在地、県内市町には「鶴」として市の鳥に制定しているところはない。

●委員

 鶴という話が出たが、鶴の中でも「折鶴」という選択肢も良いのではないかと思う。

●会長

 おさらいにもなるが、「鶴」は、平和の象徴として始まった経緯があり、今でも、長崎と広島でたくさんの折鶴が届けられ、ストーリー性の面から見てもよいと思う。

 それに対してハトは、通常ハトといえば野鳩のようなものが連想される。一方シラバトは突然変異のような形で色が変わったもので、それが市の鳥としてふさわしいのかという部分も検討しなければいけないと思う。

●委員

 私はイソヒヨドリが一押しと思う。イソヒヨドリは、ほぼ灰色だが、見る角度によっては青く見えるため、幸せの青い鳥と呼ばれているうえに、鳴き声もきれいなので良いと思うが、やはり長崎市のシンボルとしてはハトなのかなと思う部分もあり、広島もまだ制定していないので、やはりハトと思う。

●委員

 鳥の印象として情報提供だが、ハトや、トンビは市民に良い印象があるとも限らない。また、今は鳥インフルエンザが話題になることがあり、カモやハクチョウなどはよくない意味でニュースに取り上げられる可能性があるので、その辺は気を使った方が良いかもしれない。

●会長

 それぞれに一長一短がある。

 本日の委員会としては、選定方法案に沿いながら意見を出し、次回に向けてそれを集約して次回に決めるという方向だと思う。

 今は、意見聴取の仕方と鳥に関して議論を進めて、意見聴取の前では、キャンペーンのところでストーリーを作り、市民に訴え、その市民の参加の中で鳥を決めていくべきではないかということだと思う。

 また、最後の最終的な選定方法だが、意見聴取の結果のみをもって決定するか、上位の鳥のうちから審査会で選定するのかがあるが、候補を絞れば上位に絞る必要はないと思うため、その取扱いをどうするか。

●委員

 情報がしっかりと伝わらない可能性がある中で、数が多いだけで選ばられるのはどうかと思う。そのため、聴取結果を参考にしながら、選定理由を勘案し、決めるという方法が良いのではないか。

●委員

 市民の意見は非常に大切だと思うため、広く意見を聴くべきだと思う。最終的には、今後の進め方も含め、この場で審議させていただきく方が良いと思う。

●委員

 意見聴取の結果を基に審査会で決定する方法が良いと思う。

●委員

 意見聴取の対象者はどのようにするのが良いか。

●委員

 今後のことを考えていく中で、子供たちの意見も聞いてもらいたい。子供たちは、折鶴などで連想される平和学習も積極的に行っているので、大人と違う動きがあるかもしれない。

●委員

 意見聴取の対象として幼稚園児はどうか。

●委員

 小中学生については、直接アンケートに答えることができると思うが、幼稚園児などはそのアイデアを親が回答するという形でしてもらうのが良いのではないか。

●会長

 意見聴取ではストーリーも説明するので、内容によっては誘導になってしまう恐れがある。

そのため、何を意見聴取するか決めないといけないと思う。

 最後になるが、何かあるか。

●委員

 何のために長崎市の鳥を作るのかという部分で、郷土愛を作るという部分が大きくなってくると思うが、それを作るうえでは2種類の方法しかないと思う。

 1つは、もともと市民が知っている鳥をみんなで再認識しようとするもの。

 2つは、みんなが知らないものを教えて、長崎に今ある資源を活かして広げていく

という2種類だと思う。

 そういう切り口を決めていかないと議論が迷走してしまうと思う。

●会長

 今の論点が、説明の所でどうするかというのに繋がってくると思う。

 政策的にはどうか。

○事務局

 どちらかというより両方あると思う。

●会長

 両方選んだ都市もあったはず。2つ選ぶことも可能か。

○事務局

 考え方としてはあると思うが、親しみという部分で考えると薄まると思う。

 ここで議論をしていくと2つにたどり着くと思うが、最終的に2つになると愛着という部分で弱いのではないかと思われる。

●会長

 やはり、最後の最後は市民のマジョリティ(多数決)という選択もあるのか。

○事務局

 シンボルとしての鳥と、生息している鳥を候補として出し、その中からどれが良いかという選び方もあって良いのではないかと考えている。そこは、理由をきっちり整理しないといけないという部分がある。

●委員

 意見を聴く前に、理由をしっかり整理して周知する必要があると思う。そういう意味で、幼稚園児は理解する部分が難しいと思うため、そこで考えてもらえる年齢層からがいいと思う。

●会長

 次回、本日の候補に挙げられたものを作文してみる必要があると思う。

 根拠理由として、市民に理解してもらえる文書にする必要があると思う。

●委員

 文書にするもととなる鳥については、今までのアンケートに出てきたものか、いくらかに絞られるのかなと思うが、そのあたりになるのか。

●会長

 さっきから話題になっているのは、ハト、鶴、イソヒヨドリの3つであったが、アンケートの結果からはメジロ、トンビ他のものも含めて、その選択を審査会としてどうするかだと思う。

●委員

 審査会から理由をつけて候補を示し、候補を示す部分とその候補に載っていなければ、市民の方から鳥とその理由について新しく出してもらうのも良いのではないか。特に子供の意見は大人が気づかないこともある。

●委員

 これまで何度もアンケートをしているので、最初から何かないか。という聞き方はする必要がないと思う。審査会で絞り、理由をつけて5択くらいに絞って良いのではないか。

●会長

 3~4種の鳥について審査会で候補を選び、推薦文を作成し、理由を含めどれを選ぶかという形で選んでもらい、その選択肢の中に選びたい鳥がいない場合のために、その他の選択肢をおいて、理由を含めて記載できるようにしておくというのでどうか。

●委員

 その他の選択肢を設けることで、市民の人に考えるということをしてもらえると思う。考えることで、より市の鳥に興味を持ってもらうことにつながると思う。

●会長

 まとめとしては、

 候補の選択については、市民アンケートの結果を参考に候補選択する。

 意見聴取の仕方は、選択した候補の中から行う。

 市民意見聴取の方法はすべてを採用し、その他にも地域センターやふれあいセンター、イベントなどで周知を行う。

 意見聴取の対象については、小学生以上を対象とする。

 最終の選定方法については、アンケート結果で選ばれた鳥のうちから選定理由を考慮し、審査会で決定する。

 このような形でよいか。

●委員一同

 異議なし。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

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