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令和元年度第1回 長崎市安全・安心まちづくり推進協議会

更新日:2019年12月26日 ページID:033898

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

市民生活部 自治振興課

会議名

令和元年度第1回 長崎市安全・安心まちづくり推進協議会

日時

令和元年11月22日(金曜日) 10時00分~

場所

長崎市男女共同参画推進センター アマランス研修室1及び2

議題

(1)会長の選任及び職務代理者の指名
(2)第3次長崎市安全・安心まちづくり行動計画の説明及び平成30年度における実施状況について
(3)犯罪被害者等支援条例について

審議結果

1 開会
○委員が過半数出席していることから、条例に則り、会議が成立していることを報告

2 辞令交付

3 市民生活部長挨拶

4 委員紹介

5 最近の犯罪状況について
【長崎県警察本部生活安全企画課】
○最近の犯罪状況について説明

6 議題
(1) 会長の互選及び職務代理者の指名について
○会長決定
○職務代理者決定

(2) 第3次長崎市安全・安心まちづくり行動計画及び平成30年度の実施状況報告

【事務局】
○第3次長崎市安全・安心まちづくり行動計画の概要について説明
○行動計画に基づき、平成30年度に実施された取組みのうち、主なものについて説明

【委員】
青色回転灯防犯パトロール(以下、「青パト」という。)の活動団体数が24団体から19団体に減ったのはなぜか。

【事務局】
令和2年度までの目標を24団体に設定しており、平成30年度の実績として19団体が活動している状況である。平成30年度は1団体の解散と新規発足があった。今年度は1団体増加している。
解散した理由としては、人員の確保が困難なことや隊員の高齢化が要因として挙げられる。
なお、平成30年度は自治会に対して、青パトの周知文書を発送し、新規団体の発足を促している。

【委員】
二点ほどお聞きしたい。
一つ目は、障害者に対する虐待件数を分かる範囲で教えてほしい。
二つ目は、外国人観光客が無理な道路横断を行っている場面を見かけるが、そういった方々に対する交通安全対策はどうしているのか。

【障害福祉課】
障害者に対する虐待件数については、障害者虐待防止相談窓口での相談受付件数は15件であったが、そのうち2件は虐待と思われるものであった。
施設の方が虐待と思われることを行っていた事例もあり、それについては、事業主も含めて話を行い、解決している。

【自治振興課】
外国人観光客に対する交通安全対策については、外国人に特化した具体的対策は講じていないが、観光部署に確認し、現状の把握等に努めたい。

【委員】
子どもを守るネットワークについて、学校によっては中学校関係者が構成員に入っていないところもあるようだ。
実態調査を行ったうえで、小中学校の連携を図ることが必要ではないか。

【こどもみらい課】
地域によっては小中学校が連携し、地域における防犯パトロールを行っているが、年に1回開催している子どもを守るネットワークの代表者会議において、小中学校の連携について説明を行うとともに、行政として地域の団体や警察などとも連携を図りながら周知に努めたい。

【委員】
私の地域では、案内等を送る場合には、中学校にも送るようにしている。
青色回転灯防犯パトロール団体や少年補導委員は、長崎市が委嘱するのか。
県が委嘱した青色回転灯防犯パトロール団体もいると思うが、両方併せて19団体なのか。

【事務局】
青色回転灯防犯パトロール団体は、市が委嘱したものではなく、警察から許可を受けた団体であり、長崎市はこれらの団体に補助金を交付するなどの支援を行っている。19団体は、長崎市内において活動している団体である。

【こどもみらい課】
少年補導委員は、各中学校区において地域の方から推薦をいただき、市が委嘱している。
中学校の先生や大型店舗の方などにもなっていただいており、全部で259名が活動されている。

【委員】
重度の自閉症の方や幻聴がひどい方などが大きな声で道を歩いている場合に通報される事例など、まだまだ障害について理解が進んでいないと感じることがある。
認知症高齢者への支援だけではなく、地域で生活する精神障害者の方に対する支援も進めてほしい。

【障害福祉課】
精神障害者の方に対しては、就労支援や継続支援など、施設中心の生活から地域社会中心の生活となるような取組みを行っている。委員がおっしゃられたような事案も懸念されることから、高齢者だけではなく精神障害者の方に対する支援について、関係課と協議していく。

【委員】
この行動計画では、安全の定義から防災を外しているが、自分は防災と防犯は表裏一体だと考えている。
いくつか意見を述べるが、まず、地域における安全として、街路樹が伸びてきて危ない場合や街路灯が切れている場合、自治会で申請を行っているが、ワンストップ窓口による対応をお願いしたい。
次に、通学路については、地域ごとに点検を行っているようだが、その結果が分からず、地域にフィードバックが行われていないように感じている。近隣住人に結果を知らせてほしい。
また、子どもに対する虐待について、カウンセラーを配置し、話を聞いているようだが、子どもの内面はなかなか表に出にくい。この問題については、今後も掘り下げていく必要がある。
最後に、特殊詐欺の被害について、若者の被害は今後も増加していくものと危惧している。背景としてスマートフォンの普及があると思う。以前、県警本部においてスマートフォンの扱いに関する講習に参加したが、今後、このような取り組みに力を入れて取り組んでいく必要がある。

【学校教育課】
通学路点検の結果については、今後、地域にもフィードバックするよう学校に対して指導していく。
次に、子どもに対する虐待に関しては、小・中学生ともに教職員が悩みや相談に親身に対応していると感じている割合を成果指標としているが、発達段階の違いなどにより、目標値については小学生よりも中学生が低い。これを補うため、また、言葉では伝えることができない生徒もいるため、月に1回生活アンケートを行い、それをもとに先生から子どもたちに声かけする機会をつくり、積極的に困りごとを聞いて対応している。
また、日頃から子どもたちにあざなどないか観察しながら、何かあった際には児童相談所などに相談するといった対応をとっている。
最後にスマートフォンの問題については、PTA連合会も一緒になって取り組んでおり、本年度については長崎県の教育委員会が作成したSNSの利用に関する冊子を用い、全ての学校にて指導を行った。

【会長】
通学路に関しては、報道などを見ていると、児童の列に車が突っ込む事故が月に1回程度起きているようで、非常に重要な問題だと感じる。
またSNSについても、いじめの問題も絡むため、重要な問題である。

【長崎県警察本部生活安全企画課】
特殊詐欺に関しては、警察でもあらゆる機会を通じて講話を行っている。
また、高校生が加害者になったという事件が発生したということで、至急、県の教育委員会と連携をとり、加害者にならないための啓発チラシを作成し、県内全ての高校に配布するとともに、高校の先生方が集まる会議に出席し講話を行った。更に、最近では多くの若者の目に留まるように、ココウォーク前の大型電子掲示板において、特殊詐欺被害防止の啓発動画を流している。
いただいたご意見をもとに、引き続き特殊詐欺被害の防止に努めていく。

【地域整備1課】
街路灯については、分かりにくいが、道路にあるのが街路灯であり、国道・県道・市道のそれぞれの道路管理者が設置及び管理している。また、公園にも灯りがあるが、同様に公園の管理者が設置している。
現在、市民の方からの道路や街灯に関する相談は、各総合事務所や地域センターにおいて受け付けており、どちらでもよいので最寄りの窓口に来ていただければ対応させていただく。

【委員】
総合事務所は、本庁にあるのか。

【地域整備1課】
中央総合事務所は本庁にあるが、それ以外は、北と東と南に総合事務所がある。
一番分かりやすい地域センターにご連絡いただければ対応させていただく。

(3) 犯罪被害者等支援条例について
【事務局】
○犯罪被害者等が抱える様々な問題についての理解が十分でない状況にあることから、長崎市においても、犯罪被害者等支援条例の制定について前向きに検討したいと考えていることや現在の長崎市における犯罪被害者等への支援状況について説明

【委員】
○長崎県犯罪被害者等支援条例の概要について宮﨑委員より説明

【委員】
対象となる地域や人は条例で定められているのか。例えば、長崎県民が県外で犯罪被害にあった場合には、この条例の対象となるのか。

【委員】
被害者の範囲については広く対応したいと考えており、例えば、県外で犯罪被害にあった方が長崎に帰ってきて住む場所に困り、県営住宅の相談に来られた場合などにも対応していきたいと考えている。基本的には長崎県民や長崎に来て犯罪被害にあった方々などが主な対象になると考えているが、関係するようであれば相談に応じ、可能な限り、必要な支援を行っていきたい。

【会長】
補足として、全国被害者支援ネットワークがあり、連携がとられているようだ。

7 その他
【委員】
自分の住む地域では、住宅街中心の公園での猪の目撃情報があり、子どもが遊んでいるため、とても危険だと感じている。何とかならないか。

【事務局】
水産農林部で有害鳥獣対策を行っているので、いただいた意見を事務局から所管課に伝え、委員へ連絡するようにする。

【委員】
先ほど別の委員が、地域には精神障害者も含め様々な人がいることについて触れられたが、防犯に限らず、どんな人でもわかるように色分けしたピクトグラムや案内、標示などを検討してほしい。
また、可能であれば書類には振り仮名もふってほしい。

【事務局】
案内や標示に限らず、資料などについても、ユニバーサルデザインの考え方を十分尊重しなければならないと考えている。しかしながら、掲示板等についてはまだまだ不十分なところもあり、特に色覚障害者の方々においては、色が区別しにくいという意見もいただいているため、改善を図っているところである。今後も庁内全体で対応していきたい。
また、振り仮名についても可能な範囲で対応したい。

【会長】
今の意見については非常に大事な問題だと思う。長崎に来られる外国人の方も増えてきているところなので、そういったことも含めて考えていただければと思う。

【事務局】
○次回の開催日は、後日改めて調整する旨を説明し、終了

8 閉会

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電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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