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令和元年度第1回 長崎市社会教育委員会議

更新日:2019年11月29日 ページID:033800

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

教育委員会 教育総務部 生涯学習課

会議名

令和元年度第1回 長崎市社会教育委員会議

日時

令和元年10月10日(木曜日) 10時00分~12時00分

場所

長崎市市民会館2階 第1会議室

議題

だれもが生涯を通じていきいきと学べる社会をめざして

審議結果

1 開会
2 辞令交付 今期改選者2名に辞令書を交付
3 教育長あいさつ
4 委員紹介
5 関係所属職員紹介
6 議事

    議題1 だれもが生涯を通じていきいきと学べる社会をめざして
(1) ねらい
長崎市では住みよいまちづくりのために、市民が主体的にまちづくりに関わることをねらった多くの施策が展開されており、その施策を後押しするために、社会教育の側面からどのような関わり合いができるのかを検討する。
(2) 前年度のふりかえり
「一人ひとりの『学習に向かう姿勢や意欲』の向上」について
「様々な人や団体が、連携・協働できる場づくり」について
昨年度の協議内容から、まずは「知る」こと、学びに向かうことが大切であり、その中で人とのつながりが生まれ、次のステップである「もの」や「こと」、さらには新たな人との出会いにつながっていくということ。これは社会教育のもつ教育的機能であり、同時に、普段の生活の中では意識的にそういった活動を行っているということが市民にとってやや難しく感じられたり、とらえにくいものであったりしているため、社会教育の活動状況があまり見えないという現状になっていると考えられる。
(3) わかりやすい社会教育をめざして
(4) 市民意識調査の設問について
(5) 第5次長崎市総合計画(社会教育分野)の策定に向けて
◯市民意識調査の設問について目標値等が示されているが、例えばテーマをもって学習活動に取り組んでいる市民の割合の目標が43%で実際36.8%となっているが、個人的には高いなぁと思っている。この意識調査の対象者というのは、いったいどういう市民に実施されているのか、その対象者の年齢とか、もしわかるのであれば、教えていただきたい。
◯市民意識調査の実施概要について、長崎市在住の18歳以上の市民2000人を無作為に抽出し、郵送等で回答していただいている。毎年、対象者が変わるため実績値も変動するので、おおまかな意識を判断する材料の調査になっていると思う。
◯無作為というのは、世論調査やサンプリングではものすごく偏る可能性があるので、最低でも男女の割合は考慮されているかと思う。一般的に世論調査というと、年齢と居住地も含めてサンプリングをするというのが普通だと思う。
◯「長崎市は好きか嫌いか」という質問で、私は「好き」と答えたのですが、人口流出はすごく増えている。聞き方からすると、答えを誘導するような流れがあることに疑問を感じた。そのやり方については考えるべきではないかと思っている。
◯質問の仕方とか、改善が必要な部分があるかなと思うが、ひとまず、得られたデータをどんなふうに活用していくかということを考えていくと「ほとんど取り組んでいない」という回答をしている方の詳細な内訳というのが、手掛かりになるのかなと思う。例えば年齢との関連で検討すると、どの年齢層がほとんど取り組んでいない方が多いのか、男性と女性で違いがあるのか。もしそういうことが分かるようでしたら、教えていただきたい。また、他の課の作成された質問の中で関連付けて検討すると見えてきそうな点とか、他の設問との関連ということも考えて、今後の施策を考えていく手掛かりにしたらいいと思う。
◯利用者数について、各地域にある自治会の集会所などは対象に入っているのか。
◯自治会の施設と生涯学習課の公民館的な施設というのは、もともとの設置目的は違うけれども、実際は、内容的に重複しているところが多く、そういうのもフォローすると、おそらく数字的に数パーセントは変わってくると思う。広い意味での生涯学習といった視点で考えると、学びを通じた仲間づくりであり、自治会の施設を使っての地域づくりになっているといえるのではないだろうか。
◯意識調査の結果では36.8%が何らかの学習活動に毎日、また、年に数回ほど取り組んでいるが、61.1%はほとんど取り組んでいないとなっている。そういう方たちに対し、どのように行政がかかわっていくのかということが大事ではないだろうか。
◯6割の市民の皆様への働きかけですが、公民館や科学館など、高齢者の利用やリピーターが多い。そこで、今まで足を運んでくださってなかった、そういう機会がなかった方々にどうアプローチするかということについて、各施設長も一緒になって考えていく必要があると思っている。そこに対するアプローチも含めて、今回、協議をお願いしたいと考え、わかりやすい社会教育、カジュアルな社会教育ということについて委員の皆さんからもご意見をいただきたい。
◯東公民館では、ギャンブル依存症の方々の自助グループの活動がある。また、生活福祉課の事業で学習支援機能というものを行っている。生活保護世帯の小学生、中学生が対象になっており、夕方5時ぐらいから7時ぐらいまで、公民館の部屋で学習支援、自習活動を大人の方々が支援しながら、勉強をされている。だいたい1回今15人ぐらい、参加されている。そういった子どもたちも公民館に来るきっかけができて、図書室の利用だとか他の子ども講座への参加とか、そういう風につながればいいと考えている。
◯調査対象者へのアプローチの仕方も含めて、データを細分化してどう生かすかということを考えていただきたい。我々の世代は、60%70%の人たちが市民会館や公民館などそういったところを利用しており、そのうち女性であれば、もっと高い数値になるかもしれません。現役で働いている方は、現実的に難しい面もあると思うので、その辺も踏まえたデータの使い方というのをぜひ行政の方には考えていただきたい。
◯生涯学習的な自ら学ぶっていうのは、仕事を卒業した人、あるいは家庭の主婦の皆さん達が、子育てが一段落して、自ら学ぶっていう人の割合の方がはるかに多いと思う。それをどう支援するかということと、場所についても若い人でもそういう機会、仕事以外のいろんな機会に接するといった情報提供をする、それは並行して必要だと思う。生涯学習課の管轄だと公民館といわゆるそれに類似する文化センターであるが、自治会の施設も人が集まって何かを学んだり、踊ったり、運動したりするのに使われてるところがいっぱいあるし、福祉施設も地区ごとに設置されている。そのあたりをトータルに考えると、市民意識調査の数字はおそらくもっと上がるんじゃないかなという気がする。
◯確かにリタイアされて、自分の生活をエンジョイできる方と、一生懸命、子育てに追われながら働いている方とのデータは違って当たり前であり、また18才以上を対象にしているということなので、学生さんも含めいろんな方がいらっしゃる。この調査対象の範囲に関しては、行政の方にお任せすることとして、この会議の意見としては、この数値をどのように判断していくか、活用の仕方を少し考えてほしいと思う。
次に、どうしたらわかりやすい社会教育ということを進めていくことができるのかということを、もっとカジュアルな感じで、取り組んだり広げたりとか、そのためにはどういった方法があるのかということについて、を具体的な活動をされている委員から、実践を交えながらお話を聞かせいただきたい。
◯民生委員児童委員をやっており、家庭内で色々な困ったことがあったりとか、ご近所同士でトラブルがあったりとかその方たちから、少しずつ話を聞くことで、顔が柔らかくなり、話せる状況になり、少しずつふれあいセンターで面白い講座があるとか、東公民館とかすごくたくさんあって、抽選で入らないといけないぐらいの講座もたくさんあります。最終的には、そこに参加していくのかなと思いますけど、まだまだです。他の委員さんの意見もいただきたいなと思います。前回の会議の時にそれぞれのみなさんが、自分の地域とかグループでやってることを話していただいた。私たち自身も、長崎市は広いから、こんな方がこんな活動をしているのかという話が聞けて有意義だった。
◯生涯学習と社会教育のイコールの面と違いの面というのは何ですか。文部省の名称自体が、生涯学習に変わって、生涯学習というと今のサンプルは18歳以上ですが、その対象として今はもう65歳以上の人口が義務教育の15才以下の倍の数いるわけだから、そういう意味では社会教育という言葉自体があまりにもある意味では漠然としていて、しかし、今ここにいらっしゃるみなさんがそうであるように、学校教育も入ってるし、地域活動も入ってるし、公民館活動も入ってるとそういうものの集合体ですよという定義になっているのですが、生涯学習っていう言葉を聞くと、どちらかと言うと、やや高齢者を対象とした、そういう活動なのかなという一般的な印象を受ける。だからそこら辺でその社会教育の「見える化」という場合に、何が一番、具体的にイメージをしやすいのかというのは、漠然としている。公民館活動の利用者をもっと増やすというか、長崎市内の公民館の利用者数は、結構多いと思うが、いろんな活動が多面的にされていて利用されている。それこそネーミング的なことも含めて、社会教育をより一般の方に身近に感じるようなそういうネーミング、あるいはキャッチフレーズ的なものは、全国的にはないのかなと思いますが。
◯生涯学習のほうが概念として大きいものであって、その中に家庭教育、社会教育というのが入ってくるかと思うが、長崎市の社会教育自体は、いろんなセクションで市全体をあげて、推進しているという形で、その中で、横串を刺すみたいな役割を担っているが、社会教育、生涯学習と言っても、あまり普段の生活で意識しなければいけない部分ではないが、そういうことを意識する、意識しないとか、わかっている、わかっていないというのは、次のステップに上がるには必要なことであり、市民の皆さんが社会教育を身近なものとして気づいていただきたいと考えている。それが、今長崎市が全体で進めているまちづくりのところにもかかわってくるものであり、まちづくりに向かっている人たちの、一歩手前の人たちのすそ野を広げるのが、私たちの役目であり、そこが社会教育と考えている。
◯学校教育以外はある意味では、全部社会教育ということになるかと。そうすると、そこにかかわったかとか、あるいは、それぞれのいろんな場面、それこそ公民館的な学習の場もあるし、踊りやなんか趣味を楽しむ人、スポーツもそうだし、あるいは福祉的な活動の中に教育的な要素があったら社会教育といえる。そうすると社会教育全般で何か見える化ということがなかなか難しくて、それぞれの分野をより、皆さんにとって身近なものになるような、そういう提起の仕方というのが必要だと思う。
◯人生100年をどう生きるのかという、100年時代が来ることで、どう生きるのかをテーマに考えると、まずは地域と密着することが大事だという話になっており、やっぱり地域と繋がっていないと我々も先々心配だということ、それから地域で何かできるんじゃないかなという思いと地域とどのようにつながった活動ができるかということを今年度の大きなテーマ、来年度に向けてもテーマにして活動に取り組んでいる。男性をいかに引っ張りだすか、男性の我々世代が出ていく、そしてそれが高齢者として、また何ができるか、それが学校教育だけでなく、今言われている社会教育の中で高齢者を活かしていただける仕組みを作っていただけると、我々もまだまだ、社会に少しは貢献できるんだぞということみたいな活動を進めていけると思う。
◯私は公民館の活動として、どういう風にすれば市民がもっと教育、社会教育っていう言い方はあまり表立ってやるとなかなか集まってこない。だからまちづくり住んでる町のもっと誇りにしようよとか愛着を持とうよというようなことでいろんな講座の開設をやったりイベントをやったりしている。そこでは、知り合った人との仲間作り、それから自分たちのまちをより良くしていくためにということをテーマとしながら講座をやっている。
◯社会教育に代わる言葉というのがないため、社会教育という言葉が使われているが、社会教育というと教育するのか教育されるのかみたいに考えられてしまう。地域づくりとか仲間作りとかといった感じで、それに参加してもらうっていうか、そういうキャッチフレーズ的なものというか、そういう言葉があると、もっとより身近な活動につながるような気がする。
◯学校関係者の視点から、子ども取り巻く地域の環境やそこに向かう大人の姿、学校と地域が協働している活動がございましたらご紹介をお願いしたい。
◯地域は地区運動会、学校は行事の運動会をやっていたが、地域も高齢化のため、なかなか寄って集まることができない状況なので、地縁じゃなくて子供を媒介にした子縁で学校に集まっていただいて、学校の運動会と地域の運動会を一昨年から合同で行っている。子どもと一緒に活動をしたり子どもの姿を見たりすることができることで、地域の人の楽しみになっている。また、学校の授業参観では、グランドゴルフをやったりペタンクをやったり、それこそ誰でも参加できるということで、楽しく活動ができている。それから、学校の統廃合について、学校が退いた後、校舎がどうなるのかということで、環境分野のNPOがIターンとか、そこの良さを、それ以外の地域の人に入ってきていただいて、実感していただけるようなそういう事業をやりたいという申し出があった。そのベースとして、この学校を可能な限り利用させて欲しいということで、現在、学校施設でワークショップであるとかネイチャリングのイベントというものをやっている。
◯大人たちがまとまってくると子どもたちが仲良くなる。地域との連携もよくなる。ここで社会教育について話題が出ている中でも、スポーツとか先ほど話題に出ていた公民館での活動など、一つの手段だと考える。では、目的はなにかというと、みんなが楽しめてワクワクするということ、楽しめば、当然参加者が増えてくるので、キーワードは、どれだけワクワクしたかということ。そういう環境づくりが大切である。だから、子育ての話をするときには子育ては環境づくりであるという話をするが、そこにいる友達であり、学校の先生であり、保護者ということ。おかれた環境で子どもたちがどんどん変わっていく。社会教育にしても、市民が楽しく学べるような環境においてあげると、自発的に、みんなが参画し、まちが活性化し、「長崎楽しいよね」となることで、人口の流出を抑えられるというようなことにつながってくるのではないだろうか。だから一つのキーワードとして、一つはワクワク感なのかなと。子どもが大人になった時に、ワクワクできる仕組み、具体的なものを作ることができたらいいと思う。
◯大学でも各公民館を利用させていただき、様々な講座などをさせていただいている。特にうちのほうの大学では、児童保育科とか保育士、幼稚園教諭の養成課程があるので、その学生たちが、公民館でイベントを実施し、学生のそういった活動を通して、子どもたちや保護者の方に喜んでもらい、何よりもいい経験をしている。そういう経験をしていくことが、地域、長崎が好きになっていく一つのきっかけになるんだろうなと思っている。大学を出て、若者が他県に流出していってしまうという事態が数値ではっきりしているので、そういうところを抑制していくという意味でも、地域とのつながりというのを増やしていきたいと考えている。関連する内容で、本大学でやっていることですが、障害がある方に対する生涯教育というプログラムを年一回やっており、特に、知的障害のある方でも、いろんなことを学びたいということを思っておられるので、そういった方をお呼びし、福祉の方のバックアップを中心にいろいろな科学実験をしたり、社会的な社会科の演習をしたりとかで、プログラムとして取り組んでいる。障害のある方の社会教育という視点、ユニバーサルという視点といっていただいているが、大切だなと思っている。
◯社会教育というのは生涯教育に比べると、縛りの強い概念なのかなと思っている。ちょっと、特定の学びを理想としすぎているのかなと思う。例えば私なんかは、出張であちこちに行く機会があるが、その中で、時間があったりすると、ちょっと町の博物館に行ったりとか、一人で見に行ったりする。そういうことをやっていても、「生涯学習に取り組んでいますか」という質問にどう答えるかというと、「ほとんど取り組んでない」と答えてしまうかなという気がする。まちづくりに活かすということについても、例えば、教養ある人とか健康な人が地域にいるということだけで、価値があることだと思う。また、そういう人が直接じゃなくても、教養のある人、健康な人が学んだことを生かしているわけではないけれども、地域の廃品回収に参加してるということでも十分、社会教育の機能となるのですが、あまりにも何かそういったものが読み取れない質問となっている気がする。もう少しそういった様々な学びの姿というのが読み取れるようになるといいと思う。
◯今もいろんな文化団体、主に音楽関係が中心ですが、いろんな役職を仰せつかっている。年間でいうと直接・間接にかかわるイベントは20以上ある。そのうち半分ぐらいは、自分が責任者でやるのでチケットも売るし、出演の交渉からまた当日の入場者の整理までするわけだが、結局、何かを形にするということのためには、そこに呼びかけたり、一定のリーダーシップをもって活動したりする人間がいないと物事は動かない。今、長崎でも暮れには、毎年第九をやってる。今年はたまたま長崎市制施行130年ということで来年の3月の22日に市制施行130周年記念事業の最後のフィナーレとしてやるんですけど、それも合唱団の呼びかけをするというのも、チラシを配ったりするだけでは、なかなか集まらない。やっぱり、長崎市内のおかあさんコーラスとか男声合唱団とか、色んな所に直接行って、趣旨も含めて思いを含めて、訴えると参加する人が明らかに変わってくる。チケットを売るのも、「チケットお願いしますね」といって送付するだけだとそのまま担当者の机の引き出しに入ってて、当日を迎えるって事も珍しくない。物事を形にして、さらにそれを広げていくためには、そフットワークを軽くして、あるいは仕事の合間にでもそういうことに関わってくれる、人材ということになるんでしょうが、そういう人を一人でも育てたら、あるいは、そういう人の仲間を増やしていくということが、活動の幅を広げていくし、形にしていくということだと考える。スローガンだけ言ったって何も変わらない。スローガンはあくまでもスローガンであって、それが形になって、そこに参加する人や、その地域の人たちにプラスなり、また喜びを生み出すためにはそれを具体的な形にしていかないといけない。そういう意味では、行政と団体とかあるいは地域のそれぞれの活動してる人たちがもっとコミュニケーションをとって、お互いに相乗効果があるような活動はするように工夫していかないといけないと思っている。そういうことの積み重ねが、地域の活動にも具体的な形として出てくると思う。
◯社会教育の見える化ということがありましたが、課題が見えないとどういう取り組みをしていけばいいのか、ということだろうと思う。学びと言っても、生涯学習課が目指すところの学びというのが、こういった習い事、公民館講座、運動・スポーツ、通信教育、芸術文化などすべてに取り組めるようになれば、目標達成なのか、そういったところを明確にして進めていった方がいいと思います。私たちもまだ課題が何なのかということが見えていない。社会教育という立場で、できることをサポートしていくという意味での、環境づくり、そういったことを何かできないのかなということで、課題を「見える化」していくことが順序としては、最初なのかなと思う。
◯とったアンケートを施策に活かしていただきたい。成熟社会における学びの充実を図る上でも、高齢者が活躍できる場を作っていくとということは不可欠だと思います。医療費を多く使う高齢者じゃなく、元気な人がたくさんいますので、是非そうした人たちが社会貢献できるような、仕組みを作っていただけると、やりがいがありますし、また一つ、生きがいができるような気がする。
◯いきいきするまちづくり、ふるさとづくりの基礎を作る。基礎を作ることが社会教育、生涯学習課である私たちの役割ですというお話を聞き、いいことだなあ、ほんとうだなあというように思っている。私は育成協に関わっていまして、昔私はPTA会長とか携わらせていただきました。今PTAさんが一生懸命頑張っておられる。私たちは実践的に行動を起こして、体験活動や仲間づくり、平和教育もそこで学んでいただくなど、そういうことを中心にしながら活動を進めている。しかし今現状は、私は自治会長を長年やっておりますが、それぞれ自治会には、地域ごとにそれぞれ、活動も内容も取り組みの内容に格差があって、活発に公民館を活用している、というところまでは、なかなかそこまではいかないところもある。山里地域ふれあいセンターの館長もさせていただいているが、お貸しする団体からはいわゆる賃貸料を自治会の運営費の補助にするというやり方をしていたが、みんなにできるだけ自治会に入っていただき、当初130世帯が今は240世帯近くまで増えた。
データの活用をどうすればよいのかということを、この場で真剣に話し合うことができたらいいと思う。データというのは、はっきりした分が明確に出ている。ただ、数字だけが出ているだけなので、それについてもう少し詳しい内容や解説も含めてお話しいただけるとありがたいと思う。
◯今、委員の皆さんの意見を聞いていても、データについてその母体がしっかりしていなければと思う。行政がとるアンケートというのは、生涯学習課だけのアンケートではなくて、いろんな課の質問内容が入っている。なので、まず生涯学習の施策を進めるうえで、ターゲットを明確に決めた上で、設問を決め、アンケートをとったら、クロス集計できるような集計のやり方をして、生涯学習課は、例えば高齢者で、男女でというところを抜けるようにして、それぞれの課が戦略的に結果を生かせるとしたら、平均的にはこういうデータだけども、これが、このターゲットに絞ったときに、非常に高い、低いとか、ここの分野に対し重点的な施策を進めることができるといえるのだはないだろうか。もちろん、万人が幸せになることが一番いいことではあるが、限られた税金を最大限、有効に使うためには、優先順位とかを示すための根拠が、みんなを納得させるものがいると思う。数字だけでなく、こうだからこうしますという根拠があった方が力強い説明になると感じている。
◯今回みなさんにお諮りするにあたって、数値の分析ができていなくて、大変申し訳なかったと思う。この市民意識調査がどこまでクロス集計ができるのか、もう少し精査して、次回にまた、資料としてお示ししたい。また、質問内容について、どの部分が生涯学習課の目標とするところなのかという話がありましたが、まちづくりとまではいかなくても、自分の身近なところで自分の仕事で得た経験であったりとか、公民館で習ったりしたことだとか、今までの趣味とか、そういうことが生かせる場、そういうことをつなげていくところが、委員のみなさんが指摘しているところではないかと考える。
その他
社会教育委員の年間計画について
令和元年度長崎市教育要覧の紹介

7 閉会

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電話番号:095-829-1124

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