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令和元年度第2回 長崎市地域コミュニティ推進審議会

更新日:2019年11月5日 ページID:033666

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

企画財政部 地域コミュニティ推進室

会議名

令和元年度第2回 長崎市地域コミュニティ推進審議会

日時

令和元年10月16日(水曜日)19時00分~21時00分

場所

長崎市役所別館地下1階 衛生教育室

議題

(仮称)地域コミュニティ推進計画について

審議結果

  まず、事務局より資料に基づき説明を行った。その後、会長の進行で、各班(4~5人)で、「市の説明を聞いて思ったことや質問したいことなど」をテーマとして、意見交換を行い、各班で話し合った内容を全体で共有した。各班の意見等は次のとおり。

【A班】

・これまで本審議会でどのような課題や問題があったのかを示さないと共有ができず、先に話を進めることができないのではないか。

・地域には、既にまとまっている地区とそうでない地区がある。後者の場合、地域コミュニティ連絡協議会(以下「協議会」という。)を立ち上げるときの浸透度合いが違う(濃淡がある)ことが課題である。

・協議会を立ち上げるときに、モデル地区の事例があったため、スムーズに協議会を設立することができた。

・事務局はお金の管理もあり、だれがするのかが課題となる。

・地域コミュニティと地域福祉が合体することによって弊害はないのか。社会福祉法の改正があったからといって、この両者を合体して、(仮称)地域コミュニティ推進計画(以下「推進計画」という。)を策定することが、良いのか悪いのか疑問が残る。

【B班】

・今まで地域では、長崎市社会福祉協議会支部(以下「社協支部」という。)を中心に小地域計画を策定してまちづくりを行っていた。今までの組織や枠組みを作り直すことに問題はないのか。

・地域では、キーパーソンでまとまっていることがある。キーパーソンが声掛けを行うことで人が集まることもあり、一人の人がいろんな役を担っている現状がある。このような中で、いかに多くの人につなげていけるかが課題である。人材不足や人材育成が必要である。

・何もしない人や意識が低い人もいる。このような人をいかに巻き込んでいくかが課題である。他人事とならないように、地域住民が主体的に関われるような共通の課題の設定が必要である。共通課題の1つの例として防災があり、住民の皆さんの命を守るということで認識が広まるのではないか。

⇒(会長)意識の低い人をどうしていくかということは、本審議会の前期の会議でも話し合ってきた。A班の意見でもあったが、今期新たに就任された委員の皆さんと今まで話し合ってきたことや問題点などを共有することで、また同じような話をしてしまわないようにしないといけない。

【C班】

・協議会を設立している地区の実績や現在の課題を聞いてみたい。

・協議会としてまとまるメリットを示していかないといけない。

・地区によっては、人材が偏るという問題もある。

・事務局での会計業務が難しそうである。

・各地区で協議会の進行に差が出てくると思う。地区での違いはあってもよいが進まない地区への対応はどのように行うのか。

・協議会を今後、継続させることが課題である。1~2人の役員で成り立っていると継続性が心配される。

・協議会には、居住地と勤務地のどちらの地区で参加すべきか。(どちらで参加してもよい旨市から回答あり)

・協議会は、事業主体よりも地区内の組織や人材などの情報交換を行うことも重要となる。

 ⇒(会長)モデル地区では、昔から地域の連携が強かった地区かもしれないが、まだ連携が弱く、コミュニティづくりに取り組んでいない地区をどうしていくか、ということは今後の課題になってくると思う。

【D班】

・人口は地区によって差がある。人口が少ない地区は地区内にある企業に人材を出していただく又は、まつりなどのお手伝いをしていただく必要もあるのではないか。また、地域の企業間のネットワークの形成も必要ではないか。

・地域には、支え合いマップの作製にも参加が難しい人もいる。地域コミュニティに参加しない人たちをどのように支援するかが課題である。

 ⇒(会長)住んでいる人だけでなく、事業者や企業を巻き込んでいかなければならないという話だと思う。事業者や企業が参加していただける地区もあれば、協力がない地区もある中で、何を画一的にしていくのか、また、それぞれの地区の良い点や他の地区でも参考となる点をどう共有していくのかという話だと思う。

 各班の意見を聞いた上で、気づいたことや次回の審議会に向けて必要なことなどについて、再度、各班で意見交換を行い、どのような話をしたかを全体で共有した。各班の意見等は次のとおり。

【A班】

・今後、私たち委員は任期の2年間で何をすればよいのか確認したい。

 ⇒(市の回答)これまで本審議会では、「地域コミュニティを支えるしくみ」について、ご意見をいただいてきた。このしくみについては、既に制度としてできあがり、今年度から本格実施に至っているが、このタイミングで本審議会の委員改選があっている。

  この2年間で皆様にご審議していただくことは、地域のまちづくり(地域自治)を市が支援していくという市の方向性を推進計画としてまとめていくこととしており、この推進計画の策定に関して、皆様からご意見をいただきたいと考えている。

 ⇒(会長)長崎市の将来の地域をどのような仕組みで支え合いながらいくのかという案を市が示し、私たちの様々な立場からのご意見をいただきながら推進計画をつくっていくということである。私たちは、推進計画をつくる一員となるということである。次回は、推進計画に対する市の考えが出てくるのか。

 ⇒(市の回答)次回の会議では、推進計画の骨組みをお見せする予定である。

・資料にある社協支部と協議会を表した図の中で、協議会の枠からはみ出ている部分があるが、社協支部がやってきたことの延長線上のことなのか、意味がよくわからない。

 ⇒(市の回答)地区によって、社協支部のあり方が違う。社協支部が中心となってまちづくりをしている地区もあれば、1つの地域団体として活動している地区もある。社協支部が協議会の母体となることもあれば、協議会の一つの構成団体となることもある。このことから、この図のはみ出している部分は、社協支部と協議会が同じようになることもあれば、一部異なることもあるということを表している。また、社協支部として、独自の活動もするということも表している。

 ⇒(会長)地区によって様々なものを1つの絵に書くとこうなったということだと思う。こうあらねばならないというものではない。今までの地域の歴史にのっとって、一番良い連携のかたちをつくっていくということである。

【B班】

・この班の委員の地区で、地域コミュニティの話が出始めたころに、協議会をつくるとお金を出すという話が先にあり、社協支部のお金との関係について、市に説明に来ていただきながら進めた経緯があること話し合った。

【C班】

・コミュニティの事例発表(わがまちみらい情報交換会)の時にパワーポイントを使った説明をしていたので、これまでの本審議会の経緯について、次回の審議会で説明する際は、そのような説明の仕方もよいと思う。

・協議会同士の情報交換が必要になるのではないか。

 ⇒(会長)本審議会の前期の会議でも、これまで、モデル地区の委員の話を聞くことで、議論が広がる場面もあったため、先行している地区がどのような経緯を経て今のようなかたちになったのか、ということをこの会議の中に取り入れていただきたいと思う。

【D班】

・これまでは、地域コミュニティ推進室が主となって説明をしてきたと思うが、今後は、もっと地域に密着した地域センターの職員が説明するべきではないか。

・世代交流は大事。子どもから大人を巻き込むことができればよいと思う。

 ⇒(会長)地域センター職員も説明の場には出席していると思う。その点も踏まえ、どのように協議会をつくってきたのかを皆さんで共有できれば、将来は、こうしたらよいというような話し合いができるのではないかと思う。

(会長)

 今回、皆さんのお話を聞いて、「今までこの審議会で話し合ってきたことの概要」や「先進地区が今の状態に至った経過」を次回の会議で共有する必要があると感じた。また、推進計画については、次回までに、市民の皆さんが地域についてどのように考えているかのアンケート調査が行われ、その結果を踏まえて、市の推進計画案が出てくることから、委員の皆さんで意見を出していただくかたちで次回は進めていきたい。

議事終了後、事務局に進行が戻され、令和元年度 第2回長崎市地域コミュニティ推進審議会を閉会した。

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総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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