ここから本文です。

令和元年度第1回 長崎市社会福祉審議会(児童福祉専門分科会)

更新日:2019年10月25日 ページID:033634

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

こども部 子育て支援課

会議名

令和元年度第1回 長崎市社会福祉審議会(児童福祉専門分科会)

日時

令和元年6月6日(木曜日) 15時45分~17時00分

場所

ザ・マーカススクエア長崎

議題

(1)令和元年度こども部事業概要について
(2)長崎市子ども・子育て支援事業計画(第2期)について

審議結果

【事務局(子育て支援課)】
開会、資料確認、こども部長挨拶、委員・事務局紹介、会の成立報告

【職務代理者】
議事進行挨拶

議事1 令和元年度こども部事業概要について
【職務代理者】
 議事(1)「令和元年度 こども部事業概要について」事務局から説明をお願いします。

【事務局】
 (資料1・2に基づき説明)

【職務代理者】
 ただいまの説明について質問などありますでしょうか。

【委員】
 今、施策の方をご説明いただいたんですけれども、例えば、とても複雑なご家庭が多くなっていますし、ケアを必要としている子どもさん、ご家庭が多くなっていて、施策がより届きやすいというか、より必要な方に届きやすいように進めておられるんだなというのがとてもよくわかります。私の立場としては、子どもさんの心のケアというのがとても必要な乳児期から継続したケアであるとか、そういうところに、この文章の中ではケアであるとか、心の支援であるとかということは出てきてないんですけれども、施策の中にそういうケアであるとかというような活動といいますか、そういう動きというのがもしあったら教えていただきたいと思います。

【事務局】
 このカラー刷りの表の中で、下から3番目のF1という欄がございまして、その中に児童虐待防止対策費というのがございます。こういう中で、子育て支援課の中に「こども総合相談」というのを設置をしまして、保健師であるとか臨床心理士であるとか社会福祉士を配置をして子どもや家庭からの相談に応じている状況でございます。そのほかにも「いじめ防止ワークショップ」ということで、市内の小学校、中学校に出向いてワークショップを開いて、自分でいじめを解消するような気持ちを持てるような、そういった取り組みをやっております。ほかにもあと「こども総合相談」については、いろいろやっぱりまず相談先を知ってもらうということが大事だということで、名刺サイズの「こども総合相談」のカードをつくりまして、市内の全小学校、中学校に配布をしているような、そういう状況でございます。

【委員】
 2点ほど、1つは、だめもとで一応確認というか要望ですが、乳幼児のインフルエンザ予防接種の大村だったかな、一部補助について、小学生まで拡大していける可能性というのを、一応、だめもとで要望はさせていただいておきます。行政区分というか、市町、郡部によっては補助が出ている部分もあるし、そこら辺の不平等とかそういうのもございますので、ぜひ長崎市が率先してより支援の幅を広げていただける方向に向かっていただければと思います。
 それと2点目は、今ここで言っていいのかわからないんですが、保育園、幼稚園、小学校で発達あるいは行動に気がかりなというかグレーゾーンの子たちというのは結構多くて、保育園、幼稚園の先生たち、小学校の先生たちもなかなかその対応に苦労されております。これはその受け皿としては、例えばハートセンターのようなところがございますけれども、診断がつくような方たちはそちらでお願いするとしても、そういう保育園とか幼稚園、小学校の現場でどうかなっていう、ちょっとアドバイスがほしいとか、ちょっと評価してもらって、どういうところに力を入れてもらえばいいというようなことについて、ハートセンターの方が訪問相談事業をされて、かなりの数というか頻度で回っていただいておりますけれども、なかなかやっぱりそれでも追いつかない状況になっているというのが現状だと思うんですね。それをハートセンターだけに負わせるというのも、なかなか無理があるかなと。もしそうだとすれば、もう少しハートセンターの中身というかメンバーをよりふやしていただいて、余裕を持って対応していただけるようにできないかなと。

 療育という意味では光風台病院と記念病院でできるようになって、かなり窓口が広がってるんですけれども、それももうすぐ枠がいっぱいになるというわけなんですね。そういう療育に回すだけでなくって、保育園とか幼稚園の現場で保育士さんたちにちょっとティーチャートレーニングみたいな形で、訪問しながらアドバイスいただくと。そういうところに例えば臨床心理士さんとか、言語聴覚士さんとか作業療法士さんを回して、定期的に訪問できるような各園に、そういうふうな形をもしとっていただけるようなことが将来的にできると、かなりグレーゾーンの子たちが、みんな下手するとハートセンターに行きなさいとか、そういうことになっていくようなこともちょっと減るんではないかなと思いますので、そこら辺のところを少し、どういう形でかわかりませんけども、園とか学校へのそういう訪問、支援というか、そういう形で、ただ見立ててどうというだけではなくて、もう少し現場で指導ができるような、そういうものができるといいんじゃないかなと常々思ってますので、ご検討いただけると。

【職務代理者】
 まずインフルエンザの方から、お願いいたします。

【事務局】
 ご質問ありがとうございました。まず1点目のインフルエンザでございます。今、長崎市におきましては、任意の予防接種になります。私たちは生まれてから就学前までということで、いわゆる免疫力が弱い乳幼児を対象に、今、助成をしているという状況でございます。なので特に昨年度も大変インフルエンザが流行いたしました。小学生、中学生を持たれるお母さま方にとって、大変経済的な負担が大きいということ、それと子どもの健康を守るということは、大変重要なことであるという認識がございます。ただ予防接種の中でもインフルエンザ以外でもおたふくかぜであったり、ロタウイルスであったりとかっていうようなほかの予防接種もございます。そういった本当に予防接種が有効的なのかということ、また子ども施策の中でも、どういったところで子どもの健康を守るんだということ、そういったことを考えながら精査をしていきたいと思っております。
 それともう1点の発達障害児の支援でございます。私たち健診の立場の方でもですね、1歳半、3歳児健診、それと発達健診ということで、早期に把握をして専門機関につなごうということでやってきておりますが、ハートセンターで長ければちょっと6カ月待ったり、光風台であったり記念病院であったりということを、大変ご協力をいただいてる状況ですけれども、やはり診断から療育というと、なかなかちょっと厳しいという状況を私たちも把握をしております。ハートセンターにおきましては、その診察と別に幼稚園、保育所、認定こども園等を回る巡回相談というのもしております。そこには一応、希望がある全園を回るようにしておりますので、その中でちょっと気になる子というと、これは保護者の同意が必要ということは聞いておりますけども、そういった訪問支援もしております。また保健師の方でも、気になるお母さん達にはステップアップ教室ということで、心理士の先生に入っていただいて、子どもに対する対応のあり方だったり、お母様の相談を聞いているという状況でございます。

【委員】
 なかなか、そのいわゆる一番最後に述べられたステップアップ教室というか、あまりそれが現場では聞こえてこないんですね。どこで本当にどれぐらいやっていただいてるのかなというのがあるのと、今、やっていただいてる訪問支援事業は、多分、親御さんの了解がないといけないという条文がございます。ただ、なかなか親御さんに気づいていただけないという現状もあって、あるいはちょっと言い方を変えると、親御さんも多少特性を持っておられて、なかなか受容が難しいというようなこともございまして、そういうお子さんに、その親御さんの受容も大事ですが、やっぱり園の中で、社会性とかそういうのをつけていく上で、そういう親御さんの了解がなくても一般的な子どもの集団としての中でのそういうちょっとうまくいかない子どもさんへの対応の仕方とかも何か指導してもらえるような、あるいは保育士さんのそういう困り感に対する、だれだれちゃんを見てじゃなくて、こういう子がおるけど、どうしたらいい、どういう対応がいいかというのへのアドバイスとか、そういうこともしていけるというか、対応してもらえると、ちょっと変わってくるんじゃないかなと思いまして、そうするとやっぱりまだまだ頻度が足りないということにはなると思うんですけど、そういう意味です。

【事務局】
 確かにステップアップ教室は親御さんに対するかかわり方だったりということなので、幼稚園、保育園の現場では、もしかしたら委員の方が詳しくどんなことされてるのかご存じかもしれませんけども、今後とも保健の分野と幼稚園、保育園の分野と連携をして、どういった対策がいいのかということは調査していきたい、調べていきたいと思います。
 それともう1点、やっぱり私たちはお母さんたちが、その気づくということと理解をしていくということが大変重要であろうということで、そのハートセンターがしている巡回相談におきましても、保護者の方に気づきを促す、こういったところ、お母さんどうですか、少し落ち着きがどうですかというような、ちょっと気づきを促すチェックシートを29年から導入してるんですけども、やっぱり園の方からはそれで話がしやすくなったということで、7割からは成果があったというご回答をいただいておりますので、そういったことも活用しながら、今後、進めていきたいと思っております。

【事務局】
 ハートセンターにつきましては、今、まさに委員から言われたとおりですね、受診の待機等、パンク状態だという声を現場からも届いておりまして、その部分につきましては、障害福祉課の方とこども健康課も含めて対応をどうするのかというところについても、今、検討をさせていただいておりますので、それについてはご了承いただければと思います。以上です。

【委員】
 子どものネットワークのことについてちょっとお尋ねします。10日ほど前、大きな事件がありましてですね、これを機に今までネットワークのパトロールというのを地域では道路とか設備とか、そういうところを中心に点検して子どもさんたちと一緒に帰るっていうことが重点にしてたんですけど、今回の事件を機に、登下校の子どもたちの安全をどう考えるかということもですね、念頭に入れた取り組みをするような方向で検討するべきじゃないかなと思いますけど、市の方としては6月中旬から7月初めにかけて各学校でネットワークのパトロールを行いますけど、それに対してどういう考え方があるものかお尋ねします。

【事務局】
 最近は事件を受けまして、ことしの5月に2回「子どもを守るネットワーク」の方に、こどもみらい課の方から文書を送りまして、まず5月17日には交通事故防止対策への協力ということで、ネットワークの見守りの活動をさらに強化していただきたいということでお願いをしております。さらに5月の30日には神奈川の川崎市での刃物の事件がありましたので、それを受けて不審者など、各地域でネットワークの中でさらに目配りをしていただき、またパトロール活動を強化していただくように通知を行っているところです。今から子どもを守るネットワークの強調月間が始まりますので、それぞれ行政の方も各地区に行きますので、そのときに地域の皆さんに十分、子どもたちを地域と学校と行政、みんなで見守りをしようということで、皆さんにお願いをしていこうと思っているところです。以上です。

【委員】
 2日前なんですけど、県の審議会に出まして、それが医療的ケア児に対する自立支援の会議だったんですけれども、その会議自身は県だけではなくて、各市町村でも開かないといけないというふうな話になってるんですが、進捗状況はどうなのか、長崎県のところだけ空欄だったので、その出てきたやつにですね。どうなってるのかなというのを教えていただければと思います。

【事務局】
 ちょっとそこは調べます。

【委員】
 すみません、先ほど、巡回相談の話があったんですけれども、実際、私の方が園を回らせていただいています。これは市じゃなくて近隣の西海市ということになるんですけれども、西海市の事業といたしましては保育園と学童と幼稚園と連携をしまして、原則的に1人の臨床心理士が回るというふうになっています。そこに巡回相談の詳しい内容がちょっと私もわかりかねるんですけれども、西海市も巡回相談があります。そうしますと、手を挙げて来てくださいと言われた保育園に巡回相談が回られるんですけれども、行かれたときだけのご指導があって、その継続っていうのがなかなか難しかったりですとか、同じ方の子どもの成長であるとか、かかわった子どもの変化であるとかっていうのが、なかなか継続して見るっていうことになりにくいということがありまして、1人の臨床心理士が継続していこうというふうな計画で進めています。それと別に時津の方なんですけども、これは私立の保育園なんですけれども、実際に私の方が園と直接契約なんですけれども、実際に保育園の中で気になる子どもさんていう、いわゆる発達障害の診断がおりてない方なんですけれども、先ほど先生が言われましたように、保育士さんの方が子どもさんに対してどのようにかかわればいいかがよくわからないというふうな子どもさんに対して、臨床心理士が時間を使って子どもさんにかかわる、継続してかかわる、2週間に1回継続してかかわらせていただき、それを保育士の先生方にお伝えして、かかわりのプランをつくっていただくというようなことになりますが、そこは民間の施設ですので、市の事業とは少し異なるかなと思うんですけれども、何かその2つ参考になればと思ってお話いたしました。ありがとうございます。

【事務局】
 参考にさせていただきます。

【委員】
 先ほど、ハートセンターの件、いろいろ出ましたんですけれども、実はうちの子どもも見てもらってて、やっぱり初めは半年、6カ月待ちっていうところからずっと行ったんですけれども、やっぱり早期に療育とかしていただいたおかげで、中学校は上がったんですけども楽しく行っております。やはり早期にというところが、かなり私たちにとっても重要だったかなということが、今回思いましたので、この場をかりてお礼を申し上げたいと思いますし、また他の委員が言われましたように、待機時間ていうのが、かなり結構きつかったかなというのもあわせてお伝えしたいなと思います。
 もう1点なんですけども、児童虐待ですが、実は先月、ちょっと知り合いの方が虐待を疑われまして逮捕されております。で、すぐ県警と児相の方が動いていただいたんで、大事には至らなかったんですけども、その後のケアが、先ほど先生とかも入っていただいて助かっておりますしということだったんですが、そのご主人も出て来られて、まあ医療的ケアが必要じゃないかというところだったんですが、ただ精神科の方に依頼をしてもなかなか見てもらえないということがちょっと続いて、今後どうしようという相談を受けておりますけども、長崎市さんの方では、医療ケアがあったときは連携がうまくとれているかなと思いまして、ちょっと質問させていただきたいと思います。以上です。

【事務局】
 そのご家庭や保護者の方のケアが必要ということでしょうか。

【委員】
 そうですね、父親の方のケアが必要ということで、精神科の方にお願いしたということですけども、ちょっと断られてるというふうに話を聞いておりましたので。

【事務局】
 私どもが虐待対応をする中で、ご両親の精神疾患を持つ保護者もたくさんおられます。なかなか保護者自身に理解がなかったりとか、医療に結びついてなかったりとかあるんですけれども、私たちは子ども中心に支援をしてはいきますが、そういう保護者の方の精神疾患がある場合には、保健所の地域保健課というところが精神に対応してるんですけれども、一緒に対応を行ったり、児相と一緒に行ったりですね、そのほか私たちは精神保健の相談を、「親子の心の相談」ということで月に1回、相談日を設けてるんですけれども、そこにほかのご家族が相談に来られたりですね、何らか糸口を探しながら、保護者の支援はしていってるところです。

【委員】
 今度、相談に行っても大丈夫っていうことでよろしいですか。

【事務局】
 大丈夫です。

【委員】
 ありがとうございました。

【事務局】
 先ほどのご質問いただいた件ですけど、ちょっと確認したんですが、我々、幼児課は保育所であるとかこども園の担当をさせていただいておりまして、そこでお預かりする医療的ケアが必要な子どもに対する内容というのは所掌をさせていただいてるところですけれども、いろんな喀痰吸引とかいろんなそういったことの医療的ケアが要る子どもさんを受け入れるときに、どうやって受け入れるか、そういったところを担当してるのが我々なんですけども、ちょっと調べたところ、先ほど委員がおっしゃられた連携外にいる分につきましては、厚生労働省の障害者部局から事務局として通知が出ておりまして、長崎市の方、障害福祉課の方が恐らく担当になるんじゃないかと思っておりまして、そこが会議の必要な事務局になるというふうな流れになっておるというところでございます。

【委員】
 ちょうど補足しようかなと思ってたところで、ちょうど委員の方が医療関係が中心で、あと看護と各施設だったんですね。いろんな方がどうやったら自立できていくのかという道筋を立てるための会議なので、そこら辺は多分横断的な話になるかなと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

【職務代理者】
 今の件については、障害福祉課の方に、こういう議論があったということを伝えていただければというふうに思います。

【事務局】
 今、言われましたように、子どもと言っても子どもだけですべて完結する事案はなくてですね、やっぱりどうしてもいろんな所管課との横の連携というのはありますので、通常、常日ごろから横の連携をしながら、情報を共有しながら、対応していくということを私どもとしても、ますます心掛けていきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

【委員】
 すみません、本当に知識がないので教えていただきたいんですけども、この間の事件等を考えると、8050の年齢のことで引きこもりが発端になってということで、それが何というわけじゃないですけども、そういうところの絡みの中で、そういうことを対応するのに、例えばここの計画があるわけですけども、中高でそういうふうになったら、こういう対策をとれてるので、長崎の場合は大丈夫ですよとか、あるいはもうちょっとこういう施策が必要になってくるんじゃないかなとか、そういうところを市としてどうお考えなのかなということをお聞かせ願えればと思います。

【事務局】
 今、委員からありました8050問題とか、今、テレビでも出ております。正直なところ引きこもりという形になれば、どうしても行政の場合には年齢に応じた形での対応になって、これは先ほど言った横の連携とちょっと逆行というか、話は別になるのかもしれませんけれども、こども部としてはそういう引きこもり対策ということにつきましては、こども部の方で、あと教育委員会と連動しながらしっかりと対応してきております。ただどうしてもやっぱり18歳以上、要するに青年になってきたところの対応所管課というのがなかなかない中で、私どものこどもみらい課の方で、青少年問題協議会というのがございます。こちらにつきましては、青少年問題に対する、青少年といっても幅広くございますので、そこの中でやっぱり引きこもり問題等々検討していくことになるんですが、具体的に今、その8050問題になるような、まずそれなりの年齢にいかれた方の引きこもり対策というのを、市として今実施してるというところは全くありません。ただ、民間の団体様において各取組をされてるところがありますので、そことの情報交換などはさせてもらいながら、対応につきましては、こども部には今なってるんですけど、こども部としては一緒になって検討するとか、対応するというところはしておりますので、逆に幼少期のころにそういうところを早めにケアすることで、将来に向かってそういう人たちが、今度ふえないような形の対策も子ども部としての一つの使命じゃないかとは思っております。以上でございます。

【委員】
 どうもその理由というのが、そうなっていくのが結構多いのはやっぱり退学であるとか、退職であるとかっていうのが契機となってということが多いようなんですけども、またそういった民間機関とも連携しながら、いろんな情報を集めていただいて、市としてじゃあ何ができるのかっていうところをちょっと検討いただければと思います。

【委員】
 子育て支援センター運営事業のところで質問があるんですけれども、未設置の7地区ですね、多分、本原とか茂木とかだと思うんですけど、その7地区ということと、あとはその4地区に関しましては既存の施設が使えないので、設備とかは交付ということになってるということは、そこの団体がどこかをかりるために交付をするのかなということを、少しそこを教えていただければ。

 【事務局】
 現在、子育て支援センターについては、市内の16区域につくるという事業計画でなっております。そのうちの7区域が未設置になっておりまして、例えば三重であるとか小江原であるとか、そういったところが、今未設置になっております。今回、今までは市の既存施設を有効活用してという方針でずっと来ておったんですけども、なかなかいい場所が見つからないということで、市の施設も空かないということで、今回、民間の施設で自分たちが施設を持っているので、そこを使っていいですよという提案と、もしくは民間の事業者が施設を借り上げてするような、そういったご提案も受けてやろうということになりまして、そういった場合は家賃補助とかをやりながら未設置地区を解消をしていこうということで、現在、このような方針でやっております。以上です。

【委員】
 お尋ねとお願いなんですが、先ほどから何回か出ております川崎の事件があった日に、諫早市で同じような刃物を持った事例というのが出ておりまして、その数日前には城山のあたりでもそういう事案があったということで、ただそういうのがやはり諫早の方でも出たときの連絡というか、そこがなかなかすぐに回すことができなかったというのが、市のPTA連合会、諫早の会長さんのお話で、やはり先ほど予防のお話も出てて、見守りのお話も出てたんですけれども、やはり何かあったときの即座の対応というのがやはり必要になるかと思っておりまして、私たちもPTA連合会としても組織が年度ごとに変わりますので、年度始まってすぐに、そういう連絡がすぐに行くような組織づくりをすぐに行わないといけないということを話してたんですけれども、やはり今回のその諫早の分も、諫早で起こったから長崎市で起こらないとは限らなくて、犯人がすぐに動けるような今は時代ですので、ただそこが長崎市には入ってこなかったということがあるので、きちんと行政の中では入ってたんでしょうけど、そこが私たちにすぐにはおりてこなかったというのがありました。そこはちょっと教育委員会の方ときのうもお話をしたら、やはり市と市の境目で止まってしまう部分があるということでしたので、私たちも私たちでそのPTAはPTA、教育委員会は教育委員会、そのあたりは結びついてネットワークをしていきましょうということがあったんですが、やはり先ほど委員からも出たように地域の方の方でも即座の見守りができるような対応をしていただけると、大変、やはり働いてる親御さんが多い中で安心かと思うので、ぜひそのあたりも市の方でぜひやっていただけたらと思っておりますので、よろしくお願いします。

【事務局】
 今、お話いただいた分ですが、教育委員会と少年センターと協議をして、例えば近隣の市や町とすぐ情報共有できるようなシステムをつくっていこうということで、話を、昨日したところでございまして、確かに琴海で何かあった場合には、すぐ隣の西海、時津とかそいういったところと連携が必要になってくると思われますので、早急に進めていきたいと思っております。また少年センターの方も、今、他市の少年センターとの連携を強めておりまして、そういった諫早の件に関しても情報共有を図ろうと、センターの方でも協議会の中で話を進めたところでございます。
 あと見守りの件なんですが、長崎市の少年補導員さんが264名いらっしゃって、各中学校区で活動されてるんですが、そこも今回の件を受けまして、見守りを充実させていくと、先ほどありました登下校時にも時間があるときには皆さんで見守りをしていこうということで、きのう、話し合いをしたところでございます。以上です。

議事(2)「長崎市子ども・子育て支援事業計画(第2期)について」
【職務代理者】
 議事(2)「長崎市子ども・子育て支援事業計画(第2期)について」事務局から説明をお願いします。

【事務局】
(資料3に基づき説明)

【職務代理者】
 ありがとうございます。本来ならばこのあと委員の皆さんから質問をお受けするところなんですけども、司会進行のまずさで時間の方過ぎておりますので、今、報告いただいた内容につきましては、次回以降の分科会の中で、ニーズを反映した事業策定の数値目標とか設定につながっていくと思いますので、委員の皆さんにおかれましては、お忙しいかとは存じますけれども、もう一度お目を通しいただきまして、次回の分科会等で質問等していただくようにしていただければというふうに思いますけれども、よろしいでしょうか。

【委員】
 学童保育からの事例のことで一言よろしいでしょうか。量の把握にこのデータを使われるということでした。就学前、小学生のところでも自宅で過ごさせてもいいんじゃないかとか、実際に自宅で過ごしているというようなデータがあります。このデータがそのまま量の見込みに使われることに対してはすごく不安を今、感じております。それはどうしてかというと、自宅で保護者がいらっしゃる中で、自宅で過ごしていらっしゃるのであればいいんですけど、保護者の方が就労しているかというパーセントが出てます。7割ぐらい小学生のお母様は就労されてます。ということは、3割ぐらいしか専業主婦のお母様はいらっしゃらないという計算になるかと思うんですけど、そんな中で、自宅で過ごしているお子さんは70%というようなデータが出ているということは、お母様方がお仕事、保護者の方がしていても、自宅で1人で過ごしているお子さんがいらっしゃるというようなことが考えられると思うんですね。実際に学童に来てるお子さんでも、学童に来てない日、家で何してるのって聞いたら、ゲームをしてる、友達同士で家に集まってっていうようなこともあります。学童保育、料金がかかりますので、経済的にもちょっと不安というお声もありました。就学前児童に関してこれから助成金とかが拡充されて、無料で就園できるようなことができるというふうな計画もありますけども、学童保育になると、そこがやっぱり負担がということで、本当は預けたいけど、お金がかかるから預けられないというようなこともあるのではないかと思いますので、もしここが無料で預けられるんだったら、本当に自宅で過ごさせたいのか、学童保育のような異年齢の子どもたちが集まる場で過ごさせたいのかというところには、ぜひ注視していただきたいなというのを思うのと、あと最後の方に経済的な手当てが必要ということがありましたが、実際に、お金自体を保護者さんに支給した場合に、結構、学童保育とかでは子育て世帯で経済的に困窮されてるようなご家庭の場合、未納とかのちょっと問題があるクラブさんの声も聞きます。なかなかお支払いが難しいというようなところもありますので、そういった世帯にどういうふうな形で手当てをされるのかというのは、すごく学童保育の中でも考えて要望していくかとは思うんですけれども、どのような形を使われるのかというのは考えていただきたいなというふうに思っております。

【事務局】
 放課後児童クラブは経済的負担となる利用料がかかりますので、その部分で自宅で過ごされてる子どもさんがいらっしゃるということですけど、放課後児童クラブとあわせて、「放課後子ども教室」を全小学校区に1つずつつくろうということで、施策の中進めているところです。「放課後子ども教室」というのは、昼間、両親共働きの家庭だけではなく、全ての子どもさんたち、皆さん来ていいよという文科省の補助金を使った施策で、児童クラブと一体型で進めているところです。地域の方たちの賛同を得て、図書ボランティアの方とか、現在各学校でいろんな取り組みをしていただいているなかで、「放課後子ども教室」と児童クラブと連携した形で進めていくことを考えております。あとは経済的に苦しいひとり親家庭に対する補助を、市の単独の補助で現在進めているところですので、それをひとり親家庭以外の例えば就学援助世帯などへの取組について、今後、検討していかなければいけないと考えているところです。

【職務代理者】
 それでは、これで本日の議事を終わります。委員の皆様ありがとうございます。
進行を事務局にお返しします。

【事務局】
ありがとうございました。

これをもちまして「令和元年度社会福祉審議会 第1回児童福祉専門分科会」を終了いたします。
本日は、長時間にわたり、誠にありがとうございました。

(以上)

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

アンケート

アンケート

より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く

観光案内

平和・原爆

国際情報

「行政運営・審議会・指定管理者・監査」の分類

ページトップへ