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令和元年度第4回 地方独立行政法人長崎市立病院機構評価委員会

更新日:2019年9月12日 ページID:033436

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

市民健康部 地域医療室

会議名

令和元度第4回 地方独立行政法人長崎市立病院機構評価委員会

日時

令和元年9月3日(火曜日)18時00分~

場所

長崎市民会館 アマランス研修室

議題

・第3期中期目標(案)に対する意見について

審議結果

【次第1 第2期中期目標期間終了時の検討及び措置について】
●事務局
事務局から、第2期中期目標期間終了時に見込まれる業務実績評価時の検討及び措置に係る意見について説明。
●委員長
地方独立行政法人という形態を維持して、業務の継続や組織の存続の必要性を検討するという位置づけでいいか。
●事務局
4年に1度中期目標の見込評価を行い、法人として存続していいのか、評価委員会の意見をいただきたい。
●委員長
第2期見込評価は、大体良い方向に評価が上がっているととれるのではないか。
見込評価をしているが、来年度の実績評価で、改めて確定ということになる。
法第30条の「組織の存続の必要性」の組織とはどういう意味か。
診療科の内容についても検討するということか。
●事務局
市の直営や民間の力を借りるという方法もあるが、地方独立行政法人という形態でいいのかをまず検討し、その後、今の長崎市立病院機構でいいのか検討するということ。
ここでの組織とは病院事業をどんな形でするのが適切か。市の直営などではなくて、地方独立行政法人の形態が適切とされたら、現在の組織でいいのか検討する。診療の内容は「その他その業務及び組織の全般」にあてはまる。
●委員長
病院としての業務を継続させるかについては、医業を継続させることに問題ないと思う。
●事務局
組織の存続の必要性は、長崎市立病院機構が運営する病院は、長崎みなとメディカルセンターという1つの病院だが、複数の病院を運営している法人があるため、病院ごとに存続すべきか否か検討するといった意味の組織である。法人として特段の問題があるという意見があれば、直営などの方法も考えることとなる。
●委員
法第30条の業務の継続の検討に関しては、法人が業務を継続していくことが妥当という検討結果が評価を通して見えてくる。そして、この法人が業務を継続していくとして、第3期中期目標に何をオーダーしていくかの議論になる。
●委員
例えば、病院を増やしたり、夜間急患センターの機能をもたせたりすることも、ここで議論するのか。
●事務局
現時点では、業務の継続の検討がメインである。将来的にはそういった機能増加の検討も考えられないこともない。
●委員長
業務の継続が必要であることに意見はないか。
●委員
地方独立行政法人として、業務の継続は必要。経営として厳しい状況は続いており、社会保障制度の構造的な問題も関係している。市から公費を投入できる仕組みになっているが、公費を投入する妥当性や必要性についても検討することは、病院の安定した持続的な経営のために必要。
●委員長
安定的な経営基盤の確立のためには市からの支援も必要になる。
●委員
目標の立て方について、抽象的なものが多いので、定数化できるところは具体的に記載した方がいい。目標管理制度というが、何年以内になど期限を記載した方がいい。
●事務局
評価にあたって、どういう状況になったら、達成と評価するのか分かりづらい部分がある。数値化できるものについては、分かりやすい目標の設定をしたい。
●委員
できる目標しか出さなくなると意味がないし、いい成績を出そうとすると目標が低くなるという問題もある。市と機構がよく話し合って目標設定をしてもらいたい。
●委員長
中期目標のここの部分は、数値化した方がいいなど、次回の評価員会で意見をいただいて、第3期の中期目標を検討し、経営基盤の安定のための方策を考えていく。


【次第2 中期目標・評価の仕組みについて】
●事務局
地方独立行政法人の業務運営における目標・評価の仕組みについて説明
委員長 評価委員会としては中期目標と業務の実績評価で関わっていくことの確認をしたうえで、何か質問等ないか。
質問なし


【次第3 第3期中期目標策定における検討事項について】
●事務局
第3期中期目標策定における検討事項について、「長崎市第四次総合計画」、「4つの使命と中期目標」、「第3期中期目標の策定における検討事項」について、説明
●委員長
次期中期目標を設定するための前提の説明があったが意見はないか。
●委員
第四次総合計画のF9 「安心できる医療環境の充実」について、今後の救命救急センターの立ち位置であるが、現在の二次で、輪番を外れて、三次として輪番病院を支えていくことになるのか。
●事務局
総合計画に書いてあるのは、地域全体で地域の医療を守っていくということ。その1つが長崎みなとメディカルセンターの機能ということになっており、立ち位置までは第四次総合計画では示していない。
●事務局
長崎みなとメディカルセンターの救命救急センターは、三次については、大学病院と連携して考えていくことであって、基本は二次という立ち位置を考えている。
●事務局
当面は9輪番病院の中で、現在の体制を維持しつつ、三次救急は高度救命救急センターの長崎大学と長崎みなとメディカルセンターとで分担しながらと考えている。
センター設置後、9輪番体制の中で当院がどのような役割を担っていくかについては、今後検討していく。
●委員
今の輪番病院の体制を見直す流れになるのか
●事務局
輪番病院の審議会が別にあるので、その中で、課題や意見をいただいて持続可能な体制を検討している。
●委員長
第四次総合計画は、来年度までの5年間、病院の中期目標は4年間で期間がずれている。3期中期目標を検討するにあたって、大きく変わらないのであれば総合計画を前提として検討していく。
中期目標の、「救急救命センターの適正な人員体制による安定した運営」と「安定的で持続可能な経営基盤の確立」については特に指示していきたい。第3期の中期目標を検討するにあたり、数値も設定したい。
●事務局
2回目、3回目の評価委員会で文案を出したい。意見は引き続きいただきたい。
●委員長
4つの使命についてはどう考える?
●事務局
4つの使命について、根幹となる考え方であり、第1期から継続していくものと考える。ただし、状況が変われば表現や項目などご意見をいただき見直していきたい。
●委員長
4つの使命については維持したいとの話だが、意見はないか。第3期中期目標ではどういう病院にしていきたいと考えているのか
●事務局
4つの使命は第1期中期目標から病院の根幹となっており、維持していく必要がある。
●委員
ここ5~6年で、医療政策そのものが変わってきている。最近大きく意識されてきているのが、地域包括ケアシステム。以前は、医療ネットワークで支援していけばよかったが、今求められているのは、急性期から回復期、そして地域生活の継続という連続性のある支援、地域住民が安心して生活していくということが求められている。長崎みなとメデイカルセンターのように急性期がメインのところは地域に入っていくということは現実的ではないと思うが、全体的な流れとして介護や福祉の連携が強調されていることを鑑みると、第2期中期目標の中にある「地域の医療機関との連携を図ることにより地域ネットワークの中心的役割を担うこと」については、今後、医療だけでなく、介護や福祉との連携が入ってきていいのではないのかと思う。
●事務局
第2期中期目標の「地域医療への貢献と医療連携の推進について、介護施設との連携」と掲げているが地域包括ケアも意識していくものと考えている。
●委員長
第3期中期目標の中でより具体的に検討していただく。
4つの使命を満たす病院として、その先にあるゴールを目指すとなると、地域包括ケアシステムは外せない話になってくると思う。
●事務局
長崎みなとメデイカルセンターは急性期医療を担う病院なので、地域包括ケアを直接担う形ではなくて、退院支援等に取り込む形で考えていきたい。
●委員長
安心して住めるまち、病気になった時のまちづくりを含めて療養、リハビリ、介護などがつながっているような市であって、そのための長崎みなとメディカルセンターであってほしい。それがあって4つの使命が担保される。
●委員 高度医療と地域包括ケアが結びつくのは難しいが退院支援が結びつくような形で第3期中期目標に入ると意識化と見える化が強化される。急性期医療を担う医者に求められる役割は、患者さんが早期退院できるよう、体に負担の少ない手術や治療を行うこと、またそのような医療技術を習得することであり、今後の高度医療のあり方の1つとの考え方もある。
●委員長
資料7の第2期中期目標の構成と検討課題「第5その他の業務運営に関する重要事項を達成するためとるべき措置」の「事業の円滑な推進」は、第3や第4の内容のようだが、前の方の項目にまとめないのか。
●事務局
新病院を建設した時のPFI事業者が施設の維持管理のメンテナンスを行うため、その事業者との円滑な推進となっている。分かりにくいため、内容にあったタイトルをつけたいと思う。
●委員長
地域包括ケアについては、(2)地域医療への貢献と医療連携の推進など色々なところに関わってくるのではないか。全面に出す大きな項目になるのかもしれない。
(1)目指す医療のア~エについては、当然残していくのか。
●事務局
目指す医療のア~エについては医療の4本柱として力を入れているものであり、公立病院としての役割が示されているため継続していきたい。
●委員
看護師の確保が難しく定着しない。4つの使命のうち、3つめの「職員育成という考えのもと」とあるが次期中期目標では職員の満足度が得られるような取り組みも必要なのではないか。
●事務局
第3 業務運営の改善に、第2の3マグネットホスピタルとしての機能を含め、職場の環境づくりや研修など人材育成のことを目標として示し、職員満足度向上を求めたい。
●委員長
アンケートの結果も利用してはどうか。
他に意見ないか。
(意見なし)

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電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

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