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平成30年度第2回 長崎市社会教育委員会議

更新日:2019年9月2日 ページID:033372

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

教育委員会 教育総務部 生涯学習課

会議名

平成30年度第2回 長崎市社会教育委員会議

日時

平成31年3月28日(木曜日) 10時00分~

場所

長崎市市民会館1階 大会議室

議題

だれもが生涯を通じていきいきと学べる社会をめざして
1.中央教育審議会の答申について
2.だれもが生涯を通じていきいきと学べる社会をめざして
3. 報告事項、その他

審議結果

【議題1. 中央教育審議会の答申について】
 ~事務局より答申の概要説明~

【議題2. 「だれもが生涯を通じていきいきと学べる社会をめざして」】

(委員)【学校での実践事例について報告】
地域の力は大きい。保護者と地域を学校がつなげる役割を担っていきたい。

(議長)
人づくりといった観点から、委員の皆様が、それぞれの活動に取り組むことになったきっかけをお話しいただきたい。

(委員)
もともと文化活動(音楽)に興味があった。文化活動に取り組んでいる人たちが困っている状況を何とかしたかった。

(委員)
もとは、人権について高い意識があったわけではなく「やってみませんか?」の一言がきっかけだった。

(委員)
他市から長崎市に転入してきて、当時友人がいなかった。現在所属している団体を知り、そこで人との出会いがあり、活動を続けている。

(委員)
今の育成協の活動に先生方がたくさん参加してくれることについて感謝している。自分が活動に取り組むことになったきっかけは、学校の校歌を聞いて、この学校の子供たちのために何かしたいという気持ちになった。また、当時の校長先生が自分の元担任だったこともあり、PTA活動に取り組んだ。

(委員)
「この仕事をお願いできますか?」という一言で取り組んでみたところ、やってみたら、うまくできたことで「助かりました。ありがとう」と認められたことがうれしかった。そこで、「他にもしましょうか?手伝いましょうか?」ということで活動に取り組み、自分の意、居場所が見つかった。

(委員)
社会科教育では、知る(憶える)から主体的に考えることへの転換が図られている。これは、教科である社会科の知識を習得して学習が完結するのではなく、社会の一員として、積極的にまちづくりに参画していこうというものである。言い換えると、社会づくりに貢献できる人づくりを学校で行うということである。
授業研究などで、地域活性化学習を参観させてもらうことがあるが、リアルさが不足していることがある。結局、机上の議論で終わることが多い。その点、これまでの各委員からの、活動への参画のきっかけについての事例は具体的である。社会科から社会化へ、それが社会形成へとつながっていく。

(委員)
学校においては、子どもたちに地域の大切さやありがたさを実感させることをめざしている。たとえば、卒業式に地域の人を呼ぶことは、どこの学校でも行われていることだが、逆に、地域の方々が自主的に「卒業式に行こう」という気持ちになるくらい、地域の活動に生徒を貢献させることも、大事なことだと考える。

(委員)
学校の職員が地域に出向いていくことも大切。親(育友会)がウォークラリーを行うのであれば職員も参加するなど、保護者・こどもが地域にかかわるきっかけづくりを仕組むことも大切である。

(館長)
たくさんの人に施設を利用してもらうために、学習室の開放を行い、若い人が足を運びやすくする。

(館長)
雨天時など幼児の遊び場がないという声があり、講堂の開放を行った。当初は利用者が少なかったが、口コミや「こんなことができたよ」という活動後の報告から、次第に利用者が増えてきた。そこで、ただの遊び場開放で終わるのではなく、他の施設利用者との交流を図ることができないか、高齢者の特技を生かす場として交流活動を仕組んだ。

(議長)
 「来てください」という参加募集は多く目にするが、「こんなことができたよ」という活動報告があると、行ってみたいという意欲につながる。また、口コミによる「面白かった!」「楽しかった」というつぶやきも大切である。

(館長)
社会福祉施設と隣接していることで、地域のつながりを作りやすい。様々な機関と連携しながら、それぞれが「できる」ことを生かしていくことで、そこでの「いきいきと活動する人」の姿が見えてくる。

(館長)
利用者が非常に多い反面、講座への参加については、地域づくりなどの自分たちの課題に対する講座よりも、個人の興味を重視した、趣味的な内容についての参加者が多いといった実態がある。個人の学びを高めるために来ているのであって、地域の課題等について考えるまでには至っていない。

(委員)
趣味的な内容であっても、まずは知る(学ぶ)ことが大切であり、その中で、多少なり、人とのつながりが生まれてくる。地域の課題解決等に向けて、自分にできることを見つけることができるのは、個人の学びが高まった結果であり、そこに至るまでには、時間がかかってしまうだろう。

(館長)
シビックプライドを育てることをめざしている。サブカルチャーを切り口にしながら、長崎を好きになる人を育てていくということも大切である。

(委員)
協議テーマの「生涯いきいき」ということを自分なりに考えてみた。一人一人が個々に学ぶのではなく、つながりあいながら学んでいくということではないだろうか。そのためには、各団体や機関等の横のつながりや斜めのつながりをつくることも大切な視点である。また、「学習」を目的としてとらえるのではなく、「手段」と考えることで新しい形が見える。何かを習得することだけがねらいではなく、学びを通して今後どのようにつながっていくかということである。特に、シニア世代は「学びたい」「働きたい」という意欲が高いので、キーマンになる人が多いのではないだろうか。

(委員)
連携という話から、人権教室(法務局主催)を学校の道徳の授業の一環として、取り組んでもらっている。子どもたちが人権について学びを深めると同時に、授業を行う人権擁護委員のスキルアップにつながっている。

(議長)
わたしたちが目指す人づくりは、ここにお集りの委員の皆さんのような人材をどうやって育成していけばよいかということになるかもしれない。当然、そこには個人の経験や趣味・特技も大きくかかわっているかもしれないが、人と人との出会いによって安心感が生まれ、つながりができるのではないだろうか。

【議題3. その他の事項】
~事務局より次年度の会議等についての事務連絡~

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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