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令和元年度第1回長崎市ストップCKDネットワーク会議

更新日:2019年8月22日 ページID:033302

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

市民健康部健康づくり課

会議名

令和元年度第1回 長崎市ストップCKDネットワーク会議

日時

 令和元年7月29日(月) 19時00分~20時00分

場所

長崎県勤労福祉会館 1階 多目的室

議題

1)長崎市ストップCKDネットワーク会議会長選出
2)長崎市の慢性腎臓病(CKD)対策について
3)平成30年度の取り組みについて(報告)
4)令和元年度の取り組みについて(計画)
5)長崎市糖尿病性腎臓病重症化予防事業について
6)その他(阿比留委員からの提案)

審議結果

出席委員:9人、欠席委員:1人

議題1)長崎市ストップCKDネットワーク会議会長選出
 長崎大学病院腎臓内科教授 西野友哉氏を選出
議題2)長崎市の慢性腎臓病(CKD)対策について
【事務局より説明】
・平成30年度の人工透析患者数は、1,326人で、前年度に比べて12人の増加。
・平成30年度の新規透析導入患者数は、205人で、前年度に比べて53人の増加。また、65歳未満の新規透析導入患者数は59人で、前年度に比べて18人の増加。導入年齢の平均は、71.7歳。
【委員意見】
・今までの取り組みが不十分だったのか。あるいは成功していないということか?
・透析導入のタイミングは、ここ3~4年で大きく変わったことはない。50人の増加となると、今までの積み残しだけでは説明できないものがある。
・国保と後期高齢者の内訳はどうなっているのか?
⇒国保47人(内訳:40-44歳が1人、50-54歳が1人、55-59歳が1人、60-64歳が8人、65-69歳が17人、70-74歳が19人)
議題3)平成30年度の取り組みについて(報告)
【事務局より説明】
・平成29年10月の市役所機構改革により、長崎市のCKD対策の4つの柱(栄養改善、病診連携、重症化予防、普及啓発)のうち、栄養改善と病診連携を健康づくり課が、重症化予防と普及啓発を総合事務所が担当している。
・訪問等栄養指導は、延べ328件で開始時の平均年齢は72.2歳。糖尿病性腎症重症化予防事業の対象者12人も実施。
・長崎市CKD病診連携医療機関は、平成30年度末で158か所となった。
【委員意見】
・栄養指導の患者さんは、我々に話さないことも栄養士さんに話している。非常に熱心に対応していただき、うまく維持できているので感謝申し上げたい。
・188人の栄養指導を行った患者さんで、透析導入となった方は何人いますか?
⇒R1.7.30、3名と確認。
議題4)令和元年度の取り組みについて(計画)
【事務局より説明】
・例年どおりの計画を予定。
【委員意見】
・患者さんを減らすという目的からすると、これまでと同じ計画でよいのか?
・前年度の踏襲では、来年また高くなる可能性があると認識しておかなければならない。
・新規透析導入患者が50人増えたというのは、ものすごくショックなこと。どういった人たち(地域・年代など)が増えているのかを詳しく分析し、これからの対策や計画の見直しを検討していくことが必要。
・医療現場では、80歳代の新規導入が増加しているのは感じているところ。
・重症化予防の対象で、3年連続eGFRの値が下降している47人の年齢構成はわかるか?
⇒R1.7.30確認。40歳代が1人、50歳代が4人、60-64歳が2人、65-69歳が15人、70-74歳が25人。
議題5)長崎市糖尿病性腎臓病重症化予防事業について
【事務局説明】
・未受診者および治療中断者への受診勧奨
平成30年3月~12月の受診勧奨対象者365人全員に通知を郵送。そのうち、受診につながった方が254人、糖尿病の診断がついた方が139人、投薬開始となったかたが33人。
・ハイリスク者に対する保健指導
優先順位を決めて、健診結果やレセプトデータから対象者を絞り込み、医師会のご意見を伺いながら事業を推進していく。
【委員意見】
・治療中断者について、なぜ中断したのかという話は聞かないのか?
・若いⅡ型への対応が難しいと感じる。20歳代で発症し、最初は定期受診していても忙しさや経済面を理由にドロップアウト、2年後に再診した時には尿蛋白2+というケースもよくある。そういう人たちは、完全なハイリスクだと感じる。
・患者さんに特定健診の受診を勧めること。受けなかったら、どういう影響があるのかを知らせることも大切。(国からの補助金が減る、保険料が上がるなど)
議題6)その他(阿比留委員からの提案)
【阿比留委員より説明】
・毎年11月14日は、世界糖尿病デー。これに併せて、稲佐山のブルーライトアップやイベントを開催している。昨年は、サルコペニアをテーマに実施し、250人の参加あり。
・今年は、かもめ広場またはベルナード観光通りで糖尿病性腎臓病重症化予防プログラムを含めたかたちで実施したい。ポスター掲示やテレビ活用も検討中。
【委員意見】
・透析がどんなに大変なのか、お金がどのくらいかかるのかなど、実際的なところを嫌味のない範囲で啓発に役立ててはどうか。
・医療費の問題がわかる情報を、長崎市にご提供いただきたい。
⇒しっかりと協力させていただきたい。
その他)「エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2018」の配布。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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