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平成30年度第2回 日吉自然の家運営協議会

更新日:2019年3月29日 ページID:032640

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

教育委員会 教育総務部 生涯学習課

会議名

平成30年度第2回 日吉自然の家運営協議会

日時

平成31年3月20日(水曜日) 13時30分~15時00分

場所

市民会館

議題

1. 平成30年度日吉自然の家の事業の中間報告
2. 平成31年度日吉自然の家事業計画案について
3. その他、日吉自然の家の運営に関する協議

審議結果

【会長】
ただいまから、平成30年度第2回日吉自然の家運営協議会を開催します。
まずは議題の1の平成30年度の事業の状況と小学校5年生の宿泊学習について、指定管理者と学校教育課の方から説明をお願いします。

【事務局】
配布資料及びパワーポイントにより、利用者数、冬場対策、主催・自主事業の実施状況、収支状況について説明。小学校5年生の宿泊学習について説明。

【会長】
ただいまの説明について質問はありますか。
事業の実施状況を見ると、文化系は好評で、自然と触れ合う野外体験のものは苦戦しているようですが、この原因はどのように考えておりますか。

【事務局】
事業をやっていることの周知が充分ではなかったものと考えております。日吉自然の家自体の事も、あまり知られていない状況にありますので、まずはこの施設がどんなもので、どのような事業をやっているか、口コミやHPも活用して周知を図ることを、今後も継続して実施していきたいと考えております。
また、リピーターだけではなく、新規の方の獲得も目指さないといけないため、家族を対象にするなど、利用者のターゲットを見直したり、単発ではなく、農業体験など年間を通した事業実施の検討も行っております。

【委員】
事業を自然に関するものにこだわると、冬場などは困難になる。例えば、自然に関するものは8割までにするとか、割り切りも必要ではないか。また、リピーターも大事にした方が良いと思う。
宿泊学習のアンケートを見ると、概ねが好評だが、少数の2.5%の回答はネガティブなものになっていることの原因はどの様に考えておりますか。
事業のターゲットについて、最近は親子関係に関することに注目が集まっているようですので、日吉自然の家の職員だけでは手に余ることもあると思うので、専門家の活用なども徐々に検討してみてはどうでしょうか。

【事務局】
アンケート結果について、どうしても魚を触るのが苦手だったり、夜、環境が変わった中で寝ることができなかったりすることなどの理由により、少数ではあるが、否定的な感想が一定数は発生してしまうと考えております。
専門家などの人材の活用については、現在、県内の他施設と連携しているので、それをきっかけにして情報やノウハウを入手するようにしたいと考えております。

【会長】
収支を見ると、概ね黒字になるようだが、職員の待遇改善や人材育成はどのように考えていますか。

【事務局】
長崎ダイヤモンドスタッフ(株)全体の問題であり、日吉だけが行うことは困難です。
また、ボランティアの活用が大事であると思っています。人材育成について、スタッフの有望な若手がいるので、積極的に経験を積ませている状況であります。

【委員】
ボランティアはどのように育成しているのか。また、公民館のように、利用者が他の事業で講師を務めるなどの仕組みはあるのか。また、ボランティアに対する活動資金はどうしているのか伺いたい。

【事務局】
4月に長崎大学の学生を対象に、宿泊学習のリーダー研修を行っておりますが、その時に通常の事業でのボランティア参画などの勧誘を行っております。
一般の人のボランティアについては、例えば専門の技術を活かしたモノづくりなどに協力して頂いております。今後も、得意分野をお聞きして登録をするなどボランティアの要請研修を考えていきたと思っております。
尚、ボランティアについては昼食費と交通費を指定管理者の経費から支出しております。

【会長】
長崎大学の方には登録していますか。今からだと遅いかも知れませんが、次年度から登録をすれば、もっと良い繋がりが出来るかも知れません。

【委員】
冬場対策については、2月9日のイベントを体験しましたが、私達も良い経験になったと思っています。ますは1回試しでやってみてという段階だと思いますが、やってみた感想は、とにかくスタッフが忙しかったということです。今後は、いろんな団体、サークルの活用が出来たら良いと思います。

【委員】
2月9日のイベントは、非常に良い企画だったと思います。ただ、残念ながら当日は、他の行事と重なり、参加出来ませんでした。次は、日程を分けるなども検討してみてはと思います。

【会長】
日吉自然の家で取り組んでいる事業などは、例えば教育委員会を通して、各学校に知らせることなどは出来ないのでしょうか。

【事務局】
今後、検討していきたいと思います。

【委員】
事業は上手くいっている印象です。今後は、施設の充実(雨除け、野外トイレ)についても、取り組んでいただきたい。

【委員】
青年の家時代は、宿泊の定員が80名で、自然の家になり倍の約150名になるなど立派になったと思っています。今後、施設面の更なる充実を図る意味からも必要な予算化をお願いしたいと思います。

【委員】
普段体育館を利用させて頂いているが、今後も日吉自然の家の告知活動を行い、幅広く活用して頂くことが大切であると思っています。

【事務局】
イングリッシュキャンプの際に日吉自然の家にお邪魔したが、参加者した方は非常に喜んで頂いたので、今後もPRの方法を考えていきたいと考えております。

【会長】
審議の結果、議題1については、利用者数が目標数を達成し、冬場の対策も充実してきたことから、大変良い成果が得られた。今後も無理のない範囲で改革を継続していただくことで、了承が得られたこととします。
議題の2 平成31年度の事業計画案について、生涯学習課と指定管理者から説明をお願いします。

【事務局】
追加資料に基づき、平成31年度予算、消費税増税に伴う条例改正について説明。
配布資料に基づき、平成31年度主催及び自主事業について説明。

【委員】
事業について、ターゲットを変更し、親子を対象にしたのは良いと思いますが、理由は何かありますか。また経費はどうされていますか。

【事務局】
事業によっては、中高年層の申込みが多くなる場合がありますので、その為、ターゲットを絞り込んで、親子が参加できるものにしたということです。
また、事業の経費については、地権者や講師と交渉中で決定していないものもあります。

【委員】
事業の周知については、広報ながさきで知ったという人が多いようです。また、学校でも児童・生徒に説明しているとのことですが、特に中学生になると、なかなか親に情報が伝わらない状況です。PTA研修会の場で、そういった情報を配布してもらえれば協力できると思います。また、学童保育でも日吉自然の家を使ってもらいたいが、どうしても学校で実施する宿泊学習と同じ内容になるという思い込みがあるようなので、単発なものを組み合わせたプログラムとか、英語に関心を持っている保護者向けにその様な企画を行うなど、もっと事業内容の工夫をしたら良いのではないかと思います。

【事務局】
周知ができる場の情報が得られれば、積極的に説明に伺いたいと思います。

【委員】
非常に頑張っておられると思いますが、職員の方の健康問題もありますので、前年度と比較して、休所日が1日増えているのは、話題になっている働き方改革に沿った内容で結構だと思います。

【委員】
利用人員は、小中高生などの区分で統計資料を作成しておられると思うので、次回の委員会で資料を示して頂ければと思います。

【会長】
審議の結果、議題2については、本年度の成果等を意識された計画となっていますが、各委員から指摘のあった広報や働き方改革に沿うことも考慮いただくと言うことで、了承が得られたこととします。

【会長】
議題の3 その他、日吉自然の家の運営に関することについて、何か委員の方から質問はありませんか。

【委員】
学童向けに、年度初めに日吉自然の家の年間事業スケジュールを配布し、この期間にこんなことが、またどの様な活動が出来るのか紹介して欲しい。活動をする際に、大いに参考になると思います。

【会長】
これまで報告していただいたとおり、平成30年度事業については、利用者も増えており、収支も黒字と言うことで、良好な結果だと思います。また平成31年度の計画についても、特に問題となりそうな点はなかったと思います。今後も事業を頑張っていただきたいですが、スタッフに負担がかかり過ぎないように気をつけて行ってもらいたいと思います。
これで、平成30年度第2回日吉自然の家運営協議会を終了致します。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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