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平成30年度第2回 長崎市青少年問題協議会

更新日:2019年2月22日 ページID:032463

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

こども部 こどもみらい課

会議名

平成30年度第2回 長崎市青少年問題協議会

日時

平成31年2月12日(火曜日) 14時00分~ 

場所

長崎市立桜町小学校 地域交流センター 多目的ホール

議題

青少年を取り巻くメディア、ネットに係る課題について

審議結果

【事務局】
議事の進め方の説明
○ 本日は「母親のスマホ依存と乳幼児期のスマホ使用」についてご講義いただく。その後、講義内容、また委員の皆様から事前に頂いた資料をもとに協議していきたい。
○ また、次回の協議会が任期中最後の会となるので、これまで頂いた協議をもとに、方向性を見出していきたい。

【委員長】
○ それでは、「母親のスマホ依存と乳幼児期のスマホ使用」についてお話いただく。

【委員長】
○ ただ今のご講演、また皆様からいただいた事前提出資料をもとに協議を進めていく。
  次回までに、ある程度方向性を見つけることができればと思う。事前資料に沿って順に説明をお願いする。
  
1.ご自身(ご自身の所属する団体等)で青少年を取り巻くメディア・ネットに係る課題について、取り組んでいること

【委員】 
○ 児童・生徒を対象とした情報モラル教育を積極的に推進
○ 保護者に対する広報啓発
○ 事業者に対する要請

【委員】
○ 長崎市の中学校生徒指導部会では、今年度、SNSに係る諸問題に係る講演会を実施。
○ 市内の生徒指導月に1回、生徒指導担当者が集まる部会で情報交換を適宜行っている。

【委員】
○ 全教職員で指導内容を確認して、全児童に情報モラルの指導行っている。
○ 長崎市PTA連合会の緊急メッセージ単P内でも取り上げ啓発。
○ PTAと協力し、学校保健委員会講演を開催。
○ 学期に1回「生活リズムチャレンジカード」に取り組む。

【委員】
○ 長崎市少年補導委員協議会でも、「スマホ社会と青少年」と題した講演会を行う。
○ 本年度は「子どもの問題は大人の問題」と捉え、保護者に対するメッセージを記載したティッシュ、カードを作成、配布する。

【委員】 
○ 長崎県青少年育成県民会議と連携し、ネットパトロール事業を行っている。

【委員】
○ 講演にあったように、親子の触れ合いが重要。また、人間関係づくりには兄弟の関わりも大切。
 

2. 青少年を取り巻くメディア・ネットに係る課題について、どのような取り組みを行っていけばよいか。

【委員】
○ 親の姿勢の問題だと感じ、親の考え方を修正していくような取組を行う必要がある。
○ 児童・生徒に対しても単発ではなく、継続した教育が必要と感じている。

【委員】
○ スマホが悪いわけではなく、使い方、持たせ方に課題がある。
○ スマートフォンを持たせるとしたら、保護者の責任の下、定期的に点検するとか管理する力を育てないといけない。

【委員】
○ 判断力のない子どもにスマホを持たせることを条例などで禁止する「長崎方式」を取ればいいのではないか。乱暴な言い方だが、そのくらいやらないととんでもない状況になる。

【委員】
○ 学校現場の事情から“逃げない”ことが肝要。子どもの指導に関して学校、家庭だけでなく地域の力の入れてほしい。

【委員】
○ 指導する立場の大人への教育・啓発活動が、継続的に実施される制度が必要。

【委員】
○ 大人より子どもの方がスマホやネットへの順応性が高いので、先手を打って対応できるようにすることが大事。
○ 保護者の中には、子どもに持たせていないが自分のスマホを貸しているという例もある。家庭に対し危険性を更に伝えていく。

【委員】
○ 子どもを被害者だけでなく加害者にしない。大人が見えない世界も含めて指導をしていく。
○ 大人がネットでできることを学ぶとともに、興味・関心を持っていない人にどう届けていくのか、特に父親をどのように巻き込んでいく大事。 
 
【委員】
○ 乳幼児のタブレット使用に関する資料を市から預かっているファイルに入れてほしい。

【委員】
○ 大人がもっと携帯電話、スマホに関し、子どもへ悪影響を与えているということを自覚する必要があるのではないか。大人の姿勢を正さないといけない。

【委員】
○ 罪を犯した子どもたちも、母親に対する愛着を持っている。そのような子どもたちが更生する機会は今後あると思う。今のスマホがある時代の子どもたちにも当てはまるかどうか。
○ 第1子を持った親に、愛着に関する話を聞かせる機会を設定してほしい。

【委員】
○ 県や市で携帯電話やスマホの使用に関して、徹底したルール作りをしてほしい。そうしないと現状のままで変わりようはない。

【委員】
○ オンラインゲームで簡単にフレンドになれる、顔を知らなくても、普通に友達になれる。それが個人同士のつながりになっている。

【委員】
○ スマホのない社会が現実味として可能なのかというと、なかなか難しい。
○ 現実的にやるとするならば、今あるものをうまく使う。その方法として、フィルタリングや講演等を聴くことも一つである。しかし、実際に聞きに来る人は、興味のある方で、本当に聞かせたい親は来ないのが実情である。

【委員】
○ 「18歳になったらスマホを持たせる」ということには問題がある。親の覚悟があって持たせるということだと思う。
○ 我々大人が知らないところで子どもたちがゲーム中毒になって、危険な目にあっている。これを一つ一つ対応するのは無理である。だから一つの提案として、条例などでやってみる等、そのような状態まで来ている。

【委員】
○ 子どもたちは大人の背中を見て育つ。家では両親で、学校では教職員である。先生も学校でのスマホ使用について注意してほしい。

【委員】
○ 子どもたちはネットに依存するのは、その中で満たされるからである。現実的ではないが、自信をつけ、自己有用感を持ったりしている。
○ スマホが問題と言われつつも、私たち大人が作った社会の中で生きづらさを抱えた結果、ネットの中でしか生きる道を見つけることができない子どもがいることを理解し、検討していかなければならない。

【こども部長】
○ 子どもの発達段階のいろいろな時期で、スマホ一つをとっても関わり方や取組が違ってくる。また、家庭、学校、地域それぞれでも関わり方・取組が違ってくる。それらを長崎市全体として俯瞰して、私たちみんなが共有しないと、それぞれの取組に効果が表れないのではないか。
○ 本日の講義を伺い、子どもが生まれてきて最初にお母さんとの愛情を形成していただく中で、今までなかったスマホという問題が入ってきた、そして、ここでの取り組み一つで幼児期、小学校、中学校と発達段階に応じて今までになかった新しい問題が生まれてくる危険性があると考えている。
○ 今起こっている青少年の問題に対しては、今どのように対応するか非常に重要である。それに加え、今から生まれてくる子どもたちが大きくなった時に、想像もできないような新たな問題になってはいけないので、幼児期の対応をしっかり押さえる必要があると考えている。
○ 長崎方式というのは、どこまでできるのかと非常に難しい問題だが、今後もいろんな議論を深めていきたい。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

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