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平成30年度第2回 長崎市まちなか賑わいづくり活動支援補助金交付審査会

更新日:2018年12月5日 ページID:032131

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

まちづくり部 まちなか事業推進室

会議名

平成30年度第2回 長崎市まちなか賑わいづくり活動支援補助金交付審査会

日時

平成30年11月6日(火曜日) 14時00分~16時30分

場所

市民会館(中央公民館) 第4研修室

議題

議題1 まちなか賑わい活動支援事業及び審査会について
議題2 審査スケジュール及び審査方法について
議題3 まちなか賑わいづくり活動支援事業プレゼンテーション審査
(※議題3のうち応募者によるプレゼンテーションのみ公開)

審議結果

○会長・副会長の互選について
  会長には、山下委員が、副会長には、河村委員が選任された。

○議題1 まちなか賑わいづくり活動支援事業及び審査会について
 ■事務局説明
  ・まちなか賑わいづくり活動支援事業の概要及び審査会の役割等について説明した。

 ■主な意見なし

○議題2 審査会スケジュール及び審査方法について
 ■事務局説明
  ・審査会のスケジュール及び審査基準や審査方法(案)について説明した。

 ■審査委員からの質問
  ・今回は3件の応募があるが、2件のみの採択と聞いている。1件は不採択になるという認識でよいのか。

 (事務局回答)
  ・現在2件分の予算を確保している。
  ・審査要領において採択基準を60点以上と設定している。
  ・もし、全ての事業が60点以上であれば、予算の枠内での対応となるため、点数が高い上位2件が採択となり、残りの1件は本事業としての支援ができないこととなる。

  ・そのほか質問はなく、事務局案について、了解とし、審査方法とスケジュールについて決定した。

○議題3 まちなか賑わいづくり活動支援事業プレゼンテーション審査について
 ■応募のあった3件の事業について、プレゼンテーション審査を行った。
  ・審査の結果、「浜町サブカルストリート」、「ながさきオーガニックマルシェ」の2件が採択事業となった。

○主な質問・意見等
【1.浜町サブカルストリート】

【委員】
プレゼンを聞かせてもらい、サブカルチャーは新しい文化で面白いと思う。物品の販売がどのようなものを想定しているのかをもう少し具体的に教えていただきたい。説明資料に具体例として出ている水引については色々なところで販売されていると思うので、長崎と水引の関係などがあれば教えていただきたい。物品のライセンスについて、どのように管理していくのか具体的に教えていただきたい。

【応募者】
作品について、水引を例えで挙げているが、ほかにもオリジナルのイラストや絵葉書の裏面に作家の方が直接絵を描かれたものなどの産品や、布製品のバッグや、ネックレス・イヤリングなどのアクセサリー類が主体になってくる。二次創作といわれている、版権があるものの創作については販売を禁止し、自分で考えたものを出品することとしている。長崎の作家が作っているものの一つが水引だということであり、どのような水引かは現時点では分からないが、作家が長崎をイメージした水引を作って展開をしていく。水引と長崎の関連性については、あまり考えていない。ライセンスというのは、どのような内容を聞いているのか。

【委員】
コスプレは、もととなるオリジナルがあり行うもので、例えばドラえもんであればそれに対しての疑似ということだと思うが、そうした商品を販売した時にトラブルが起こることを心配している。その点についてはどのように対応するのか。

【応募者】
コスプレについてのライセンスは、取ることは考えていない。コスプレについて半年間調べているが、例えば「ラブライブ(アニメのゲーム名)」に限定したコスプレイベントを開催するとなると、これは完全に疑似となり、何かに限定せず「コスプレイベント」として実施することについては、基本黙認されているのが現状である。実際に名古屋で、ワールドコスプレサミットが行われており、30万人ほど訪れるイベントだが、そこで版元が版権について何か言ってくるということはない。来年度はワンピース(アニメ名)がオフィシャルでコスプレイベントを打ち出すことも予定し、版元から認められたイベントの例の1つとなっている。徳島でもサブカルチャーのイベントがあっているが、そこも版権を取っていない。基本的には、コスプレに関しては、イベントで「ワンピースの海賊イベントを行う」というと完全に疑似をしていることになるが、「コスプレイベント」を行う分には黙認というように聞いている。
今回の事業は、出店者のコスプレも何かをイメージしたコスプレで出るというわけではなく、お店の人が商品に合ったイメージなどでコスプレをするというイメージなので版権はいらないと考える。作品については二次創作を禁止しており、基本はオリジナルの製品を作ることとし、アニメのイラストや、アニメーションの複製本は販売は禁止にしている。

【委員】
2日間、観光通りで実施するということだが、どれくらいの集客予定か。
今年は長崎市から補助が仮にあったとして、来年度以降はどのように採算をとっていくのか、見通しがあれば教えてほしい。

【応募者】
集客は1,000名を予定している。イベントをしない場合のアーケードの歩行者の人数にプラスして、今回サブカルチャーのイベント自体の集客で1,000名くらいは考えている。来年度以降の理想は、来年度の手数料が50万円としていて、10社であれば10社から5万円ずつとなる。5万円を売上の10%と考えると、1店舗50万円の売上を上げなければならず、おそらくそれは難しいのではないかと思っている。事業計画でも書いているように、現在は店舗数を10~20店舗という倍の数の幅を持たせているが、その間の数の15店舗ほどと想定した場合、その分の売り上げの10%~15%くらいを予定し、50万円くらいの捻出ができればと考えている。売るものによっても売上高は変わってくるため、出店料を売上高に対する手数料として取るのか、1店舗当たりの手数料として取るのかはポイントになるが、今回は売上で賄えるよう実施し、現に賄えない場合は、別途のイベントを組み込むことを考えている。スポンサーが喜ぶような投資の企画を入れてベースの費用を捻出しようとは思っている。 

【委員】
物販屋台のテナントが10~20店舗と幅があるが、大まかな内訳があると思う。その内に飲食も入るのか。全体の割合的にどういうイメージでテナントを集めるように考えているのか、応募してくる出店者を誰でも集めるのか。また、どのように周知して出店者を集めるのか聞きたい。

【応募者】
店舗の割合については、食べ物を出す店舗が8割になると思う。出店者の確保については、本業で食の商談会などを頻繁に行っているので、その母体の十八銀行グループの顧客が中心にはなるが、十八銀行の取引の有無には関わらず出店者を集めたいと思っている。長崎市とも連携して商談会などもやっており、その関係者に声をかけることで、食品に関する店舗集めというのはそれほど難しくないと思っている。残りの2割に関しても、長崎のお土産プロジェクトでも食品以外も出されており、そういったところに声掛けをすれば、出店者の確保は可能だろう。広報については基本SNSを考えている。広告の形式ではなく、長崎新聞やNBCに取材協力をしてもらい、周知をしていこうと思っている。


【2.まちなかデジタルサイネージ 】

【委員】
既に出島と歴史文化博物館に設置をされているということだが、費用負担はどのように行っているのか。

【応募者】
独自の費用負担で、サービス開発、システム開発の一環として資金を投入している。

【委員】
収入は既に設置している施設でも出ていないのか。

【応募者】
今年度は、特に収入設定をしていない。こうしたシステムは、利用者に体感してもらうことが何より大事で、観光地の中でもシステムを導入してコンテンツを楽しんでもらいたい。予算化についても、今年言って今年急に予算化するということはできないため、実際にどれくらい効果があるのか、今回の事業等を通じて効果を感じてもらい、当社自体の新しいサービスを作っていく。また今年はコンテンツのニーズを作り出していく取り組みをするための一年として位置づけていたので、段取りを兼ねて、発展させていく形で進めている。

【委員】
企業PR的なもの、という捉え方でよろしいか。

【応募者】
単なる企業PRではなく、当社自体が、地域の魅力を発信する情報や、クリエイティブな産業を作りたいと考えている。創業自体が、出島のD-FLAGの一期生で、その卒業企業でもある。余談にはなるが、長崎県内でクリエイターを育成する事業も取り扱っている。これはデジタルハリウッドといわれる事業なのだが、それを長崎に誘致したいと考えている。当社はケーブルテレビも対馬で経営しており、長崎県内でクリエイティブなことをする人々や若者が目指す場を作り出すことも当社の目的であり、県内ではそうした人材も少ないと感じていることもあり、作品を見せるステージとしてもこの事業を位置付けたい。それが地域の活性化と一緒になって両方で実現できれば、新しい事業にしたいとも考えている。

【委員】
今回も、補助金と自己資金だけで考えているということか。例えば、来年度、設置先の施設が継続して置くことを希望すれば、継続をするのか。

【応募者】
最初の機器は自社で用意をしており、この事業は観光客向けのフレームと設置をする部分だけを今回の事業費の対象にしている。機器の費用は当社で用意しており、今回の事業には含んでいないため、それ以降は希望があれば、そのまま設置していただき、中身を入れ替えて次年度以降、広げていければと思っている。

【委員】
機器自体は、実施期間後に設置先の施設に譲渡するのか。

【応募者】
差し上げるのではなく、置かせていただくということ。

【委員】
終わった後は結局引き上げになるということか。費用負担がある分だけ設置できるということでよいのか。

【応募者】
この3か月間のみという設置場所であれば、終われば撤去となり、そうでなければ次の年度もこの事業は自主的にも続けていきたい事業だと思っている。そのまま施設に置いて頂くとなれば、来年は季節に応じたフレームや、長崎らしいフレーム等、1年を通していつどのような反応が多いかなどの結果も見てみたいと考えている。

【委員】
現在、既に2つ設置していて、今度1つ設置するという話だったが、フレームの内容はみんな同じなのか。それとも、場所によって独自性があるものか。

【応募者】
場所によって変えた方が良いフレームと、長崎全部に共通するようなフレームとがある。フレームを選んで撮影することができるので、機器の中にバリエーションを増やしていくイメージを持っている。

【委員】
昨日、実物を見に歴史文化博物館へ行った。仕組みは理解ができたが、そこが撮影できる場所だというPRはどこでされているのかと疑問に思った。

【応募者】
説明資料8ページのプロモーション内に含んでおり、機器の設置ができることになったら、設置前から当社のホームページ等で告知をし、ただ置いておくというだけではなく、メディアプロモーションも行っていきたいと思っている。 

【委員】
今後の維持費や、チームラボとの契約はどういった形態で、維持するためには費用はどのくらいかかるものなのか。

【応募者】
チームラボには、システムとソフトウェアとを提供してもらっており、そのライセンス料は毎年発生している。それは当社で負担している。通信もこちらでネットワークを埋め込んでおり、モバイル開発をしている。基本的には設置先に電気代だけ負担をしてもらう。

【委員】
この委託料とシステム設定費とグラフィック製作費だけというのはどういうものか。

【応募者】
今回の設置場所に応じたフレームを作って、最初に設置場所へ運び込んで、組み立てや設置を行うための費用と、今回の事業にあるフレームを作るための費用で、一回きりのもの。

【委員】
3か月のデザインの費用、グラフィック製作費で54万ということか。

【応募者】
中にフレームを入れる時にまた、チームラボの設置システム料を払うことになるため、その費用とデザイン費用となる。

【委員】
フレームは長崎の人がデザインするのか。また、何種類くらい作るのか。

【応募者】
今回は、誰が作るかというのはまだ決めていない。テーマが長崎で、設置する場所がめがね橋や浜町であればその場所に合う形で、そのエリアのデザイナーに依頼する事を考えている。出島と歴史文化博物館においてあるものは、チームラボにデザインをしていただいたもの。今回は、こちらで作っていきたいと思っており、長崎の人間にデザインをしてもらいたいと考えている。

【委員】
設置場所によって何種類くらいか、決めるということか。

【応募者】
そう考えている。先々はデザインを公募して、コンテストなどを行い採用されたものがそこに設置されていくようにもしたいと考えている。

【委員】
デザインによって、人気の度合いも変わるため、しっかり取り組んでほしい。


【3.ながさきオーガニックマルシェ 】

【委員】
今回採用された場合、今後もブランディングや、継続する予定だと思うが、今後の、特に次年度の計画などあれば教えてほしい。

【応募者】
私たちは皆、家庭を持って子どもたちもいるため、最低回数として、年に2回と考えており、本当は隔週など頻繁にできれば良いと思っている。しかし今回は、私たちだけがずっと主催としてイベントを継続させるより、ある程度チームの土台を作り上げたいと思っている。例えば、子供が熱を出すなどして、主催者が来られないことでその週のマルシェは中止になるというのではなく、誰かがいなくとも、一定のルールがあればブースが簡単に決まり、隔週や毎週、この場所で開催できるという形式にしていく。そうすることで、農家の人たちの収入が安定しやすくなってくるだろうと考えている。10月のイベントで、最初に台湾だとか海外の人たちが案外集まってくることに驚いたが、将来的には、オーガニックマルシェが定期的に行われ、国際船が着いた時の観光のコースの1つとなれば良いと思う。また、今までは、それぞれが商品を生産することに必死で、みんなそれぞれ頑張っているが、横の繋がりはない状況だった。今回ブースを出すことで、そこで初めて出会って、一緒に何かしようかという話が出てくることもあると思う。例えば、店舗同士のコラボレ―ションでオリジナルの商品が生まれ、そこから県産品の代表として出せるものができていけば良いと思う。青山ファーマーズマーケットを見た際に、おしゃれで素敵だが、長崎の商品の方が、より質も良く新鮮で物が良いと感じた。青山ファーマーズマーケットの商品は、並び方やピクルスの色味など素敵ではあったが、きっと長崎で同じように行えば、少し見た目が悪いかもしれないが物としては絶対良いものができると思う。今後は「長崎といえばオーガニック」、「オーガニックといえば長崎」となっていくように、発信していきたいと思っている。

【委員】
今回はそのブランドのロゴをつくり、それを継続して育てていくというイメージか。

【応募者】
チームがまた広がっていき、担当が決まれば気軽にマルシェができるような環境を今年度、来年度までに作り、開催頻度を上げていけたらと思っている。

【委員】
渡辺智恵子さんを呼ぶことについて対象が10人~15人、中美恵さんでは20人~30人というのが少ないと思ったが、どう考えるか。

【応募者】
渡辺智恵子さんは、以前から知り合いで、今年100名くらいで講話を開いた。の際も、参加者の方々から楽しかったとの声をいただいた。しかし今回は、より密に、詳しく聞きたいというところで、とても贅沢だがこの人数で行いたい。対象人数が少ないということであれば、夜の部などを設け、話を聞きたい方々が集まる場を作るとは可能だと思うが、やはり100人も来てしまうと話が浅くなってしまうのではないかと心配している。今回の企画の際に、渡辺智恵子さんに相談したところ、ぜひ長崎の立ち上げに関わりたいといって下さり、忙しい方だが来て下さることになった。たくさんの人たちに来て頂くというよりも、詳しく話が聞けるようにしたい。もう一人挙げている中美恵さんは東京でも雑誌に載る有名な方で、おそらく料理教室や講話を開催するとなると、人がたくさん来ると思う。しかし、先生は長崎の食材に興味を持たれていて、せっかく中美恵さんが来られるということであれば、長崎の「浦上そぼろ」のように、給食にも出て、色々なお店にも出る様な、長崎とオーガニックを繋ぐ食材を使ったメニューを発案してもらいたいと伝えている。中美恵さんも、メニューの発案をしたいといって下さり、完成したらマルシェの際やその色々なお店にそのメニューを置いてもらい、長崎とオーガニックに関係があるという意識づくりにも繋がっていくと思うので、この場合も講話などでたくさんの人を集めるというよりも、メニュー発案等を密にしていきたいという考えがある。

【委員】
賑わいを創出するということでいけば、みんなが集まって賑わいができていく提案だと思う。マルシェでは県内外の食材を扱うということだが、できれば長崎市の事業なので、市や県の出店者を中心に入れられたらと思うが、どう考えるか。

【応募者】
市の事業であるため、長崎県をメインにしたいと思う。ただ、前回のマルシェの話を聞いて、糸島等の遠方で心を込めて商品を作っている方からも連絡があり、マルシェにどうしても出たいと言われた時には、受け入れたいと考えている。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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