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平成30年度第1回 長崎市献血推進協議会

更新日:2018年11月22日 ページID:032033

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

市民健康部健康づくり課

会議名

平成30年度第1回長崎市献血推進協議会

日時

平成30年10月25日(木曜日) 15時00分~

場所

長崎市民会館 第5研修室

議題

1 会長及び副会長の選任について
2 長崎県の血液事業について
3 日本赤十字社の血液事業の現状について
4 長崎市の平成29・30年度の実績及び計画について
5 質疑応答及び意見交換

審議結果

出席委員:平田会長、井手副会長、濵本委員、米田委員、冨永委員、小野原委員、上野委員、松尾委員、本田委員、柴田委員、浅川委員、松島委員(14名中12名出席)

関係機関:長崎県薬務行政室山口係長
     長崎県赤十字血液センター宮崎事業部長、同藤本課長、同泉係長、同鹿摩主事

事務局:田邊市民健康部長、健康づくり課森課長、同下田係長、同竹下
    地域センター献血担当坂中、同島名

(1)委員の互選により平田会長及び会長の指名により井手副会長が選任された。

(2)長崎県の血液事業について、長崎県薬務行政室山口係長が説明をおこなった。

(3)日本赤十字社の血液事業の現状について、啓発DVDを含め長崎県赤十字血液センター宮崎部長が説明をおこなった。

(4)長崎市の平成29・30年度の実績及び計画について、健康づくり課森課長が説明をおこなった。

(5)質疑応答及び意見交換について

【会長】
現在のところ献血は充足しているが、少子高齢化、若年層の献血離れにより、10年後には85万人の献血者が不足するとの推計が出ています。それに対する取組みを検討するのが、この協議会の役割であると思います。京都大学の山中教授はips細胞の研究でノーベル賞を受賞していますが、ips細胞の研究は、血液分野でも有効に利用されるのではないかと言われています。
血小板と赤血球においては、近い将来ips細胞を利用して、献血にとってかわり安定供給がなされるのではないかと予測されているようです。しかし、血漿成分においては不可能で、献血に頼らざるを得ない状況のようです。
また、日本赤十字社は、現在、血小板献血を行った人のデータをストックしています。まれな血液型の人は輸血すると拒絶反応を起こすので、同じ血液型の血液からips細胞を使って必要なときに輸血するような研究がなされています。

【会長】
通常は2月に献血者が減っていますが、平成29年度は10月が減っています。理由をお聞かせください。

【日赤】
10月に限らず7月も下がっています。台風の接近によって献血車を中止しているためで、冬場については積雪のため献血車を中止する場合があります。

【会長】
今年度はどうでしたか。

【日赤】
今年度も台風の影響がありました。7月は壱岐に献血車を出せなかったり、10月は諫早等で祭りが中止になったりしています。10月中止分は、11月に献血車を出すようにしています。

【会長】
今後、自然災害を想定した計画が必要だと思います。

【副会長】
毎年、目標献血量を設定していますが、根拠があるのですか。

【日赤】
長崎県で使う輸血量が決まっていますので、基本はそれを賄うための量が目標になりますが、全体の目標量は九州ブロックで調整して設定しています。

【副会長】
10代・20代の献血が減っている中で、医学の進歩で供給量も減っているので、その数字も表示した方が良いと思いますがどうですか。

【日赤】
医学技術が進歩して供給量が減る一方、大きな手術で大量に使用したりする場合がありますので、予測が難しい面があります。

【会長】
腹腔鏡手術は、以前の大量に出血を伴う手術と比べて、輸血が少量ですむようになっています。未だ大量の輸血を伴う手術が残っているものの、多くの手術で減っています。

【委員】
先ほど見ましたDVDは大変良かったと思いますが、どのような場で活用していますか。

【日赤】
このような会議の場や、将来の献血者を育成する小中学校での献血セミナーで活用しています。

【会長】
若年層の献血ばなれの対策についてお尋ねします。

【日赤】
学校でセミナーを実施しています。西町小学校は去年に引き続き、南小中学校は新たに実施させていただきました。
血液センターを訪問される場合は、仕事の説明と併せてセミナーを実施させてもらっています。福田中学校は、育友会の中で引き継がなされ、現在も年1回の献血に取り組んでいただいており、献血を行う前に、役員の方が献血について理解を深めるため血液センターを訪問されています。

【会長】
小中学校で啓蒙活動をされて、反応はどうでしょうか。

【日赤】
アンケートを取っており、子供からは「献血の仕組みを知らなかった」、「献血に興味がわいた」、保護者からは「輸血は事故のイメージであったが、がんの治療に一番多く使われていることを初めて知った」等の意見・感想が出されています。

【会長】
そのようなことが献血につながれば良いと思います。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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