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平成29年度第1回 長崎市献血推進協議会

更新日:2018年1月19日 ページID:030786

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

市民健康部健康づくり課

会議名

平成29年度第1回長崎市献血推進協議会

日時

平成29年7月26日(水曜日) 14時00分~

場所

長崎市役所本館地下1階 議会第4会議室

議題

1 会長及び副会長の選任について
2 血液事業について
3 日本赤十字社の血液事業の現状について
4 長崎市の平成28年度実績及び平成29年度計画について
5 質疑応答及び意見交換

審議結果

出席委員:藤井会長、井手副会長、濵本委員、米田委員、冨永委員、小野原委員、加世田委員、上野委員、桑原委員、柴田委員、達委員、松島委員(14名中12名出席)

関係機関:長崎県薬務行政室野崎主任技師
     長崎県赤十字血液センター松尾所長、同宮崎事業部長、同宮本出張所長
     同藤本課長、同出口係長、同泉係長、同伊藤主事

事務局:大串市民健康部長、本村保健所長、健康づくり課森課長、同下田係長、同竹下
    行政センター献血担当貴島、同森、同山本、同前田、同中村

(1) 委員の互選により藤井会長及び会長の指名により井手副会長が選任された。
(2) 血液事業について、長崎県薬務行政室野崎主任技師が説明をおこなった。
(3) 日本赤十字社の血液事業の現状について、啓発DVDを含め長崎県赤十字血液センター松尾所長が説明をおこなった。
(4) 長崎市の平成28年度実績及び平成29年度計画について、健康づくり課森課長が説明をおこなった。
(5) 質疑応答及び意見交換について

【会長】
使用されずに廃棄されている血液がありますか。

【赤十字】
離島では緊急輸血のため備蓄しており、有効期間が経過すると廃棄せざるを得ませんが、期限切れが生じることのないよう全国のブロック間で相互融通を行い有効活用しています。また、熊本の震災時には全国から支援がありました。

【会長】
少子高齢化で若年者が減少する中、若年者の献血離れの問題についてどのように対応していますか。

【赤十字】
長崎大学で献血の講義を行ったり、高校に献血バスを配車したり、配車していない学校でもセミナーをおこなったりしています。

【会長】
私立よりも公立高校の取り組みが弱い件に関してはどうですか。

【赤十字】
献血については、私立の方が献血バスを丸一日配車する等時間をかけて取り組んでいただいている状況で、公立に関しては一日のうち限られた時間の中で協力いただいており、セミナーの実施にも力を入れております。

【会長】
職の団体に関する取り組みはどのようになっていますか。

【赤十字】
PTA推薦の委員を通じて中学校の校長先生にセミナーの開催をお願いしたり、青年会議所推薦の委員を通じて青年会議所主催の県大会で献血を実施しています。

【会長】
広報に関して、啓発DVDの活用が有効と考えられますが、どのような取り組みをしていますか。

【赤十字】
高校のほか小学校や中学校でも、啓発DVDやパワーポイントを活用したセミナーを実施しています。

【会長】
例年出されている質問を幾つかしてみましたが、各委員の団体等での取り組みなどについてご意見をお願いします。

【委員】
現在、薬局では推進の活動があまりなされていない状況です。ポスターの掲示等でどこまで協力できるか判りませんが、今後、協力しなければならないと感じました。

【委員】
医師や看護師のミスで血液が廃棄にならないようチェック体制を強化したり、献血車が病院に来たときに院内放送したりしています。今後、研修や新人看護師へアピールをしたり、ブリックホールで実施している年1回の看護の日にパンフレットを配布したりできないかと思いました。

【委員】
県の説明では血液製剤は足りているとなっているのに、足りないとの話があります。どのようになっているのか整理をお願いできますか。

【県】
過去5年間、需要に対する供給は満されています。平成28年度についても、目標を下回ったものの廃棄基準の緩和により不足は生じていません。
しかしながら、平成23年度からの献血者の統計を見ると、現在の40歳以上の方が増加している一方で、16歳から39歳が減少しています。今後、少子高齢化の進展と若年層の献血離れにより、日本赤十字社の推計では10年後に約85万人の献血者が不足するとなっているため、最近、学校での献血やセミナーの実施数を増やすなどしており、若年層になる前の段階での啓発が課題となっています。

【会長】
学校での献血や啓発の実施については、地域別、私学と公立で対応が異なるので細かな対応が必要となるし、学校が動く場合は設置者である教育委員会や私学の所管の関与がありますが、目標設定や具体的細かな取り組みがあれば聞かせてください。

【事務局】
長崎市の高校に対する啓発活動については、絶対的な案は無いにしても、啓発する学校を広げていこうと考えています。また、市職員の献血については、通知文の中に若い職員に向けてのアピールや献血後に生化学検査結果が送ってくるので健康チェックに活用してくださいなど、献血者が少しでも増えるような工夫をしました。その結果かどうか分かりませんが、献血者と成分献血登録者が増えました。

【委員】
献血車が職場に来るときに、ポスターを張ったり呼びかけをしたりしています。今後、祭やイベントに献血車がくるとか、地域貢献・社会貢献の職員研修の場で啓発の取り組みができれば良いと思いました。

【委員】
10年前の同僚の看護師は、浜町で人を待つ時間に献血していたことを思い出し、当時は意識が高かったと思います。一般の人よりも医療関係者は関心が高いので、今後、看護師等に対する院内研修で啓発する必要があると思いました。

【委員】
現状の啓発方法でお願いをされても、意識が向かないのではないでしょうか。例えば、血液検査の結果が出ますとか、暑いので献血ルームは涼しいとか、今までにないインセンティブが必要と思います。また、献血に再度来てもらえるようなアピールも必要と思います。高校時代に半強制的に献血をさせられた経験があります、強制ではなかったと思いますが、きっかけづくりになると思います。

【委員】
若い人に献血してもらうためには、強制はできないものの教育の一環として学校での献血の経験は大切であると思います。労働組合の中でも啓発していきたいと思います。

【委員】
会社に献血車が来ると、無意識に献血をしていましたが、今日の啓発DVDを見て、意識が変わりました。若い人の意識を変えることが大切ですので、18~19歳の新入社員研修で啓発を行う必要があると思いました。

【委員】
市P連は、小中学校の保護者の団体ですが、保護者は、高校生になったら献血ができることや献血の仕方などの知識が無いのではないかと思います。母親部会には250人が集まりますので、時間を割いてもらうには厳しい面がありますが、啓発が必要と思いました。

【委員】
自治会関係者の中で献血の話をしたことはないのではないかと思いますが、大事なことであると思いました。行政センターに献血車が来ても住民にその情報が伝わっておりませんので、横の連携が必要であると思います。

【委員】
64歳まで献血をしましたが、超高齢者になって回りの人で献血の話が出なくなりました。色々な話を聞いて勉強になりました。

【会長】
若年層の啓発が必要である中、アプローチする場所ややり方も分かってきたと思いますので、具体的目標やアプローチ方法を持って実施していただきますようお願いします。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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