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平成28年度第1回 長崎市スポーツ推進審議会

更新日:2017年3月29日 ページID:029607

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

市民生活部 スポーツ振興課

会議名

平成28年度第1回 長崎市スポーツ推進審議会

日時

平成29年3月23日(木曜日) 16時00分~17時00分

場所

長崎市民会館2階 第2研修室

議題

報告事項
1 長崎市スポーツ推進計画に基づく事業の実施状況について
2 長崎市民神の島プールについて

審議結果

報告事項「(1)長崎市スポーツ推進計画に基づく事業の実施状況について」
配付資料により説明。説明概要は以下のとおり。

【事務局】
長崎市では、平成27年5月に策定した「長崎市スポーツ推進計画」に掲げる「する・みる・支えるスポーツの振興」という基本理念に基づき、資料に記載の6つの基本方針を設定し、事業を実施している。
『1「する」スポーツの振興』については、「スポーツをする機会の提供」として、「レクリエーション・スポーツ教室」「市民体育・レクリエーション祭」「ねんりんピック長崎2016」「長崎ベイサイドマラソン&ウオーク」「長崎新春駅伝」などの各種スポーツ大会を開催している。また、「(2)スポーツをする場所の提供」として、市営体育施設の貸出し、また、学校体育施設の開放等を行っている。
次に『2「みる」スポーツの振興』については、「(1)プロスポーツ大会の誘致等」として、2020年の「東京オリンピック・パラリンピック」に向けたキャンプ誘致活動、また「ラグビーワールドカップ2019」のキャンプ誘致活動等を行っている。
「東京オリンピック・パラリンピック」に向けたキャンプ誘致活動としては、長崎県や長崎県スポーツコミッションと連携しながら、ベトナムスポーツ関係者の視察受け入れを行い、視察の結果、好感触を得たことから、東京オリンピック・パラリンピック競技大会推進本部が実施するホストタウンの登録申請を長崎県と県内8市1町で行ったところである。
「ラグビーワールドカップ2019」のキャンプ誘致活動としては、事前キャンプが決定したスコットランド代表チームを招いて、子どもラグビー教室を開催したり、子どもラグビー国際交流事業として、市内の中学生をスコットランドに派遣し、地元選抜チームとの交流試合を実施したりした。なお、長崎市公式訪問団もスコットランドを訪問し、事前キャンプにかかる調印式を実施した。また、Jリーグをはじめとするプロスポーツ大会の開催誘致等も行っている。
次に『3「支える」スポーツの振興』については、「(1)競技力の向上」として、現在の国体選手の強化のため、また、未来の国体選手となるジュニア層の育成のために、各競技団体が実施する強化事業等に補助を行っている。また「(2)スポーツ関連組織との連携・支援」については、記載のとおり。
なお、平成29年度の事業として、「スポーツコミッション負担金」「長崎平和マラソン」「日中友好交流都市中学生卓球交歓大会派遣」「市民総合プールの改修工事」「野母崎体育館の改修工事」の5つの事業について事業内容等を記載している参考資料を参照いただきたい。

【委員】
ラグビーのスコットランドのチームが来崎した際に、何か見学できるのか。

【事務局】
試合前には練習があり、公開される時間があると思う。また、スコットランドは、子どもたちとの交流を積極的に行いたいとのことであり、交流事業も実現できると考える。
なお、スコットランドが長崎市で10日間ほど合宿をする際に練習試合を行いたいとの話も出ており、それが実現すれば、委員に案内する。

【会長】
長崎のチームと練習試合をしてほしいとの気持ちがある。

【事務局】
スコットランドチームとある程度、同等に戦えるラグビートップリーグのチーム等を想定している。

【会長】
昨年8月に長崎市公式訪問団がスコットランドを訪問し調印式を実施しているが、構成メンバーはどうだったのか。当審議会の委員には案内したか。

【事務局】
長崎市公式訪問団は、市長、議会関係者、長崎日英協会で構成した。委員に対し、案内はしていないが、今後も交流の機会等があるかと思うので、その際には案内する。

【委員】
かきどまりの運動施設は多くの競技団体が利用するため、一般市民には開放されにくい。特にラグビー競技の利用が優遇されているように感じるため、他の競技団体との均衡を図ってほしい。
また、競技力の向上を目指しているが、施設が整っていない状況をもう少し考えてほしい。

【委員】
卓球の施設は、長崎県立総合体育館のみであるが、同体育館は多くの競技団体が利用する。体育館施設が足りていないように感じる。なお、体育施設が老朽化していると感じるので、管理面も考えてほしい。まずは、施設がどのような状況かを把握してほしい。

【事務局】
まず、かきどまりの陸上競技場は、大きな大会を開催するため、芝生の維持管理の観点から、稼働の制限がかかる。練習ではなく、大会での利用を優先としているため、大会利用以外の空いた日程・場所を一般利用という形で市民が利用する。よって、市民が利用できる場所や日程が限られる状況もある。なお、ラグビー競技だけではなくサッカー競技も多く利用している状況にあり、特にラグビー競技だけを優遇しているわけではない。
次に市民体育館は、昭和49年に建設された施設である。また、武道場では、諏訪体育館があり、昭和40年に建設されている。将来的には建て替えということも考えられるが、その際には総合的にどのような施設が必要かとの検討になる。
なお、国体開催の際は、既存施設を利用するとの考えから、新しい施設は建設していない。老朽化等による建て替えの時期に施設の必要性等の具体的な検討に入ると思う。

【委員】
スポーツ施設が少ない現状のなか、市外の利用者が多く、市内の選手の利用ができないとなると、市外の選手のみが強くなっていく。競技力向上を掲げる中で、特に子どもたちのために、もう少し考えていただきたい。

【事務局】
今後、人口が減少してくことも踏まえたうえで、どの程度の施設が必要かを検証するなかで、施設のニーズの把握に努めていきたい。

【会長】
かきどまり陸上競技場は天然芝だが、人工芝でも良いのか。

【委員】
市営ラグビー・サッカー場(松山)は人工芝となった。人工芝といっても何年かに1回は取り換える必要がある。天然芝と人工芝のどちらの維持管理が良いかは、一概には言えないが、かきどまりにも人工芝の施設があれば、需要は増えると思う。
なお、天然芝の場合は、養生が必要であることや、冬芝と夏芝があり、使い勝手が良くない面がある。

【事務局】
Jリーグの試合やラグビーの試合は、天然芝との決まりがあるため、少なくとも天然芝の施設は必要である。ただし、市営ラグビー・サッカー場(松山)は、人工芝で全天候型であるため、利用率はほぼ100%に近く、雨の日でもなかなか予約できないとの話を聞くため、人工芝の必要性については、今後も調査していきたい。
なお、今年4月から民間により三重地区にフットサル(人工芝)をオープンすることとなっている。

【会長】
人工芝と天然芝において、サッカーやラグビー等の選手のケガが多いのはどちらか。

【委員】
人工芝の方がケガは多い。

【会長】
幸町の跡地の活用として、スポーツ施設についてはどのように考えているのか。

【事務局】
幸町の跡地は一等地であり、土地の利用については、総合的に考える必要がある。その中でスポーツ施設も案のひとつにはなると思う。また、三菱所有の土地については、三菱がその活用について企画募集している状況であり、その状況をみていく必要がある。長崎市としては、三菱所有の土地とブリックホールの間にある中部下水処理場(茂里町)が平成36年頃、稼働停止となるため、その後の活用について検討する必要がある。


報告事項 「(2)長崎市民神の島プールについて」
配付資料により説明。説明概要は以下のとおり。

【事務局】
「(1)施設の概要」については、「ア 名称」は長崎市民神の島プール、「イ 所在地」は長崎市神ノ島町3丁目526番地33で、施設の位置図を添付しているので参照ください。
「ウ 設置年月日」は平成30年1月6日で、「エ 施設の規模」は記載の通り、「オ 構造」は鉄筋コンクリート造りの2階建てである。
次に「カ 施設の内容」については、1階には7コースの25メートルプール、更衣室、事務室、会議室等を、2階には、浴室、脱衣室、休憩室、和室、受付等を配置する。また、約100台の駐車場を完備する。
次に「キ 開場時間」については、午後1時から午後8時までで、夏休み期間中は午前9時から午後9時まで延長する。
「ク 休場日」については、原則週1回で市民総合プールの休場日である火曜日以外とし、水曜日を予定、そのほか、年末年始、西工場の全休炉期間としている。
「ケ 主な料金」について、プールについては、2時間の利用につき、一般380円、高校生250円、中学生以下を120円、浴室については、1回の利用につき、大人220円、小人110円としている。
次に「(2)施設の管理」については、指定管理者制度を導入、公募を行い、併せて利用料金制を導入する。

【委員】
浴室はどの程度のものか。

【事務局】
旧西工場に併設していた「もみじ荘」に浴室があったことを踏まえ、浴室を設置するものであるが、「もみじ壮」が高齢者のみの利用だったのに対し、今回の浴室は一般の方も利用できる。男女の浴室とも浴槽・洗い場利用それぞれで7人程度が利用でき、新西工場の余熱を利用するものである。

【委員】
プールは年中温水であるか。

【事務局】
年中温水である。

【委員】
浴室のみの利用も可能か。

【事務局】
可能である。

【会長】
次に、5の「その他」の議題において、何かあるか。

【事務局】
平成28年3月に長崎県スポーツコミッションが設立された。国内外からのスポーツ大会やスポーツ合宿を積極的に県内に誘致し活性化につなげるもの。これに対応する形で長崎市において、一定のプロ等のトップレベルのスポーツチームが合宿する際に助成制度を設ける。
また、スポーツコンベンション開催助成事業補助金として、一定の宿泊が伴う場合は、助成を行う。

【会長】
スポーツコンベンション開催助成事業補助金の延べ宿泊数について、これだけの宿泊数の大会は限られてくる。もう少し、緩和できないかという思いがある。

【事務局】
コンベンションに関する補助金については、県と市が同額を出しあっているため、長崎市だけで取り組めるものではなく、両方の意見をあわせて進める必要がある。県にも今回の意見を伝える。

【委員】
フルマラソンを開催するとなった場合には、ベイサイドマラソンは実施するのか。フルマラソンを実施するとなれば、全国からたくさんのランナーが来るかと思うが、長崎の狭い道路状況をみると、運営をはじめ、難しいと感じる面もある。

【事務局】
両方のマラソン大会を実施するのは難しいため、フルマラソンを実施するなら、ベイサイドマラソンは実施しない。フルマラソンを実施することとなれば、これまで以上に交通規制等で市民に迷惑をかけることになるため、その実施状況等を総合的に勘案し、その後の実施の可否について判断していく。
フルマラソンとなれば、海外からもたくさんのランナーが参加することが想定される。なお、ベイサイドマラソンでは海外からの参加は2名であった。これまで、長崎市でフルマラソンを開催することは、長崎の地形上、困難といわれ続けてきたが、現在、九州内でフルマラソンを開催していない都市は、長崎県(離島の五島市を除く)だけである。長崎県警本部も非常に協力的である。今後、実施の可能性を高めていきたいと思っている。

【会長】
以上で、全ての議事を終了いたします。

- 議事終了 -

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電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

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