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平成28年度第2回 長崎市公民館運営審議会

更新日:2017年3月29日 ページID:029556

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

教育委員会 教育総務部 生涯学習課

会議名

平成28年度第2回長崎市公民館運営審議会

日時

平成29年2月14日(火曜日) 10時00分~

場所

長崎市民会館地下1階 第3・第4会議室

議題

大型公民館の今後の取組みについて

審議結果

【議題 大型公民館の今後の取組みについて】 

(前回の質問事項に対し、中央公民館長より説明)

【会長】
長崎市のまちづくりの基本姿勢とあるが、これはもともとどこに示してあるのか。

【中央公民館長】
第四次総合計画の取組方針のなかに「学習機会の充実とつながりづくり」とあり、これをもとにしている。

【会長】
講座がまちづくりのきっかけになることは理解できるが、講座以外はどのようなことを行っているのか。

【中央公民館長】公民館の存在があまり知られていないので、地域と一緒になってアピールしていく必要がある。私も中島川流域を元気にする会に参加しているが、めがね橋まででとまっている印象がある。もっと中島川流域を拠点として、例えば秋は銀杏並木を見物しながら中央公民館に来ていただくなどして、もっと公民館を盛り上げ、まちづくりをしていきたい。

【委員】
北公民館に行く機会があるが高齢者が多い印象がある。逆に一番来てほしいお父さんお母さんの参加率が低いと感じている。北公民館は地域の人しかこないと思うので、わざわざ中央公民館まではいかないと思う。中央だけが力を入れるのでなく、北も含め各館統一していればまちづくりができてくるのではないか。

【事務局】
つながりは第四次総合計画の指針でこれは各館のベースになっている。中央については参考とすべきものは参考にし、またお互いに刺激しあえばよいだろうし、連携した講座等も考えていく必要があるとご意見をいただいて改めて感じた。

【会長】
どう連携していくか、大事なところだろう。そのような場は設定しているのか。

【事務局】
お互いにそれぞれいいところがあると考えているが、民間のノウハウはまた参考になるところも多いと考えている。場としては大型公民館長会議を設けている

【会長】
情報交換や、次年度に活かす意味でもその場が大切だ。

【事務局】
現在定めている第四次総合計画については、28年から5か年の計画になっている。若者たちの講座参加率が低いというご意見もあったが、若者たちは平日日中の参加がなかなか難しいので検討していこうと、今回「大型公民館における夜間、土日・休日に実施する公民館講座や教室の参加者数」という成果指標を設けた。

(各館の取組みの説明)

【委員】
3点意見させていただきたい。まず1つ、ふれあいセンターや公民館によって開館・閉館時間が違うようだが、施設を利用して食事を作ったりする際に、開館時間よりも前から使えないと間に合わないこともある。利用によっては開館時間を早めていただくような対応はできないのか教えていただきたい。

次に、公民館に人を集めるためにどうすればよいかは、私も自治会の公民館長を務めているので頭が痛いところであることは理解している。ただ、例えば中央公民館であれば、憩いの場所としての機能も考えられるのではないか。中島川があり、観光客も休めるようテーブルやいすを並べるだけでPRにもなるのではないか。

最後に、講座のことについて、どこの公民館にもある講座、例えばパソコンに関する講座があるが、パソコン講座でも、西公民館であれば、エクセルでチラシづくりという講座がある。自治会や子ども会などでも使えるものだ。広報紙の作り方講座も別で受けたが、勉強すると全然違う。だから各館で共通したものを取り入れるようなことはできないのか。また、抽選になるような人気講座も、例えば年賀状の作り方のパソコン講座は季節柄11月くらいにあるが、はがき印刷は年中行うことであり、有用な講座だ。抽選になるような人気講座は、年に何回か実施できないのだろうか。

【事務局】
開館時間については長崎市公民館条例施行規則によって決められているが、時間前の利用については公民館によって行っているところもある。ふれあいセンターについては、生涯学習課の所管外なので、すべてを把握していない。

【委員】
私はふれあいセンターの運営に関わっているが8時から開けたりしている。運営についても地域で話し合って、カギも複数名で持っている。

【西公民館長】
パソコン講座の件について、西公民館講座の場合、自主成人講座はワード・インターネットに触れる初心者向けの講座で、今後自主学習グループに移行できるような観点で行っている。一方、エクセルでチラシづくりや、年賀状は一定のパソコンのスキルを持っている方を対象として単発の主催講座として、先生は支援ボランティアの方を充てて行っている。委員のご意見の通り、多くの公民館はパソコン講座を行っているので、大型館長会議の中でも共通講座としてできないか、検討・研究したい。

【東公民館長】
東公民館は公民館を新しくする際に、地元の要望で土日も開けることとし、夜間も21時まで開けている。休むところがほしいという意見もあったので、ロビーにもいすを設けて飲食も可能にしており、勉強をしに来る学生もいる。これが利用者数の増の一つの理由ではないかと思っている。パソコン・タブレットの講座は確かになかなか受からないケースもあるが、学習グループがあり毎週のように活動しているので、習いたい場合はそこに入って学ぶこともできる。時間前の開館については、地元要望や催しによって朝8時から開けたりしている。

【会長】
館によって地元要望などから館長判断で可能ということであるということか。

【事務局】
館長判断でできるようになっている。

【会長】
確かに、パソコンだけでなく、人気の集中した講座については、いわゆる臨時列車を出せるかどうか、その工夫ができる余地があるのではないか。また、公民館のスペースの問題は事情があって大変であることは理解するが、より多くの人に来てもらうためにあったらいい。観光客の方が来るのもいいし、コミュニティとしていいスペースができたらいい。用事がなくても公民館に来てそのスペースで話ができればいい。

【委員】
東公民館と北公民館は群を抜いて利用者が多い。理由は図書室の利用者にあると考えている。また、北は交通の便が良い、集まりやすい場所にある。三和も図書室の利用が多い読み語りの講座をしていることも一因ではないか。図書室が地域コミュニティの拠点となるにはその使いやすさも大きな要素だろう。ほかの公民館で図書室利用増の取り組みがあれば、他館へのいい材料になるのではと思うので、教えていただけないか。

【三和教育センター長】
子育て支援センターがあり、そこで案内を配布するような取組みを28年度に行った。

【西公民館】
西公民館の場合、利用者は16%伸びている。これは併設している老人いこいの施設の方に風呂あがりに公民館に寄って涼んでもらうよう、呼びかけを行ったり、月一回幼児向けの読み聞かせを行ったり、公民館講座の開講・閉講式でもお声かけをするなどしていることが少しずつ繋がって増えているのではないかと感じている。16%伸びたが、まだ伸びしろがあるので努力したい。

【事務局】
全市的な取組みとして「はじめまして絵本事業」がある。これは公民館の図書室等で配布を行う事業で、公民館に来るきっかけづくりとして行っている。

【委員】
公民館区で世帯数が違うので、利用者についてはそれによっても違うのではないか。多い少ないよりも中身だと思う。また、研修会の人数が飛びぬけて少ないのは理由があるのか。主催が少ないのか、外からの研修会が少ないのか。

【東公民館長】
一般の方が研修会を行う場合は貸館の人数に入っており、研修会の項目の人数には反映されない。

【委員】
何のために資料を事前に配っているのか。説明を一通り聞くだけでくたびれてしまう。皆が意見する時間がない。事前に頂いて目を通しているのだから、かいつまんで特徴の説明だけでよい。場所などの施設概要はホームページなどからもわかる。もう少し有効に会議を進められないかと思った。

【会長】
どうしたら効率よいか検討する必要があるだろう。他の委員からもひとことずつ意見をお願いしたい。

【委員】
若者が長崎から転出している。これから長崎はどうなっていくのだろうか不安だ。公民館に、こういう人がこういう風に困っているのだなという話を聞いてお伝えできる人を置くことができれば様々な機関につなぐことができ、そこからまた地域の人にとって何が必要なのかを見極めて講座などをやっていただければすごく有難い。

そして大人から子どもまで、みんなで、地域で活性化させて育てていける公民館になれば嬉しい。

【委員】
各公民館の魅力はよくわかった。しかし、全体の今後の取組みや方向性をもっと示していただきたかった。例えば共通のテーマとして、パソコン講座をふやすなど、そういうことも考えてよいのではないか。他にも公民館の魅力のラインナップが可視化されていたらよいと思う。共同開催の講座など、そのようなものもあればもっと魅力があがるのではないか。

【委員】
利用状況の項目は合わせていただきたい。現状の形をグラフなどであらわせる。数値が比較できるので、どこに問題があるか把握できるのではないか。各館の図書室の利用者数をグラフにしてみたが、かなりでこぼこな形になっていた。利用者数の要因が、世代間によるものなのか、蔵書によるものなのか、利用していただくための仕掛けによるものか、今後検証し発表していただきたい。

【委員】
中央公民館の様々な取組みがあるが、地域の方など近くの方々を呼んですごくよいと思った。最近、子どもや若い人も来るという声も聞く。ただやはり定員漏れの人がでている事実もあるようなので、沢山の方が講座に参加できる機会の創出のためにも考えていただきたい。またそのことがより多くの若い世代の方の参加にもつながるのではないか。

【委員】
公民館の発表を聞くだけならば、私たちは何のために集まったのか、意味が分からなくなってしまう。人数だけが重要視されすぎていて、中身についてももっと大事にすべきではないかといつも感じている。

【会長】
前回も含め様子も教えてもらったところでもあるので、次回は事務局と相談しながら焦点を絞り込んでいきたいと思う。

【事務局】
前回、大型公民館をどう区別、明確化するかを協議するという方向性をいただいており、今回はそのために各館の取組内容を紹介させていただいた。状況は把握いただけたと思うので、今回紹介だけに終わってしまったのは反省点である。この状況をどのようにしていくか、委員からも意見をいただきながら今後進めていきたい。

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総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

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