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平成27年度第1回 長崎市青少年問題協議会

更新日:2017年2月17日 ページID:029433

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

こども部 こどもみらい課

会議名

平成27年度第1回 長崎市青少年問題協議会

日時

平成28年2月16日(火曜日) 10時00分~12時00分 

場所

長崎市民会館 第4階研修室

議題

長崎市の青少年問題に関わる総合的な施策について

審議結果

【議長】 
本日の審議は、「長崎市の青少年問題に関わる総合的な施策について」となっている。まず、青少年問題協議会の目的及び進め方について、事務局より説明をお願いします。

【事務局】 
資料は矢印のあるものです。青少年問題協議会につきましては、地方青少年問題協議会法及び長崎市青少年問題協議会条例に基づいて設置されている。資料にあるように所掌事務といたしましては、「青少年の指導、育成、保護及び矯正に関する総合的施策の樹立につき必要な事項を調査審議するとともに、その適切な実施を期するために必要な関係行政機関相互の連絡調整を図る」となっています。長崎市青少年問題協議会には、審議事項は大きく2つあります。まず一つは「青少年に関する総合的施策にかかる調査審議について」、もう一つが「青少年に関する総合的施策を実施するための関係団体の連携強化について」になっています。今後の進め方ですが、本日がその図の中の点線の部分です。本日は仮称長崎市青少年育成計画の基本方針案について議決をお願いするところです。今回の審議事項になります。それについて委員の皆様にご審議いただくことになります。
次が基本方針、基本目標、施策の方向性等の具体的な方向性等について、28年の5月に予定しています。そのあと計画案の作成ということで9月の予定をしております。最終的に、仮称長崎市青少年育成計画の策定ということで28年12月に予定をしています。その後は、PDCAのサイクルで、計画・実行・評価・改善でより良いものに作りたいと思っています。以上、青少年問題協議会の目的、及び進め方について終わらせていただきます。

【議長】 
ただいまの説明の中で委員の皆様、ご質問ご意見がございましたらお願いします。どうでしょうか、事務局から何か補足的説明はありませんか。

【事務局】 
これまで青少年問題協議会が過去開催されてきておりますが、それぞれの各機関の代表者の方においでいただいて、それぞれの情報交換、把握されている実態のご報告の会議を進めてきた。問題がある中で、これから青少年に関わる問題について、そういう基本的考えを持って、具体的な施策の方向性、或いは計画案を審議していただきながら、そういったことをしていただきたいという主旨で、審議をお願いしたい。基本的方針をたたき台として、提案をさせていただくものですので、専門の立場でのご意見を賜ればと思っている。よろしくお願いします。

【議長】 
何かご意見等ございませんか。

【事務局】 
こういった進め方でいいかということについて、ご審議していただければと思う。矢印についてのプリントは、あくまでも案の提示ということで、事務局側からの提案となっていて、皆様方のご意見ご提案をいただく中で集約を図っていくと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

【委員】 
この件について審議していく中で出てくるので進めていただければと思います。

【議長】 
それでは進めさせていただきます。そうしましたら、長崎市の青少年の問題に関わる総合的施策について、事務局から説明をしてください。

【事務局】 
「長崎市の青少年問題に関わる総合的な施策について」を準備ください。これについては、事前にお配りしていました、長崎市青少年問題協議会の冊子の方に取りまとめをしています。大きく2つの資料になっています。まず一つ目が、「長崎市の青少年問題に関する活動状況及び今後の取組等について」ということで、委員の皆様、幹事の皆様に様式1という形でですね、それぞれの機関、団体等の立場からですね、長崎市の青少年に関する諸問題、それから今現在の取組、今後必要と思われる施策や事業等についてですね、大変お忙しい中ご回答をしていただきました。本当は逐一ご紹介をさせていただきたいところですが時間の都合上割愛をさせていただきますので、後ほどご覧になっていただければと思います。
もう一つの資料といたしまして、幹事の皆様から提供されていただいている資料が、9ページから載せております。「少年の非行状況、それからネットパトロール事業・子どもの学力学習状況調査・いじめの認知件数・携帯電話の利用状況・教育相談の件数・こども総合相談の受理件数と校種別の街頭補導の状況等」ということで、主なデーター等を載せております。これにつきましても詳細については時間の都合上割愛をさせていただきますので、後ほど見てくださればと思っております。それぞれの委員の皆様、それから幹事の皆様からご提出していただきました資料を基に事務局で分析をいたしました結果を、A4用紙1枚に簡単に集約しています。長崎市の青少年を取り巻く諸問題で、たくさんありますが、KJ法のような手法でまとめましたら、5つのカテゴリーになるのではないか。一つ目が不適切なメディアとのかかわりの問題。これが非常に多かったです。約10の機関団体の皆様が挙げておられました。それから、いじめの問題。三つ目が児童虐待の問題。四っ目として青少年の非行の問題。最後に不登校の問題であります。それらの要因としてですね、考えられるものとして家庭の教育力の低下。それと地域におけるつながりの希薄化が上げられるということです。他にも考えられる要因はいくつかあるのではないかなと思いますが、そこらへんについてもご意見を賜ればと思います。それを基に事務局の方で、「仮称長崎市青少年育成計画の基本方針」としてそこにご提案をさせていただきます。「長崎市の青少年の諸問題を的確に把握しながら、家庭、学校、地域、行政が連携・協働して課題解決を図り、次代を担う青少年の健やかな成長を支援する」ということであります。ご審議をしていただければと思います。どうぞよろしくお願いします。

【議長】 
青少年を取り巻く諸問題ということでご説明がありましたが、この点について何かご質問とか意見とかありませんか。各機関、団体よりお出しいただいたのをまとめているようで、補足等ありましたらお願いします。

【事務局】 
先ほど説明いたしましたが、今お手元の1枚差し替えさせていただました資料で見て見たら、それぞれの機関、団体の方からご回答いただいたわけでございまして、たとえば、サポートセンターからもインターネットの問題、社会全体のモラルの問題、或いは長崎こども女性障害者支援センターからは児童虐待の問題、長崎家庭裁判所の方からは再非行の抑制の問題、長崎市校長会の方からはネットトラブルの問題、いじめ、問題行動の広域化の指摘、或いは長崎市及び近郊の高等学校生徒指導連絡協議会高校生の非行防止の活動と言ったところで記載がされております。また、長崎市のPTA連合会からはメディア依存ライン等によるいじめの問題、青少年育成連絡協議会におかれましてもいじめ、インターネットの問題が指摘をされております。民生委員児童委員協議会からは子育ての親子の問題、家庭の問題と言いますかそういった問題が記載されています。子どもを守るネットワークはやはりメディア依存、あと県児童養護施設協議会からは学力の問題、携帯の問題、或いは私立幼稚園協会からは子どもたちの生活の問題だとか指摘をいただいています。日本教育総合研究所の方からは、暮れになりますけど京都の文化の問題、ゲームセンター等での青少年の行動の問題、長崎大学からメンタルヘルスの問題、長崎県臨床心理士会の方からは子どものストレス、弁護士会からは少年非行あるいは虐待の問題。県の保健部子ども政策局こども未来課からは全体的な指摘がございます。後、長崎の機関として、学校教育課、健康教育課、生涯学習課、教育研究所それぞれの機関からの問題につきまして、それぞれの機関からのご指摘とほぼ同じような指摘があっております。そういった中で事務局が説明いたしましたが、大まかなくくりとして、不適切なメディアとのかかわりの問題から不登校の問題という形で整理をしております。整理につきましては、これではない方がいいよとの考えもあろうかとは思いますが、まずはそういった整理をさせていただいています。要因につきましては、大きく家庭の教育力の低下、地域におけるつながりの希薄化ということでかなり雑駁な取りまとめの形ですが、具体的には資料の中で各項目の細かい要因を見ていただいて意見を賜りますようお願いします。

【議長】 
要因まで説明していただいたが、実際にいろんなことが起こっているわけですが、それプラス要因についてですね何か意見、質問がありましたらお願いします。補足等ありましたら各機関各団体からお願いします。

【委員】 
前回の会のときにお尋ねをしましたが、今回詳細に方向等についても書かれてあり真剣に取り組まれていると感じております。この記載につきましても4ページに、今までの取組であったり今後の取組であったりきちんと詳細に書かれてあり、真剣に取り組んでいることがよくわかる。市の方から提案になっている基本方針ですけど、いままで承っていたご意見がよく集約されてよい基本方針となっている。

【議長】 
今日残念ながらPTA連合会は出席しておりませんので、ご意見が聞かれませんけど、よく取り組んでいただいているというご意見がありました。何か他にご意見ご質問はございませんか。

【委員】 
要因に加えて、メディア依存あるいはメディアとの付き合い方を加えていただければいかがかなと思っております。今回の資料にもたくさんの機関からご指摘いただいているところですし、裁判所でも少年の非行問題を考えて行ったときに、メディア依存、もしくはメディアとの付き合い方、このあたりを非常に問題視しているところでありますし、よろしければこのあたりも付け加えて行ったならと思っています。

【議長】 
今家庭裁判所の方からこういった意見が出ておりますが、事務局の方、いかがでしょう。

【事務局】 
適切なメディアとのかかわりの問題とのくくりで示させてもらっていますが、具体的な形でご指摘をいただきましたので、そういった形で整理をさせていただければと思う。

【議長】 
多くの機関からですね、メディアということが上げられていて、最近の問題としては大きなものがある。他の機関の委員の皆さんで、ご意見也ありませんか。

【委員】 
子どもの問題と言ったとき、メディアとのかかわりが大きい。教育委員会としての問題としてありますが、学力、不登校、非行、いじめの問題も全てのベースにメディアがある。PTAがしっかり動いてくれないと学校はできませんよ。いわゆる持たせるのは家庭が親が責任者で、契約をして持たせるわけで、そのルール作りを学校がするのではなく、やはり親がすべきだろうということで詰め寄りました。それを明確にしてもらわないと学校は動けないんだということで、9時という線が出ていると思う。そういった形で長崎市内の中学校で9時という線で校長会の中でも確認して推進しているところです。でも、委員さんもお分かりの通りテレビのコマーシャルでは、スマホの宣伝とかゲームの宣伝、そんなんばっかしです。そういった中で所持率が上がっている。一向に改善をしない。むしろ状況が悪化している現状がある。中高の生徒指導の会議の中で出てくるのも携帯問題です。連携を深めてやっているところだが改善できない。それにはまってしまって・学習問題・朝、起きれない、そういった形で不登校とかとつながって行くとか関連しているところもある。このまま手をこまねいていると、家庭教育の低下とか地域におけるつながりの希薄化、要因等まさに的確につかんでいると思う。家庭教育を充実させていく、強化させていく、啓発していく、それはこども未来課の話になって行くものと思いますが、どういった形になって行くんだとか、更に進めて行けば、それを一方で規制していく立場が必要かなと思う。それはどうかなという問題もあるが、自治体によっては条例化していく中で、携帯スマホについては、青少年健全育成の立場からそういったことを進めているということを聞いたことがあります。そういったことを長崎市の方でも検討いただくことを、難しいとは思うのですけど検討していただきたい。もう一つ、ゲームセンターとかディスコとか入場時間の条例が改正されている。時間帯がこれまで5時とか6時とか制限をされていたのが、保護者がいれば10時とかまでいいとかになっている。極端に言えば、「保護者が横に居れば子どもは10時までゲームをさせとってよかとばい、ゲームセンターでは」との話になってくる。何かそぐわないことを感じている。

【委員】 
ゲームセンターの改正。6月施行になっている。

【議長】 
大きな問題となっているが、具体的にはどう対応するのか。この点について何か意見をお願いします。

【委員】 
高校からの意見として、いじめとか不登校とか学校内でいろんな問題が起きてくるのですが、そのほとんど全てにSNS、メディアが関わっている。それが現状です。長崎県の場合には県内すべての高校では、学校に携帯スマホは持ち込み禁止ということで例外はないのですけど、ご存じのとおりそれが守られているかということになると、守られてない。バスや電車の中、町の中で高校生はいつも携帯スマホをしております。校内で見つけたら重点的に指導することしかできない。持ち物検査もできないしですね。教育委員会の方で持ち込み禁止となっていますけども、現状に合わせて私たちは指導しなければならないのかというふうに、考え方が変わってきている。「持ってきたらダメだ。持つな持つな。」だけではなく、現状は持っているということで、どういうように使うか。マナーを教えることに変わっていることをお知らせしたい。それから、いままでは中学校からの仲間で高校に入って来ていたのが、もう入学式の時には広く仲間が広がっている。これもSNSでどこどこ学校に入学するそのワンポイントで広がっている。入って来た時には、顔は知らないけど名前は知っている。そこでちょっとよからぬ交友関係ができてしまっているというような状況もある。それをどうやっていくのか。誰がやって行くのか。やはり保護者にお願いしなければならないんですけど、結局、解決をするのは学校に頼まれることなる。

【議長】 
実態が上回ってきたということです。

【委員】 
20年間中学校に努めた。生徒指導主事をしてきた。基本方針を見ますと、現状という言葉か入った方がいいのではと思っている。生徒指導の実態においてもかなり10年前とは変わっているのだと思います。スマートホンは、以前はなかったのですけど、現在はこれに関するトラブルが多いと思います。それを肯定するわけではないが、一点自分は子どもたちの相談を受ける。口で言える子もいるが口で言えない子もいる。メールとかで相談がある。助けてくれとか苦しいとか。そういった子どもたちについては、私は非常に活用できる面もあると思います。ただ、使い方だと思います。その指導が今後の課題だと思います。

【委員】 
今の点ですけど、ある校長先生に現状を聞いてみました。必ずメディアの話が出るのですが、今になっては、「絶対持つな」というのはおかしいと言っては悪いですけど、かなり持っているのが現状だそうです。学校に持ってきたら一応預かり、帰るときに返すとか、どうしても使わなければいけない時、必要なときは親が理解して、時間帯をどれくらいにするとか、正しく使える指導の仕方をしてもらえればいいと思う。悪いことにもかかわるが、全然持ってないということはない。持ってしまっている現状があるので、その指導、使い方、そういうのを厳しく言って、いい方向には利用していただくけど、悪いことには厳しく指導していただけばと思います。

【委員】 
弁護士で小学生2人の母親でもある。先日たまたま子どもの小学校に、インターネットやSNSの怖さをもっとわかりやすく指導してくださる方が来てくださって、早いうちが大切だなぁと思った。34年生くらいだと心に「こんなに怖いんだと」響いて、そうすると中学校、高校になって、持たざるを得なくなった時も、少し心に残っているのかなと思います。そのメディアの問題に関しては、現状は子どもにまだ持ってない子どもに怖さを伝えるというか、早期の教育をするのが大切だと思う。

【委員】 
今の話は、まだ持ってない状況でそういう指導が大切。小学時代から。

【議長】 
まだ持ってない子もいる。

【委員】 
本人が持ってなくても、家庭の中にあって、見ていますから、早いうちが大切だと思います。

【議長】 
年代とか、幼、小、中、高で実態に寄与する対応することになる。他にありませんか。

【委員】 
メディア指導員をしている。県下に100名ほどいるのですけど、各自治体で要請を受けて廻っている状況である。小中高の講演であるとかであったが、幼稚園、保育園からやって行かなくてはいけない、幼稚園保育園の保護者に対してやって行かねばとなっている。実際子どもたちが持っている状況で、ラインが問題になっているが、あるデータではラインを止めるだけで成績が上がるという話まであります。持ってる持ってないというよりも、ラインというのがいかに子どもたちに対する規制をかけてるというか、つながりがずーと切れないという状況があるようです。それを考えて行かなくてはいけないと思っています。

【議長】 
いろんな年代で起こっている。他に意見はないか。たくさんの意見をいただいたが、これを受けて事務局からないか。

【事務局】 
現状という言葉を入れる。進め方、方向性、目標等について整理しながら下におろしていくとさせていただきたい。確かに今お話がありましたように、携帯、スマホは上手に使えはそれなりに意味があるが、悪い影響の方、使い方の方が問題である。家庭の問題に関わってくることもあろうかとは思いますが、使い方ができていない。なかなか難しい問題ではではあります。確かにラインなんかを見ると、グループ内でやると、一人がトークすると何人も何人も次から次にとトークして、エンドレスみたいにつながって行く。子どもたちがずーと繰り返して時間が無くなる、夜遅くまでする、そういったことで不登校に担ってします。そういった要因というものは皆さんご承知の通りだと思います。ご指摘ございましたけれど、メディア以外の部分でも指摘いただければと思っている。

【議長】 
他に意見はないですか。

【委員】 
これは基本計画ですね。今から具体的な取り組みとか詳細については、このきたる段階で詳細にされていくのですね。その過程で反映させていくということですね。

【事務局】 
基本方針ということでお示しをしていますが、大きなくくりでしている。ただどうしてもこうした部分を進めるべきではないか、そういった要請がございましたらうかがっております。

【議長】 
基本方針に関して、こういう所も入れてはいいんではないか、とかないですか。

【委員】 
諸問題の所で、不登校の問題ということがありましたが、不登校は問題ではないと思う。不登校は、子どもは態度を出してアピールをしている。問題を解決しようとしていると思う。不登校が問題だ問題だとおっしゃるけれど、問題ではなく、その子の必死のアピールであって、その子が何かしたいとのあらわれである。不登校のことを扱っていますが、実態と課題と言いますか、風に持って行ってもらえればと思います。私は、不登校は問題ではないと思います。

【議長】 
不登校をどうとらえるかが問題のようである。他にありませんか。

【委員】 
表現がどうかな、どうとるのかによる。学校教育の中では学校に来なさいという、学校教育の特質である集団の中で教育をやって行くというものである。その部分が不登校という学校に出てこない原因にあるとすれば、集団の中で学んでいくことがたくさんありますよね、そういう部分をきちんとしないと、そこのところが問題である。それからつながって将来的に社会参加ができなということで、学校現場においては不登校対策として頑張っているのである。加配や相談員さんとか配備しているが、なかなか現状として厳しい状況なのかなと思う。そこから起因する先の方の問題である。

【議長】 
他にご意見はありませんか。

【委員】 
最近学校現場では母子家庭が増えている。母子家庭で貧困という問題も当然出ている。かなり経済的に苦しいというご家庭もある。この前新聞で、子ども食堂というものが載っていた。個人であるいは寄付で、そういった食堂をして子どもたちのお世話をしているというのが出ていたのですけど、基本方針の文章を読んでみると、個人じゃなくて、「家庭、学校、地域、行政が連携協働して」と書いてありますので、そういうのにも取り組むということでできるんではないかと思う。基本方針の所に賛成である。

【議長】 
いろんな問題、現状がある。他にありませんか。

【事務局】 
基本方針について、先ほど現状という言葉を入れるべきではないかとのご意見がありましたので、加えるということで整理をしていく。先ほどから諸問題についても意見を踏まえて整理をさせていただいてよいか。今回、資料が雑駁で申し訳ございませんでした。もう少し整理したいと思います。

【議長】 
基本方針案というのは、今おっしゃった方向で、もういっぺん整理をして、もう少し具体的な形になるのか。

【事務局】 
今ご指摘いただいたことについては、諸問題という言葉がありますが、現状という言葉が足りないとご指摘をいただきましたので、整理した形で案という形で、他にご意見が無ければそういった形で整理させていただきたいと思っております。

【議長】 
今いただいたご意見を整理していただけるということです。他に何か。

【委員】 
28年中に計画して、29年から計画の実施期間となっていますが、計画というのは3年とか5年とか長いのは10年とかありますけど、計画の実施期間はどれくらいのものですか。

【事務局】 
計画のスパン、5年だとか3年だとかいろいろあるが、まだしていない。まずは方向性の話ということである。話があったように、情勢の変化もあるし子どもを取り巻く環境もテンポも速いということもあるので、何年スパンの計画を立てるまで整理できていない。まず、基本方針を決めさせていただいて、そのあと方向性を詰めさしていただきたい。PDCAとしているので、計画を作ったからには実施をする。

【議長】 
基本的方針を作って、それから具体的計画を策定していくとのことです。

【事務局】 
一応、おおむね5年を、今は目途と考えている。

【議長】 
29年からスタートして、5年くらいと考えているということで理解する。

【委員】 
現状を入れるということで、皆さんの合意を得たということでいいのではないか。

【事務局】 
現状という言葉をそこにこういった形ではちょっと整理させていただきたいとは思っている。そういった形で整理をするということでいいか。

【議長】 
今のご提案で良いか。他に検討すべき点はないですか。

【委員】 
この計画を進めていくと、次は5月、9月、12月となる。結論も大事と思うが、実行性のあるものにするためには、現場の実行する人たちの、現場の職員の理解を得なければできないのではないか。いわゆる大人の問題である。子どもの問題は大人の問題である。大人の問題にどういう風に関わっているか、というと、できるだけ情報の公開をしていかなくてはならない。例を挙げればスマホがらみで大人に騙されて、いわゆる不適切な性交渉を行った。二人とも警察に逮捕された。徹底的に調べ上げたらそういう風になった。いじめの問題、イメージしているいじめで、「治ったことをお母さんに連絡しなさい」がいじめになる。お母さんがいない子に、その行為がものすごくいじめになっている。親がいないのに、プレゼント攻勢をかける。それもつらいことになる。具体的情報公開も必要。現場での話し合いをしていかなくては、実効性が担保されない。会議の階層的な作りを。

【議長】 
会議の在り方。もっと具体的話し合いができるように。

【委員】 
連続性はあるか。初めて顔を合わせて、任期が終わって、何のための話をしているのか。連続性が保たれるため、委員の半分ずつの交代はできないか。

【議長】 
2つ提案が出たが、事務局どうですか。

【事務局】 
会議の階層化は整理をさせていただきたい。任期の問題については難しいのかなと思っている。まず、お詫びしたいのは、これまでの経過、意味、説明が足りなかったことをお詫びする。それぞれの機関からの情報交換に終わっていた。問題の整理、今後どうしたらいいかということで、こういう案を提示した。

【議長】 
事務局から、今後の方針について話を受けた。

【委員】 
情報の共有化をして、次に改善を進めていくということでいいのではないのか。

【事務局】 
情報の共有化。その通りと思います。不登校の捉え方の問題、子どもと言いながら大人と起因する。そういったことで意見を頂けたらと思う。

【議長】 
いろいろご意見をいただいています。事務局の方からも修正案をいろいろおろしていただいています。修正案を作っていただいて、委員の皆様に次の買いまでに届けていただく。今、11時30分になりました。予定では11時50分、あと20分ほどですので、ご意見提案があったらお願いします。

【議長】 
他にございませんか。

【委員】 
一つ質問を。初めて参加して、今回の議題は、これまでどういう問題を取り扱ってきたのか。

【事務局】 
これまでは幹事会でテーマを設定して、現状、子どもの諸問題について。ここ2~3年は、メディアの問題について、情報交換・協議を進めてきた。具体的施策として、実効性のあることで計画を今回から変えてきた。

【委員】 
2~3回来ている。任期が2年事ですので新たに受けたようになっていますが、この会に出席して、ほとんどメディアだけで終わっている会であったと思います。今年もかなと思って聞いておりましたが、だいたいそういうことでした。メディアのフィルタリングをどうするか、などが多かったと思います。それに対する諸問題、時間を決めるとかそういう話をずっとしていたと思います。

【委員】
ここで協議されたことを実際子どもたちに伝えていくとか実行という段階は、今回が、いつも試みというわけではないのですか。

【委員】 
これは各団体で取り組まれることで、この会議で取り組むというよりは、青少年育成協議会であれば青少年育成協議会で、PTAであればPTAで取り組むとか、個々に取り組む材料に使うというのが現状です。各団体で取り組むことが現状である。

【議長】 
他ございませんか。

【委員】 
いろんな機関が支援とか。それぞれが一生懸命されていると感じているが、それが情報共有されてなくて、個々に一生懸命されているということが往々にしてあるような気がしますので、まさしく顔の見えるマップ作りという部分が何かこの中に盛り込めないかなというような、必要かなと思います。

【事務局】 
今までどういう取り組みをしていたのかとの話でありますが、当然それぞれの立場で実際に活動されている現場を知っていらっしゃる方に集まっていただだき情報交換をして、それぞれのお立場で実践すると言った状況でございます。青少年問題協議会の目的と調節をする中で、青少年の指導育成と保護及び施策の矯正に関する総合的施策の樹立と言ったものがあります。これまでそういった部分ができていなかったという風に考えておりますので、こういった協議会の中で、青少年問題協議会の目標と進め方ということで説明させていただきましたけれども、この青少年問題協議会としてですね具体的にどういう形でやって行くのかを整理をするといった形で、今後進めていきたいと考えている。

【委員】 
地域で活動しているが、その中でいろんな資料を必要としているのですが、たとえば今日いただいている、たとえば警察署管内の資料でありますとか、こういう資料を提示をすることができるのか。出典を明らかにしてみなさんにお知らせできるかを、お尋ねしたい。

【事務局】 
ホームページ等ですでに公開されたものですね。そういったものについては何ら問題はない。出典を明らかにしていただければ大丈夫だと思う。幹事さんの資料で特に今回の資料で支障になるようなものがあれば、なければ公開していい。

【議長】 
よろしいでしょうか。時間も近くなりましたので、これで終わりたいと思いますが、活発なご意見をいただきましてありがとうございます。かなり委員が替わって、会議の位置づけ、会議の有様、何をするのか。せっかくいろんな団体、専門家等いらしているので、何とか具体的には、長崎市の青少年問題に関わる施策に反映されて一歩でも前進するものと思いました。基本方針については、皆さんのご意見を踏まえて、修正した形で、再提案を出す。いただけるということでよろしくお願いします。本日は以上ですので、これで協議を終了します。事務局に進行をお返しいたします。
閉会いたします。
 

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