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平成28年度第3回 長崎市農業振興計画審議会

更新日:2017年2月10日 ページID:029394

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

水産農林部 農業振興課

会議名

平成28年度第3回 長崎市農業振興計画審議会

日時

平成28年11月16日(水曜日) 15時30分~17時30分

場所

長崎市役所本館地下1階 議会第3会議室

議題

(1)長崎市農業振興計画後期計画素案の検討について
(2)今後の会議予定について
(3)その他

審議結果 

審議会の成立の確認(出席委員11人/14人)

⑴ 農業振興計画後期計画の素案の検討
事務局から、前期計画の実績・課題と検証、今後の方向性、後期計画の策定のながれ、後期計画の構成、後期計画素案等について説明後、委員から意見聴取。

【A委員】
後期計画の概略はすっきりしているのではないか、実行性にむけてはいいかなと思われる。ただ、課題もあると思うし、実績としての達成度合いをみると、少し達成困難なものが多いように感じる。同じような計画がある県はどうか。

【B委員】
県も同じような形で行っているが、累計でやるものや平成27年度単年度だけでみるものなどがある。ただし、100%いかないものは今後どうするか考える必要があるし、30%と80%は一緒に論議できないのではないかと考える。

【C委員】
農産物販売額には畜産物も含めてある。畜産物を除くと農産物は増えていないのではないか。後期計画は農産と畜産を分けて考えた方がよいのではないか。

【D委員】
野菜・果実は天候不順も続いており、厳しい結果がある。農業従事者の高齢化等の長期的な対策と天候不順等の短期的な対策と区分けして取り組む必要がある。また、販売関係者としては、供給不足は課題であるので、販売強化と連動して、生産体制の強化が必要である。

【A委員】
販売に伴って生産量が増えていけばよい。学校給食とかも工夫すれば達成度もあがってくる。県に比べて市は6次産業化への取組みが弱いかなと考える。

【B委員】
農業センサスからみても、農業者が減ってくるのはまちがいない。そのためにも集落営農とか新規就農者への取組みも大事になる。

【事務局】
集落営農とか地域ぐるみの取組み、人・農地プランに係る取組みなど行っている。後期計画でも、地域づくりや人づくりとして取り組むようにしている。

【E委員】
後期計画の取組指標で「出島ばらいろ」は頭数が増えて、販売額は減っているがどうしてか。

【事務局】
長崎市総合計画など策定した上位計画の関係がある。「出島ばらいろ」については、平成26年、平成27年は「出島ばらいろ」単価が異常に高騰した。

【A委員】
産地・地域・人・交流に加え、重点的取組みもまとめてある。特に若手農業者と協力してやっていければと考える。

【F委員】
長崎の農産物は引き合いが強くなっているように感じるが、これから量が減るのはまちがいない。近年、若手で新規就農が多くなっているが、5年後はどうなるか分からない部分がある。将来への育成にむけて、農地の確保・農地整備が重要であるので、単発で小規模で行うよりも、先輩農業者と若手が同じ場所で農業ができるような10ha規模の基盤整備が必要と思う。

【D委員】
やはり、まずは農地の確保が必要でないか。

【A委員】
市としても、後期計画に取り込んでいただきたい。

【A委員】
後期計画の重点的取組みとして、第6)章に一括して盛り込まれている。この重点的取組みは、「産地づくり」「地域づくり」「人づくり」「交流づくり」の個別施策ごとに考えられている。第3)章が個別施策ごとの取組みとなっているので、それぞれの個別施策ごとに重点的取組みを記載した方が分かりやすいと思う。特段の意見がなければ、個別施策ごとに重点的取組みを記載する。

【各委員】
反対意見なし

【G委員】
人・農地プラン等で地域を回っているが、参加者も目的がはっきり認識していない部分がある。人が変わっても引き継ぎができていないことが多い。会議ごとに様々な新しい意見も出ると思うので、いろいろ情報提供してほしい。

【H委員】
全体的にみて、確かに基盤整備は重要と思うが、消費者や現代の志向をつかむ情報の取得が大切である。地域ブランドとして、何をどのように取り組んでいくのか。

【A委員】
消費者のニーズはその時その時で異なる。このような情報の取得も「人づくり」につながると考える。

【事務局】
新規地域ブランドはいちご・アスパラガス・花きを予定している。また、付加価値商材として、外部の協議会で「びわ」「ゆうこう」に取り組んでいる。

【A委員】
長崎には全国に誇れる農産物があるということを生産者にも十分理解していただきたい。

【I委員】
「づくり」「づくり」でまとめてある。農業経営体が適正に評価され、育成して、確保することが必要である。計画に経営的な支援をもう少し盛り込むことができないか。また、「人づくり」の前に、現地では人が集まらないことが一番の問題である。育成する前の段階のことを考え、人が集まる、人が農業に入ってくることができる環境づくりが重要である。施策として取組みがあがっているが、誰が責任者としてやるのか、推進体制をどうするのか。「ゆうこう」を長崎市の特産品としてもっと広めてほしい。

【事務局】
誰が行うかという主体、全体的な推進体制については、今後盛り込み明記していきたい。

【A委員】
農産物の付加価値等を考えると、今、長崎の農産物がチャンスともいえるのではないか。概ね、この素案で進めていいのではないかと思う。

【各委員】
反対意見なし。

⑵ 今後の会議予定 次回の会議はパブリックコメントの募集終了後、1月下旬をめどに日程調整を行う。
⑶ その他

~ 以 上 ~

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電話番号:095-829-1124

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