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平成28年度第2回 長崎市農業振興計画審議会

更新日:2017年2月10日 ページID:029392

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

水産農林部 農業振興課

会議名

平成28年度第2回 長崎市農業振興計画審議会

日時

平成28年9月20日(火曜日) 13時15分~17時40分

場所

現地調査:三和地区
会議:長崎市民会館男女共同参画推進センター研修室

議題

(1)現地調査(三和地区)
(2)農業振興計画前期計画の検証について
(3)農業振興計画前期計画の体系の検討について
(4)今後の会議予定について
(5)その他

審議結果 

⑴ 現地調査
長崎市三和地区の現地調査を行った。
・農水産物直売所「みさき駅さんわ」
・花き新規就農者 生産ハウス
⑵ 農業振興計画前期計画の検証
審議会の成立の確認(出席委員11人/14人)
事務局から農業振興計画前期計画の説明後、委員から意見聴取。

【A委員】
全国的に生産額が落ちている中で、県や市はあがっているが、ブランド品でも東京の人は知らない人が多いのも事実である。県段階では全国10位以内の農産物も多い。現地調査を行った新規就農者の方は、農業のやる気はあるが、どうしていいかわからない部分もあるので、しっかりしたバックアップ体制が必要である。

【B委員】
ブランド品といえる「びわ」でも、観光地とかでは黒くなった「びわ」が売られていたりする。農業者側からすると販売側もしっかり売ってほしい。

【C委員】
びわの簡易ハウス等の取組みは、気象災害の予防・安定供給の面からもよいことである。グリーンツーリズムや観光体験について、びわもかなり要望がある。長崎の一つの観光づくりとして、収穫に限らず花でも構わないので、見れる・体験できるなどの観光とのマッチングにも取り組んでほしい。

【D委員】
びわの観光農園的取組みは、収穫期間が短い・収穫の難しさがあり、急傾斜地等の課題が多い。しかし、できないでは先に進まない。

【A委員】
農業と観光とのつながりは大事だが課題がある。ブランドの「びわ」はいろいろ課題はあるが、長崎の農業の一つの起爆剤にもなる。今後も、若い人が参画できるような体制づくりに努めていただきたい。

⑶ 農業振興計画後期計画の体系の検討
事務局から農業振興計画後期計画の体系の説明後、委員から意見聴取。

【A委員】
農業振興計画の後期計画ということで、大枠は全体計画の中で決まっている。取組方針や内容について、審議会の意見を聞いて、固めていく必要がある。

【E委員】
後期計画の3項目、産地・地域・交流も全て人づくりが重要である。人づくりには時間や経費もかかる。長崎といえば、びわと肉といえるが、それでも人材育成が根本である。長崎市として独自に人づくりに取り組んでほしい。

【A委員】
新規就農者の受入体制の状況を教えてほしい。

【E委員】
指導農業士やいろいろな組織もある。ただ、現状、相談し難い状況もあるのかもしれない。

【事務局】
栽培技術指導は県やJAが主にやっている。市としては地元の人が栽培技術指導できる体制づくりに取組み始めたところである。

【A委員】
新規就農者などが、気軽に聞けて、すぐに自分の栽培に生かせる体制づくりをお願いしたい。

【F委員】
後期計画の平成32年度目標を含めて、数値での検証・議論も必要である。新規就農者のロードマップ的なものの作成の支援も必要である。

【事務局】
農業就業人口は減少するので、1経営体の力をつけることが必要と考えている。雇用農業や企業の参入も考えらえる。市としても人づくりを大きな目標としていきたい。

【A委員】
やはり、人づくりが重要というのは、どの分野においてもいえることである。
また、農業振興は農業だけでは難しく、交流づくりとあるように、食関連を含めて多様な主体と連携して多角的な取組みが必要である。

【G委員】
食文化や食との関わりとして、三位一体となって取り組んでいきたい。市民の方や消費者の方にどう周知していくか考えないといけない。子供たちに長崎産を提供することとして、学校給食規格の緩和等の検討を行えないか。地産地消を推進する中で逆行している部分がある。

【事務局】
前期計画の実績は重点品目分である。給食については、同じ物を所定の時間内で大量に作る必要がある。

【H委員】
新規就農者の人の話を聞いて、地域でも体験を増やしていかないといけない。

【I委員】
300万円稼ぐために1,000万円が必要になる。長崎和牛・出島ばらいろは付加価値が付いた商材といえるが、いちごやアスパラガスなどはどうやって進めていくのか。やはり農業者は収入が大事であるので、他の産地がない時に作るとかで付加価値が付くのではないか。

【事務局】
いちごやアスパラガスは長崎市において生産額が高く、新規就農者も多い。ブランド化や付加価値を今後見い出していきたいと考えている。

【J委員】
ふるさとの味という郷土料理の本を作った経験がある。近くにある野菜を使った料理とかを広めることができないかと思っている。

【K委員】
農業の様々な課題がある中で、やはり産地振興において技術継承が大事であり、これは先輩農業者の役割でもある。長崎型農業の技術継承の体制づくりにも取り組んでいただきたい。

【A委員】
全体の枠組みとしては、事務局がよく取りまとめてあると思う。詳細の修正はあると思うが、4本の方針を柱に、特段の意見がなければこの方向性でいきたいと思う。

⑷ 今後の会議予定 次回の会議は11月上旬をめどに日程調整を行う。
⑸ その他

~ 以 上 ~

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電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

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