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平成28年度第3回 長崎市食育推進会議

更新日:2017年1月30日 ページID:029357

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

市民健康部 健康づくり課

会議名

平成28年度第3回長崎市食育推進会議

日時

平成28年12月16日(金曜日) 13時45分~17時00分

場所

長崎市役所本館地下1階 議会第4会議室

議題

  1. 辞令書交付 
  2. 第3次長崎市食育推進計画(案)について
  3. その他 

審議結果

~会議次第~
(1)辞令書交付
(2)会長・副会長の選出について
(3)第3次長崎市食育推進計画(案)について
(4)その他

~内容~
(3)第3次長崎市食育推進計画(案)について
   ⇒事務局より下記のとおり説明。
1. 前回11月17日に開催した第2回会議について
前回資料「第3次長崎市食育推進計画」(ただき台)をもとに、第1章~第4章までの方針や体系など主要な部分については審議終了。
(前委員は承認済。新任の方へは前回資料を送付し意見を伺った。)前回会議時の意見とそれに対する関係課意見・検討内容については、資料1及び資料2を参照。

2. 長崎市議会教育厚生委員会における当該計画策定の経過に関する説明を行ったことについて教育厚生委員会での意見・要望について説明。
・【要望】(本会議の一般質問のなかで)地域における子どもたちの食育推進について取り組んでほしい。
・【要望】小中学校の栄養相談指導について、適正に実施されているか第3次計画において進行管理してほしい。
・【意見】子どもの貧困などを背景に子ども食堂が話題になっているが、第3次食育計画においてはどうするのか。
⇒子どもの貧困などによる子ども食堂については、福祉の面での活動であるが、「地域の活動」という面もあるため、そのような地域での活動について食育の観点からどのように推進していけるか関係課と調整しながら推進していきたいと答弁。

3. 計画(案)について
【第1章】
P1 「1計画策定の趣旨」⇒前回協議を踏まえ、記載内容を充実。
P1~「2計画策定の背景」⇒前回協議を踏まえ、記載内容を充実。
P2~「3計画策定の概要」⇒変更なし。

【第2章】
P4~「1 第3次長崎市食育推進計画の目指す姿」 
⇒前回協議を踏まえ、目指す姿の文言を「市民一人ひとり」から「長崎市民一人ひとり」へと変更。
P5 「2 第3次長崎市食育推進計画における重点課題」
⇒前回たたき台時のような取組みの例示ではなく、各重点課題の設定に至った必要性などの説明記載へ変更。

【第3章】
P6~ 「1【取り組むべき施策】の基本的な考え方」⇒変更なし。
P9 「2施策の体系図」⇒目指す姿、重点課題、取り組むべき施策、施策の方向性、具体的な取組みが一覧で分かるよう整理。

【第4章】
P10~ 将来目標について
変更内容 
1. P19「農作業体験学習実施小学校について」は、学校の統廃合などで、実施校数で判断をすることは困難であるため、「学校数」から「実施割合」へ変更。

2. P18「学校給食における地元水産物(鮮魚類)の使用割合の増加(重量ベース)」の新規設定。第2次計画をもって、学校給食における地元水産物利用率の増加(食材数ベース)及び学校給食における地元農産物利用率の増加(重量ベース)が達成及び事業終了に伴い終了するが、学校給食に地場産物を取り入れることは、大変意義があることであるため、これまでの目標に代わる将来目標を設定できないかと関係課と調整し、上記新規目標を設定した。

【第5章】
P20~ 食育の取り組むべき施策
今回の計画書においては、コラムを多用し、事業内容が生き生きとわかるよう紹介したり、レシピの紹介、食育を日常生活にどのように具現化していくのかがわかるように盛り込んだ。 
【第6章】
P58~ 計画の推進体制等について説明 ⇒特に異議なし。
≪質疑及び意見≫ 14時半
1 家庭における食育の推進 
【委員】
1(1)において「多様な食材と多様な味に慣れさせ」とあるが、どのようにしてするつもりなのか具体的に伺いたい。

【担当課】
離乳食教室などでいろんな食材を使用して実際に調理したり、健診時に栄養関係の相談など個別に対応させていただく。

【委員】
この時期のお母さん方は一番食育に耳を傾けるため、特に市の対応をお願いしたい。

【委員】
長崎市は、フッ化物洗口を実施しているが1(1)2.の歯科口腔保健事業における取組みの乳幼児期のところでフッ化物の重要性についても取り入れてほしい。

【担当課】
フッ化物については、健康づくり課(口腔保健支援センター)において事業をおこなっているため、文言追加については検討させていただく。

【委員】
「健康長崎市民21」があるが、その中にフッ化物のことはあるのか。

【担当課】
「健康長崎市民21」に、フッ化物の項目は含まれている。

【委員】
コラムに写真が使われているが、写真の説明がなく何を表しているか分からないため、全体的に説明を加えてはどうか。

【担当課】
対応させていただく。

【委員】
中身のことではないが、用語集につながる形で文章の中に*マークがあるがそれぞれに番号やぺージ数がないためどこにあるのか探さないといけない。*マークに番号をつけて後ろの用語集とリンクさせてはどうか。

【担当課】
対応させていただく。

【委員】
1(1)5.では、朝食の欠食を減らすための取組みであるが、文言のなかに「朝食を食べる習慣をつけてもらうために、妊産婦・乳幼児から高齢者にいたる」とあるが、重点課題1)に次世代につながる子ども世代、若い世代とあるのだからここに強調するため「若い世代」も加えてはどうか。

【担当課】
若い世代の朝食欠食は重要視しているため、文言については検討させていただく。

【委員】
前回の会議において、「生活リズム」を取り入れてほしいと提案していたが、どのようになっているのか。P24のコラムのなかで「基本的生活習慣」とはあるが、生活習慣となるとお風呂に入るなど食育以外の生活のことまで含まれてしまう。できれば、「生活リズム」という形で入れてほしい。漢字は若者にはなじまないが、リズムとなると親しみやすいと思う。

【担当課】
P33の3(1)コラムにて規則正しい食習慣とともに記載している。

【担当課】
P20の1(1)1.妊産婦や乳幼児への取組みのなかでも「生活リズムを整えるために」と計画の随所に記載されている。

【委員】
いろんな箇所に使用しているのではれば、P23コラムのなかでも「1日を元気に過ごすためにもしっかり朝食を食べましょう。」のところで、「1日を元気に“リズムよく”過ごすためにも」と加えてはどうか。朝ごはんをたべることがリズムを作る中心である。朝食のところにリズムを入れたほうが生きると思う。

【委員】
コラム「朝食を食べていますか?」について、例えば以下で「ご飯と納豆に簡単なサラダを付ける」とあるが日本型食生活とは「ご飯と味噌汁」があり、味噌汁がぬけている。例えば以下を割愛して、「朝ごはんを食べないと元気がでないんだよ」という内容のみにしたほうがいいのではないか。朝ごはんを食べることで1日元気にすごせるという視点をのべて、その後に、では何を食べればいいかということを述べればいいのではないか。

【担当課】
1(1)1.から長崎市が取り組む施策として説明してきたが、コラムはその内容を表すものとなっている。さきほどの意見を参考にコラムは整理していきたい。また、朝食のコラムに併せて掲載していた「毎日プラス1皿野菜を増やそう!」は、健診時に配布している啓発チラシを参考例として掲載した。この掲載方法や中身についても再度整理させていただきたい。

【委員】
長崎といえば、水産ですよね。そうであれば、魚系のコラムを取り入れてほしい。

【会長】
コラムについては、もう一度整理をしていただくということでお願いする。

【委員】
PTAにおける取組みの支援とあり記載としてはいいが、情報の共有のあり方・情報の出し方の仕組みが重要であると思う。

【委員】
P25の1(3)の項目の下に共食のコラムがあるがなぜか。ここは子ども・若者の育成支援における共食等の食育推進でありここにこの内容の共食のコラムがくるのはおかしいのではないか。

【担当課】
共食のコラムの載せ方については整理させていただく。

【委員】
ここは、載せ方の問題である。共食については、他の項目の下にあるような文章や2つ程度なにか共食について取組みを掲載し、少年から一般市民が利用する社会教育施設へつなげていけばいいと思う。

【委員】
少年というのが分かりにくいがこのままの表現にするのか。この施設を乳児は使えないのか。

【担当課】
施設の利用としてはどなたでも利用できる。ただし、目的として少年の健全な育成を図ることがある。

【委員】
了解した。

2 学校、幼稚園、認定こども園、保育所等における食育の推進

【委員】
それぞれの学校で給食は作られているのか。それぞれで作られているのであれば対応はし易いと思うが、どこかでまとめて作って配送しているのであれば難しいのではないか。

【委員】
長崎市内の学校給食については、学校のなかに給食室があるところ(自校方式)と小規模な給食センターで実施しているところもある。また、親子給食というのがあって中学校へも配送している給食室もある。

3 地域における食生活の改善のための取組みの推進 

【委員】
減塩のコラムであるが、“減塩”をもっと大きく書いてはどうか。野菜と減塩はとても大事なことである。コラムは総合的にみて写真やイラストをいれ引き付けるよう工夫してほしい。

【担当課】
了解した。

【委員】
P39の歯科保健活動における食育推進の2つ目であるが、「甘い飲み物や食べ物(食品)または砂糖を多く含んだ食品」とあるが、「砂糖を多く含んだ食品」にひとまとめにしていいのではないか。ちなみに、甘いものといえば母乳や果物もむし歯のリスクはあるが、記載しないままでいいと思うがどうか。

【担当課】
検討させていただく。
4 食育推進運動の展開

【委員】
ここが一番大事であって、問題になるところである。市民は本当に理解しているのか、情報発信などとなってくると思う。

【担当課】
食育の取組みなど広く知られていないのではないかと考えている。健康づくり課が所管しているため他の健康づくりと併せて広く啓発していきたいと考えている。特に食育として「食生活改善推進員」が見えるようにしていきたい。

【委員】
新聞社などに活動について投げ込みなどがあるのではないか。どこかで取り上げてくれればいいが。大事なボランティアの方々であり、支援をしていただく方であるが、行政として活動の支援をしていってほしい。
5 生産者と消費者との交流の促進、環境と調和のとれた農林漁業の活性化等

【委員】
農林業の体験であるが、いろいろ体験活動をしているが種を植えて収穫できるまでどのようにしてできるのかと体験することはとても大事であり、これからも行政と一緒になってやっていきたいと思っている。

【担当課】
農業センターのほうで種まきから収穫までながさき伝統野菜を中心に体験として行っており、また、市民農園やグリーンツーリズムを通じて市民の食育の体験活動を行っている。

【委員】
生ごみ処理機のコラムがあるが、そのなかで生ごみを“肥料”にとあるがおかしい。生ごみは“堆肥”であるから修正してほしい。

【担当課】
了解した。
6 食文化の継承のための活動への支援等

【委員】
「ながさきの郷土料理ってなにがあるの?」というコラムがあり、パスティが取り上げられているが、ハードルが高いのではないか。もう少し身近にある材料で簡単につくれるものがいいのではないか。

【担当課】
第1次計画にて浦上そぼろを掲載しており、第2次そして第3次となってきたため、おもてなし食として掲載したが、この計画を初めて見る方にとっては、確かにハードルが高いのかなと思う。載せ方も含めて検討させていただく。

【委員】
郷土料理を写真付きで載せて、作りやすいものをピックアップして載せてもいいのではないか。

7 食品の安全性、栄養その他の食生活に関する調査、研究、情報の提供

【委員】
コラムでジュースの糖度検査結果があるが、ここにスポーツドリンクを入れてほしい。また、糖度が「g」で表記されているがスティック何本分などイメージが伝わりやすい書き方にしてはどうか。

【担当課】
これは、夏休みの親子実験教室における結果であるが、ジュースは持参しているものでありスポーツドリンクがあったか確認を行う。また、糖度の表示についても併せて検討をさせていただきたい。

第5章全体的な意見
【委員】
乳幼児・小中学生はその子ども達というより食を与える保護者がどのように考えて取り組んでいるかで影響する。学校を出て18歳から若い世代(親になる手前)は行政がアプローチしにくい世代、また地域の一員ともなっていない世代であり、計画の中では抽象的な表現しか出て来ていない。そこで今後、企業との連携など実効性のあるものを取り込めて行ければと思う。

~協議終了~
【会長】
第3次長崎市食育推進計画について、前回と今回で協議し意見があった修正等については事務局の方で調整のうえ、おおむねこの内容で原案としてよいか。

【その他委員】
異議なし。

(4)今後のスケジュールについて
食育推進会議において協議、作成された計画(案)を「第3次長崎市食育推進計画」の原案として市長まで決裁。その後、一般市民に向けてパブリックコメントを1月末から2月にかけて実施予定。パブリックコメントを経て、最終(案)とし、3月中旬に「第4回長崎市食育推進会議」を開催し、本計画を策定する。

以上。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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