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平成28年度第2回 長崎市科学館運営協議会

更新日:2016年11月25日 ページID:029122

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

教育総務部生涯学習課

会議名

平成28年度第2回 長崎市科学館運営協議会

日時

平成28年8月18日(木曜日) 14時00分~16時00分

議題

恐竜化石等研究事業について 

審議結果

⑴ 恐竜化石の活用検討について

現在、長崎市と恐竜化石に関する共同調査研究を行っている福井県立恐竜博物館の主任研究員より
事業の説明

【説明内容】
1 長崎市と福井県立恐竜博物館の共同研究の開始
共同研究を開始するきっかけと、この事業の推進が両者にとって有益であることの説明

2 他都市の恐竜化石研究事業
熊本県の御船町(みふねまち)、天草市御所浦町(ごしょのうらまち)、鹿児島県の薩摩川内市甑島(さつませんだいし こしきじま)で行っている恐竜化石を活用した事業説明があり、いずれも町単位の小規模な取り組みから始まり、学芸員等を配置し、発展的な事業を展開している。

3 福井県立恐竜博物館の事業
福井県は山間部の一区画で20数年間、発掘調査を継続しており、同時に発掘体験を実施する場所を設け、そこで発見された化石を研究に活かしている。

4 長崎の恐竜化石研究事業
長崎には豊かな自然史の資料があるにも関わらず、その資料を収集し、利用しようとするモデルケースがない、長崎市では例年多くの恐竜等の化石が発展的に発見されているので、それを使ってより良い事業展開ができるのではないかという提案

【主任研究員からの意見】
ア 長崎市で恐竜化石を活用した事業を実施する機運があるならば、資料収集をするエキスパートを採用すべきだが、業務が多忙であるため、2~3人の人材を確保し、同時に自治体自身がそれを育て上げる仕組みが必要。

イ 熊本の御船町(みふねまち)恐竜博物館といったモデルケースがあるので、そこから学ぶべきものがあるのではないか。化石を管理する場所として科学館を利用すべき。利用できるものを利用して、長期的なビジョンを立てて事業を始めてみてはどうか。

【委員からの意見】
ウ 市民にも恐竜化石について興味をもってもらう活動が必要。近い将来専門のポストをまずは1名でよいから用意することが重要。

エ 恐竜化石の調査については、まだ多くの化石が発見される可能性があるため、継続して発展的に行うべき。

オ 長崎には身近に素晴らしい自然があるにも関わらず、自然史教育が不足している。恐竜をきっかけにして科学館が科学技術だけでなく自然史にも力を入れたものになってほしい。

⑵ その他 特になし

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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