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平成27年度第1回 長崎市スポーツ推進審議会

更新日:2016年4月18日 ページID:028286

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

市民生活部 スポーツ振興課

会議名

平成27年度第1回 長崎市スポーツ推進審議会

日時

平成28年3月15日(火曜日) 13時58分~14時44分

場所

長崎市民会館2階 第1研修室

議題

報告事項
1 ラグビーワールドカップキャンプ誘致について
2 長崎市民水泳プール運営審議会との統合について
3.その他

審議結果

報告事項 (1)ラグビーワールドカップキャンプ誘致について

配付資料により説明。説明概要は以下のとおり。

【事務局】
それでは、資料の4ページ。ラグビーワールドカップとは、ラグビーのナショナルチームの世界一を決定する世界選手権大会であり、第1回大会は1987年に開催され、4年ごとに開催されているワールドラグビー主催の大会である。

日本は、第8回大会、第9回大会での開催を目指すべく招致活動を行い、平成21年7月28日に2019年の第9回大会の開催地に決定している。
大会概要については、開催日程が、平成31年の2019年9月20日から11月2日で、参加チームは20チーム。前回大会は、イングランドで開催されているが、各チーム3位以内のチームは出場が既に決定しており、その中に日本と事前キャンプの実施が決定しているスコットランドが含まれている。
試合形式は、5チーム×4プール。プール内総あたりの40試合が行われ、その後、各プール上位2チームによる決勝トーナメントで準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝の8試合の合計48試合が行われる。

試合会場は、中国、四国を除く全国12ヶ所で行われることになっている。九州では、福岡県、熊本県、大分県で行われる。ちなみに、長崎県は、諫早市の長崎県立総合運動公園の陸上競技場で開催地に立候補していたが、残念ながら選定されていない。
次に、5ページ。これまでの取組と今後のスケジュールということで、まず、これまでの取組として、平成27年9月29日から10月5日にかけて、市民生活部長がイングランド大会を視察した。その際、長崎県ラグビー協会の視察団とともにスコットランド代表チームのキャンプ地を訪問し、長崎市で事前キャンプをしませんかということで、スコットランドラグビー協会との交渉を開始した。

ちなみに、事前キャンプとは、公認キャンプ前の1、2週間の間に行われ、出場チームが自治体と直接交渉し場所を選択するもので、公認キャンプは、各チーム初戦の10日前から大会期間中に行われ、組織委員会が候補地を選定し、組織委員会を通じて出場チームが希望地を選択して決定するものであり、公認キャンプについては、これから決まっていくものである。事前キャンプは、早めに来日して時差ボケを解消し、体を慣らすためのもので、試合直前になってから公認キャンプ地に移るという流れになっている。

また、スコットランドラグビー協会による長崎市の視察が、平成27年12月9日から11日にかけて行われた。視察団のメンバーは、CEO(最高経営責任者)、チームドクター、ハイパフォーマンスマネージャーで、対象施設として、市総合運動公園、市民総合プール、県立総合体育館、市営ラグビー・サッカー場、市民体育館、マルヤジム、長崎大学病院、ホテルニュー長崎、ベストウエスタンプレミアホテル長崎を視察しており、その他、歓迎レセプションを行い、短い時間であったが、子供との交流事業を実施した。また、原爆資料館やグラバー園を視察した。
その後、官民一体となって長崎市のキャンプ誘致を実現させるということで、12月17日に長崎市キャンプ誘致委員会を設立した。そして、視察を終えたスコットランドラグビー協会が、理事会を開催したと聞いているが、12月21日に同協会の方から長崎市で事前キャンプを実施するという決定の連絡をいただいている。

今後のスケジュールは、平成28年度にスコットランドラグビー協会と詳細を詰めたうえで、事前キャンプの契約を成立させたいと考えている。

公認キャンプについては、今年の夏頃までに、大会組織委員会から選定プロセスが発表されると聞いている。長崎市としても公認キャンプ地として立候補したいと考えている。立候補した中から年度内に候補地が決定することとなる。その他にも交流事業の開催ということで、スコットランドチームに長崎に来てもらって、ラグビー教室を開催してもらったり、中学生や公式訪問団をスコットランドへ派遣する予定である。

平成29年度には、公認キャンプの視察を受け入れ、引き続き交流事業の開催、平成30年度には、公認キャンプの契約の成立、交流事業の開催、それから、日本大会が開催される平成31年度には、キャンプが実施されるので、その時には、チームのサポート、歓迎レセプションや交流事業を開催したいと考えている。また、平成32年度以降についても交流事業を継続して開催していきたいと考えている。
次に、6ページ。キャンプ誘致の主な効果については、参照していただきたい。

【事務局】
スコットランド誘致の理由については、トーマス・グラバーさんの出身地がスコットランドのアバディーンであるということ。また、世界遺産となっているジャイアントカンチレバークレーンがスコットランドの技術を用いて造ったということなどがあり、幕末から現在までスコットランドとの交流が続いている。それと、現在も、出島のD-Flagというところに、スコットランドの開発庁の長崎事務所もあるということで、スコットランドとしては、長崎とスポーツだけでなく、経済的な交流を続けたいという思いもあり、今回、事前キャンプを決めていただいたとの経緯がある。

【委員】
公認キャンプが取れるかどうか、今の段階では分からないということになるか。

【事務局】
公認キャンプについては、来年度、組織委員会が募集を行うこととなっており、夏頃までには申込方法等が示される予定。長崎市も立候補し、全国で複数都市が候補地として決まることになる。候補地になり、各チームからの視察等を経て選ばれるという流れになるので、候補地になったとしても、選ばれないという可能性もある。

【事務局】
まだ試合日程が決まっていないので、公認キャンプ地が決まるのには、まだしばらく時間がかかると思われる。

報告事項 (2)長崎市民水泳プール運営審議会との統合について

【事務局】
(2)について、配付資料により説明。説明概要は以下のとおり。
それでは、資料の7ページ。長崎市スポーツ振興課が所管する審議会は、長崎市スポーツ推進審議会のほかに長崎市民水泳プール運営審議会があったが、昨年6月の市議会において条例が改正され、長崎市民水泳プール運営審議会は廃止され、長崎市スポーツ推進審議会と統合することとなった。

市民の皆様に参加していただく審議会等が年々増加して、類似の会議が多数存在しているとの指摘を受けて、協議を行った結果、廃止するという結論に至った。

長崎市スポーツ推進審議会の審議内容については、スポーツ行事の実施及び奨励、スポーツの技術水準の向上に関することのほか、スポーツ施設及び設備の整備やスポーツ施設の有効利用等に関する重要事項についてであり、長崎市民水泳プール運営審議会の審議内容については、スポーツ振興課が所管する市営プール4施設、長崎市民総合プール、長崎市民木鉢プール、長崎市民小ヶ倉プール、長崎市民網場プールの管理運営に関することとなっていた。設置時期については、長崎市民水泳プール運営審議会は、昭和50年4月1日で、その後、昭和63年4月1日に、長崎市スポーツ推進審議会が設置されている。

次に、整理統合の理由については、長崎市民水泳プール運営審議会は、市民総合プールの運営方法など市営プールに特化した調査及び審議を行っていたが、昭和63年4月1日に設置された長崎市スポーツ推進審議会でもスポーツ施設について審議していることから、プールに限らず、スポーツ施設の運営に関することは、スポーツ推進審議会において審議することが可能ではないかと一本化を図ったもの。
なお、全国の中核市の42市を調査したところ、これまでの長崎市のように市民プールの運営に特化した審議会等の附属機関を持った市は、1市もなかったという状況である。

次に、8ページから9ページ。参考までに体育施設の利用状況を記載した。スポーツ振興課所管の市民プールは、8ページのナンバー9の市民総合プールから12の市民網場プールまで。10の木鉢プールについては、西工場の余熱を利用した施設であるが、西工場の建て替えに伴い、今年の6月末をもって廃止となる。その後は、新工場の余熱を利用した新しいプールを建設する予定となっており、地元の関係団体等と協議を行いながら、平成30年の供用開始を目指しているという状況である。プール以外の施設の利用状況については、資料をご覧いただきたい。

【会長】
長崎市民水泳プール運営審議会の廃止に伴い、追加人選をする予定はあるか。

【事務局】
長崎市スポーツ推進審議会の現委員さんの任期は、今年の7月末までとなっており、追加の予定はない。改選時についても、プールに特化した人選というのもどうかと思う。プールに限らず、スポーツ施設の建て替え等の重要事項については、皆さんに審議をお願いすることとなる。

報告事項 (3)その他

【事務局】
平成28年3月12日の土曜日に長崎県スポーツコミッションが設立された。会長は長崎県知事で、長崎県内にスポーツ大会や合宿を積極的に誘致することを目的に組織されたものである。今後、長崎市も含めて、長崎県は、積極的にスポーツ大会や合宿を呼び込んでいこうと考えているものである。

次に、配付資料の8ページをご覧いただきたい。市民体育館が入っている長崎市民会館については、平成28年4月1日から指定管理者制度を導入し、4月1日から5年間、市の直営でなく、指定管理者による管理となる。

また、高島体育館については、老朽化しており、平成30年3月末をもって廃止するということを決定させていただいている。

次に、平成28年7月21日の木曜日に、「長く元気でプロジェクト」において、ラジオ体操を長崎市でやっていこうという取組がなされる予定である。詳しい内容については、広報ながさき等でお知らせする予定である。

【会長】
そのラジオ体操は、今まで学校等で行われていた行事になるのか。

【事務局】
健康づくり課所管の「長く元気でプロジェクト」において、いろんなところでラジオ体操をやっているから、7月21日にみんな合わせてラジオ体操をやりましょうというイベント的なものと聞いているが、開催場所については、小学校の運動場になるのか、公園になるのかについては、今後、決定されていくものだと思われる。

【会長】
以上で、全ての議事を終了いたします。

- 審議終了 -

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電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

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