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平成26年度第1回 長崎市営住宅審議会

更新日:2015年8月11日 ページID:027414

長崎市の附属機関について(会議録のページ)

担当所属名

建築部住宅課

会議名

平成26年度第1回 長崎市営住宅審議会

日時

平成27年3月20日(金曜日) 14時00分~16時00分

場所

長崎市役所本館地下1階 議会 第4会議室

議題

報告第1号 平成27年度長崎市営住宅指定管理者について
報告第2号 平成27年度実施の建替計画等について
報告第3号 長崎市営住宅条例の一部改正について
議題第1号 長崎市営住宅審議会の審議内容項目の追加及び名称変更について

審議結果

報告第1号 平成27年度長崎市営住宅指定管理者について

【委員】 
A地区、B地区の両地区とも1者しか応募がなかったのか?

【事務局】
結果的に1者ずつの応募であった。

【委員】
1期目、2期目も複数応募はなかったのか?

【事務局】
1期目、2期目は複数応募があった。

【委員】
2期目から提案額は上がっているのか?

【事務局】
2期目と比較すると3期目の上限額は上がっており、提案額も上がっている。

【委員】
募集の条件の市内業者というのは、長崎市内に本社を置くという意味か?東京本社、支店 は長崎市内という意味か?

【事務局】
長崎市内に本社を有するという意味である。

【委員】
長崎市内に本社を有する条件があったために1者ずつしか応募がなかったのではないか?

【事務局】
1期目、2期目については、長崎市内に支店を有する市外業者(準市内業者)も応募を可能とした。その理由は管理戸数がA地区約2900戸、B地区約4400戸あることから当初は市内業者での管理は難しいのではとの判断があったが、3期目については、事前のアンケートにおいて一定数の募集の意思の回答が得られたことから、市内業者のみでの募集を行った。

【委員】
市内業者を優先するというのは分かるが1者ずつというのは競争性の観点から好ましくないのではないか?

【事務局】
1期の頃から市の意向として市内業者で募集を考えていた部分もあったが、管理戸数の問題もあり1期目は準市内の業者も含む募集を行った。2期目は、工夫をして北部中心部分のA地区を市内業者で応募を行い、それ以外のB地区は市内業者と市外業者とのベンチャーでの応募を可能とした。3期目は、事前に市内業者にアンケートを取った結果、複数の参加意思の回答があったことから、市内業者での応募を行ったが、結果として1者ずつの応募にとどまった。選定においては、申請団体には何社応募があっているとは知らせずに面接を行い、競争性は確保されていると判断しているが、結果として1者ずつの応募となったので、この点は今後の課題と考えている。

【会長】
指定管理者制度が導入されなかった旧合併7町については、今後5年間直営での管理となるのか?行政センターや支所が今後廃止となった場合は市営住宅の管理はどうなるのか?

【事務局】
市役所内部でも支所のあり方について検討しているところだが、結論は出ておらず、合併地区に指定管理者を導入することで合併地区の市営住宅入居者の方々の不利益になるとの声も聞かれ、合意形成がまだ難しいだろうとの判断から、市営住宅の管理については、今後5年間は今の旧市内のみの体制で行おうとしている。ただし、これから5年後にはある程度の合意形成が成されたならば、合併地区についても指定管理者の範囲を広げることも視野に入れている。

報告第2号 平成27年度実施の建替計画等について

【委員】
1点目は、新しく建替える市営住宅の耐震構造はどうなっているのかという点と大改善の部分はどうなるのかという点、2点目は民間事業の圧迫の点からこれぐらいの戸数の減らし方でいいのかという点を質問したい。

【事務局】
新しく建替える分については、当然耐震設計が成されており、全面的改善部分についても耐震調査等を行い補強が必要となる部分については補強を行っている。

【事務局】
戸数の民間事業の圧迫の点だが、建替え計画を行う中で、従前入居者がおり、その戸数までを減らすということはまず考えられない。また、新しく募集する戸数等については、地域性や新規募集をどれくらい入れるかの検討を重ねており、正直、民間住宅の不足分までの直結とはなっていない。

【委員】
大園団地の建替えで5階建てでもエレベーターは付けるのか?

【事務局】
公営住宅法に整備基準があり、2層以上の移動が発生する3階建て以上の建物にはエレベーターは間違いなく付いている。

【委員】
車椅子対応とは1戸対応なのか?

【事務局】
車椅子住戸1戸である。

【委員】
エレベーターには奥の壁には鏡は付くのか?車椅子の方は、降りる時に後ろが見えず不安なことがある。今後高齢化で上の階の方が車椅子に乗られる場合も想定されるのでステンレスの鏡を設置してはどうか?

【事務局】
新築棟のエレベーターに設置しているが、確認の上、未設置の場合には、ご意見を参考にさせていただき、今後検討させていただきたい。

(後日、確認の結果、設置しておりましたのでご報告いたします。)

報告第3号 長崎市営住宅条例の一部改正について

【委員】
施行期日が公布日となり、空白となっているが公布日はまだ決まっていないのか?

【事務局】
公布日は総務課を通して公布するが、来週頭(3月23日)には公布予定と聞いている。正確な日付については追って報告する。

(後日、確認の結果、公布日は平成27年3月20日をご報告いたします。)

議題第1号 長崎市営住宅審議会の審議内容項目の追加及び名称変更について(意見徴収)

【委員】
民間住宅に係る施策を審議対象とするとは、市はどういったことをしようしているのか?開発許可等は市の権限があると思うが、民間住宅が行う施策に市が意見は言えるものなのか、または協力を求めるものなのか?青写真があれば教えていただきたい。

【事務局】
民間住宅に係る施策とは、法律的部分への介入というのではなく、現在、空き家が目立ってきており、老朽化した空家については、長崎市が土地も含めて譲り受けて代わりに長崎市が老朽家屋を解体したりする施策や解体する費用については一定の基準を満たせば補償をする等の施策を行っている。また、マンション等が多く建てられた時代から建替えの時期が来るようになるが、建替え協議会の道筋の中で紛争が生じる場合の解決とかを考えている。また、民間住宅についてはリフォームの補助を取り組んでいる。そういった面での施策を検討している。

【委員】
建替えの仲介は必要だと思うが、本来市が決定すべき施策を審議会に審議対象項目とすることを問うているのか?長崎市が民間とぶつかったときに審議会にお墨付きを求めようとしているのか?青写真があれば教えていただきたい。

【事務局】
現在、その辺りを整理する中で、皆様のご意見を伺いたいと思っている。民間住宅施策を行おうとしたときに問題があるのではないかとの意見を伺うこともあるし、またお謀りする場合もあると思う。その辺を整理していきたいと思う。

【会長】
現在の市営住宅審議会とは、市営住宅の管理に関する重要事項の調査となっているが、長崎市住宅審議会とは、市内の住宅全体の範囲に審議項目が及ぶのか?

【事務局】
基本的に全体と考えている。

【委員】
長崎市全体の範囲となれば数が多すぎるので、集合住宅の項目にしぼるのもいいのではないか?住宅金融公庫があった時代は修繕積み立てがあり、しっかりしていたが、住宅金融公庫が無くなってからは問題が生じているケースが多いように思う。

【事務局】
新しい審議会の項目は長崎市住宅全般としますと説明したが、マンション等の個々の紛争の課題ではなく、斜面地の空洞化や郊外の団地の空家が増えていくような住宅問題やマンションの建替え計画について、長崎市がどういった手法があるのかというのを諮りたいという主旨である。

【委員】
現在の審議会のメンバーの中では、住宅施策に関することとなると専門的な分野が多くなるので、リフォームの専門家等を増やすなどの委員の構成を検討して頂きたい。

【事務局】
構成については、今回審議会の審議項目が大きく変わる部分もあるので検討していきたいと思っている。

【委員】
民間住宅に係る施策は、範囲が広すぎて、民間住宅に係る施策がメインとなるのか市営住宅の管理に関する項目がメインとなるのか、それによって現在の審議会と別個に審議会を設けるという考え方もあるのではないか。

【事務局】
審議項目の配分については、どちらがメインとは考えていない。民間住宅施策については、空家対策等のある程度限定された部分になり、市営住宅に関する部分は深い部分の審議になるとは思うが、どちらが主というのではなく公営も民間も住宅という見地から審議会を検討している。

【委員】
補足しますと市営住宅審議会は、長崎市営住宅条例に基づいており、長崎市営住宅を主としており、それに付け加えて住宅施策をどうしたらいいのかの意見を聞くような審議会と考えていると理解します。

【事務局】
委員の言われるとおり、市営住宅審議会は、長崎市営住宅条例に基づいているので、新たな審議会は長崎市営住宅条例から外すことも検討している。

【委員】
条例に「重要事項を調査審議する」とあるが、重要事項とは民間の不動産貸し借りでいうところの重要事項説明等の意味か?

【事務局】
ここでいう重要事項とは、審議会で様々な議題となってきた指定管理者に関することや、斜面地の持ち家の入居申込基準等であり、個々の物件の重要事項とは意味合いが違うと考えている。民間住宅施策に関する課題が重要事項に係るとは現在考えていない。まずは委員の皆様に様々な意見を聞きたいと考えている。

【委員】
重要事項を調査するが、民間の不動産で言うところの重要事項でないのならば誤解も生じるので他の表現に変えられるなら検討していただきたい。

【事務局】
参考にさせていただきたい。

【委員】
近々賃貸住宅もネットで契約できるように進んでいる。市営住宅もネットで契約できるようにしてはどうかと提案する。

【事務局】
参考にさせていただきたい。

【委員】
民間住宅施策という施策の内容が大きすぎる。市営住宅条例の中に民間という文言を入れるのはおかしいと思う。

【事務局】
参考にさせていただきたい。長崎市営住宅条例に入れられないとなれば条文から外し別途の位置づけを検討したい。

【会長】
今後想定される施策等で「市営住宅の入居基準の見直し、管理戸数の適正化」「空家対策(活用と除却)」「高齢者世帯の住宅確保と住替え」「住宅ストックの活用と質の向上」の4つについて取組み中とのことだが、他の委員会で諮った項目なのか?

【事務局】
諮った項目ではない。この中で長崎市の一番の課題は、空家対策であり、民間住宅施策の課題と考えており、今回の審議会の追加項目として検討しているものである。

~ 審議終了 ~

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