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平成26年度第5回 長崎市入札監視委員会

更新日:2015年3月23日 ページID:026819

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

理財部 契約検査課

会議名

平成26年度第5回 長崎市入札監視委員会

日時

平成27年2月18日(水曜日) 10時~11時40分

場所

市役所本館4階 教育委員会会議室

議題

抽出事案の審議

審議結果

1 蚊焼町汚水管・配水管布設工事【制限付】
【委 員】
実際に入札書を送付した業者数が大幅に減っているのと、入札率が高率になった理由は。

【事務局】
現場が4箇所で一部人力施工ということもあり、作業の効率が悪いと判断され、2者の応札しかなく、利益の面でも利潤が上がらないと判断されて、高い入札率となったものと考えている。

【委 員】
効率の悪さも含めて予定価格を算出できないのか。

【事務局】
人力で施工する場合は人力施工で積算するなど、現場に適した予定価格を適正に算出している。

2 琴海地区送・配水管布設工事(その22)【制限付】
【委 員】
水道施設の統合事業ということは、合併前の各町は、別々の浄水場から水を取っていたのか。

【事務局】
合併前は各町が水道事業を運営していた。集落ごとに小規模な水源から取水し、浄水場で浄水して給水していた。将来において、施設の更新や維持管理等に多額の費用がかかることから、水源及び浄水場を廃止し、旧長崎市から浄水を送る「水道施設統合整備事業」を進めている。

【委 員】
旧長崎市から水を送って、水は足りるのか。

【事務局】
将来の人口推計や使用水量などの予測を行い計画している。

【委 員】
予定価格が1億3千万円と高額なのは送水管の新設によるものか。また、消火栓はどの程度のものか。

【事務局】
消火栓の布設替えは、1基当り約40万円である。今回の工事は、工事箇所の一部に岩盤が露出しているため、騒音等を考慮し昼間に岩盤掘削をして一旦埋め戻し、夜間に再度掘削して、送水管を布設する方法を取っているため費用が高額となっている。

3 東立神町・岩瀬道町配水管・汚水管布設工事【制限付】
【委 員】
入札参加申請業者が3者と少なかった理由は。

【事務局】
人力施工であるということと400万円程度の少額の工事であったことから敬遠されたものと判断している。

【委 員】
入札参加資格要件に総合数値が640点未満である者とあるが、この総合数値の出し方にはどんな項目があるのか。

【事務局】
要綱集の中の長崎市建設工事等競争入札参加者の資格審査及び選定要綱別表第3に記載のとおりである。

【委 員】
総合数値640点未満とすると、640点に近い貢献度のある業者も、貢献度が低い下位の点数の業者と同じ扱いということになるが、それでよいのか。

【事務局】
発注基準で総合数値と発注予定金額の基準を定めており、土木一式工事でいうと、最下位のランクが総合数値640点未満で6百万円未満の工事が受注でき、その上のランクでは、総合数値585点以上680点未満の業者が6百万円以上千百万円未満の工事を受注できる。585点以上の業者は2ランクの工事が受注できることとなる。

4 老人憩の家つつじ荘耐震補強工事【制限付】
【委 員】
再公告案件ということであるが、辺ぴな場所でもないのに応札者が少なかった理由は。

【事務局】
現場での溶接等による火災のリスクがあることや耐震工事等により鉄骨の下請業者が不足していること等により敬遠されたものと判断している。

【委 員】
老人憩の家は、市内で他にあるのか。耐震工事はやっているのか。

【事務局】
立山の方にもあり、耐震工事をやっている。

【委 員】
最初の公告の際、今回の落札業者は入っていたのか。

【事務局】
入っていなかった。

5 式見小学校高圧受変電設備改修工事【制限付】
【委 員】
応札者25者の内、同日落札者を除いた皆さんが、89%から91%で入札している。今回の抽出対象工事においても9割以上がこのように最低制限価格前後の89%から91%の範囲内で入札している。実際はそれ以下でも出来るが、その範囲内でないと落札できないから89%から91%で入札し、偶然の結果で落札している。これは、9割以下で出来る業者にくじを引かせるのと同じで、入札の意味がないのではないか。

【事務局】
予定価格以下であれば落札は可能であるが、品質確保等の観点から最低制限価格を設けている。この最低制限価格が最近高くなってきているが、業者に適正な利潤を出させるという国の方針もあり、長崎市においても政策として89%から91%に設定している状況である。なお、同額の場合であればくじはあり得る。

6 東長崎中学校体育倉庫・屋外便所新築電気工事【制限付】
【委 員】
入札者1者で100%での落札となった理由は。

【事務局】
少額工事で機器類が少ないため、経費や手間がかかるわりに利益率が低く、また、手持工事が多い時期や主体工事との調整が必要なことから敬遠されたものと判断している。

【委 員】
主体工事と一体では出来なかったのか。

【事務局】
専門工事業者にも入札の機会を与えるということで、分離分割発注を行っている。ただし、昨年から入札不調が続いており、今後は、主体工事と一体としての発注も検討したい。

【委 員】
この工事に該当する業者はどれくらいか。

【事務局】
62者である。

7 深堀合同庁舎給水設備改修工事【制限付】
【委 員】
実際に入札書を送付した業者は1者で、予定価格と千円しか変わらない額での入札となった理由は。

【事務局】
道路の掘削や庁務を行っている中での人力作業等で手間がかかり、利益率が低いと判断されたものと考えている。その中で、落札業者は、作業員の手が空いていたために応札したとのことである。

8 市道松山町大橋町線電線共同溝整備工事【制限付】
【委 員】
ハンドホールとは何か。また、再公告案件ということであるが、予定価格の見直しはされたのか。

【事務局】
マンホールは人が中に入って作業が出来るものであるが、ハンドホールとは手を入れて作業できるもので、マンホールの規模の小さいものである。なお、予定価格は修正していない。

【委 員】
今回の落札業者は、最初の公告にも参加していたのか。

【事務局】
参加していた。1回目と2回目、4者が同一である。

【委 員】
電線の地中化は、市内でどれくらいやっているのか。

【事務局】
この地区と館内町の唐人屋敷周辺でやっている。

<事務局報告>
指名停止措置の運用状況について
(質疑等特になし)

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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