ここから本文です。

第5回(平成26年度第3回) 長崎市放課後子ども教室推進委員会

更新日:2015年4月3日 ページID:026793

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

こども部こどもみらい課

会議名

第5回(平成26年度第3回) 長崎市放課後子ども教室推進委員会

日時

平成27年2月18日(水曜日) 18時30分~20時30分

場所

市民会館第3研修室

議題

  1. これまでの審議結果及び日程(案)
  2. 放課後子ども教室提言書骨子について

審議結果

1 これまでの審議経過及び日程(案)
【事務局】
(資料をもとに説明。1回目・2回目・3回目・4回目の振り返りと今後の予定)

【委員長】
〇これまでの説明を受けて質問はないか。

2 放課後子ども教室提言書骨子について
【事務局】
(提言書骨子作成について資料をもとに経緯を説明)

【委員長】
〇これまでの説明を受けて質問はないか。

【委員】
〇自主事業を現在行っているところはどこか。

【事務局】
〇戸町、高城台、西城山の3校区。

【委員長】
〇委託には年限があるか。

【事務局】
〇委託自体は1年度ごとで、最大何年というのはない。

【委員】
〇他にも類似事業をしているところもあるが、自主事業との関係はどのように整理しているのか。

【事務局】
〇自主事業についての線引きについては、明確な決まりを定めているわけではない。一旦委託を引き受けてもらい、今でも活動を行っているところを自主事業と言っている。

【委員長】
〇自主事業であっても、継続的に行っていないと放課後子ども教室としては考えにくい。

【事務局】
〇類似事業や自主事業については、以前行ったアンケートを利用し、提言書の「はじめにの3」の部分に記載したい。

【委員長】
〇それでは課題と対応の制度の拡充、運営組織、活動の3つに区切って協議したい。

【事務局】
(4 課題と対応(1)制度拡充について資料を使って説明)

【委員長】
〇1.PR(4課題と対応(1)制度拡充についての資料内)について何か意見はあるか。

【委員】
〇PRは現実どのような場所で行っているのか。

【事務局】
〇現状では青少年育成協議会の総会、子どもを守るネットワークのブロック会議、民生委員・児童委員の地区の会長会議、連合自治会長会議などである。銭座小はその中で、民生委員・児童委員の方が手をあげてくださった。

【委員】
〇無料の放課後子ども教室を広げることを、有料の放課後児童クラブに働きかけても難しいのではないか。
〇放課後子ども教室を全小学校区で実施したり、放課後児童クラブと一緒にやっていくためには、放課後児童クラブに対して理解を図らないといけないが、それはかなり困難なのではないか。
〇新しい組織を作って説明するのは、人が集まりにくく非現実的である。既存の組織に働きかけている今の方法がよい。
〇ネットワークを作るときも1年~2年かかり困難なことも多かった。放課後子ども教室のPRをやる場合も段階を踏んで、慎重に取組まないといけない。

【委員】
〇地域や青少年育成協議会、ネットワークの人たちが放課後子ども教室の必要性をどこに感じるかということではないか。
〇放課後児童クラブがあるからとか、すでにある公民館や児童センターを拡充した方がいいのではないか、という意見の方が強いのではないか。
〇放課後児童クラブの需要がこれだけ増えているので、そちらをもっと拡充した方がよいという意見も出るはずだ。
〇漠然と、お願いしてもなかなか広がっていかない。選択と集中で絞り込んでやっていった方がよい。

【事務局】
(放課後児童クラブと放課後子ども教室の関係について 資料をもとに説明)
【委員長】
〇放課後児童クラブや放課後子ども教室の拡充のために、こどもみらい課と教育委員会や地域コミュニティ推進室などとの行政内連携の強化を図って欲しい。

【事務局】
〇行政の横のつながりについては、従前とくらべれば図れるようになってきている。
〇放課後児童クラブと放課後子ども教室が一体型でできるものなのか、すみわけができるものなのかなどについて、もう少し丁寧に整理していくことが必要だと考えている。
〇施設利用については教育委員会と連携図り、実務的にどうあるべきかということについてまで検討していきたい。

【委員長】
〇2.創設支援(4課題と対応(1)制度拡充についての資料内) について何か質問等はあるか。

【委員】
〇こどもみらい課に専任の嘱託職員を置くとすれば、どのような人を想定しているのか。

【委員長】
〇創設および運営ができる市全体のマネージャー的な役割を持つ嘱託職員を置くことが必要ではないか、という提言である。専任の嘱託職員を1人置くことで、この事業が確実に広がっていくことになるのではないだろうか。

【委員】
〇専任者はどのような人をどこから出すのか。民生児童委員から出すのか、教育委員会から出すのか。予算的な問題については行政も対応が難しいのではないか。

【委員長】
〇委員はどのような人がよいと思うか。

【委員】
〇一番いいのは学校の先生のように、子どもに携わってきた人が良い。たとえば、退職校長先生などのような人が考えられるのではないか。
〇週1・2回とはいえ、放課後の時間になったらみんなが一緒に活動できるように現地にいないといけない。
〇土曜日の有り方については、県の方針が先日新聞に掲載されていた。市も放課後に加えて、土曜日のことも合せて考えないといけないだろう。また、国や県の指針も踏まえないといけない。
〇どうにかしてこの事業を良い方に向けようと思うなら、お金と人が一番大事である。

【委員長】
〇提言書提出の際に、専任職員の配置については特に強調したい。

【事務局】
〇放課後の子どもの実態の把握や、創設支援の職員あり方についての検討は、いろんな角度からもう少し丁寧に行いたい。

【委員長】
〇創設支援の職員については、推進のエンジンとして是非設置をお願いしたい。

【委員】
〇立ち上げもだが、日常の継続的な運営もすごくエネルギーが必要だと思う。

【委員長】
〇創設だけでなく、日常の運営に関わる支援マネージャーと思って欲しい。

【委員】
〇地域コミュニティ推進室に地域担当職員がいる。その方達とリンクする部分がありそうだ。こども部、教育委員会、自治振興課も含めて連携し、仕事の幅を広げていくことが必要ではないか。

【委員長】
〇放課後子ども教室をつくるということは、地域コミュニティの元気をつくることにもなると思う。
〇開設主体をどうするかについて、ご意見はないか。

【委員】
〇事務局より説明があった、放課後子ども教室と放課後児童クラブの説明はよくわかった。それでは、運営主体を放課後児童クラブにお願いしてもよいのではないか。保育園も園庭解放みたいなことをやっているように、放課後児童クラブの業務の一つとして放課後子ども教室をやっていただいたらどうだろう。放課後児童クラブにコーディネーターをお願いできないものか。

【委員】
〇放課後児童クラブとしては、一体化は望んでいない。放課後児童クラブは生活を見る場なので、放課後子ども教室との一体化はなじまない。
〇放課後児童クラブでは、専任の支援員が毎日同じ子どもたちの面倒を見ている。週に1~2回の放課後子ども教室で成果を出せるのか疑問である。

【委員】
〇仁田小では放課後子ども教室と放課後児童クラブを、同じ学校のそれぞれの余裕教室で実施している。
〇本の読み聞かせとおもちゃ作りのときは、放課後児童クラブの子どもたちも放課後子ども教室に参加している。
〇放課後児童クラブの指導員は生活の場ということで、ある程度しつけをしっかりしている。しかし、放課後子ども教室の児童は元気がよすぎて、放課後児童クラブの支援員から指導を受けることもある。
〇放課後児童クラブにとっては放課後子ども教室に参加することで、活動に変化ができ、喜ばれる部分もある。
〇放課後児童クラブは有料で、放課後子ども教室は無料、開設時間や頻度も違うので、新入生はどちらを選ぶかで毎年悩まれるところがある。

【委員長】
〇地域の委託団体が運営するのが理想だが、開設が困難な地域の場合は市の直営運営は可能なのか。

【事務局】
〇スタートするまでは、エネルギーが多量にいる。公民館等でコーディネートを行っている地域もあるのでスタートまではお手伝いできるかもしれない。しかし、自走できるようになれば、委託団体に運営をお願いしたい。

【委員長】
〇民間委託と市の直営が並列するということは、困難ということか。

【事務局】
〇直営はかなり、ハードルが高い。

【委員】
〇島原の方では、生涯学習課のもとで公民館の職員がコーディネートを行ったり、ピアノ教室の人に教室の実施をお願いしたり、土日や祝日にイベントなどを行ったりしているものも教室の実施数としてカウントしたりしているようだ。このやり方だと、少し取組みやすくなるのではないか。

【委員長】
〇南島原市は、合併前から直営的な運営を行っている。ただ、校区全体の生徒を集めているわけではないところもあり、内容的には純粋には放課後子ども教室とは言いにくい部分がありそうだ。そのような方法も考慮する必要があるのだろうか。

【委員】
〇それらが子ども教室であるなら、私の地域はずっと放課後子ども教室をやっていることになる。

【事務局】
〇今の既存の長崎市の放課後子ども教室にもいろいろなパターンがあるが、公民館講座みたいなものでは、放課後子ども教室としては考えにくい。

【委員】
〇私の地域では、地域に残る昔の物品のことについて子ども達に教えたり、地域の伝統行事である横尾だんじりを4年生全員に教えたりしている。そのような全体的な取組みを、長崎市全体でやっていくのは簡単ではないと思う。

【委員長】
〇実施主体については、民間組織への委託や直営などの可能性も含めて今後の検討課題としたい。
〇4.実施場所(4課題と対応(1)制度拡充についての資料内) について、何か意見はないか。

【委員】
〇ふれあいセンターや公園などの学校外に移動する場合は、一旦学校内のどこかに集まって移動することを想定しているのか。それとも、子ども達が各々移動することを想定しているのか。

【委員】
〇私のところは自由に移動するのではなく、一旦、校内の指定場所に集めてそこから引率している。

【委員】
〇距離や場所にもよるが、名前と顔が一致しない子を違う場所に移動させることについては不安を感じる。

【委員】
〇指導者は不安だと思う。

【委員長】
〇放課後児童クラブでは、活動場所を学校外に移動させるときはどうしているか。

【委員】
〇学校内に設置しているところは、学校の運動場が主な遊び場所になっている。
〇近所の公園に遊びにいったりしているが、移動については相当気を使っている。

【委員】
〇放課後児童クラブもやっぱり、学校内で実施するのがベストではないのか。
〇うちの校区も10年前は団地の集会所が放課後児童クラブだったが、地域からの陳情により、小学校の余裕教室を使うようになった。学校の敷地内が安全に遊べて一番よい。

【委員長】
〇活動場所については、安全性を一番に考えながら進めていきたい。
〇制度拡充の課題と対応について、何か意見はないか。
〇放課後子ども教室の量的な拡大目標は立てないが、積極的に制度の拡充が図られるようにしたい。この委員会が終わってからも、意見をいただきたい。
〇運営組織について、説明をお願いしたい。

【事務局】 
(4課題と対応 (2)運営組織について、資料をもとに説明)

【委員長 】
〇非常に厳しいのはコーディネーターの発掘と、引き受けてくれた人に対する研修の実施ということである。
〇現在実施されている9校のうち、教頭先生がコーディネーターを代行しているところも2校あるということだ。教頭先生も忙しい立場であるし、放課後子ども教室本来の趣旨からして、コーディネーターとして望ましくない。コーディネーターの発掘について何か妙案はないか。

【委員】
〇PTAの執行部の経験者を生かしていくのが一番ではないかと思う。子どもが卒業しても、地域の子ども達のために頑張ってもらいたい。どんなに力がある人でも、学校や地域と関わりがなかったら困難である。

【委員】
〇PTAの役員経験者がコーディネーターを担っていくことは、地域にとっても良いことだと思う。その意味では、自分たちも頑張っていかなければいけないと思っている。

【委員長】
〇コーディネーターはこの事業の幹なので、行政の方も対応をよろしくお願いしたい。
〇活動内容について説明願いたい。

【事務局】 
(4 課題と対応 (3)活動内容 (4)「放課後子ども総合プラン」(国)への対応と5 放課後子ども教室推進委員会取組みの経緯 について資料をもとに説明)

【委員長】
〇活動内容について、質問はないか。
〇数年前「子どもプラン」を作った時に、活動内容を具体的に示すための「子どもプラン推進ノート」という小冊子を作成しているので活用を図って欲しい。「キラキラ地域子ども塾」もそのときから始まったものである。
〇本日意見が十分述べられなかった部分について、後日事務局に提出をお願いしたい。

次回日程
【事務局】
〇本日の会議で骨子は承認されたと考えてよいか。

【委員長・委員】 
〇承認。

【事務局】
〇5月と6月に小委員会を実施する。推進委員会については7月中旬開催予定。詳細については事務局から連絡する。

【委員】
〇今後メンバーの変更はないのか。
〇任期は9月までなので、このまま継続できると思う。

【事務局】
〇意見書の提出について、質問項目を作成して配布するので回答をお願いしたい。

【委員長】
〇それでは協議を終わる。

【事務局】
〇放課後子ども教室については、地域との関わり、学校との関わり、放課後児童クラブとの関わり等、いろいろな面での関わりがある。今後も委員の皆様の率直な意見を聞かせて頂きながら事務局としてしっかり整理をしていきたい。

お問い合わせ先

総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

アンケート

アンケート

より良いホームページにするために、ご意見をお聞かせください。コメントを書く

観光案内

平和・原爆

国際情報

「行政運営・審議会・指定管理者・監査」の分類

ページトップへ