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平成26年度第2回 長崎市自主文化事業検討委員会

更新日:2015年3月10日 ページID:026688

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

文化観光部 文化振興課

会議名

平成26年度第2回 長崎市自主文化事業検討委員会

日時

平成27年2月13日(金曜日) 10時 ~

場所

長崎ブリックホール3階 会議室

議題

1 アクションプランについて
2 その他

審議結果

1 アクションプランについて

≪事務局から説明≫

【委員長】
アクションプランの修正案を見せていただいて、私の感覚ではもう少し踏み込んで書いてもいいのではないかと思うが、現実的に実現しないことを書きすぎるといけない。継続してやっていることをどれくらい書くのか、新たなことをどれくらい書くのか、さじ加減を考える必要がある。アクションプランに基づいた年度計画のようなものは作るのか。

【事務局】
本来なら5年間の事業の組み立てをしたいところだが、市の予算については年度毎に考えていく。難しいところがあるが、組み立てられるところはやっていきたい。年度毎の組み立てとしては、具体的には、翌年度の事業に関しては前年の夏ころに、文化振興協議会で提示していくことになる。これまでは細かいことは本委員会でやっていたが、今後は、自主文化事業検討委員会と文化振興協議会を統合するため、文化振興協議会でやっていくことになる。

【委員長】
今までは、アクションプランと整合性を図りながら、翌年度にどういう事業を重点として行うのかについて話せていなかったような気がする。今後は役に立つようなアクションプランであってほしい。

【事務局】
これまでは、文化振興協議会の開催時期が遅く、予算を組んだあとに事業の報告を行うことが多かったので、今後はできるだけ夏ころには報告して予算に反映できるようにしたい。

≪音楽の事業について≫

【委員】
アウトリーチコンサートもラウンジコンサートも継続してやっていくということなのでいいと思う。ガラコンサートについて、わかりやすい曲でいろんな編成でやっていると思うが、いまひとつパッとしない印象がある。有名な人を呼ぶ方法もあると思うが、趣旨が違ってくると思われる。もっと派手に宣伝するため、プロフィールをもっと表に出してポスターにするなど方法があると思う。

【委員長】
地元の演奏家を多く出す傾向にあるが、地元の演奏家が多くなるとお客さんがますます入りづらくなることもある。アウトリーチコンサートやガラコンサートを通して、音楽人口を増やしていくことが目的であり、ガラコンサートの入場者を増やすことが最終的な目的ではない。それでもガラコンサートはガラコンサートとしてやっていっていいので、毎回いろいろなプロデューサーがいてもいいのでは。だれかがプロデュースして行う、プロデュースコンサートみたいなものもいいかもしれない。

【委員】
全部の事業に該当することだが、効果と課題がいちばん大切である。鑑賞人口の増加がどう生かされていくのか、繋がりを検証していき、方向性に反映させていくことが大事。方向性に具体性がでてくるといいと思う。

【委員】
「ガラ」の意味は「お祭り騒ぎ」を意味するものなので、有名な人を呼ぶなどしてお祭り騒ぎをしてもいいのでは。そうでなければガラコンサートを別の名称に変えるなどの手法もあるのではないか。

【委員長】
本来なら1回検証してやればよかった。そして、それを基にして素案を作ればよかったが、時間の問題でできなかった。今日は検証も素案も一緒になったが、限られた時間であるが、ご意見をいただいて、やっていきたい。

【委員】
ブリックホールの中でやるということが閉鎖的。暖かい時期にブリックホールの外でガラ祭りをやることなども考えられるのではないか。

【委員長】
地味にならないように、ガラコンサートの魅力アップを図る必要がある。

【委員】
JRの湯布院駅では待合室でバイオリンとピアノの演奏をやっていて、司会を駅長さんがやっていた。お客さんもたくさん聴きにきていた。待ち時間をみんなで共有していてとてもよかった。クラシックの普及としてはいいのかなと思う。

【委員】
同じものをずっとやっていたら飽きてくる。全部変えるのはたいへんなので、新しいものを1つだけ入れてみたらいいと思う。違ったものを1つでも入れると面白くなる。ジャンルは離れているが、1つ1つを切り離すのではなく、いろんなものを流れとして考えたらよい。

【事務局】
似たような企画として、ながさき音楽祭の一環として稲佐山でマダムバタフライコンサートを行った。最近の流れとして、いろんな芸術分野を組み合わせてのパフォーマンスは見ていて楽しいと思う。

≪演劇・舞踊について≫

【委員】
色々なところとコラボしてやってみたい。踊りは舞台がなければやれないものではない。例えば、伝統文化やアートにダンスを組み合わせることで違ったものができるのではないか。また、舞踊も親子向けや高齢者向けのダンスなど誰でもできることだから、いろんな方向性がある。

【委員】
親子向けなどは1回で終わるのではなく、同じ人が2回3回とやれるものであったほうがいい。舞踊に限らないことだが、子どもだけでは「楽しかった」だけで終わってしまい、親が乗り気でないと続かないため育成にはならない。

【事務局】
これまで舞踊の分野がなかったが、最近は学校の授業にもダンスが入っているくらいなので、できるだけ取り入れていきたい。

【委員】
実績がないからなんともいえない。まずは身近なことから始めて、小さなことから広げていけたらいいと思う。

【委員長】
「子供向けのワークショップから着手し」という表現はいいと思うが、親子向けとか高齢者向けとかいろんな世代に広げられる表現にしたほうがいいのではないか。

【委員】
自主事業の演劇を観に行ったが、知っている人がたくさんいた。新たな人は来ているのか。

【事務局】
去年の大型市民参加型舞台は前回4ヶ所の地域に出向いたこともあり、初めての方にもたくさん参加していただいた。

【委員】
ちょっとした新しい方向性が入ってくると違う面が見えてきていいのでは。

【委員長】
3「課題」については、観る側のほうの視点を入れたほうがよい。

≪伝統文化について≫

【委員】
ワークショップの定員は少ないのではないか。

【事務局】
内容によって、大人数でできるものと、少人数でじっくりやったほうがよいものがある。

【委員長】
国際文化協会にはいろいろ意見を言えるものなのか。

【委員】
非常に大きな組織で、音楽以外のたくさんの団体が加入しているので、なかなか簡単に意見を通すことは難しいと思われる。

【事務局】
国際文化協会が催しを主体的にやることに市が支援して、市としてはいろいろな場を作れる。古くから続いている団体なので、市から協力をお願いするといろいろな方に協力いただけるということはある。

【委員】
いけばな展は55回を迎える。ずいぶん前からやっている。

【委員】
独自で活動している団体が多いので、次世代を育てるという意味では、もっと機会を与えてほしい。

【委員】
謝礼は半分でいいので、そのかわり2回することなども考えられるのではないか。

【委員】
なかなか若い人が表に出づらいという現状もある。

【事務局】
伝統文化の分野によっては、流派が分かれていたりするため、市としてはどちらかの流派を選んでお願いしづらかったりするが、国際文化協会で、流派の調整などを行っていただくなどしていただいているので助かっている。

【委員】
27年度はどんなワークショップをするのか。

【事務局】
箏、水墨画、茶道で話を進めようと考えている。

≪美術について≫

【委員】
フェイスブックなどを活用して周知を進めていってほしい。

【事務局】
アートプロジェクトの時は、即時性が求められたので、ツイッターを使用していたが、フェイスブックも今後活用していきたい。

【委員】
長崎はまちづくりを熱心にやっているが、街の中にアートのできる人が入っていって、街のデザインをやってほしい。そこから集客などにも繋がっていくと思う。各地域にオブジェのようなものがあったり、観光客はそういうものにもひかれるし、街を作っていくことにもなると思う。

【委員】
シャッターにアートなどはどうだろうか。

【委員】
いいと思う。

【委員】
地元にもアーティストはいるのだが、活動の場がない、きっかけがないというのがある。

【委員長】
そういう人がたくさん出てくるといいと思う。

【委員】
活動の場を提供していただけば、アートとダンスのコラボなどもありえると思う。

【委員長】
そういうものをコーディネートする人も必要になるので、それも考えないといけないと思う。

≪情報発信について≫

【委員】
文化振興課のフェイスブックは使いづらい。コメントしづらい。

【事務局】
長崎市の方針で文化振興課で独自に作成することができないので、現状で今後ともご協力いただきたい。

2その他

≪「長崎市文化振興協議会」と「長崎市自主文化事業検討委員会」の統合について事務局から説明≫

【委員】
文化振興協議会はマクロ、自主文化事業検討委員会はミクロ的な感じであったので、統合するにしても、そのあたりの棲み分けをしっかりしてほしい。
文化は種類が多いので、構成メンバーを考えていく必要がある。若い人の新鮮な意見も聴く必要があると思う。

【委員】
モニターのような感じで事業に興味のない人に見に行ってもらい、そういう人に意見を聴けるような取り組みがあってもいいのでは。

【委員】
現場の声が一番だと思う。

【事務局】
来年度また形を変えて、みなさまにはお力をお借りすることがあるかもしれないが、その際には協力をお願いしたい。これまで委員会の開催の時期が悪く、なかなか予算に反映できてないということがあったので、審議会に統合後は、できるだけ委員の意見を事業に反映していけるようにしたいと思っている。
 

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