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平成26年度第4回 長崎市入札監視委員会

更新日:2015年2月18日 ページID:026643

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

理財部 契約検査課

会議名

平成26年度第4回 長崎市入札監視委員会

日時

平成26年11月19日(水曜日) 10時00分~11時50分

場所

長崎市役所本館4階 教育委員会会議室

議題

抽出事案の審議

審議結果

≪1 為石町(2)汚水管・配水管布設工事【制限付】≫

【委 員】
入札参加承認業者14者の内、1者だけが入札に参加したというのはどういう理由か。

【事務局】
施工現場に重機が入らない人力施工ということで敬遠されたものと考えている。

【委 員】
入札参加申請業者は、それをわかって申請したのではないのか。

【事務局】
入札の公告を見て入札参加申請をし、その後、現場を見たり、積算をしたりして最終的に判断をして、入札書を送付することになる。今回の場合、最終的に参加しないと判断した業者が多かったということである。

【委 員】
入札率100%の金額で入札している理由は。

【事務局】
人力施工ということで効率が悪く、利益率が低いということで、この金額、100%だと何とかいけると判断したものと考えている。

【委 員】
これだけの業者が利益が出ないと判断したということは、予定価格の算出の仕方を見直す必要があるのではないか。

【事務局】
予定価格の算出については、標準単価等で適切に算出している。今回も長崎県内の労務単価等、実情に添った単価で積算したものである。

≪2 小浦ポンプ場ほか電気設備工事【制限付】≫

【委 員】
入札書を送付しなかった6者は、入札する気もなくて申し込んだということか。

【事務局】
入札参加申請をして、承認した後に入札書を送付することになるが、とりあえず入札参加申請を先に出しておいて、その後、収益や人員配置など積算をしてから入札書を送付する業者が多いという傾向にある。

【委 員】
あらかじめ入札参加資格要件の点数で参加資格を有するか判断でき、入札書を送付しない6者の資格審査に無駄なコストを使っている気がする。入札に参加する業者と入札書を送付する業者に差がないようにする方法は無いのか。

【事務局】
広く入札に参加する機会を設けることで競争原理が働き、価格の低廉化につながるものと考えている。

【委 員】
競争するのは入札書を送付した9者で、送付しなかった6者は競争していないと思うが、コスト低減の面ではどうか。

【事務局】
契約方法としては、一般競争入札、指名競争入札、随意契約がある。一番コストがかからないのは随意契約であるが、公平性、公正性、透明性ということでは一般競争入札が適しているといわれている。そのため、一般競争入札を電子入札で行うことにより、事務を軽減化することでコスト低減を図っているところである。

【委 員】
入札参加申請をしてから入札書を送付するまでの流れをもう少し詳しく教えてほしい。

【事務局】
この案件でいうと、8月19日に公告をホームページにアップし、一週間後の8月26日が入札参加申請と設計図書等の質疑の締切日で、その日の内に入札参加資格審査の結果を通知する。この日から入札書は受け付けるが、設計図書等の質疑に対する回答は、2日後の28日から閲覧できるようになる。そして、入札書の締切日が9月4日で、開札が翌日の9月5日という流れになる。

【委 員】
入札結果を見ると皆さん最低の金額で入札しているにもかかわらず、6者が入札書を送付しなかったのは不自然だと思うがどうか。

【事務局】
入札書を送付しなかった業者は、手持工事の量とか技術者の配置等の都合で控えられたのではないかと判断している。

≪3 中部下水処理場受変電設備改築工事【制限付】≫

【委 員】
この施設はすでに50年ほど経過しており、処理場自体を作り変える等の計画はないのか。

【事務局】
この処理場は昭和36年に供用開始しているが、全てが当初から設置されていたわけではなく、増設・整備を行いながら現在に至っており、今回、老朽化した受変電設備等を改築するものである。なお、この処理場は、平成35年度末をもって、別の処理場に統合する計画である。

≪4 尾上町配水管・汚水管布設工事【制限付】≫

【委 員】
入札した業者が1者で100%での入札となっているが、予定価格の算出に問題があるのではないか。

【事務局】
予定価格の算出については、積算できるものは全て計上しており、適正に算出したものである。なお、積算には夜間工事や交通誘導員の配置など安全面の経費も含めている。

【委 員】
この工事の費用については、全額長崎県の負担ということか。

【事務局】
そのとおりである。

【委 員】
先ほどの3億円の工事の落札率は90%で今回の工事の落札率は100%と、工事の金額で落札率が変わっている。その辺の過去の実績を資料として示してほしい。

【事務局】
検討していきたい。

≪5 史跡「出島和蘭商館跡」第3期建築物復元主体工事(1)【制限付】≫
≪6 史跡「出島和蘭商館跡」第3期建築物復元主体工事(2)【制限付】≫

【委 員】
史跡「出島和蘭商館跡」第3期建築物復元主体工事(1)と史跡「出島和蘭商館跡」第3期建築物復元主体工事(2)で工事の難しさが違うのか。(1)の工事は最低制限価格に、(2)の工事は予定価格にそれぞれ近い額で落札しているが。

【事務局】
工法的には難易度は変わらない。(2)の工事は再公告分で、1回目の応札等を見て判断されたのではないかと考えられる。

≪7 高島小中学校校舎耐震補強工事【制限付】≫

【委 員】
次の案件も同じ高島小中学校の工事で、どちらも100%での落札となっているが。

【事務局】
今回の工事は耐震性の強度を上げるための工事であるが、この案件が建築工事で、それに伴って生じる配管、機器等の工事を別途管工事として発注したものが次の案件の工事である。なお、両工事とも再公告による入札のため、落札率が高くなったものである。

【委 員】
この二つの業者は事前に話し合ったりとかは無いのか。

【事務局】
建築工事と管工事ということで、工種がまったく違うため、それは無いと考えている。

≪8 高島小中学校校舎耐震補強管工事【制限付】≫

【委 員】
再公告の場合の予定価格は1回目より上げるのか。

【事務局】
積算時期が変わると単価が変動するため、その分が変動することとなるが、大幅には変わらない。なお、積算の見直しは行っていない。

【委 員】
最初の公告で応札者が無いのは、業者としてはこれではやれないという声ではないのか。これは、何らかの対策を検討する必要があるのではないか。

【事務局】
予定価格がこれでいいのかということもあるが、発注が多い時期にはなかなか受注してもらえないとかがあり、早期発注に努めるとともに、最低制限価格についても昨年引き上げ、落札制限の見直しについても考えているところである。

<事務局報告>
指名停止措置の運用状況について
(質疑等特になし)

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総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

住所:〒850-8685 長崎市魚の町4-1(9階)

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