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更新日:2015年1月26日 ページID:026503
市民生活部 人権男女共同参画室
平成26年度第6回 長崎市男女共同参画推進センター運営協力委員会
平成26年11月27日(木曜日) 19時~20時30分
長崎市男女共同参画推進センター アマランス 会議室3
【委員長】
「議題1 アマランスフェスタの報告」について事務局より説明をお願いする。
【事務局】
議題1 アマランスフェスタ2014の報告
【委員長】
議題1について何か質問はないか。
【委員】
アンケートの項目の中で満足度を記入する欄があるが、自分が企画した講座の満足度を101%以上と記入してくれる方がいて嬉しい。
【委員】
自分が企画した講座(男女共同参画サミット inアマランス ~With you~)だが参加した男女比のバランスが良かった。パネルディスカッションという今までとは違う形式だったが、話が盛り上がった。まとめをどうするか考えてなかったが、職場や家族の話などから、最後の方では長崎のまちづくりについての話になり、子どもが健康で安全に育つようなまちづくりをしていきたいという結論になった。また、参加者の中にも同じように男女共同参画に関心がある人が来ており嬉しかった。
【委員長】
「議題2 企画講座について」事務局より説明をお願いする。
【事務局】
議題2 企画講座についての説明
【委員長】
議題2について何か質問はないか。
【委員】
企画講座の受付等の役割を委員がする必要はないのか。
【事務局】
開催日を平日の午前に設定しており、また定員も15名程度と少なめに設定しているので、特に委員の手伝いは必要ではないが、企画講座の周知などは是非行ってほしい。
【委員】
講座の周知方法はどのようなことを考えているのか。
【事務局】
広報ながさき、チラシ、ポスター、ホームページ等での広報を考えている。
【委員】
定員以上の参加申し込み者があった時はどう対応するのか。
【事務局】
先着順で申し込みを受け付ける予定である。子どもの年齢は1~2歳と低めに設定することを予定している。
【委員長】
「議題3 情報紙アマランスについて」事務局より説明をお願いする。
【事務局】
≪情報紙アマランス(完成版)を用いて説明≫
P1(表)…アマランスフェスタ2014の報告、男女イキイキ企業表彰の紹介
P4(裏)…コラム「トライあんぐる」、パートナーシップ推進週間にかかる受賞作品の紹介
P2、P3(見開き)…特集「今、あなたが思うワーク・ライフ・バランス」
【委員長】
議題3について何か質問はないか。
【委員】
寄稿のコラム(トライあんぐる)についてだが、他の文面と比べると異質に感じる。今後は、寄稿者から許可をもらい、口調を「ですます」調に変えるなど文面をやわらかくした方がよかったと思う。
【事務局】
全世帯に配布することを伝えたため、文章が固くなってしまったと思われる。今後、紙面をつくる際には気をつけたいと思う。
【委員】
見開きの「ワーク・ライフ・バランス」についての内容だが、今まで委員の方から様々な意見が出されたものを、見やすくまとめていると思う。
【事務局】
ワーク・ライフ・バランスは多角的な方面から捉えることができると思うが、今回は、「一人ひとりの思いからはじめる」ということを念頭に生の声を取り入れるなど工夫を入れてみた。
【委員長】
「議題4 その他」ということで、何かないか。
【事務局】
≪運営協力委員会の謝礼金支払いについて≫
≪指定管理者制度について、事務局より資料を配布し説明≫
【委員長】
このことについて、何か質問や意見はないか。
【委員】
各地区のふれあいセンターは今後どうなるのか。
【事務局】
ふれあいセンターに関しては地元の運営協力委員会で運営がされていると思う。
【委員】
長崎県内で指定管理者制度を導入した男女共同参画推進センターはあるか。
【事務局】
長崎県内には、男女共同参画推進センターが長崎市と佐世保市の2ヵ所あるが、どちらとも指定管理者制度は導入していない。
【委員】
指定管理者制度を導入した際に生じるデメリットに関してはどう考えているか。
【事務局】
まずは指定管理者として受けていただける団体があるかどうかである。それは、指定管理者の業務の範囲とも関わってくるかと思う。併せて考えていかなければならない。
今まで、(男女共同参画を拠点とする施設を持っている)中核市の3割が指定管理者制度を導入しているが、指定管理者によって今までの業務内容の重点的なところが変わってしまったという事例もある。
例えば、当施設の相談業務に関しても、突然、慣れた現在の相談員がいなくなると、今まで相談されてきた市民にとってはデメリットとなってくるのではないか。
【委員】
今挙げられたデメリットを踏まえ、検討して進められるとよいと思う。
【委員】
指定管理者制度を導入するのは市民会館全体なのか、アマランスの範囲だけなのか。
【事務局】
アマランスの他にも市民体育館や公民館があり、そちらの方も同様に検討するよう指示があっている。また、同様に指定管理者制度は平成28年4月から導入することについて検討するように指示が出ていて、それぞれが検討しているところである。
【委員】
北九州市や高知市など他の女性関連施設における指定管理者を見ると、そうそうたるメンバーだが、はたして長崎市にこのような団体が育っているのか。また、アマランスの精神をきちんとやってくれるのか。女性に関する問題は、政府が日本の一番大事な事業として、男女共同参画基本法を定めたあとも、下におろさないで自分たちでやっている。そういう大事な事業を指定管理者におろすことができるのかどうか。
また、指定管理者にするということは、職員が引き上げてしまう。それだけで給料が浮くが、かわりに指定管理でなにか儲かるような事業ができるのか。他県の例を見ても尻すぼみになってしまう。うまくいかなかったらやめさせてもらうとなったときに、長崎市の男女共同参画の活動の拠点が消滅してしまうおそれがあるということを長崎市は分かっているのかどうか。
【事務局】
指定管理者の期間が定められており、その期間が満了する頃には、次の指定管理者を探す必要があるという点がデメリットといえるかもしれない。また、長い期間、同じ指定管理者のままでも運営上支障があるケースも中にはあるかもしれない。その点については競争する形で良い指定管理者を選んでいけるような仕組みにしていきたい。
【委員】
アマランスの業務には会議室の貸出や相談業務、講座の開催など色々あるが、それらの業務を指定管理者が回しきれない場合は縮小しないといけない可能性もあるので、場合によっては市の直営で残すなど半民半官の体制が良いかと思う。また、相談業務を指定管理者の業務にする場合、長崎こども・女性・障害者支援センターとの連携はどうするのかという問題などもあるので、指定管理者制度については慎重に検討してほしい。
【委員】
選任された指定管理者がどのような事業をするのかにもよるが、この運営協力委員会自体を残すのかどうかも検討していくことになるのか。
【事務局】
長崎市の方針としては、市民やボランティアの方達との協働を推進することを掲げており、アマランスの運営も方向性は同じなので、引き続き、運営協力委員やボランティアの方との協働の推進・強化を図っていくべきところと考えている。
【委員】
指定管理者が2、3年で替わったとき、また新たな方針になってしまうのか。それとも、前の方がされていたものを引き継いでいくのか。
【事務局】
事業や業務の方針に関しては業務の仕様を作成するし、業務の引継ぎも必要である。業務の継続性は持っておかなければならない。指定管理者にはその引き継いだ業務に加えて、工夫をしてもらったり自由な提案をしてもらってよいと思うが、男女共同参画の拠点施設として、この範囲はやってくださいという仕様を作る。
【委員】
指定管理者はどうやって決めていくのか。アマランスで活動している団体が順番で指定管理者になっていただくことはできないのか。
【事務局】
指定管理者は個人では受けられない。団体については法人格を持っているなどの一定のサービスレベルを提供していくために、必要と言えるような資格要件を設けることになる。その要件を満たす団体であれば受けていただくことは可能である。
【委員】
指定管理者には、ある程度資金を出すのか。
【事務局】
指定管理者に指定管理料を支払って、市の代わりに予算の範囲内で業務を行ってもらう。アマランスでは貸室の使用料が発生するがこのようなお金を指定管理者のものとし、その分指定管理料を引き下げる。また、講座などで収入が大きく発生した場合、その収益の一部を市に入れてもらうなど色々なやり方があるが、アマランスでそういった大きな収入が得られるような事業というものができるのかというと、そうとはならないのではないかと考えられる。他都市のセンターのような大きなホールを持っているわけではないためである。
【委員】
講座に関してだが、講座を受ける方々から少しずつお金を出してもらうというシステムになるのか。
【事務局】
講座の内容によっては、そういうこともあり得るかもしれない。
事業に関しては市が完全に撤退するというわけではなく、市がモニタリングを行い、その都度チェックしていく予定である。今のアマランスの運営を知っている職員がいるうちはいいが、人事異動でセンターの運営に携わったことのない職員ばかりになったときに、どのようにモニタリングをやっていくのかチェックできる職員がいるのかも課題として残っている。
【委員】
アマランスは意識変革の精神を伝える場所なので慎重にやってもらいたい。他都市では、勤めている方の賃金が劣悪であると聞く。非正規雇用をなくそうと言いながら、ここではやろうとしており、そういった点が懸念される。これは慎重にやってほしいと思う。
【委員】
課題は色々あるが、望んでいる効果が全て発揮されればアマランスは素晴らしい施設になると思う。実際に長崎市科学館や武雄市のツタヤ図書館なども指定管理制度を導入し成功しているので、是非、取り組んでもらいたい。
【委員】
指定管理者制度を導入する場合、人権男女共同参画室がモニタリングを行うということだが、現在も人権男女共同参画室の職員は男女共同参画推進センターの業務以外にも取り組んでいるということか。
【事務局】
職員が兼務で業務を行っている。現在、人権男女共同参画室の正規職員は7名おり、男女共同参画推進センターの業務を兼務している。これに10名の嘱託員を加えて計17名の職員が男女共同参画推進センターの業務を行っている。基本的には、センターの業務、人権男女共同参画室という行政機関の業務、その2つに整理をして、アマランスの業務を指定管理にしていくということになる。
【委員】
指定管理に業務を出すということであれば、人権男女共同参画室の職員の人数は減ることになるのか。
【事務局】
業務が減るということになれば、その分職員は減るということになる。ただ、新たに今までできていなかったことをやるというところを打ち出せば減らさないでくれるかなという期待をしている。
【委員長】
他に何もなければ、これで平成26年度第6回長崎市男女共同参画推進センター運営協力委員会を閉会する。
【事務局】
今年度の活動は今回が最後となるが、アマランスフェスタのお手伝い並びに今まで運営協力委員会に参加していただいた委員の皆様にお礼を申し上げたい。なお、運営協力委員会委員の任期は2年となっているので、来年度も引き続きお願いする。
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