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平成25年度第2回 長崎市スポーツ推進審議会

更新日:2014年10月29日 ページID:026160

長崎市の附属機関等について(会議録のページ)

担当所属名

市民生活部 スポーツ振興課

会議名

平成25年度第2回 長崎市スポーツ推進審議会

日時

平成26年3月25日(火曜日) 10時06分~11時44分

場所

長崎市民会館2階 第1研修室

議題

長崎市民の運動・スポーツの実態に関するアンケート調査結果について

審議結果

[長崎市民の運動・スポーツの実態に関するアンケート集計結果ついて]
資料の2ページの34ページは、今年の1月に実施したアンケートの回答を集計し、まとめたもので、同アンケートについては、昨年、8月21日の本審議会において、(仮称)長崎市スポーツ推進計画策定のための市民アンケート案として88項目に及ぶアンケートを委員に審議してもらい、意見をもらった後、35問まで絞り込みを行った。
その後、20歳以上の長崎市民2,000人を年代別、地区別、性別に均等になるよう無作為に抽出してアンケートを実施し、現在738名から回答をもらった。回答率は36.9%で、平成15年のアンケート調査時の27.2%を上回っている。
ちなみに、同アンケートの回答期限は、2月23日までとしていたが、年度末までに回答が返ってくる可能性があり、できる限り集計結果に反映したいと考えているので、本日、配っているアンケート集計結果の数値が最終的に変わる可能性がある。
まず、【問1】の「あなたの性別をお答えください。」の集計結果については、男女ほぼ同じ割合で、平成15年のアンケート時と比べて男性の回答率が上昇している。
次に、【問2】の「あなたの年齢(平成26年1月1日現在)をお答えください。」については、「60歳代」の19.1%が最も多く、次に「50歳代」の16.7%、「70歳代」の16.4%となっており、「20歳代」の8.3%の回答率が最も低くなっている。
また、平成15年のアンケート時と比べると、当時23.2%と最も回答率が高かった「50歳代」の世代が、今回の調査においても回答率が高かった。
次に、3ページ、【問3】の「あなたのお住まいの地区(平成26年1月1日現在)を別表から選んでお答えください。」については、平成15年のアンケート時と比べ、西部地区住民の回答率が16.4%から22.9%に上がっており、今回のアンケートにおいては、各地区の住民からほぼ均等に回答がなされている。
次に、【問4】の「あなたのご職業をお答えください。」については、「無職」の30.5%が最も多く、次に「会社員・団体職員・公務員」の27.8%、「専業主婦・主夫」の15.4%、「アルバイト・パートタイマー」の10.3%などとなっている。
次に、4ページ、【問5】の「あなたの同居しているご家族の中に、小学生、中学生又は高校生がいますか。」については、家族の中に小中高生がいる回答者は少なく、その割合は全体の約4分の1となる26%で、小学生の家族がいる回答者は、約1割の11.5%となっている。
次に、【問6】の「あなたは、ご自身の健康状態をどのように自覚していますか。」については、「どちらかというと健康である」の59.2%が最も多いが、平成15年のアンケート時の64.5%と比べて、その割合は減少しており、これに対して、「健康ではない」の11.7%と回答している人が、 平成15年のアンケート時の6.4%と比べて増加している。
次に、【問7】の「あなたは、余暇時間について、十分に確保できていますか。」については、「だいたいとることができている」の45.9%と「十分とることができている」の31.6%とを併せて77.5%の8割弱の人達が、余暇時間を確保できており、平成15年のアンケート時の67.2%と比べて、その割合は増加している。
次に、5ページ、【問8】の「あなたが、この1年間に行った運動やスポーツは何ですか。」については、「ウォーキング(散歩)」の18.7%が最も多く、次に「体操(ラジオ体操・がんばらんば体操)」の7.4%、「室内器具を使っての運動」の4.3%、「釣り」の4.2%、「ランニング・ジョギング」の3.7%などとなっており、1人又は少人数でも行えるものが上位を占めている。
また、6ページの「運動やスポーツは行っていない」と答えた人の割合も12.3%と高くなっている。
次に、7ページ、【問9-1】の「あなたは、この1年間に運動やスポーツをどの程度、行いましたか。」については、8ページに記載のとおり、回答者の週1回以上の運動・スポーツ実施率が42.0%と、平成15年のアンケート時の21.1%と比べて大きく上昇しており、7ページにあるように、運動やスポーツを行っていない人の割合は、26.6%とまだまだ低いと言える状況にはない。
次に、8ページ、【9-2】の「あなたが、運動やスポーツをするのはどんな理由からですか。」については、「健康づくりのため」の16.4%が最も多く、次に「運動不足解消のため」の14.6%、「体力づくりのため」の10.9%、「気晴らし・気分転換のため」の9.0%、「趣味・楽しみのため」の9.0%などとなっており、逆に「自己の技術・能力向上のため」の2.0%、「気力・精神力を養うため」の1.5%、「チームの勝利のため」の0.9%、「自己の記録更新のため」の0.7%などの競技力向上等に関することを理由としている人は少ない状況にある。
また、その他の理由として、「職場や仕事の関係上、行う必要があるため」、「子供が行っているスポーツでの交流や手伝いのため」、「大会等に参加するため」、「子供の学校行事(親子レクリエーション)」などの回答があった。
次に、9ページ、【9-3】の「あなたの運動やスポーツに係る1ケ月の費用はどのくらいですか。」については、「500円未満」の40.2%が最も多く、次に「1,000円~5,000円未満」の23.1%、「500円~1,000円未満」の11.9%、「5,000円~10,000円未満」の10.4%などとなっており、平成15年のアンケート時と比べると、運動やスポーツにあまり費用をかけないようになった傾向が見受けられる。
次に、【9-4】の「あなたは、運動やスポーツを誰と行いますか。」については、回答者が運動やスポーツを一緒に行う相手は、「自分一人で」の38.4%が最も多く、次に「家族と」の19.2%、「友人と」の14.8%、「所属クラブ等の仲間と」の11.8%などとなっており、平成15年のアンケート時と比べて、「自分一人で」運動やスポーツを行う人の割合が大幅に増えている。逆に、「所属クラブ等の仲間と」、「地域の仲間と」行う人の割合が大きく減少している。
次に、10ページ、【9-5】の「あなたの運動・スポーツができる時間帯はいつですか。」については、「平日昼間」の34.4%が最も多く、次に「休日昼間」の27.1%などとなっている。
次に、【問10】の「あなたが、運動やスポーツを行わない理由、また、運動やスポーツを行う際に、困っていることや妨げになっていることは何ですか。」については、「高齢である」の11.5%が最も多く、次に「健康や体力に自信がない」の9.4%、「病気、けが、体調が悪い」の8.5%、「運動やスポーツが好きでない」6.4%などとなっている。
次に、12ページ、【問11】の「あなたは、今後、どのくらいの頻度で運動やスポーツを行いたいですか。」については、「週に1~2日」の27.5%が最も多く、次に「週に3日以上」の24.8%、「月に1~3日」の14.5%が上位を占め、この上位3つを合計すると66.8%となり、スポーツ基本計画が目標とする65%に達することとなる。
また、「行いたくない」の12.2%は、6ページの【問8】で「運動やスポーツは行っていない」と回答した人、パーセンテージで言うと7ページの【問9-1】に記載のとおり26.6%だが、その数値より少なく、実際に運動やスポーツを行いたくても行えない人がいることがうかがえる。
次に、13ページ、【問12】の「あなたは、この3年間に長崎市で開催された運動やスポーツに関するイベント・大会に参加したことがありますか。」については、「市民体育・レクリエーション祭」の5.9%が最も多く、次に「各競技団体が主催する大会」の4.4%、「レクリエーション・スポーツ教室」の3.3%などとなっており、また、「参加したことがない」は77.7%と非常に多くなっている。
また、その他の大会として、「PTA主催の運動会等」、「老人クラブ連合会等主催のスポーツ大会」などの回答があった。
次に、14ページ、【問13】の「あなたは、総合型地域スポーツクラブを知っていますか。」については、総合型地域スポーツクラブを知らない人が84.1%と多数を占めており、平成15年のアンケート時の74.3%よりも増加している。
次に、【問14】の「あなたは、現在、スポーツ団体、運動やスポーツに関する同好会、サークル等へ加入していますか。」については、「加入している」が13.8%と非常に少なく、平成15年のアンケート時の19.1%よりも減少している。
次に、15ページ、【問15】の「あなたが、主に活動しているスポーツ団体等の構成人数は何人くらいですか。」については、「11~20人」の31.2%が最も多く、次に「21~50人」の19.1%などとなっている。
次に、【問16】の「あなたが、所属するスポーツ団体等の構成メンバーの平均年齢は何歳くらいですか。」については、「30~39歳」の14.2%が最も多く、次に「40~49歳」、「60~69歳」、「70~79歳」とも同じ割合の12.8%となっており、平成15年のアンケート時と比べると、50歳代以上の人達のスポーツ団体等への加入率が大きく低下している。
次に、16ページ、【問17】の「あなたが、スポーツ団体等に加入していない理由は何ですか。」については、「高齢である」の7.3%が最も多く、次に「運動やスポーツに関する情報が不足している」の7.1%、「健康や体力に自信がない」の6.7%などとなっている。
次に、18ページ、【問18】の「あなたは、スポーツ推進委員を知っていますか。」については、スポーツ推進委員を知らない回答者が、78.6%と多く、また、知っていても活用したことがある人は、1.5%と少ない状況となっている。
次に、【問19】の「あなたは、スポーツ少年団を知っていますか。」については、スポーツ少年団を「知っている」と答えた回答者は、37.3%で、「知らない」と答えた回答者は、58.0%となっている。
次に、【問20】の「あなたが、運動やスポーツをする場所は、どういうところが多いですか。」については、「自宅」の17.9%が最も多く、次に「公園・広場」の17.7%、「市内の公共スポーツ施設」の11.3%などとなっている。
平成15年のアンケート時と比べると、市内の公共スポーツ施設は運動やスポーツをする人が23.5%から11.3%と減少しており、逆に、自宅で運動やスポーツをする人が12.7%から17.9%と増加している。
また、その他の場所として、「道路」、「山、川など」、「公民館」などの回答があった。
次に、19ページ、【問21-1】の「あなたが、スポーツ施設に望むことは何ですか。」については、体育館、運動公園、陸上競技場、学校施設などについて、「使用料の値下げ」の15.4%が最も多く、次に「施設の数を増やしてほしい」の13.1%、「駐車場の整備」の12.0%などとなっている。
平成15年のアンケート時と比べても、施設数の増加を求める声は依然として高い状況にある。
次に、20ページ、【問22】の「あなたが、長崎市内に新しく設置してほしいスポーツ施設は何ですか。」については、「多目的グラウンド」の12.3%が最も多く、次に「プール」の10.5%、「体育館」の4.7%などとなっている。
また、その他の施設として、「スポーツジム」、「屋内多目的室」、「卓球場」、「スケートリンク」などの回答があった。
平成15年のアンケート時と比べても、多目的グラウンド、プール、体育館の新設を求める声は依然として高い状況にある。
次に、22ページ、【問23】の「あなたは、自宅のパソコンや携帯電話から施設の予約ができる「長崎市公共施設案内・予約システム」をご存知ですか。」については、長崎市公共施設案内・予約システムを知らない人が、68.4%と多く、また、知っていても利用したことがある人は、5.4%と少ない状況にある。
次に、【問24】の「あなたは、この1年間に試合会場でスポーツ観戦を行ったことがありますか。」については、回答者の約3割の27.5%が、試合会場でスポーツ観戦を行っているが、平成15年のアンケート時の36.0%と比べると、観戦者の割合は減少している。
次に、23ページ、【問25】の「あなたが、試合会場で観戦した種目は何ですか。」については、「サッカー」の23.5%が最も多く、次に「野球」の22.1%、「陸上(マラソン・駅伝を含む)」の9.2%などとなっている。
平成15年のアンケート時と比べると、野球観戦者の割合が41.6%から22.1%に低下しており、サッカー観戦者が12.2%から23.5%に増加しているが、これは、V・ファーレン長崎のJリーグ参加の影響が大きいものと思われる。
次に、24ページ、【問26】の「あなたは、長崎市でどのようなトップレベルのスポーツ大会が開催されれば、観戦に行きたいと思いますか。」については、「プロ野球」の23.8%が最も多く、 次に「サッカーJリーグ」の19.6%、「各種国際大会」の13.5%、「大相撲」の9.4%などとなっており、その希望順位は【問25】の実際に観戦した種目とは異なることがうかがえる。
また、その他の回答の中には、「フィギュアスケート」や「テニス」などがあった。
次に、【問27】の「あなたは、運動やスポーツに関するどのような情報が欲しいと思いますか。」については、「健康・体力づくりの情報」の18.6%が最も多く、次に「観戦するためのスポーツ行事・イベント情報」の16.7%、「新しいスポーツ、気軽にできるスポーツなどの情報」の12.8%、「スポーツ教室の案内」の10.7%、「高齢者スポーツに関する情報」の9.9%などとなっている。
平成15年のアンケート時も、健康・体力づくりに関する情報を望む回答者が最も多い状況にあった。
次に、26ページ、【問28】の「あなたは、運動やスポーツに関する情報をどこから得ていますか。」については、「テレビ・ラジオ」の22.7%が最も多く、次に「新聞・雑誌」の20.1%、「市の広報」の17.4%、「知人や友人から」の14.0%、「インターネット」の11.7%などとなっている。
平成15年のアンケート時と比べると、「新聞・雑誌」の割合が36.3%から20.1%と低下し、「市の広報」の割合が9.8%から17.4%、「知人や友人から」の割合が8.8%から14.0%、「インターネット」の割合が4.2%から11.7%と増加している。
次に、【問29】の「あなたは、地域のスポーツ振興について、どのような要望がありますか。」については、「年齢層にあったスポーツの開発普及」の22.3%が最も多く、次に「スポーツ施設の整備」の11.8%、「学校体育施設の開放・整備」の10.8%、「公共施設での健康・体力相談」の9.4%などとなっており、平成15年のアンケート時と比べ大きな変化は見られなかった。
次に、27ページ、【問30】の「あなたは、スポーツの研修会・講習会が開催されるとしたら、どのような講座内容で開催してほしいですか。」については、「健康づくり」の29.4%が最も多く、  次に「体力づくり」の23.3%、「高齢者スポーツ」の12.6%などとなっており、平成15年のアンケート時と比べ大きな変化は見られなかった。
次に、28ページ、【問31】の「あなたは、この1年間に何らかの運動やスポーツに関わるボランティア活動を行ったことがありますか。」については、1年間に何らかの運動やスポーツに関わるボランティア活動を行ったことがある回答者が5.4%と少なく、平成15年のアンケート時の10.3%よりも減少している。
次に、【問32】の「あなたは、運動やスポーツに関わるどのようなボランティア活動を行ってみたいですか。」については、「大会やイベントなどにおいて、大会開催に伴う運営の手伝い」の19.7%が最も多く、次に「プロスポーツの試合運営の手伝い」の7.8%、「障害者のスポーツ活動に対する支援」の7.0%などとなっている。
次に、29ページ、【問33】の「あなたは、将来、これまでの経験を生かして、スポーツ指導の機会があれば、指導を行ってみたいと思いますか。」については、回答者のうち指導を行ってみたい人が、11.1%と低く、平成15年のアンケート時の23.3%と比べて減少している。
次に、【問34】の「あなたが、子どもの体力向上のために求めることは何ですか。」については、回答者が子どもの体力向上のために求めることは、「身近で外遊びができる遊び場の充実」の19.5%が最も多く、次に「学校での体力づくり」の15.2%、「スポーツ施設や設備の充実」の14.1%、「指導者の育成」の11.3%などとなっている。
次に、30ページ、【問35】の「あなたは、子どもが運動やスポーツを行うことで、子どもに何を期待しますか。」については、「礼儀が身につくようになる」の14.1%が最も多く、次に「友達がたくさんできるようになる」の12.4%、「体を動かすことが楽しいと思えるようになる」の11.4%などとなっている。
次に、31ページ。アンケートの各質問に対して出された選択肢とは別の具体的な意見をまとめたものである。
まず、【問21-1】の「あなたが、スポーツ施設に望むことは何ですか。」の質問に対する具体的な意見として、「専用のグラウンドがほしい。」や「スポーツ施設をもっと誰でも気軽に利用できる情報がほしい。」、また「サウナ完備」や「室内テニス場を。」などといった意見が出ている。
次に、32ページ、【問22】の「あなたが、長崎市内に新しく設置してほしいスポーツ施設は何ですか。」の質問に対する具体的な意見として、「他都市に比べ簡単に利用できる天然芝のグラウンドが少なすぎる。」や「犬と一緒に長く歩ける散歩コースを設置してほしい。」などといった意見が出ている。
次に、【問25】の「あなたが、試合会場で観戦した種目は何ですか。」の質問に対する具体的な意見として、「テレビ、新聞などでは、全種目見ています。」や「テレビでは観戦しますが、健康上会場には行けない。」などといった意見が出ている。
次に、【問26】の「あなたは、長崎市でどのようなトップレベルのスポーツ大会が開催されれば、観戦に行きたいと思いますか。」の質問に対する具体的な意見として、「テレビ観戦でよい。」や「金額次第で。」、また、「観戦は好きだが、高齢と体が不自由なため行けない。」などといった意見が出ている。
次に、33ページ、【問27】の「あなたは、運動やスポーツに関するどのような情報が欲しいと思いますか。」の質問に対する具体的な意見として、「車椅子ダンスの指導者になりたい、教育して欲しい。」や「運動施設の交通手段、駐車場に関する情報。」などといった意見が出ている。
次に、【問29】の「あなたは、地域のスポーツ振興について、どのような要望がありますか。」の質問に対する具体的な意見として、「校区内に学校があるので、体育館の一部にジムを設置して休日のみ利用できるようにしてくれれば、新たに施設をつくる必要もないし、利用者も利用しやすい。」といった意見や「障害者のことも少し考えて。」などといった意見が出ている。
次に、【問30】の「あなたは、スポーツの研修会・講習会が開催されるとしたら、どのような講座内容で開催してほしいですか。」の質問に対する具体的な意見として、「ジャズ、ヒップホップなどのダンスをして、動き(振りつけ)音楽、ファッション、雰囲気などを楽しむ。」といった意見が出ている。
次に、【問31】の「あなたは、この1年間に何らかの運動やスポーツに関わるボランティア活動を行ったことがありますか。」の質問に対する具体的な意見として、「マラソン大会の手伝い。」や「個人的に指導、コーチならよい。」などといった意見が出ている。
次に、34ページ、【問34】の「あなたが、子どもの体力向上のために求めることは何ですか。」の質問に対する具体的な意見として、「一流にならなくてもよいから、子供に体力を付けてほしい。」や「外で遊べない時はお友達と遊ぶことができないから、雨が降った時に遊べる施設を造ってほしい。」、また、「親の教育が過保護すぎる。」などといった意見が出ている。
以上が今回、実施したアンケートの集計結果である。
次に、35ページの(仮称)長崎市スポーツ推進計画の今後の策定のスケジュールについては、平成26年1月に実施した「長崎市民の運動・スポーツの実態に関するアンケート」の調査結果も踏まえて、庁内関係部局との調整を経た後、推進計画の大まかな案を作成し、本審議会委員の改選後の8月以降、本審議会を3回程度開催して、委員意見を聞いた後、(仮称)長崎市スポーツ推進計画の概要を作成し、27年の1月頃にパブリック・コメントを実施して、市民の意見を反映させ、最終案を作成する予定である。
本日は、今回実施したアンケートについての集計結果の報告と「(仮称)長崎市スポーツ推進計画」の今後の策定スケジュールについての説明を行うため、本審議会を開催した。
今後、国が策定したスポーツ基本計画をベースとして、(仮称)長崎市スポーツ推進計画の概要を作成し、次回の本審議会で概要を示したいと考えている。
本日は、今回のアンケート集計結果等に対する委員の忌憚のない意見をもらいたい。

【委員】
前回の審議会の際に、88項目に及ぶアンケートを30程度に絞ってほしいと要望をしていたところ、今回、35問まで絞ってもらった。また、色々な角度から集計してあり、ありがとうございました。
前回の平成15年のアンケート時よりも回答者数が増えており、スポーツに対する認識が若干高くなったんではないかと思うので、できたら半分の1,000名近くから回答があればよいと思う。
それから、施設の使用料金が高いという点について、長崎市の方でもう少し補助をして、市民が財布から出すお金が少なくて済むようなことをすれば、もっと利用者が増えてくるのではないか。前回の審議会でも言ったように、佐世保市では大きな大会の場合、駐車場等の割引を行っている。長崎市の場合は、あまり割引をしてもらえない。特に市民会館の駐車場代は高く、以前から改善されていない。
特に今年の秋には長崎で国体があるが、これを記念し国体開催記念ということでビッグNスタジアムに天井を設置してドームにしてほしい。そうすれば文化的な面でも利用できる。

【会長】
45年ぶりの国体ということで、何か大きなものを造るということは、大きな意義があると思う。

【事務局】
最近の国体の傾向がコンパクト国体という形で、既存の施設を有効活用している。議会等でも、国体を記念するような施設の整備がないと言われたが、市民会館でも床を貼り替えたりと、手を加えた部分というのはいろいろある。
国体記念ということではないが、これを契機に事前に本部から指摘を受けて改善したもの以外に、それぞれの競技団体からの意見で、将来に向けた生涯スポーツの振興のために整備をしようということで、十数億円追加して松山町のテニスコートの屋根や、かきどまり総合運動公園の照明などを記念施設の位置付けというわけではないが、国体を契機に長崎市独自の予算での整備はやってきているところである。一般競技団体の話を聞きながら、できるものはやっていくようにしたいと思う。

【委員】
ビッグNスタジアムは長崎県の所管になるのか。

【事務局】
長崎県の所管になる。

【委員】
諫早市では内村記念アリーナができた。これは国体で施設が不足しているから造られた。佐世保市では、ハンドボールの会場として東部に体育館ができたが、本部からこれだけの施設が要る、コートの規模がこれだけでないといけないという指摘からできた。
長崎市の場合には、そのような指摘がなかったようで、コンパクトな国体にしていこうというのが全国的な流れになっているのは承知しているが、長崎市の施設がどう見ても他市町と比べて上等だとは言えないような気がするので、ビッグNスタジアムにドームを造ってもらえばと思う。料金も安くしてほしい。そんなに長崎県は儲かる必要はない。市民会館にしても長崎市はそんなに儲かる必要はない。

【委員】
我々スポーツ推進委員の立場からして、資料18ページの【問18】の集計結果を見て非常に残念に思った。
中学校区に数名のスポーツ推進委員がいるが、中学校区の青少年育成協議会(以下「育成協」という。)の会議の場に呼んでいただけないという現状がある。私達は地域の子供達のところへ出向いて、色々なニュースポーツの楽しさとか、様々なことを指導したいと常日頃から思っている。育成協は、学校関係者、PTA関係者、地域の方から構成されているが、その育成協の会議にぜひスポーツ推進委員が参加し、PTAで行う様々な行事でスポーツに関するものの提案等もできるし、地域で行ういろんな行事にも提案を行うことができると思う。
地域スポーツをしても、地域の人達が出てくることが少ない。昔は自治体の中で運動会もあって、私達が子育てをしていた時は、家族揃って運動会に参加するというのが昔の状況だった。今は、自治会に高齢者が多いために運動会がないというのが現状であり、地域でスポーツ教室を開いても参加者が少ない。だから、私達の方から学校現場に出ていくのもどうかと考えるところもあるので、ぜひ裾野を広げ、そこで知り合いになったリーダーに色々な提案や、子供達にニュースポーツなどの提案もできるので、こういう機会を利用して進めていければと願っている。そうすることによってスポーツ推進委員の知名度もアップするのではないかと思っている。

【事務局】
教育委員会は、育成協の所管課ではないが、今回、スポーツ推進委員に関する意見が出ているので、何とか連携をしてもらえないだろうかと伝えていきたいと思っている。
資料のスケジュールにあるように、本審議会の後、関係部局と調整をしていくので、意見を踏まえて打合せをしていきたいと思う。

【委員】
市のスポーツ推進委員の中に女性は何人いるか。

【委員】
40人くらいである。

【委員】
男性も同じくらいか。

【委員】
男性が多い。昔は男性ばかりだったが、今は女性を増やしていこうという動きがある。

【事務局】
市内のスポーツ推進委員は、全員で125名くらいいる。

【委員】
市民体育・レクリエーション祭などに加勢してくれる人達がスポーツ推進委員なのか。

【委員】
そうである。ベイサイドマラソンなど色々な手伝いをしている。

【委員】
委員の地域の育成協の中に、スポーツ推進委員は入っていないのか。

【委員】
私はスポーツ推進委員を引き受けて、20年以上となるが、一度も育成協の会議に呼ばれたことがないし、関わりもない。だから、自分の地域の小学生、中学生に直に接して指導するという機会がないと常日頃から頭を痛めている。昨年、地域のふれあい祭りがあったので、その折りに育成協の係の方にお会いして、ぜひ会議に呼んで下さいとお願いした。
キンボール、ラダーゲッター、カローリングなど小学生向けの楽しい競技があるが、そういう競技に触れることが子供達にないと思うので、それらを進めていけないかと思っている。そういうことを足掛かりに、まず育成協で地域の子供にスポーツをする機会があるのなら、育成協に呼んでもらい、こういうのがありますよなど色々な提案をしながら地域の方々、役員の方々とのつながりを持てたら上手くいくのではないかと思っている。

【委員】
私は、山里小小学校区の育成協の副会長をしているが、山里小小学校区の育成協にはスポーツ推進委員を入れている。山里小小学校区の場合は、育成協主催の運動会をしており、そういう時にスポーツ推進委員に色々なお世話をしてもらっている。

【委員】
日見校区は、年に2回ほどされている。私ががんばらんば体操の地域インストラクターをやっているので、そういうところに出かけて行く。また、北部の西浦上小学校、滑石小学校などのPTA活動の学年行事の人員が足りないから、お手伝いということで出かけるということはあるが、自分の住んでいる地元の子供にもというのがあり、自治会長は知っているが、なかなか接する機会がない。他の地域に関しても、育成協の会議に呼ばれていないという地区もある。
私達スポーツ推進委員は、地域の連合自治会長の推薦を基に任命されており、地域を代表しなければならないと日頃から思っているので、ぜひ育成協のメンバーの中に必ずスポーツ推進委員の代表を入れるということをお願いできないかと思う。

【委員】
育成協は、子供の健全育成が目的だから、その要となるスポーツ推進委員にもぜひ育成協に入ってもらいたいと思う。山里小小学校区の場合は、自治会長、防犯やPTA等のメンバーで構成して動いている。育成協もいろんな団体から構成されていて、全員とはいかないだろうが、スポーツ推進委員を入れてほしい。育成協の会長にお願いしてみたらどうか。

【会長】
確かにいろんな協議会があるが、協議会がみんな独立して存在するような形になっている。今日、子供が少なってきており、高齢者が多くなっているので、昔のシステムではうまく動かないというのが多々あるのではないかと思う。その辺は、皆さんの方でうまく按配し、お互いの協議会の横の連絡がつくように考えていただければと思う。

【委員】
私はプールで知的障害者に水泳指導を行っている。私自身、骨折をして思ったが、市民プールに洋式トイレが2つしかないので、せめて国体までに、洋式トイレをもう少し増やしてほしい。長崎市も調査をしてくれたが、場所が狭いとか、工期の問題、お金の問題を持ち出されたら何も言えなかった。
市民プールは、60歳代、70歳代の人の利用も多く、和式トイレは入りきれないという声も聞く。他県の国体の視察に行った時も和式トイレは全部空いていた。みんな洋式トイレに並んでいる。各家庭でも洋式トイレの時代だから、せめて半分でも洋式トイレに変えてほしい。身障者の大会は11月にあるので。車椅子用の仮設トイレを借りるようにはしているが、そこでは着替えたりすることができない。

【会長】
できたら、国体までに洋式トイレに変えることができるとよい。

【委員】
国体で水泳に参加された方が、長崎市のトイレは良くなかったと言われないように早急に対応をお願いしたい。

【事務局】
今回の国体において、市民プールのトイレは仮設での対応となっている。国体までに洋式トイレ化を進めるのは難しい。
市民プールの身障者用トイレは2つあるが、スペースの問題もあるので2つしか設置できない状況にある。

【委員】
着替えて、試合前にトイレを済ませるようにしたいので、更衣室の中に車椅子も入るトイレを設置してほしい。

【事務局】
最大の配慮ができるように国体推進部に伝える。

【委員】
スポーツ推進委員として、かきどまり総合運動公園に行った時に、第4駐車場を初めて利用したが、駐車場がかなり下にあり、坂道を登るのが大変だった。土手に階段があれば、すぐに登って行ける。国体を控えているので、階段の整備をした方がよいのではないかと感じた。

【事務局】
第4駐車場は、バス置場になっているので、観客を会場で降ろしてバスだけが来るようになっている。先日、スポーツ推進委員には、自家用車を置いてもらったため、坂道を歩いてもらうこととなった。

【委員】
大会の時、会場に大会役員、選手以外の一般の観客はほとんど入れない。いろんな大会を見に行こうと思っても、一般の観客が入るスペースというのはほとんどない。
柔道の場合、長崎は九州の中でも非常に遅れていると思う。県立総合体育館の中に練習場はある。20年くらい前に長崎市に武道場を造ろうということで署名をしたが、長崎市から土地の提供がないということで佐世保市に武道場ができた。長崎市も県立総合体育館の中に武道場があるが、役員席、選手や保護者の場所、掲示板などで一般の人が応援するスペースがない。施設の造り方を考えるべきと思う。市議会議員は、いろんなところに視察しているようだが、そういう視点が活かされていないように思う。

【事務局】
県立体育館の話ではあるが、市の施設を整備する際は、そういった大会運営の視点に立った上で整備していきたいと思う。

【委員】
長崎市で柔道の大会をしようとしても、できるところがないというのが現状。諫早市の方ではほとんどできる。
市のすこやか運動教室に行っているが、横尾地区のふれあいセンターや公民館、滑石にも行っているが、65歳以上の方の健康維持のために月に2回、教室があっている。非常にありがたいことだと思う。
長崎市にスポーツ増進のための器具がある公園が4箇所あると聞いたが、秋寄公園にスポーツ増進のための器具ができて、長崎大学の准教授が来て開設の行事があった。その後、自治会で一回使用したが、なかなか人が集まらなかった。あれだけ立派な施設を造ったので、もっと活用できるよう状況にしないといけない。それは、地元の自治会を含め、地元の人が頑張らなければならないことだと思うが、もっと有効に活用できないかということを感じる。

【委員】
自分は障害者スポーツを現役で行っている。先ほどの仮設トイレの件については、市民プールにしても、市民会館にしても、普段、車椅子用のトイレを使う人はそんなに多くないと思う。だから、必然的に一つの施設に2箇所ぐらいになるのかと思う。
今年のがんばらんば国体で全国から人が集まってくる中、車椅子専用のトイレをたくさん造るわけにはいかないので、仮設トイレになるというのは仕方ないと思う。自分も全国大会や世界大会などに行ったときに、仮設トイレを多々使うことがあるが、今度のがんばらんば大会の時に、長崎市は仮設トイレだったけれど、綺麗だったと言われるように、その辺を徹底してほしいと思う。仮設トイレはどこに行っても汚い。頻繁に清掃員に掃除してもらうようにしてほしい。もちろん使う側のモラルの問題もあり、それが一番大事だと思うが、気掛けていただいて、長崎のトイレは良かったと言われるようになるといいなと思う。
それと、自分もバドミントンをやっているが、佐賀県の武雄市の大会に出たり、諫早市の中央体育館でシニアの大会があって、団体戦のメンバーに入り、ダブルスの試合に出場したりしている。我々は練習を主にハートセンターでやっていて、一般の方も利用が可能である。うちのクラブにも健常者が何人かいるが、障害者だけ固まってやってても変わらないので、どんどん表に出て行ってくれればと思う。例えば、市民会館のコートを使って練習し、隣のコートでは健常者が練習している。お互いに技術を吸収し合う、声かけてちょっと手伝ってもらうなど、そういうので障害者スポーツと一般のスポーツの垣根もなくなってくるのではないか。
ところが、市民体育館は我々障害者は使いにくい。駐車場代は障害者手帳で半額になったりするが、競技用の車椅子を持ってエレベーターに乗れない。競技用の車椅子の車輪を外し畳んでエレベーターに乗ろうとしても、エレベーターが狭いから乗れない。だから、ボランティアに先に行ってもらうなどをしないとなかなか乗れない。普段、気楽に使えない。何か大会をするとなるとボランティアがたくさんいるので、持って上がってもらうことができる。地元の体育館で週に2回くらい、ジュニアとか一般のバドミントンの練習があっているが、あそこはスロープもないので顔出したくても行けない。そういうところがあちこちにある。かなり良くなってはきているが、まだそのようなところがあるので、全部そうしてくれということではないが、もっと気楽に行きやすい環境にあればいいなと思う。
また、体育館の使用料が高いという話があるが、我々がハートセンターで練習する時に、障害者手帳を見せれば無料で使えるが、自分はそれに抵抗がある。無料でなくてもいいんじゃないかと思う。100円でも取ってもいいんじゃないかと思う。何でもかんでも障害者手帳を見せたら無料というのもどうかと思う。それも考えてもらっていいのではないかと思う。

【事務局】
なかなか気付かない部分があるので、今後検討していきたい。すぐにはできないと思うが、使える施設を造るという意識で造らないといけない。

【委員】
30日に市民体育館で風船バレーの大会があるが、重度の障害者が多いと思うので、駐車場から体育館まで行くのにかなり時間がかかるのではないかと危惧しているところである。

【会長】
我々は普段なかなか気付かないので、貴重な意見である。使用料の無料というのは、障害者を大事にするというのとちょっと違うように思う。無料というのも一つの差別化となっていきかねない。そこからまた不便なところが出てくるということになるから、その辺はなるべく垣根をいかにして除けるかということが非常に大事だと思う。

【委員】
スポーツに関わるものとして、民間のテニスクラブがゼロとなったのは長崎市だけだということをとても残念に思う。他都市から転勤されてきた方、特に3月、4月は多いがどこに行けばテニスができるかとよく聞かれる。昔は民間のクラブを紹介していたが、今はどこにも紹介できない。現状、何人か集まってクラブを作って、かきどまり総合運動公園のコートや松山町のコートを借りているので、そのクラブを紹介してあげないといけないが、クラブの活動状況も一つ一つは分からないので、かきどまり総合運動公園のテニスコートとかに行き、声をかけてくださいとしか言えない。そういうこともありテニスというスポーツは停滞していると思う。
その一方で日本女子テニス連盟では、プレイアンドステイというプログラムを組んで、今までは小さな子供達にテニスを教えて、そして、楽しんでもらおうということをやっていたが、なかなか子供達もサッカーや野球など、テニスだけにというのは減ってきている。何歳からでもテニスが始められるように、高齢者が多いので、高齢者でもラケットを握ってテニスを楽しむという運動を始めようとしている。プレイテニスに関わったら楽しいので続けようという運動を始めようとしているところである。スポーツを広める活動をされている方や育成協などに、こちらから集まっているところに行ってきっかけをつくれるかと思いつつある。
毎年夏休みに、ちびっ子テニスというのをやっていたが、それを4年前からファミリーエンジョイテニスという名称に変えた。家族と一緒にボールで遊ぶことから始めようという活動を始めている。昨年頃から、若いお母さん達から私達もテニスをしたいとの声が出てきたので、今年は、子供を連れてきたお母さん達に、テニスで触れ合う場を作ろうかということで企画中である。
テニスボールは固いので、最初抵抗があるが、オレンジボール、グリーンボールと硬さを変えたものが用意されていて、どんな初心者でも飛ぶようにとの工夫がされており、それを知ってもらう活動を今から始めようとしているところである。
アンケートの集計結果を見ると、テニスは数が少ないが、生涯スポーツとして取り組みましょうという方針を立てて、やり始めようとしているところである。他県では幼稚園や小学校などに行って活動している。月に1回集まっているなど、とても活動の幅が広がっているという県もあるが、私達はなかなかそこまで踏み出せないでいるところである。

【会長】
若年から一般選手、高齢になっていく中で、いろいろ取り組み方が違う。スポーツをしたことがない人は取りかかりが難しいと感じている。健康のためには運動・体を動かすということが求められる。本日の主題もそこにあるのではないかと思う。成年になってから取り組めるものではない。小さい時からやっていれば、すぐできるという気持ちになる。また、年取ったら若い人とは別な感じでやりたい。そういうシステムをぜひ平成27年には作ってもらいたいと考えている。

【委員】
私は経済界から出席しているので、その関係で尋ねる。いろんな団体に国体の寄付をお願いされているようで、予算が思ったよりも集まっていないという噂だが、現状はどうか。

【事務局】
本日、国体推進部が出席していないので分からない。調べておく。
必要な経費のうち長崎市の負担金については、予算計上している。

【委員】
国体の予算が足りないということで、長崎市から色々なところに寄付の追加要望があっているので、先ほど施設整備についての要望意見が出ていたが、予算がないのにできるのかなと思った。

【委員】
今、私は小学生にバレーボールを教えているが、小学生にバレーを教える場所が少ないと思う。滑石小学校と滑石地区のふれあいセンターを借りて練習しているが、もう少し練習できる場所が増えたらないいと思う。ジュニアを育てる場所が少ないと思う。

【事務局】
小学校は校区内で団体を作ってもらえば、他の団体との兼ね合いもあるが、優先的に小学校を利用できる。

【会長】
市から配布される生活便利ブックにスポーツのことが載っていない。どうしたら施設が使えるのか、どこにどうしたらいいのかというのがなかった。それは非常に残念だった。市への訴え方が足りないという気がしている。また次版も出てくると思うが、これだけ国も全力を挙げて、いかに高齢者、若年者にスポーツをやろうと一生懸命になっている時だから、そこにターゲットを持って行ったっていいのではないかと思う。

【事務局】
その点は、反省点として次回の作成時に広報広聴課と打ち合わせたい。

【会長】
時代が変わってきているということが大きな要因になってくると思う。今、みんなスポーツしたい、何かしたいと思っている。しかし、どうしたら運動できるか、どこに参加したら仲間ができるかというところが分からないのではないかと思う。一人でやっても長続きしない。そこに5、6名の複数名で自分と気が合った人とやれば、今日はちょっときついなと思っても仲間意識的なもので参加することが大事になってくるので、その辺を行政でも取り上げてもらいたいというふうに考えている。

【委員】
市の広報紙に全部のスポーツを一度に載せなくても、必ず月に1回は出されるので、サッカーについてコラムみたいに載せるのもいいかもしれないと思った。

【会長】
今からはスポーツ振興課が行政の中で一番大事なボジションだと私は思っているので、他の課には遠慮せずにしてもらいたい。
それから、毎月の広報紙にスポーツ欄の場所を決めてほしい。広報紙のどこにスポーツ関係が載っているというふうにしてもらえば助かる。配慮してもらいたい。

【事務局】
市は公的機関なので、営業的なものについては協力できないところがあると思うので、掲載できる内容はある程度限られてくると思う。

【会長】
一回やると意見もいろいろ出てくると思うので、スムーズにいくんじゃないかと思う。

【委員】
問合せ先だけでもいいと思う。長崎県の各スポーツ協会の連絡先などを掲載できないか。

【会長】
今日はジュニアの話とかが出ていた。話が大きいが、2回目の長崎国体は今年だが、早速、長崎での3回目の国体に向けて出発していただきたい。45年というのは長いと思うが、いつの間にか2回目の長崎国体となった。あっという間に3回目の国体がくる。スポーツ選手というのは5年や6年、10年ではできない。お父さんがやっていた、お母さんがやっていたというのがずっと伝わっていっていくもの。ぜひ、行政は、3回目の国体を視野に入れて頑張っていただければと思う。
ほかにありませんか。以上で、本日の議事を全て終了する。

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総務部 行政体制整備室 

電話番号:095-829-1124

ファックス番号:095-829-1410

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